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遺伝子工学概論2
  • 西田雄亮

  • 問題数 84 • 7/19/2024

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    問題一覧

  • 1

    サザンブロット法の検出対象物質はどれか。

    DNA

  • 2

    DNAの伸長反応を停止させることで塩基配列を決定する方法はどれか。

    ジデオキシ法

  • 3

    DNAプローブを用いて、目的とするRNAを検出する方法はどれか。

    ノーザンブロット法

  • 4

    プローブを用いて、特定のDNAを検出する方法はどれか。

    サザンブロット法

  • 5

    ハイブリッド形成により、プローブと相補的な塩基配列をもつRNAを検出する方法はどれか。

    ノーザンブロット法

  • 6

    2'、3'-ジデオキシリボヌクレオシド三リン酸を用いて目的DNAの塩基配列を決定する方法はどれか。

    サンガー法

  • 7

    塩基配列決定法について、正しい記述はどれか。

    ジデオキシ法は、DNA合成の伸長反応の停止を利用する。

  • 8

    プローブを用いて、特定のRNAを検出する方法はどれか。

    ノーザンブロット法

  • 9

    遺伝子 X の転写は薬物ア及びイにより促進される。両薬物による遺伝子 X の転写促進に関わるプロモーター領域中の DNA 部位を同定するために、レポーター遺伝子を用いたプロモーター解析実験を行った。以下に実験方法の概要を記す。 哺乳動物由来細胞における転写調節とプロモーター解析実験の方法及び考察に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1 つ選べ。

    転写開始点から 120 bp 上流〜80 bp 上流の DNA 配列は、薬物イによるレポーター遺伝子産物の発現増加に関与していると考察される。

  • 10

    ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法により、図の破線で囲んだ塩基配列を増幅したい。適切なプライマーの組合せはどれか。1 つ選べ。なお、プライマーの塩基数は簡素化してはじめの6塩基のみを記している。また、本法において用いる DNA ポリメラーゼは 5′→3′の方向に DNA鎖を伸長する。

    2

  • 11

    Polymerase chain reaction(PCR)法に関する記述のうち、正しいのはどれか。

    逆転写反応を伴ったPCR法を行うことで、RNAの情報を間接的に増幅させることが可能である。

  • 12

    遺伝子工学の手法とその特徴との組合せのうち、正しいのはどれか。1 つ選べ。

    5

  • 13

    遺伝子工学に用いられる手法及び細胞とその特徴との組合せのうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

    2

  • 14

    マウスのある細胞において、タンパク質(ア)及び(イ)の産生は転写因子 X により調節されている。両タンパク質の産生に対するその転写因子の機能を明らかにするため、以下のsiRNA(低分子干渉 RNA)導入実験を行った。実験方法、原理と考察に関する記述のうち、適切なのはどれか。2 つ選べ。

    3, 5

  • 15

    ヒト細胞における既知遺伝子の発現を PCR(polymerase chain reaction)法により検出するために以下の実験を行った。実験方法と考察に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    3, 5

  • 16

    ある DNA の塩基配列をジデオキシ法により解析し、図のような実験結果を得た。また、表(制限酵素一覧)を参照して、その配列中の制限酵素部位の同定を行った。 X 線フィルム上で解読した DNA 配列及び実験方法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    DNA 伸長反応を停止させる ddNTP には、3′の位置にヒドロキシ(OH)基が存在しない。, EcoRⅠにより認識・切断される配列が存在する。

  • 17

    下図は、二本鎖DNAに含まれる破線で囲んだ塩基配列 Xの増幅を目的としたpolymerase chain reaction(PCR)法の概略図である。下図及び PCR 法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    2, 5

  • 18

    関節リウマチでは、インターロイキン(IL)-1 などの作用により滑膜細胞から滑膜を破壊するゼラチナーゼ B の産生が促され、関節破壊が生じることが知られている。関節リウマチ関連分子であるゼラチナーゼ B の遺伝子発現解析のため、RT-PCR(Reverse Transcription Polymerase Chain Reaction)法を行った。実験操作及び実験結果に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。なお、本実験では、ハウスキーピング遺伝子(細胞の機能維持に必要であり、常時一定レベルで発現が保たれている遺伝子)としてグリセルアルデヒド 3-リン酸脱水素酵素(GAPDH)遺伝子を用いた。

    RT-PCR 法で用いられる基質は、デオキシリボヌクレオシド三リン酸(dNTP)である。, デキサメタゾンは、ゼラチナーゼ B 遺伝子の発現を抑制させると考えられる。

  • 19

    あるタンパク質 X を発現する遺伝子 X のプロモーター領域には、3 つの転写調節領域(A、B、C)があることが知られている。これらの転写調節領域の機能を調べるために、以下のレポーターアッセイを行った。実験方法と考察に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    各細胞のルシフェラーゼの活性を測定することで、遺伝子 X の発現を制御する転写調節領域(A、B、C)の働きを調べることができる。, 転写調節領域 A 及び C を含み B を含まない DNA 断片を細胞ア、イ、ウに導入した場合、いずれの細胞においてもルシフェラーゼ活性が観察されると考えられる。

  • 20

    組換え体医薬品に該当するのはどれか。

    インフリキシマブ

  • 21

    下記の循環器用医薬品のうち、組換え体医薬品に該当するのはどれか。

    アルテプラーゼ

  • 22

    組換え体医薬品に関する記述として、適切でないのはどれか。

    貯蔵温度が1〜10℃以下で不安定になるおそれがある。

  • 23

    組換え体医薬品の特徴として正しいのはどれか。

    作用の持続性を調整することができる。

  • 24

    組換え体医薬品に関する記述のうち正しいものを2つ選べ。

    遺伝子組換え技術を応用して、製造される。, 有害事象として、免疫原性の発現、感染性物質の混入などによるものがある。

  • 25

    組換え体医薬品でないのはどれか。

    ソラフェニブ

  • 26

    遺伝子産物がチロシンキナーゼ型受容体の一つであるヒト上皮増殖因子受容体2型であり、乳がんや胃がんで変異が認められる、がん遺伝子はどれか。

    HER2

  • 27

    HER2タンパク質に特異的に結合し、腫瘍細胞増殖を抑制する分子標的薬を2つ選べ。

    ラパチニブトシル酸塩水和物, トラスツズマブ

  • 28

    インフリキシマブの標的分子として正しいのはどれか。

    腫瘍壊死因子α(TNF-α)

  • 29

    HER2タンパク質及びBRCA遺伝子に関する記述のうち、誤っているのはどれか。

    BRCA遺伝子は、GTP結合タンパク質をコードしている。

  • 30

    トラスツズマブエムタンシン製剤に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

    有効成分は、点滴静注後、ヒト上皮増殖因子受容体2型(HER2)を標的として抗がん薬DM1を能動的にターゲティングする。, 有効成分が細胞内に取り込まれた後、リソソーム内で抗がん薬DM1を遊離する。

  • 31

    ニボルマブ(遺伝子組換え)は、T細胞上に発現するprogrammed cell death-1(PD-1)と結合する分子標的薬である。T細胞とPD-1及び関連するタンパク質に関する記述のうち正しいものを2つ選べ。

    ナイーブT細胞は、共刺激シグナルなしに抗原提示を受けると、免疫不応答状態になることがある。, PD-1のリガンドであるPD-L1は、樹状細胞などに発現し、T細胞膜上のPD-1と結合することでT細胞の活性を抑制する。

  • 32

    腫瘍壊死因子-α(TNF-α)と結合し、その作用を抑制するのはどれか。

    エタネルセプト

  • 33

    TNF-αに特異的に結合することで、TNF-αとその受容体の結合を阻害するのはどれか。

    インフリキシマブ

  • 34

    抗原提示細胞表面のCD80/CD86に結合し、T細胞へのCD28を介した共刺激シグナルを阻害するのはどれか。

    アバタセプト

  • 35

    トシリズマブの抗リウマチ作用における標的分子はどれか。

    インターロイキン(IL)-6受容体

  • 36

    RANKL(NF-κB活性化受容体リガンド)に特異的に結合し、破骨細胞による骨吸収を抑制するのはどれか。

    デノスマブ

  • 37

    デノスマブの骨吸収抑制作用の機序はどれか。

    NF-κB活性化受容体リガンド(RANKL)に結合

  • 38

    骨粗しょう症治療薬のラロキシフェンの標的分子はどれか。

    エストロゲン受容体

  • 39

    Bcr-Ablチロシンキナーゼを阻害し、抗悪性腫瘍作用を示す薬物はどれか。

    イマチニブ

  • 40

    ゲフィチニブの抗腫瘍作用の機序はどれか。

    上皮細胞成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼ

  • 41

    上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)に特異的に結合することで、EGFとEGFRとの結合を阻害する抗悪性腫瘍薬はどれか。

    セツキシマブ

  • 42

    ラムシルマブの抗悪性腫瘍作用に関わる標的分子はどれか。

    VEGFR-2(血管内皮増殖因子受容体2型)

  • 43

    関節リウマチに用いられる抗ヒトTNF-αモノクローナル抗体製剤はどれか。

    インフリキシマブ

  • 44

    血管内皮増殖因子受容体2(VEGFR-2)に結合することで、血管新生を抑制するのはどれか。

    ラムシルマブ

  • 45

    上皮成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼを選択的に阻害し、抗悪性腫瘍作用を示すのはどれか。

    ゲフィチニブ

  • 46

    血管内皮増殖因子(VEGF)に結合し、血管新生を抑制する薬物はどれか。

    ベバシズマブ

  • 47

    ヒト型抗血管内皮増殖因子受容体(VEGFR)-2モノクローナル抗体製剤はどれか。

    ラムシルマブ

  • 48

    HER2を過剰発現している乳がんの患者に用いられる分子標的薬はどれか。

    トラスツズマブ

  • 49

    薬物代謝酵素の遺伝子多型に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

    CYP2C9のPMでは、フェニトインによる中枢毒性発現のリスクが増大する。, N-アセチル転移酵素2(NAT2)のslow acetylator(SA)では、イソニアジドによる副作用のリスクが増大する。

  • 50

    遺伝子多型によりコデインの薬効が最も影響を受ける薬物代謝酵素はどれか。

    CYP2D6

  • 51

    薬効の発現と遺伝子変異との関係が最もよく研究されているのはどれか。

    薬物代謝酵素

  • 52

    上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ(EGFRチロシンキナーゼ)を標的とした再発非小細胞肺がんの分子標的治療に使用する薬物はどれか。

    ゲフィチニブ

  • 53

    イリノテカン塩酸塩水和物の活性代謝物であるSN-38の排泄に関与する薬物代謝酵素はどれか。

    UGT(UDPグルクロノシルトランスフェラーゼ)

  • 54

    トラスツズマブの治療効果に最も影響を与える遺伝子はどれか。

    HER2遺伝子

  • 55

    68歳男性。切除不能な再発非小細胞肺がんと診断され、治療薬を選択するため、遺伝子検査(下図)を行った。次のうち A に該当する治療薬はどれか。1つ選べ。

    クリゾチニブ

  • 56

    テーラーメイド医療について、適切な記述はどれか。

    個別化医療とよばれる。

  • 57

    薬物代謝酵素UDPグルクロノシルトランスフェラーゼ1A1(UGT1A1)が代謝に関与する薬物はどれか。

    イリノテカン

  • 58

    遺伝子多型により、イリノテカン塩酸塩水和物の体内動態に最も影響を及ぼす代謝酵素はどれか。

    UGT1A1

  • 59

    術後の再発を認めた肺腺がんの患者に対し遺伝子検査を行った結果、異常を認めたため、クリゾチニブによる治療を検討している。クリゾチニブを投与する前に確認すべき遺伝子検査として正しいものを2つ選べ。

    ALK, ROS1

  • 60

    ゲフィチニブが標的としているのはどれか。

    EGFR

  • 61

    20名の被験者において、CYP2D6の遺伝子型を解析したところ、以下の結果が得られた。 この被験者集団におけるCYP2D6遺伝子の*10アレルの頻度として、正しいのはどれか。1つ選べ。なお、アレルの頻度とは、ある集団で、該当する遺伝子配座においてそのアレルが占める割合のことをいう

    40%

  • 62

    N-アセチルトランスフェラーゼ(NAT2)の遺伝子多型により影響を受ける薬剤はどれか。

    イソニアジド

  • 63

    「個々の患者の遺伝的体質を治療に反映させた個人別に適した医療」にあてはまる語句として適切なのはどれか。

    テーラーメイド医療

  • 64

    N-アセチルトランスフェラーゼ(NAT2)の遺伝子多型により最も影響を受ける薬剤はどれか。

    イソニアジド

  • 65

    トラスツズマブが標的としているのはどれか。

    HER2

  • 66

    UGT1A1遺伝子多型により、代謝に影響を受ける薬物はどれか。

    イリノテカン塩酸塩水和物

  • 67

    薬効の個人差に最も大きく影響すると考えられる要因はどれか。

    遺伝子変異

  • 68

    コンパニオン診断を実施する目的でないのはどれか。

    多剤耐性菌の発現抑制

  • 69

    投与する際に、EGFRの変異の有無を確認する必要のある薬物はどれか。

    ゲフィチニブ

  • 70

    セツキシマブを使用する際、コンパニオン診断にて判断する項目はどれか。

    KRASの変異

  • 71

    55歳男性。急性骨髄性白血病と診断され、血縁者からの末梢血幹細胞移植を行うこととなった。この患者の治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。

    タクロリムスを移植手術の前から投与する。

  • 72

    遺伝子治療に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

    がんや先天的遺伝子疾患の治療への応用が試みられている。, in vivo遺伝子治療は、遺伝子を直接患者に投与して、標的細胞に導入する方法である。

  • 73

    遺伝学的検査・診断に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

    すでに発症している患者の診断を目的として行われた遺伝学的検査の結果は、患者の診療に関係する情報と一緒に保管する。, 遺伝情報は、血縁者間で一部共有されていることを考慮する必要がある。

  • 74

    幹細胞に関する記述のうち正しいものを2つ選べ。

    胚性幹細胞(ES細胞)は、自己複製能を持つ。, 造血幹細胞は、臍帯血にも存在する。

  • 75

    人工多能性幹細胞(iPS細胞)の樹立に用いられるのはどれか。

    皮膚細胞

  • 76

    文部科学省及び厚生労働省が定める遺伝子治療臨床研究に関する指針において、被験者の人権保護のために規定されている事項を2つ選べ。

    被験者の選定にあたっては、症状、年齢、同意能力等を考慮し、慎重に検討しなければならない。, 被験者の同意を得るにあたっては、定められているすべての事項について、可能な限り平易な用語を用いて説明しなければならない。

  • 77

    次のうち、倫理的問題が少なく、近い将来、再生医療への応用に最も期待されているのはどれか。

    iPS細胞

  • 78

    再生医療において、倫理的問題が少ないとされる細胞はどれか。

    iPS細胞

  • 79

    世界で初めて遺伝子治療が行われた疾患はどれか。

    ADA欠損症

  • 80

    遺伝子治療に関する記述として、適切でないのはどれか。

    日本で最初に行われた遺伝子治療は、2000年のアデノシンデアミナーゼ(ADA)欠損症に対するものである。

  • 81

    移植医療に関する記載について、誤っているのはどれか。

    脳死臓器移植、生体臓器移植ともに、日本臓器移植ネットワークに登録する必要がある。

  • 82

    造血幹細胞移植時における移植片対宿主病(GVHD)について正しいのはどれか。

    予防として移植前日から免疫抑制薬注射剤の持続投与を開始する。

  • 83

    造血幹細胞移植に関する記述のうち、正しいのはどれか。

    自家移植では同種移植と比較して、拒絶反応のリスクが少ない。

  • 84

    iPS細胞の特徴として正しいのはどれか。

    生命倫理上の問題はない。