セブンイレブンのVRIO分析を行った以下の文章のうち、①から④にあてはまるものを選択肢a〜fから選びなさい。
・Value
セブンイレブンの自前の物流システムを持ち、こうした物流システムによって付加価値を生み出している。ただし、セブンイレブン以外のコンビニ(ローソンやファミリーマート)も、自前の物流システムを持っているため、この状態は( ① )である。
・Rareness
コンビニが自前の物流システムを持っていることは珍しくないが、セブンイレブンの特徴はドミナント出店しているところにあると言われている。これにより配送効率が上がり、物流コストを削減できる。つまり、セブンイレブンの経営資源には希少性があるため、他社よりも( ② )状態であるといえる。
・Imitability
ドミナント出店の強みは、他社に真似されにくいことにある。ある地域に集中して出店する方法はコストがかかるため、新規参入者にとって( ③ )となる。そのほかに、セブンイレブンの強みとしてPOSシステムを導入していることがあげられる。こうしたドミナント出店やPOSシステムは、簡単には真似できない仕組みであり、膨大なコストを投入しても模倣することは難しい。
・Organization
こうしたセブンイレブンの高度な物流システムは、事業戦略として生かすことができる組織能力があってこそ、優れた経営成果につながっている。つまり、セブンイレブンの経営資源は模倣されにくく、さらにそれをとりまとめる組織があることから、( ④ )が構築できていると分析できる。
a.競争劣位
b.競争同位
c.一時的な競争優位
d.持続的な競争優位
e.参入障壁
f.退出障壁
No.32
先行者優位が生じる状況を述べたものとして正しいものをひとつ選びなさい。
No.33
経験曲線効果について述べた以下の文章のうち、①〜④に当てはまる数字を答えなさい
70%の経験曲線とは、最初の1単位あたりのコストが5000円の製品の場合、生産量が2倍になるごとに、製品1単位あたりのコストが( ① )%低下していく現象である。この時、累積生産量が2個になると、製品1単位あたりのコストは( ② )円、累積生産量が4個になると製品1単位あたりのコストは( ③ )円になる。累積生産量が1024個になると製品1単位あたりのコストは約( ④ )円になる。