問題一覧
1
武士が日本に登場したのはいつ頃?
10~11世紀
2
現在家紋はいくつくらいある?
1万個
3
武士たちはなぜ家紋を掲げて戦場に出たのか?
戦争に勝った時点で、どこの家が勝ったのか分からず、手柄をあげられないから
4
家紋はどうやって日本に入ってきたの?
ヨーロッパから伝わり、貴族の文化と融合して広まった
5
大名田堵とはなにか
大規模な名を請け負い、活発な農業経営を行う有力農民
6
大名田堵と土着した国司が田地の開発を申請した者はだれか
国衙
7
開発領主が武装をすすめた理由はなにか
所領を守り農民を支配するため
8
この時代の馬の体高はどのくらいあったか
120~135cm
9
開発領主(武士)の一部が国衙の役人として実務を担当した者をなんというか
在庁官人
10
世襲とはなにか
親から子に継がれること
11
国衙領とはなにか
公領のうち、国司・地方豪族が私領化したもの
12
令外官とは?
今までの律令制度がダメになり、新たに作られた役職
13
令外官を三つ答えよ
勘解由使, 押領使, 追捕使
14
荘園とはなにか
貴族や有力な寺社などが財力で開墾し私有地としていた大規模な農園
15
寄進とはなにか
自分よりも権力の強い人に土地を守ってもらうこと
16
開発領主の主な寄進先はどこか
天皇家や摂関家
17
開発領主は天皇家や摂関家に守ってもらうために何を渡していたか
金や米などの年貢
18
開発領主の田地に含まれていたものはなにか
山林や河川、未開発地
19
この時の荘園をなんというか
寄進地系荘園
20
荘官に当たるものはなにか
荘園の領主である天皇家・摂関家、大寺院
21
本家、領家のうち荘園の実質的な支配権を持つものをなんというか
本所
22
領家とはなにか
本家と荘官・開発領主を仲介する貴族
23
荘官とはなにか
開発領主、現地で田地の運営・管理を担う役職
24
史料「東寺百合文書」中で領家に当たる人物は誰か
藤原実政、仁和寺
25
史料「東寺百合文書」中で本家に当たる人物は誰か
高陽院内親王, 仁和寺
26
史料『東寺百合文書』で開発領主に当たる人物は誰か
寿妙, 高方
27
鹿子木は肥後国を指すが、肥後国とは現在の何県か答えよ
熊本県
28
当時の相承は、( ) 沙弥寿妙 嫡嫡 相伝也。 空欄に当てはまる語句を答えよ
開発領主
29
寿妙の末流( A )の時、権威を借らんが為に、( B )卿を以て( C )と号し、年貢( D )石を以て之を割き分ち、( A )は庄家領掌 進退の( E )となる。 空欄A〜Eに当てはまる語句や数字を答えよ
A 高方, B 実政, C 領家, D 400, E 預所職
30
( A )の末流の願西微力の間、( B )の乱妨を防がず。是の故に願西、( C )得分( D )石を以て、( E )に寄進す。 件の宮薨去の後、御菩提の為に、勝功徳院を立てられ、彼の( D )石を寄せらる。其の後、( F )の御計として、( G )に進付せらる。是れ則ち( H )の始め也。 空欄A〜Hに当てはまる語句や数字を答えよ
A 実政, B 国衙, C 領家, D 200, E 高陽院内親王, F 美福門院, G 御室, H 本家
31
件の宮とは誰のことを指すか
高陽院内親王
32
御室が指す寺院はなにか
仁和寺
33
国家への租税を免除される特権をなんというか
不輸の権
34
官省符荘とはなにか
太政官符・民部省符によって不輸の権を獲得した荘園
35
民部省とはなにをする役所か
戸籍や税を管理する役所
36
国免荘とはなにか
国司によって不輸の権を獲得した荘園
37
荘園内への検田使・追捕使の立ち入りを拒否する権限をなんというか
不入の権
38
領域型荘園とはどのような荘園のことか
国衙の干渉を受けず、荘園領主が土地と荘民を独自に支配できる荘園
39
領域型荘園の特徴を述べた文として正しいものを次のa〜dから全て選べ a. 初期荘園と同様に耕地のみで構成され、集落や山野河海は含まれなかった b. 官物などの国家への租税が免除される不輸の特権が与えられた。 c. 太政官府などが税で免除された荘園を国免荘、国司が免除を認めた荘園を官省符荘という d. 日常的な支配は院や摂関家が取り仕切り、中下級貴族や開発領主はそれに関与しなかった
b
40
荘園公領制とはなにか
荘園と国衙領で構成される土地制度
41
名の管理・運営、荘園領主・国司への年貢、公事の納入を請け負う役職をなんというか
名主
42
後三条天皇について説明した文として誤っているものを次のa〜dから全て選べ a. 摂関家を外戚としない天皇であった b. 大江匡房らの補佐を得て親政を行った c. 公定の宣旨枡を制定し、国ごとに耕地の調査を行った d. 内裏の造営費用をまかなうため、一国平均役を荘園のみに賦課した
d
43
1069年、摂関家や石清水八幡宮が打撃を受けた、後三条天皇が出して令をなんというか
延久の荘園整理令
44
荘園から証拠文書を出させ、基準を満たさない荘園を公領として徴税可能な土地とするために 置いた役所をなんというか
記録荘園券契所
45
後三条天皇が設置した、公定の枡をなんというか
宣旨枡
46
後三条天皇が宣旨枡を制定した目的はなにか
荘園ごとにバラバラだった枡の容量を統一するため
47
荘園・公領を問わず一律に賦課する政策をなんというか
一国平均役
48
一国平均役で徴税をするのは誰か
国司
49
後三条天皇はなぜ荘園整理令を出したのか。空欄に当てはまる語句を答えよ 荘園を廃止することで( )氏の財政に打撃を与え、力を失わせようとしたから
藤原
50
後三条天皇の次の天皇を答えよ
白河天皇
51
白河天皇が1086年に譲位し、即位した天皇は誰か
堀河天皇
52
即位した当時、堀河天皇は何歳だったか
9歳
53
なぜ白河天皇は早々に譲位したのか?
自分の血筋を守っていくためで、早く譲位しないと他の者が天皇の位を狙ってくるから
54
法皇と上皇の違いを説明せよ
法皇は出家した上皇で、上皇は譲位して天皇の座を引いた人
55
白河天皇が始めた政治をなんというか
院政
56
白河天皇の他に院政を行っていた天皇を二人答えよ
鳥羽天皇, 後白河天皇
57
院政とはなにか答えよ
上皇や法皇が天皇に代わって院中で行っていた政治
58
摂関政治と院政の違いを説明せよ
摂関政治は藤原氏が、院政は上皇が政治の実権を握っている
59
院政を始めた目的を説明せよ
自分の子孫に確実に皇位を継がせるため
60
上皇(法皇)の家政機関で、上皇が国政の実権を握ったため大きな権限を持った役所をなんというか
院庁
61
上皇が実際に政治を行うための役所をなんというか
家政機関
62
院庁の職員に任命された上皇の側近で、中下級貴族が多い役職をなんというか
院の近臣
63
院庁に務める役人をなんというか
院司
64
院の近臣に中下級貴族が多い理由を説明せよ
中下級貴族は乳母として天皇を育てていて、天皇が成長して上皇となったとき、乳母の息子たちは信用できるため、院の近臣として近くに置いていた
65
院庁が出す行政文書をなんというか
院庁下文
66
上皇の命令を伝える文書をなんというか
院宣
67
院を警護する武士をなんというか
北面の武士
68
北面の武士を置いた天皇は誰か
白河天皇
69
滝口の武士を置いた天皇は誰か
宇多天皇
70
六勝寺を答えよ
法勝寺, 尊勝寺, 最勝寺, 円勝寺, 成勝寺, 延勝寺
71
六勝寺は現在の何県何市にあるか
京都府岡崎市
72
熊野詣・高野詣は現在の何県にあるか
和歌山県
73
熊野詣のシンボルとなっている動物はなにか
カラス
74
このカラスはなんと呼ばれているか
八咫烏
75
八条院は誰天皇の娘か
鳥羽天皇
76
八条院領とはなにか
鳥羽天皇の娘である八条院に伝えられた荘園群
77
最盛期、八条院領は全国に何ヶ所あったか
約220ヶ所
78
後白河上皇が持仏堂の長講堂に寄進した荘園群をなんというか
長講堂領
79
最盛期、長講堂領は全国に何ヶ所あったか
約180ヶ所
80
院や上級貴族・大寺社が知行国主として国衙以外の権限と利益を掌握した制度をなんというか
知行国
81
荘園と知行国の違いを説明せよ
荘園:貴族や有力な寺院が財力で開墾した私有地, 知行国:上皇や法皇・中央政府のもので、支配権だけは貴族・寺社にある
82
南都にある寺は何か
興福寺
83
興福寺は現在の何県にあるか
奈良県
84
奈良県にある有名な神社はなにか
春日大社
85
北嶺にある神社はなにか
延暦寺
86
延暦寺は現在の何県にあるか
滋賀県
87
滋賀県にある有名な神社はなにか
日吉神社
88
強訴とはなにか
僧兵たちによる集団的な強制運動
89
『治天の君』とはなにか
天皇は荘園領主となれないため、皇室に寄進される荘園は、皇室が建立した寺院や女院の荘園という形を取った。 皇室の家長である上皇は、治天の君と呼ばれ、広大な荘園を基盤として権力を握った。
90
京都と地元を往還しながら、摂関家や院に仕えた武士
京武者
91
朝廷や幕府の政権に対しておこる大規模な反乱のことをなんというか
乱
92
陰謀や不意の事件をなんというか
変
93
外国との戦いのことをなんというか
役
94
宣戦布告なしに開戦した明治以降の武力衝突をなんというか
事変
95
「戦い」と同じ意味で使われ、一般的に戦いそのものを表すものをなんというか
合戦
96
「乱」の事例を二つ答えよ
保元の乱, 平治の乱
97
「変」の事例を三つ答えよ
薬子の変, 応天門の変, 本能寺の変
98
「事変」の事例を答えよ
満州事変
99
摂関家に仕えた軍事貴族をなんというか
清和源氏
100
源頼信は誰に仕えたか
藤原道長