問題一覧
1
介護における記録の目的について、下記の内容のうち不適切なものを1つ選びなさい
介護福祉職の生活の質を向上させるため
2
記録はチームで情報を共有し、統一した介護実践を展開するためのコミュニケーション手段である。
〇
3
介護記録では、利用者毎の日々の生活や支援内容を時間の経過を追って記録するものである。しかし、介護を実施したその日のうちに記録する必要はない。
✕
4
「逐語体」とは、経過記録の原型で、利用者と介護福祉職のやりとりを加工せず、ありのままを記述する事を言う。
〇
5
記録について、下記の文章の( )に入る語句を【語群】から選びなさい。 介護記録において、「出来事そのもの」の記述と、「出来事に対する援助者の解釈や分析」の記述とを区別して記録することが大切である。出来事そのものの記述には、 叙述体と要約体が使われる。また、出来事に対する介護福祉職の解釈や分析の記述には、( )が使われる。 【語群】 ①叙述体 ②要約体 ③説明体 ④逐語体
③説明体
6
記録は介護計画の実施・評価に役立てるものであり、介護福祉職の主観的な判断を記入しない方がよい。
✕
7
利用者本人が介護福祉職に話した内容は、 客観的に乏しいため、記録する必要はない。
✕
8
介護記録は、介護を実施したその日のうちに行う。
〇
9
記録の修正は、修正液で行う。
✕
10
介護記録では常体を使い、家族との連絡記録では敬体を使って文体をそろえる。
〇
11
時折気分が落ち込んだり、憂鬱な気持ちになったり、食欲がわかないといった、症状がいくつかある場合の事を、抑うつ状態といいます。
〇
12
うつ病や抑うつ状態の人がもたらす日常生活コミュニケーションの支障について、下記より適切なものを1つ選択して下さい。
良い事が起きても気分が晴れない
13
うつ病の方の気分が落ち込んでいる場合、 励まし、元気づけることが重要である。
✕
14
うつ病の人とのコミュニケーションを図る際、開かれた質問(オープンドクエスチョン)より閉じられた質問(クローズドクエスチョン)を活用し、考える場面減らしてあげる事が大切です。
〇
15
高次脳機能障害とは、外傷性脳損傷や脳血管障害等により、後天的に学習して獲得した知的機能の各々と関係の深い部分が損傷され、高次脳機能が障害されるものである。
○
16
高次脳機能障害の中で多くみられる障害について、下記の内容より不適切なものを1つ選択してください。
パーキンソン病
17
半側空間無視について、下記の内容から不適切なものを1つ選択してください。
故意に意識的に見えないふりや、気づかないふりをする症状
18
社会的行動障害がある人の症状として、自分の発言や行動、感情をその場の状況に合わせてコントロールする事ができない為、 周囲から困った人、変わり者、ひねくれ者と誤解される事がある。
○
19
高次脳機能障害のある人に対する基本的な対応として、下記より適切なものを1つ選択してください。
周囲の様々な情報を受け取る事がうまく出来ない為、その方に合わせて、生活空間など環境を整える事が大切である
20
発達障害は、先天的な脳の機能障害といわ れている。
○
21
自閉症スペクトラム障害の特性として、コミュニケーションの障害があげられる。
○
22
「不注意」、「多動性」「衝動性」などに よって日常生活に困難を伴う障害を選びな さい。
ADHD
23
「読む」、「書く」、「計算する」等の能力が、全体的な知的発達に比べて極端に苦手なことが特徴の障害を選びなさい。
LD
24
(事例) Jさん。(20歳、男性)は、中度の知的障害を伴う自閉症があり、2か月前から就労継続B型事業所を利用してい る。Jさんは、日常生活に関することは 自分の感情を伝えることができるが、他者の感情を読み取ることや抽象的な言葉の理解は苦手である。また、社会的な善悪に照らして自分の言動を判断することが難しい。ある日、事業所で作業中に Jさんが興奮して他の利用者を叩いた。介護福祉職は二人を引き離し、Jさんを個室に連れて行 って対応した。作業終了 後、同居している家族にJさんの出来事を 伝えた。家族はJさんに、「どうしてそんなことするの。いつも ダメなことばかりして」とイライラした口調で叱った。 (問題) Jさんを個室に連れて行ったときの介護福祉職のJさんに対する最初の言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
「ここで話をしましょう」
25
チームにおけるコミュニケーションの目的 とは、【目標や方針の共有】 【情報の共 有】 【メンバー間の合意形成】である。
○
26
【ホウレンソウ】は、一般的に覚えやすい ように略語で知られています。その略語の 意味を下記より適切なものを1つ選んでください。
報告・連絡・相談
27
会議とは、ある一定の議題について、関係 者が集まり議論をする場であるが、何等か の決定をする事は求められていない。
✕
28
記録は、チームで情報を共有し、統一した 介護実践を展開する為の手段である。
○
29
説明の技術では、介護の実践で集められた 情報や提案、改善策などチームで共有する ために、メンバーに理解してもらえるよう に説明する事が必要である。その方法とし て、口頭で説明する内容を視覚的にわかり やすく示す為に、スライド資料は有効であ るが、配布資料は逆効果である。
✕
30
報告の留意点について、下記より不適切なものを1つ選択してください。
トラブルや事故・苦情は解決してから上司に報告する。
31
連絡の留意点について、下記より適切なも のを1つ選択してください。
適切な方法(口頭か、文書か)を判断して 連絡する。
32
相談とは、問題解決を効率的に行う為の手 段の1つと言えます。
○
33
報告・連絡・相談が行われる為に、上司が 意図的に相談しやすい環境や雰囲気を作る 事は、それほど大切ではない。
✕
34
報告・連絡・相談の目的は、チームのコミ ュニケーションを円滑に進める事である。
○
35
チームにおけるコミュニケーションでは、そ れぞれのメンバーが知り得た情報を共有する 事が必要である。
〇
36
利用者の多面的な支援にそれぞれの専門性を 発揮して総合的にケアチームはどちらかを選 びなさい。
多職種協働チーム
37
介護福祉職チームのコミュニケーションの意 義・目的について適切なものを1つ選びなさ い。
目標や介護方法などを共有して意思統一された介護を提供する必要がある。
38
多職種協働チームのコミュニケーションの意 義・目的について適切なものを1つ選びなさ い。
介護福祉職だけでなく多職種で協働する必要がある。
39
事故報告書の目的について、不適切なもの を一つ選びなさい。
報告者の責任を追及するため
40
ヒヤリハット報告書の目的は、介護事故の 予防である。
〇
41
事故報告書の書き方ついて、適切なものを 1つ選びなさい。
ありのままを書く
42
事故の状況および事故の際にとった処置に ついての記録は、5年間保存する義務がある
✕
43
事故報告書とヒヤリハット報告書は目的は 異なるが、一緒に記載しても良い。
✕
44
ICTとは、「インフォメーション コミュニケーションテクノロジー」 情報通信技術の略であり、通信技術を活用したコミュニケーションである。
〇
45
ICTを活用する事で、情報整理や情報抽出の高速化など多くの利点があるが、コンピューターの記録媒体故障による情報消滅や、情報流出の恐れも多く欠点もみられ る。
〇
46
個人情報は、氏名・生年月日・年齢・職 業・収入等が該当しますが、要配慮個人情 報とはどのような情報が該当するのか、下 記より適切なものを1つ選択してくださ い。
人権・社会的身分・病歴・罪経歴・検診の結果
47
介護サービスを提供する上で、誰もが利用 者の大切な個人情報を漏えいさせてしまう 恐れがある為、常に個人情報を取り扱いな がら仕事をしている事を、自覚する必要は ない。
❌
48
介護サービスを提供するためには、個人情 報は必要ですが、個人情報が漏えいすると どうなるのか、下記より不適切なものを1 つ選択してください。
情報の漏えいがおきても、個人情報が様々な損失を受ける事はない。
49
会議の目的には、確実な情報共有、組織の 意思決定の2つが挙げられます。
〇
50
会議の留意点について、下記より不適切な ものを1つ選択してください。
事前に資料に目を通さなくても、会議に集中すればい。
51
会議の種類には、サービス担当者会議、 ケア検討会議、ケアカンファレンス、事例検討会議等がありますが、これは個別の利用者の介護に関する会議の事をいう。
〇
52
ケアカンファレンスでは、利用者の意向や 希望は関係なく、参加者だけが目標を共有 し、ケアプランや介護計画の立案、修正、 評価を行います。
❌
53
ブレインストーミングの4つの原則につい て、不適切な内容について、下記より1つ選択してください。
他人の意見が正しいかどうかをその場で判断する。