問題一覧
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1.52 次の文は、ステンレス鋼の腐食について記述したものである。(1)~(4)から該当するものを1つ選びなさい。 結晶粒界を貫いて、あるいは結晶粒界に沿って微細な割れが多数発生する現象で、特に曲げなどの加工を受けた場合に発生しやすい。
応力腐食割れ
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2.14 次の(1)~(4) の文は、ミグ溶接について記述したものである。誤っ ているものを1つ選びなさい。
シールドガスにはアルゴンに窒素を2%混合したものを使用する。
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3.4 次の (1)~(4)の文は、プラス極とマイナス極との間にアークを発生させ, 電流を一定にしてアーク電圧と電極間の距離(アーク長さ)との関係を調査したものである。正しいものを1つ選びなさい。
アーク長が長くなるとアーク電圧は高くなる
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3.8 次の(1)~(4)の文は, 炭酸ガスアーク溶接接で使用するワイヤ定速制御,定電圧特性溶接電源での溶接条件の調整方法について説明したものである。誤っているものを1つ選びなさい。
溶接中に母材が溶け落ちてしまう場合は、ワイヤ送給速度を早くする。
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6.3 次の項目のうち,溶接部のブローホールを検出するために最も適した非破壊試験方法はどれか。 正しいものを一つ選びなさい。
放射線透過試験
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6.7 次の(1)~(4) の非破壊試験について記述した文の中から、正しいものを1つ選びなさい。
放射線透過試験は、溶接部のスラグ巻き込みを検出できる
7
7.3 次の (1)~ (4)の文は, 呼吸用保譲具について記述したものである。 正しいものを1つ選びなさい。
活性炭入りろ過材は、オゾンを分解できる。
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7.5 次の(1)~(4)の文は、しゃ光保護具について述べたものである。正しいものを1つ選びなさい。
液晶式溶接用保護面の規格は、JISに規定されていない。
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7.8 次の(1)~(4)の文は、アーク溶接で発生する障害について述べたものである。正しいものを1つ選びなさい。
人体に20mA程度の電流が流れると、握った電線を自分で離すことができない。
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1.23 次の文の()内に入る正しい語句を、(1)〜(4)から1つ選びなさい。 オーステナイト系ステンレス鋼の電気抵抗は、炭素鋼に比べて()である。
約5倍
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1.24 次の文の()内に入る正しい語句を、(1)〜(4)から1つ選びなさい。 オーステナイト系ステンレス鋼のSUS304の熱膨張係数は、炭素鋼に比べて()である。
約1.5倍
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1.25 次の文の()内に入る正しい語句を、(1)〜(4)から1つ選びなさい。 オーステナイト系ステンレス鋼の熱伝導率(100℃)は、炭素鋼に比べて()である。
約1/3
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1.29 次の文は、ステンレス鋼に影響のある元素について記述したものである。(1)〜(4)から該当するものを1つ選びなさい。 炭素と結合し、粒界腐食の進行を防止する。
Ti
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1.41 次の文は,JISで定められたある鋼種について記述したものである。 (1) ~ (4) から該当するものを1つ選びなさい。 Moを加えて耐食性の向上を図っている。
SUS316
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1.42 次の文は、JISで定められたある鋼種について記述したものである。 (1)~(4)から該当するものを1つ選びなさい。 Tiを加えてCr炭化物の析出を防止している。
SUS321
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1.55 次の文は、ステンレス鋼の腐食対策について記述したものである。 (1)~(4)からその対策に該当する腐食を1つ選びなさい。 溶接不良や異物の付着など、すき間構造が生じないように注意を払う必要がある。
すき間腐食
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3.10 次の(1)~(4)の文は、サブマージアーク溶接に用いる垂下特性,定電流特性電源について説明したものである。誤っているものを1つ選びなさい。
電源の自己制御特性を利用してアーク長を一定に保っている。
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3.12 電流値と導線の太さの選択の目安のうち適切なものを1つ選びなさい。
300Aの場合、60㎟径の導線を使用する。
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4.9 次の図の右側 (b) の(1)~(4)は、図の左側(a) 実形の溶接記号を示したものである。正しいものを1つ選びなさい。
2
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4.15 次の(1)~(4) 溶接ジグについて記述したものである。正しいものを1つ選びなさい。
作業しやすい溶接し性や寸法精度の確保、能率や品質の向上に有効である。
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4.18 次の(1)~ (4)は、a~cの突合せ継手の形状を, 角変形(ひずみ)の生じやすい順に並べたものである。正しいものを1つ選びなさい。
a,c,b
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4.27 次の(1)~ (4)の文は、溶接による変形を少なくするのに有効な方法について記述したものである。正しいものを1つ選びなさい。
拘束ジグを使用する。
23
4.34 次の(1)~(4)の文は,ステンレス銅のアーク溶接における電源接続方法について記述したものである。正しいものを1つ選びなさい。
被覆アーク溶接棒を直流で溶接する場合には、棒プラスとする。
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4.33 次の(1)~(4)の文は、被覆アーク溶接において, 溶接電流が適正電流よりも小さ過ぎるときに生じる現象を記述したものである。最も不適当なものを1つ選びなさい。
棒焼けが生じやすい。
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4.58 次の(1)~(4) の文は,フェライト系ステンレス鋼の予熱について記述したものである。正しいものを1つ選びなさい。
焼入硬化はしないが、常温に冷却してから延性低下による割れが生じやすいので100〜200℃の予熱を行う場合がある。
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4.63 次の (1)~(4)の文は, オーステナイト系ステンレスにおいて,一般に予熱を行わない理由を記述したものである。適当なものを1つ選びなさい。
冷却速度が遅くなり、粒界腐食が起こりやすくなるため。
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4.68 次の(1)~(4)の文は,オーステナイト系ステンレス鋼の被覆アーク溶接材科と高温割れ発生傾向について記述したものである。正しいものを1つ選びなさい。
ES310はES309より高温割れが生じやすい。
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4.65 次の(1)~(4)の文は,オーステナ ステナイト系ステンレス鋼の溶接金属組織の特徴について記述したものである。 正しいものを1つ選びなさい。
完全オーステナイト組織となる場合、凝固割れ性が高い。
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4.3 次の(1)~(4)の文は、被覆アーク溶接において 、溶接電源と母材との接続が不完全になっている場合の対策について記述したものである。正しいものを1つ選びなさい。
アークが不安定になるので、接続を完全にする。
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4.48 次の(1)~(4)の文は,ステンレス鋼を被覆アーク溶接する場合、軟鋼に比べて低電流を用いる理由を記述したものである。正しいものを1つ選びなさい。
棒焼けしやすいため。
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4.69 次の(1)~(4)の文は、18%Cr-8%Ni系ステンレス鋼の溶接材料において、若干のフェライト組織を含ませるよう成分調整してある理由を記述 述したものである。正しいものを1つ選びなさい。
高温割れを防止するため。
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4.71 次の(1)~(4)の文は,オーステナイト系ステンレス鋼の溶接作業について記述したものである。適当なものを1つ選びなさい。
溶接棒が吸湿していたため乾燥させた。
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4.74 次の文の( )内のと②のうち正しい方を選び、それが順に並ベてあるものを(1)~(4)から1つ選びなさい。 (①SUS410,②SUS304) の溶接の際, その熱影響部は耐食性が劣化する。耐食性を回復させるには、溶接施工後(①およそ900℃、②およそ1050℃)に加熱保持後,急冷する熱処理を施すか、大型構造物などで熱処理のできない場合は(①C, ②P)が003%以下のSUS304L,または(①Mo, ② Nb)を添加したSUS316Lを用いると良い。
②、②、①、①
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5.5 次の(1)~(4)の文は, オーステナイト系ステンレス鋼と炭素鋼との 突合せ溶接施工について記述したものである。正しいものを1つ選びなさい。
被覆アーク溶接では、溶接速度を遅くする方が溶け込みは減るので、速度は遅めが好ましい。