問題一覧
1
加温する染色法
PAM グロコット クリューバーバレラ グリメリウス ボディアン
2
好塩性フクシンを含む染色法
EVG ワイゲルト PAS フォイルゲン グリドリー アルデヒドフクシン エラスチカマッソン チールネルゼン
3
HID染色で検出される多糖類の検出基は
硫酸基
4
渡邉の鍍銀の染色過程
酸化 0.5%過マンガン酸カリウム 還元 2%シュウ酸 増感 2%鉄ミョウバン 鍍銀 アンモニア銀液 分別 95%アルコール 還元 ホルマリン・鉄ミョウバン 置換・調色 0.2%塩化金水溶液 2%シュウ酸水溶液 定着 2%チオ硫酸ナトリウム水溶液、5倍希釈した写真用酸性硬膜定着液 核染色 ケルンエヒトロート(ヌクレアファースト赤)
5
アルシアン青ph2.5で染まる多糖類の検出基
カルボキシル基 硫酸基
6
PAS反応で検出される多糖類の検出基と陽性の正常組織
アルデヒド基
7
colloidal iron染色で検出される検出基と陽性正常組織
カルボキシル基 スルフォムチン
8
アルシアン青ph1.0で染まる検出基と陽性正常組織
硫酸基
9
トルイジン青(ph2.5)で染まる検出基と陽性正常組織
硫酸基(コンドロイチン硫酸、ムコイチン硫酸)
10
フォイルゲン反応は何を染めるかまた染色過程
DNA
11
アミロイドはどこに沈着するか
細胞外
12
コンゴーレッドはアミロイドを何色に染めるか
橙赤色
13
酵素抗体2重染色で抗体の乖離に用いるのは
0.1Mグリシン塩酸緩衝液
14
免疫染色の内因性ペルオキシダーゼ活性のブロッキングに用いられるのは
0.3%過酸化水素加メタノール(室温30分) 3%過酸化水素水(室温5〜10分) 1%過ヨウ素酸水溶液(室温10分)
15
MT染色の染色態度とその色素
膠原繊維、細網繊維、糸球体基底膜、粘液、細胞内好塩基性顆粒 青色(アニリン青) 繊維素、筋繊維、細胞質、免疫複合体、細胞内好酸性顆粒 赤色(ポンソー・キシリジン、酸性フクシン、アゾフロキシン) 核 黒褐色(ワイゲルトの鉄ヘマトキシリン) 赤血球 橙赤色(オレンジG
16
アザン染色の染色態度と色素
膠原繊維、細網繊維、糸球体基底膜、細胞内好塩基性顆粒、粘液、硝子様物質 青色(アニリン青) 筋繊維、細胞質、核、繊維素、免疫複合体、細胞内好酸性顆粒 赤色(アゾカルミンG) 赤血球 橙赤色(オレンジG)
17
ボディアン染色は何を染めるか
神経原繊維、軸索、樹上突起、神経終末(黒〜黒褐色)
18
kossa反応の原理は
金属置換法
19
ホルツァー染色は何を何で染めるか また分別で使用するもの
クリスタル紫で神経膠細胞およびその突起(神経膠線維)
20
金置換法による染色は
kossa反応
21
azan染色で使用しないのは
塩基性フクシン
22
渡辺の鍍銀法について正しいものは
酸化剤は過マンガン酸カリウム, 切片厚は6〜8μm
23
正しいものは
1
24
正しいものは
5
25
グリメリウス染色で陽性になるものは
膵臓ランゲルハンスA細胞
26
メチレンブルー染色について正しいものは
2.5
27
ギムザ染色について正しいものは
3.5
28
ホルツァー染色の目的と分別に用いるもの
アニリンクロロホルム(キシレン) 神経膠細胞、神経膠線維、
29
神経原線維を染めるのは
3
30
免染でABC方面で使う二次抗体は
ビオチン化した二次抗体
31
免染のポリマー法で使用するポリマーは
デキストランポリマー
32
免染のCSA法で使用する標識タイラマイドは
ビオチン
33
正しいのはどれか
4.5
34
誤っているものは
4
35
誤っているものは
5
36
マッソントリクローム染色とEVGで共通する色素は
酸性フクシン 塩化第二鉄 両方とも核染色が鉄へま
37
渡辺の鍍銀で酸化時間がながいとどうなるか
細かい線維も酸化分解されてしまうため細かい線維の染色性不良が見られる
38
渡辺の鍍銀において塩化金の役割と短時間での処理の場合に起こる不良は
銀に金を沈着させ、色調を整え鏡検しやすくする。 短いとコントラストが悪くなる
39
リン脂質を染める染色法は
ナイルブルー染色 ズダンブラックB
40
ヘマトキシリン種類と染色性を持つまでのながれ
マイヤー、リリーマイヤー、カラッチ、ギル、ハリス、ワイゲルト、ウエルホフ(弾性繊維)、ハイデンハイン(糸粒体、髄鞘)、マロリー(横紋筋)、ハンセン(膠原繊維) 酸化 ヨウ素酸ナトリウム(マイヤー、リリーマイヤー、カラッチ、ギル) 酸化水銀(ハリス) 塩化第二鉄(ワイゲルト、ウエルホフ) 過マンガン酸カリウム(マロリー) 過酸化水素(ハンセン) ※ハイデンハインはなし 媒染 カリウムミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)マイヤー、リリーマイヤー、カラッチ、ハリス 硫酸アルミニウム(ギル) 塩化第二鉄(ワイゲルト、ウエルホフ) 硫酸アンモニウム鉄(ハイデンハイン) リンタングステン酸(タングステン) リンモリブデン酸(モリブデン) 酸化 (マイヤー、リリーマイヤー) クエン酸(酸性化剤:酸化したものを安定させる) (ギル、ハリス)酢酸 防腐剤・沈殿防止剤 (マイヤー) 抱水クロラール (カラッチ)グリセリン(過酸化防止剤) (ギル)エチレングリコール
41
ナイルブルーとナイルレッドが染めるもの
ナイルブルー リン脂質 脂肪酸 核 ナイルレッド 中性脂肪 コレステリンエステル
42
ズダン3が染めるものと使用する溶媒
中性脂肪 遊離脂肪酸とリン脂質は染めない 70%alc
43
オイルレットOは何を染めるかまた使用する溶媒
中性脂肪 アセトンと70%alc
44
ズダンブラックBは何を染めるかまた分別で使用するもの、核染色で使用するもの
中性脂肪 黒青色〜黒色 リン脂質・脂肪酸・糖脂質 黒色 分別50%Alc(70%以上で脂肪が溶出する可能性があるため) 核染色 ヌクレアファースト赤
45
メチル緑・ピロニン染色の目的と染め分け
DNAとRNAを染め分ける DNA メチル緑(青〜青緑) RNAピロニン(赤〜赤桃)
46
コンゴーレッドにおける切片厚は
3〜4μm
47
コンゴーレッドの核染色はアミロイド染色後か前か
前
48
アミロイドにおいて過マンガン酸カリウム酸化法で染色性が消失するのは
アミロイドーシスAA
49
どれか
1
50
漂白法の目的と流れ、適切な切片厚
メラニンの証明 リポフスチン、セロイド、ビリルビンが漂白される 4μm
51
漂白法は何で酸化して還元するか
過マンガン酸カリウムで酸化、 組織に残った二酸化マンガンをシュウ酸で還元し無色となる
52
グリメリウス染色の原理
弱酸性の硝酸銀水溶液中の銀イオンと生理活性アミンのもつアミン基が銀親和性を有することを利用し、吸着した銀イオンを還元剤で還元させることで金属銀顆粒として黒褐色に可視化する
53
グリメリウス染色で再固定で使用するのは
ブアン液
54
グリメリウス染色で還元液の組成
ヒドロキノン 亜硫酸ナトリウム 蒸留水
55
グリメリウス染色で使用する金属染色溶液の名前と組成
0.03%硝酸銀水溶液 0.2M酢酸緩衝液 1%硝酸銀
56
チールネルゼン染色の流れと組成
水洗 石炭酸フクシン (10%塩基性フクシン原液、5%石炭酸溶液) 水洗 1%塩酸アルコール(濃塩酸、70%アルコール) または1%硫酸水 水洗後蒸留水 アルカリ性メチレンブルー(メチレンブルー、純アルコール) 95%アルコール 100%アルコール キシレン
57
プロテイン銀を使う染色は
ボディアン染色
58
アスペルギルスを染める染色は
グロコット グリドリー
59
らい菌を染める染色
チールネルゼン
60
クリプトコッカスを染める染色
PAS ムチカルミン
61
どれか
4
62
ヘパリンはアルシアンph2.5で染まるか
染まる
63
シアロムチンはHID染色で染まるか
染まらない
64
アミロイドの偏光観察に適した切片厚は
3〜4μm
65
グリドリー染色は何を染めるか、流れ
真菌 深紅〜赤紫色 クロム酸で酸化し、コールマンフォイルゲン液(シッフ試薬)でそめる、0.25%亜硫酸水素ナトリウムで着色し、アルデヒドフクシンで弾性線維、軟骨、粘液を紫に染める 95%アルコールで分別後、メタニールイエローで背景を染める
66
ワルチンスタリー染色は何を染めるか
ヘリコバクターピロリ
67
クリューバーバレラ染色では何が染まるかまた分別に使用されるもの
ルクソールファースト青:髄鞘 クレシル紫:ニッスル小体、細胞核、核膜、核小体 分別炭酸リチウム
68
ランゲルハンス細胞陽性の抗体は
CD1a
69
コンゴーレッドの媒染液は
80%alcに食塩(特急)を過飽和に溶かす
70
コンゴーレッドの溶解に使用するのは
80%alc100mlにコンゴ赤0.12〜0.2gを溶解1.0〜1.5gの食塩(特急)を加えて一晩攪拌する
71
ボディアン染色の鍍銀は何を使用するか
プロテイン銀
72
ボディアン染色の還元液は
ハイドロキノン 無水硫酸ナトリウム 蒸留水 メトール ハイドロキノン ホルマリン原液 蒸留水 のどちらか
73
ボディアン染色の置換、調色に使用される液は
0.5%塩化金酸水溶液 2%シュウ酸水溶液
74
マクロファージ陽性抗体は
CD68
75
B細胞陽性の抗体
CD19.20.21.72.79a.79b.
76
血管内皮細胞陽性の抗体
CD31
77
ホール法は何を染めるか
ビリルビン
78
ホール法の原理は
ビリルビンを塩化第二鉄(フーシェ液)で酸化してビリベルジンに変化させる(緑色)
79
ドーパ反応は何を染めるか
メラニン
80
膵臓ランゲルハンスB細胞を染める染色法は
アルデヒドフクシン
81
アルデヒドチオニン染色の目的
下垂体前葉細胞の鑑別 好塩基性細胞(TSG.LH.FSH産生) 青藍色(チオニン親和性) 好塩基性細胞(ACTH産生) 赤ー赤紫色(PAS反応陽性) 好酸性細胞(GH産生)オレンジ色
82
鉛ヘマトキシリン染色は何を染めるか
膵臓ランゲルハンスD細胞 下垂体前葉の好塩基性細胞(ACTH産生) 胃腸管クロム親和細胞
83
赤痢アメーバを染める染色法
グリドレイ染色 核 ヘマトキシリン 細胞質 ナフトール緑B
84
カハール染色は何を染めるかまた使用する鍍銀液
星状膠細胞 アンモニア銀
85
カハール染色を行う際に適した固定液と切片厚
ブロムホルマリン(2.3日〜1ヶ月). 15〜25μmの凍結切片
86
クレシル紫は何で溶解するか
蒸留水 酢酸水を適量加える
87
ガリアスブラーク染色は何を染めるかと原理
神経原線維変化(NFT) 老人斑の変性神経突起など
88
メタクロマジーを起こす色素は
トルイジン青 メチレン青 チオニン メチル紫 コンゴーレッド アズールB
89
メチレン青は何を染色するか
細菌や真菌を染める 溶液中に正に荷電したメチレン青色素分子が負に荷電した細菌や核のリン酸基やカルボキシル基などに結合する(イオン結合)
90
オルセイン染色の染色目的(結果)と原理
弾性線維 HBs 過マンガン酸カリウムでHBs抗原が多量に持つとされるチオール基やジスルフィド基を酸化し生じたスルホ基と色素液が反応する
91
シッフ試薬の組成2種類
Lillieの処方 塩基性フクシン(パラローズアニリン塩酸塩) ニ亜硫酸ナトリウム 0.15規定塩酸水 Mowryの処方 塩基性フクシン 亜硫酸ナトリウム(またはニ亜硫酸ナトリウム) 濃塩酸水 脱イオン水
92
シュモール反応の原理と染色目的
リポフスチン メラニンを染める
93
ワンギーソン染色で繊維素は何色に染まるか
黄色
94
ヘモジデリンはコロイド鉄染色で染まるか
染まる
95
ギムザ染色で使用する色素は
メチレン青アズール青エオジン
96
ギムザ染色の分別は何を使用するか
酢酸水
97
どれか
5