問題一覧
1
【 1 】 健常成人の平地歩行時の下肢筋活動を図に示す。 下腿三頭筋の筋活動に相当するのはどれか。
②
2
【 2 】 図1の検査で異常がみられた場合、図2の脊髄横断面の模式図において損傷が考えられる部位はどれか。
⑤
3
【 3 】 患者の股関節部エックス線写真を下図に示す。 大腿骨および下腿骨に骨折はなく、膝関節の変形や可動域制限はない。 右大腿長44.0cm、両側の下腿長35.5cm、右下肢の棘果長83.0cmであった。 左下肢の肢長検査で正しいのはどれか。
1
4
【 4 】 右股関節の可動域を表に示す。 快適速度で直線路を歩行した場合に予想される特徴はどれか。
歩隔の増加
5
【 5 】 Daniels らの徒手筋力テストで肩関節屈曲(前方挙上)の段階の測定をする際、図のような代償がみられた。 代償動作を生じさせている筋はどれか。
上腕二頭筋
6
【 6 】 義肢の写真を下図に示す。 使われている部品はどれか。
吸着式ソケット
7
【 7 】 病態と図に示す靴の補正との組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。
踵骨骨棘:①, 槌指:⑤
8
【 8 】 14歳の女子。 第5胸椎を頂椎とする側弯症。 Cobb角は18度である。 体幹前屈時の様子を図に示す。 正しいのはどれか。
右凸の側弯である。
9
【 9 】 60歳の男性。右利き。 脳梗塞を発症し、回復期リハビリテーション病棟に入院中である。 食事時に右手でスプーンの柄を握りこんでしまい、うまくスプーン操作ができず、介助が必要になることが多いが、少しずつ食事動作が円滑にできる場面が増えてきている。 頭部MRIを下図に示す。 この食事動作の病態として考えられるのはどれか。
観念失行
10
【 10 】 10歳の男児。 Duchenne 型筋ジストロフィー。 独歩不可能で、屋外は 車椅子で、室内では四つ這い移動が可能。 上肢に拘縮はなく、座位で上肢の使用が可能である。 この時期に優先して行うべき評価はどれか。
呼吸機能検査
11
【 11 】 Down症候群で乳児期前半にみられる特徴的な姿勢はどれか。
2
12
【 12 】 58歳の男性。 歩行時のふらつきを訴えて受診した。 歩隔はやや広いが左右方向は安定しており、前後方向への振り子様の歩容がみられる。検査結果を表に示す。 協調運動改善のための理学療法として適切なのはどれか。
rhythmic stabilization
13
【 13 】 65歳の男性。 被殻出血による右片麻痺。 発症後2か月。 意識レベル、認知機能および左下肢の機能に問題はない。 右足関節の位置覚障害がみられる。起居動作は自立し、座位は安定している。 現在、平行棒内での歩行練習中である。 歩行中、右下肢の振り出しは可能であるが、踵接地がみられず、右下肢立脚中期に膝折れを認める。 Brunnstrom法ステージ右下肢Ⅲ、右下腿三頭筋のMAS(modified AshworthScale)は2である。 歩行に用いる最も適切な装具はどれか。
3
14
【 14 】 75歳の男性。 冠動脈バイパス術後。 病棟での運動療法中に胸部不快感を生じた。 そのときのモニター心電図を下図に示す。 この患者にみられるのはどれか。
心房細動
15
【 15 】 70歳の男性。 脳梗塞による左片麻痺。 線分抹消検査では紙面の左下方の線分抹消が行えず、 車椅子駆動時には左側を壁にぶつけることがあった。 理学療法として適切なのはどれか。
視野が右へ偏位するプリズム付眼鏡をかけてリーチ動作を行わせる。
16
【 16 】 次の文により16、17の問いに答えよ。 20歳の女性。 1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。 実施した検査を図に示す。 矢印は力を加えた方向を示す。 この検査で陽性となったとき、損傷されたのはどれか。
後十字靱帯
17
【 17 】 次の文により16、17の問いに答えよ。 20歳の女性。 1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。 他に損傷がなかった場合、優先すべき 治療はどれか。
大腿四頭筋の強化
18
【 18 】 53歳の女性。 脳出血による右片麻痺で、発症後6週経過。 Brunnstrom法ステージは上肢、手指、下肢ともにⅣ。 両足をそろえた位置から理学療法士を両上肢で押しながら図のように左足を一歩前に出す運動を行っている。 この目的として誤っているのはどれか。
歩隔の拡大
19
【 19 】 42歳の男性。 Guillain-Barré症候群。発症後3日目。 四肢体幹の重度な麻痺と呼吸筋麻痺のため人工呼吸器管理の状態である。 この時期に行う理学療法で適切なのはどれか。
体位排痰
20
【 20 】 多職種で構成される病院内のカンファレンスに出席する際に、先輩から「この会議は、チームビルディングは成熟していて活発な議論がなされるが、コンフリクトマネジメントに課題がある」と助言を受けた。 このカンファレンスにおける対応として最も優先すべきなのはどれか。
意見が衝突した際に注意深く対応する。
21
【 21 】 医療機関における患者の個人情報の取扱いで誤っているのはどれか。
医療機関の判断で利用目的を変更できる。
22
【 22 】 陽性尤度比の説明で正しいのはどれか。
「感度÷(1-特異度)」で計算できる。
23
【 23 】 立位で外乱による体の前方への傾きを足関節の運動で制御する際、外乱直後に最も活動する筋はどれか。
腓腹筋
24
【 24 】 運動による疲労時に筋内で増えるのはどれか。 2つ選べ。
水素イオン(H+), 乳酸
25
【 25 】 SF-36で正しいのはどれか。
アウトカムの指標となる。
26
【 26 】 非圧痕性浮腫を生じる疾患はどれか。
甲状腺機能低下症
27
【 27 】 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)において、基本軸または移動軸が橈骨であるのはどれか。 2つ選べ。
肘伸展, 手背屈
28
【 28 】 Danielsらの徒手筋力テストで、検査する筋の段階と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。
大腿四頭筋の段階3:座位, 下腿三頭筋の段階2:背臥位
29
【 29 】 FIM について正しいのはどれか。 2つ選べ。
運動項目の1つに排尿管理がある。, 認知項目の1つに問題解決がある。
30
【 30 】 骨盤帯付長下肢装具の適合判定で正しいのはどれか。
膝継手軸は矢状面で膝の前後径の1/2の点と後方1/3の点の中間点を通る。
31
【 31 】 肘関節脱臼で多いのはどれか。
後方
32
【 32 】 腰椎椎間板ヘルニアで陽性となるテストはどれか。
大腿神経伸張テスト
33
【 33 】 脳卒中発症後2週間以内に生じにくい合併症はどれか。
肩手症候群
34
【 34 】 筋萎縮性側索硬化症で生じにくい症状はどれか。
眼球運動障害
35
【 35 】 末梢神経損傷で予後が最も良いのはどれか。
ニューラプラキシア(neurapraxia)
36
【 36 】 水の物理的特性で水中運動療法における生理的な作用に影響しないのはどれか。
屈折
37
【 37 】 持久力トレーニングの効果として正しいのはどれか。
安静時心拍数の減少
38
【 38 】 慢性非特異的腰痛の理学療法介入方法について、理学療法診療ガイドラインで強く推奨されているのはどれか。
認知行動療法
39
【 39 】 慢性閉塞性肺疾患のADL動作で最も息切れが生じやすいのはどれか。
洗髪
40
【 40 】 転位のない大腿骨転子部骨折に対する観血的整復固定術後の理学療法として優先度の低いのはどれか。
脱臼予防肢位の指導
41
【 41 】 腰椎分離症で分離するのはどれか。
椎弓
42
【 42 】 Duchenne型筋ジストロフィーについて誤っているのはどれか。
小学校高学年での歩行消失後は四つ這い生活を積極的に指導する。
43
【 43 】 心不全のない急性心筋梗塞患者の退院後運動指導として適切なのはどれか。
週3日以上の有酸素運動
44
【 44 】 白杖を使用している視覚障害者の介助について正しいのはどれか。 2つ選べ。
階段を下りるときは、介助者が一段先に下りる。, バスに乗るときは、介助者が先に乗る。
45
【 45 】 生活習慣病に含まれないのはどれか。
肺炎
46
【 46 】 ICF の脳卒中Brief core setに含まれるのはどれか。
歩行
47
【 47 】 介護保険制度について誤っているのはどれか。
20歳以上の全国民が加入する。
48
【 48 】 端座位で一側の股関節を屈曲する際に抵抗をかけたところStrümpell現象が出現し、歩行動作の練習に役立てようとした。 観察された動きはどれか。
足関節背屈
49
【 49 】 胸髄損傷者の褥瘡予防で正しいのはどれか。
30度側臥位にする。
50
【 50 】 栄養状態の評価として有用性が低いのはどれか。
血小板数
51
【 51 】 上腕骨小結節に付着する筋はどれか。
肩甲下筋
52
【 52 】 皮下組織の直下に筋腹を触知する筋はどれか。
長腓骨筋
53
【 53 】 腕神経叢の後神経束から分岐する神経はどれか。
腋窩神経
54
【 54 】 舌下神経について正しいのはどれか。
舌筋を支配する。
55
【 55 】 脛骨と腓骨の両方に付着する筋はどれか。 (不適切問題:解2つ)
大腿二頭筋, 後脛骨筋
56
【 56 】 解剖学的構造のうち、白質に分類されるのはどれか。
脳梁
57
【 57 】 脳脊髄液の流路において、第三脳室と第四脳室の間に位置するのはどれか。
中脳水道
58
【 58 】 胃の解剖について正しいのはどれか。
食道と胃の境に噴門が位置する。
59
【 59 】 腎臓の解剖について正しいのはどれか。
ネフロンは糸球体と尿細管からなる。
60
【 60 】 細胞分裂の開始に関わるのはどれか。
中心小体
61
【 61 】 1本の神経線維を電気刺激した場合の興奮伝導の説明で正しいのはどれか。 2つ選べ。
興奮は減衰せずに伝わる。, 興奮は太い線維ほど速く伝わる。
62
【 62 】 四肢からの感覚神経伝導路について正しいのはどれか。
温度覚の線維は脊髄節で交叉する。
63
【 63 】 運動時の循環反応で誤っているのはどれか。
脳血流量は減少する。
64
【 64 】 交感神経の作用はどれか。
気管支の拡張
65
【 65 】 右心不全の症候として正しいのはどれか。 2つ選べ。
肝脾腫, 下腿浮腫
66
【 66 】 消化酵素について正しいのはどれか。 2つ選べ。
ペプシンは蛋白質をポリペプチドに分解する。, リパーゼは脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解する。
67
【 67 】 排便機構について正しいのはどれか
排便中枢は大脳皮質からの抑制を受けている。
68
【 68 】 分娩後の乳汁分泌に作用するホルモンはどれか。
プロラクチン
69
【 69 】 代謝について正しいのはどれか。
エネルギー代謝率(RMR)は基礎代謝量を基準とした運動強度である。
70
【 70 】 肩関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。
伸展:大円筋
71
【 71 】 手指の運動とそれに作用する筋の組合せで誤っているのはどれか。
中指MP関節伸展:虫様筋
72
【 72 】 膝関節半月板について正しいのはどれか。
外側半月板は外側側副靱帯に付着しない。
73
【 73 】 足部の内がえしに作用する筋はどれか。 2つ選べ。
後脛骨筋, 前脛骨筋
74
【 74 】 成人の安静開脚立位で正しいのはどれか。
腓腹筋は持続的に活動している。
75
【 75 】 疾患と病因・病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。
Creutzfeldt Jakob病:感染性疾患
76
【 76 】 突然の右不全片麻痺を呈して搬送された患者の発症後6時間の頭部CTを示す。 最も考えられるのはどれか。
被殻出血
77
【 77 】 ワルファリンの作用を減弱させるのはどれか。
ビタミンK
78
【 78 】 正常な肉芽の特徴はどれか。
出血しやすい。
79
【 79 】 意識することなく再生される記憶はどれか。
手続き記憶
80
【 80 】 Erikson による発達段階で老年期に獲得すべき課題はどれか。
統合
81
【 81 】 模擬場面でのリハーサルを技法として用いるのはどれか。
認知行動療法
82
【 82 】 脊髄損傷の自律神経過反射でみられるのはどれか。 2つ選べ。
顔面紅潮, 高血圧
83
【 83 】 老研式活動能力指標の質問項目のうち、手段的ADLに該当するのはどれか。
「バスや電車を使って1人で外出できますか」
84
【 84 】 摂食嚥下障害への対応で正しいのはどれか。
先行期障害に対して食事のペースを指導する。
85
【 85 】 上腕骨顆上骨折で正しいのはどれか。
前腕の循環不全を生じやすい。
86
【 86 】 特発性大腿骨頭壊死症について正しいのはどれか。
ステロイド薬使用者に多い。
87
【 87 】 家族性が孤発性よりも多いのはどれか。
Huntington病
88
【 88 】 重症筋無力症について正しいのはどれか。
自己免疫性疾患である。
89
【 89 】 てんかんについて正しいのはどれか。
睡眠不足は発作の誘因である。
90
【 90 】 眼疾患とその病態の組合せで正しいのはどれか。
Behçet病:ぶどう膜の炎症
91
【 91 】 10か月の正常児でみられるのはどれか。
パラシュート反応
92
【 92 】 高齢者にみられる病態のうち、低栄養の関与が低いのはどれか。
虚血性心疾患
93
【 93 】 2型糖尿病の運動療法について誤っているのはどれか。
尿中ケトン体が陽性の場合においても推奨される。
94
【 94 】 血友病について正しいのはどれか。
膝に関節症をきたす。
95
【 95 】 リンパ浮腫について正しいのはどれか。
蜂窩織炎になりやすい。
96
【 96 】 精神遅滞を生じる疾患のうち、先天性代謝異常が原因であるのはどれか。
フェニルケトン尿症
97
【 97 】 疾患と病変の組合せで正しいのはどれか。
Alzheimer型認知症:アミロイドの沈着
98
【 98 】 境界性パーソナリティ障害にみられないのはどれか。
孤立への欲求
99
【 99 】 てんかんについて正しいのはどれか。 2つ選べ。
欠神発作は過換気によって誘発される。, 複雑部分発作は側頭葉てんかんに多くみられる。