問題一覧
1
脾の作用2つ答えよ
運化, 統血
2
脾の特性を2つ答えよ
昇清, 喜燥悪湿
3
脾の関連領域を(脾の生理と密接な組織・器官)4つ答えよ
口, 涎, 肌肉, 唇
4
脾の関連領域 脾と精神活動2つ答えよ
意, 思
5
飲食物を水穀の精微に変化させる作用は
運化
6
水穀の精微を心や肺に運ぶ作用は
運化
7
脾は飲食物から気・血・津液・精を化生するための水穀の精微を吸収するため、( )といわれる。
気血生成の源
8
運化失調により痰湿が発生するため、脾は( )といわれる。
生痰の源
9
( )は、胃・小腸との共同作業によって行われ、飲食物を水穀の精微に変化させる。
運化
10
脾の作用で血を固摂するのは
統血
11
( )とは、血が脈中から漏れ出るのを防ぐ作用のこと。気の固摂作用の現れであり、脾は気を生成するため、脾には( )作用があるとされる。
統血
12
「清」とは水穀の精微のこと。( )とは、生理物質を上昇させる、組織・器官を正常位置に保つなど、脾が上へと向かう気機を特徴としていることを指す。
昇清
13
脾は燥を好み、水液を嫌う。脾は水液をさばく場所であるため、水液が旺盛になりやすい。 脾が正常に機能するためには、一定の陽気(燥)の補助が必要であり、水液が過剰になると運化に影響を及ぼす。
喜燥悪湿
14
( 1 )は脾胃と連なり、( 2 )は口腔を潤す作用があるため、脾胃の機能失調は、( 1 )や( 2 )に反映されることが多い。
口, 涎
15
脾は気血生成の源であり、( 1 )や四肢は気血による滋養を受けているため、脾の機能失調は( 1 )や四肢に影響を及ぼす。また、( 2 )も( 1 )の範疇であり、口の一部分でもあるため、( 2 )の光沢や色彩は脾の状況を反映する。
肌肉, 唇
16
( )とは、思考・推測・注意力・記憶などの精神活動を表す。この機能は脳(髄海)が気血によって滋養されることで維持される。そのため、気血生成の源である脾の機能失調が起こると、気血が不足し、( )に影響を及ぼす。
意
17
( )という情志は気機を鬱結させる特徴があり、固摂の特徴を持つ脾に影響を与える。
思
18
湿熱が脾胃に影響を及ぼす病証。虚実挟雑証であるが、実証が主 ・上腹部膨満感・嘔吐・食欲不振(気機失調) ・口粘・口乾(痰湿) ・口苦・尿黄(熱) ・下痢 ・舌苔黄膩/脈滑数
脾胃湿熱
19
脾の基本病証 (気虚+痰湿)
脾虚湿盛
20
運化機能の低下により水液が停留して痰湿となり、この痰湿が脾胃に停滞して起こる病証 ・食欲不振・大便溏薄・腹脹(運化の失調) ・浮腫・腹部の痞え・口乾(痰湿) ・舌苔厚膩/脈緩あるいは脈滑
脾虚湿盛
21
脾気が虚し、運化・気血生成が低下した病証 ・食欲不振・大便溏薄・腹脹(運化の失調) ・気虚症状(倦怠感・息切れ・自汗) ・面色萎黄/舌苔薄膩
脾気虚
22
脾の基本病証(気虚)
脾気虚
23
脾の基本病証(陽虚)
脾陽虚
24
温煦作用が低下し、虚寒症状が現れる病証 ・腹部冷え・腹痛・水様便・未消化便・顔面蒼 白・畏寒(陽虚症状) ・気虚症状 ・出血症状(統血の失調) ・浮腫 ・舌質淡胖大/脈遅細無力
脾陽虚
25
脾の基本病証(気陥)
中気下陥
26
脾気虚がベースにあり、さらに昇清の失調による気陥症状が出現した病証 ・内臓下垂・慢性の下痢(下陥症状) ・眩暈・頭痛(脾不昇清) ・倦怠感
中気下陥
27
脾の基本病証(気虚)※固摂↓
脾不統血
28
脾気虚がベースにあり、さらに統血作用の低下による出血症状が出現した病証 ・血便・血尿・崩漏・皮下出血
脾不統血
29
脾の表裏関係の腑
胃
30
脾(胃)の官職名は
倉廩の官