問題一覧
1
人類が初めて発見した抗生物質であり、 1928年にアレキサンダー・フレミングによって発見された。 青カビが作っている「菌を殺す物質」である。
ペニシリン
2
微生物が産生する物質のうち、 他の微生物の発育を阻止する化学物質
抗生物質
3
微生物に作用する薬物 抗生物質+人工合成した化学物質
抗感染症薬
4
宿主(人体)には毒性を及ぼさずに、 病原微生物だけに選択的に毒性を発揮する性質
選択毒性
5
抗感染症薬
原因療法
6
宿主の抵抗力が著しく低下したことにより、 病原性の弱い微生物によって感染が起こり、 病気を引き起こす。 ・口腔カンジダ症
日和見感染
7
抗感染症薬を長期・大量に投与すると、 常在細菌のバランスが崩れ、新しい感染症を発症する。 ・口腔カンジダ症 ・黒毛舌 ・下痢
菌交代現象
8
その抗感染症薬が、 効力を発揮する微生物の種類の範囲を【 】という。 広いと菌交代現象が起こりやすく、服薬を途中でやめると耐性菌ができやすい。
抗菌スペクトル
9
微生物の発育や増殖を抑制する作用を 【 】作用という。
静菌
10
原核生物
細菌
11
真核生物
真菌, 原虫
12
細胞膜障害作用のある抗感染症薬
ポリエン系, アゾール系
13
細胞壁合成阻害作用のある抗感染症薬
β-ラクタム系
14
葉酸合成阻害作用(代謝拮抗)のある抗感染症薬
スルホンアミド系
15
DNA合成阻害(核酸)のある抗感染症薬
ピリドンカルボン酸系(ニューキノロン系)
16
リボソームに作用することで蛋白質合成阻害を行う抗感染症薬
テトラサイクリン系, クロラムフェニコール系, マクロライド系, アミノグリコシド系
17
《細胞壁合成阻害をする抗感染症薬》 【 】層で構成される細胞壁の合成を阻害する。 β-ラクタム系には 【 】系、【 】系抗感染症薬がある。
ペプチドグリカン, ペニシリン, セフェム
18
β-ラクタム系抗感染症薬のうち、 副作用として薬物アレルギーがあるもの
ペニシリン系
19
β-ラクタム系抗感染症薬のうち、 副作用として菌交代現象があるもの
セフェム系
20
アミノグリコシド系
21
タンパク質合成阻害作用のある抗感染症薬のうち、副作用が少ないもの。
マクロライド系
22
クロラムフェニコール系
23
タンパク質合成阻害作用のある抗感染症薬のうち、副作用で歯の黄染やエナメル質形成不全がみられるもの。
テトラサイクリン系
24
核酸合成阻害作用のある抗感染症薬の ニューキノロン系の副作用
アルミニウム、マグネシウム、鉄、カルシウムとキレートを形成し、それらの吸収を妨げる。小児や妊婦では禁忌になる。
25
葉酸合成阻害作用のあるスルホンアミド類
抗感染症薬
26
ポリエン系やアゾール系 【 】作用のある抗感染症薬であり、 とくに【 】の細胞膜を構成する 【 】を阻害する。
細胞膜障害, 真菌, エルゴステロール
27
口腔カンジダ症に効く
ポリエン系, アゾール系
28
細胞膜障害作用のある抗感染症薬(抗真菌薬) ポリエン系は、【 】【 】
細胞膜のエルゴステロールを破壊する, アムホテリシンB
29
細胞膜障害作用のある抗感染症薬(抗真菌薬) アゾール系は、【 】【 】
細胞膜のエルゴステロールの合成を阻害をする, ミコナゾール
30
抗菌薬(抗生物質)は【 】には全く効果がない。
ウイルス
31
対象とする病原微生物を殺菌作用あるいは静菌作用を持つ薬物
消毒薬
32
芽胞を死滅できる
グルタルアルデヒド(グルタラール), 過酢酸, フタラール, オキシドール, 次亜塩素酸ナトリウム
33
手指・皮膚に使用できる
オキシドール, クロルヘキシジングルコン酸塩, ポピドンヨード, エタノール, プロパノール, ベンザルコニウム
34
創傷、粘膜に使用できる
オキシドール, ポピドンヨード, ベンザルコニウム
35
金属には使用しない
次亜塩素酸ナトリウム, ポピドンヨード
36
オキシドール(過酸化水素水)の濃度
2.5〜3.5%
37
エタノールの消毒薬としての 至適濃度は【 〜 】パーセントである。
70〜80
38
イソプロパノールの消毒薬としての 至適濃度は【 〜 】パーセントである。
50〜70
39
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスに有効
グルタラール, 次亜塩素酸ナトリウム
40
すべての微生物を完全に 殺滅または除去(無菌状態)にすること。
滅菌
41
中膜の平滑筋と弾性線維により伸縮性と弾力がある
動脈
42
細動脈と細静脈とを結ぶ網目状の血管で最も細い血管を【 】という。 単層の内皮細胞からなり、 【 】はない。
毛細血管, 平滑筋
43
心臓がポンプとして、血液を十分に送り出すことができない状態。
心不全
44
動脈硬化などで冠血管が細くなり、 心臓への酸素供給が不足した状態。
狭心症
45
心拍数の異常、またはリズムの不規則な状態。
不整脈
46
遺伝的素因と日常生活上の不摂生(塩分の過剰摂取、ストレス、運動不足、アルコール、肥満など)以外に高血圧の原因がみつからない。 80〜90%を占める。
本態性高血圧
47
カルシウム拮抗薬の作用
心筋の収縮を妨げる, 血管を拡張する
48
カルシウム拮抗薬では、 【 】を遮断することにより、 心筋と血管の収縮を妨げる。
カルシウムチャネル
49
利尿薬は【 】の再吸収を阻害すると 水も再吸収されにくくなることを利用して利尿作用を得る。 利尿作用によって【 】量を減少させることで血圧を下げる。
ナトリウム, 血液
50
腎臓の糸球体に流れ込む動脈の壁で、 血圧を感知して、【 】を分泌する。 圧力が低下する分泌量は増加し、 上昇すれば分泌量は低下する。
レニン
51
レニンは血中のアンジオテンシノーゲンに作用し、 【 】Ⅰ(AⅠ)を遊離する。 AⅠは血管内皮細胞膜にある【 】変換酵素(ACE)により 【 】Ⅱ(AⅡ)に変換される。
アンジオテンシン
52
アンジオテンシンⅡ ①強力な【 】作用で血圧を上昇させる。 ②副腎皮質に作用して 【 】の生成・分泌を促し血圧を上昇させる。
血管収縮, アルドステロン
53
血管に存在する 【 】1 受容体は、 交感神経系に関わり、【 】1 受容体が 刺激されると心臓の拍動も活発になる。 【 】遮断薬は心臓の働きを抑えて高血圧の治療薬となる。
β
54
末梢血管に存在する【 】1受容体は、 興奮することで《血管が収縮》する。 【 】遮断薬は、血管が細くなるのを抑制するため、高血圧の治療薬となる。
α
55
ニフェジピン
56
カプトプリル
アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬
57
アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬の カプトプリルは、副作用として【 】がみられる。
味覚障害
58
《不整脈治療薬》 リドカインは【 】
Na+チャネル遮断薬
59
【 】治療薬では、 ・心臓の収縮力を増強し、心拍数増加をさせる ・心臓の負荷を軽くする(血管拡張、尿増加) 作用がが求められる。
心不全
60
強心薬の【 】製剤の有効成分は【 】で、 心筋細胞内のCa2+濃度を高めて、心収縮率を 増加させる。
ジギタリス, ジゴキシン
61
硝酸薬は【 】の治療薬で、 【 】がある。
狭心症, ニトログリセリン
62
ニトログリセリンなどの硝酸薬は、 【 】が血管平滑筋に作用して、 末梢血管を【収縮・拡張】し、 心臓に戻る血液量を低下させる。
一酸化窒素, 拡張
63
脂質異常症での コレステロールやトリグリセライドは、 【 】の危険因子の一つになる。
動脈硬化
64
細胞や血管のコレステロールを肝臓へ回収する
HDLコレステロール
65
炎症性ケミカルメディエーターのうち 【 】は、Ⅰ型アレルギー反応に関与する。
ヒスタミン
66
アレルゲンなどの侵入により 複数の臓器に全身性にアレルギー症状があらわれて生命に危機を与え得る過敏反応を 【 】反応という。
アナフィラキシー
67
アレルゲン(薬物など)と結合した IgE が 【 】の表面に吸着すると、 脱顆粒を起こし、ケミカルメディエーターである 【 】が放出される。 これによって、アレルギー反応が引き起こされる。
肥満細胞, ヒスタミン
68
ヒスタミン受容体のうち、 Ⅰ型アレルギーや炎症に関与するのは【 】
H1受容体
69
ヒスタミンのH2受容体は、【 】分泌に関与する。
胃酸
70
抗ヒスタミン薬(H1受容体拮抗薬)の 【 】は、アレルギー性皮膚疾患のための軟膏である。
ジフェヒドラミン
71
第一世代抗ヒスタミン薬の ジフェヒドラミンやクロルフェニラミンは、 副作用として【 】や口渇があるため、 副作用を少なくするための第二世代抗ヒスタミン薬もある。
眠気
72
気管支喘息は 【 】型アレルギーによって引き起こされ、 気管支平滑筋の収縮 、気道分泌の亢進、 気道粘膜の浮腫により、喘嗚を伴う発作性の呼吸困難などの症状がみられる。
Ⅰ
73
《気管支喘息治療薬》 抗炎症薬と気管支拡張薬がある。 抗炎症薬は?
吸入ステロイド, 抗アレルギー薬
74
《鎮咳薬》には ①【 】性・・・延髄の咳中核を直接抑制 ②非【 】性 がある。
麻薬
75
《鎮咳薬》 麻薬性で、延髄の咳中枢を直接抑制、気管支分泌の低下させる。
コデイン, ジヒドロコデイン
76
《鎮咳薬》 非麻薬性で、咳中枢に作用するが、 気道分泌、平滑筋収縮作用は弱い。
デキストロメトルファン
77
《去痰薬》 気道分泌亢進薬
ブロムへキシン
78
《去痰薬》 気道粘液溶解薬
アセチルシステイン
79
胃液の成分
ペプシン, 胃酸, 粘液
80
酸性非ステロイド性抗炎症薬は 【 】の産生をブロックするため、 消化性潰瘍の攻撃因子となる。
プロスタグランジン
81
《消化性潰瘍治療薬》 制酸剤として、胃の壁細胞から分泌され る胃酸(塩酸)を化学的に中和する。
酸化マグネシウム, 水酸化アルミニウム, 炭酸水素ナトリウム
82
シメチジン
83
制酸剤の【 】、【 】、【 】は、 テトラサイクリン系やニューキノロン系の 抗菌薬と併用すると、 消化管からの吸収が《低下》する。
水酸化アルミニウム, 酸化マグネシウム, 炭酸水素ナトリウム
84
プロスタグランジンは消化性潰瘍の【 】因子
防御
85
気管支喘息の対策 【 】薬 【 】薬
抗炎症, 気管支拡張