問題一覧
1
受胎のメカニズムで正しいのはどれか。
受精は卵管膨大部で起こることが多い
2
妊娠の診断について間違っているのはどれか。
基礎体温は低温相を示す
3
妊娠中の内分泌系の変化で妊娠初期に急増し、以降軽減するのはどれか。
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
4
胎児と胎児付属物について正しいのはどれか
妊娠24週では、胎児の呼吸様運動がみられる, 妊娠36週では、肺胞内に十分な肺サーファクタントが分泌されている
5
Aさんは「自分の子どもが生まれて、どんなふうにあやすかな、とかオムツを替えるかなと自分が子育てをしている場面を思い浮かべます」と笑顔で話している。看護師はAさんの様子をルービン,Rubin,R.が示した母親役割獲得過程に当てはめてどの段階にあるかをアセスメントした。 Aさんのアセスメントで適切なのはどれか。
空想
6
Aさん(28歳、会社員)は、結婚後1年で夫と2人で暮らしている。仕事上の役割も増えている。 Aさんは医師から妊娠していると説明を受けた。Aさんは看護師に「初めての妊娠でうれしい.でも、任されている大きなプロジェクトが続けられなくなるため悲しくて、妊娠しなければよかったと思います」と話す。この時期の心理状態で最も適切なのはどれか。
アンビバレント(両価的)な感情がある
7
妊娠24週の妊婦健康診査で経過は順調であると診断された妊婦が、次回に受診する時期として適切なのはどれか。
2週間後
8
妊娠期の不快症状と予防の組合せで適切なのはどれか。
腰痛 ― 硬めのマットレス使用
9
妊娠中の食事について適切なのはどれか。
葉酸は妊娠初期の摂取が重要である
10
妊婦の腰痛を緩和する指導で適切なのはどれか
靴のヒールの高さを2〜3cmにする
11
流産で正しいのはどれか。
切迫流産の主な症状は性器出血と下腹部痛である
12
36歳の妊婦.妊娠33週5日.切迫早産で入院となった.ベッド上安静で子宮収縮抑制薬(リトドリン塩酸塩)の持続点滴静脈内注射が開始となった.入院時、血圧118/84mmHg.尿蛋白(±)、尿糖(-).Hb11.5g/dl、Ht34%.入院中、最も起こりやすいのはどれか。
便秘
13
Aさん(35歳,初産婦)は,夫と2人で暮らしている.妊娠28週2日,妊婦健康診査で胎盤が内子宮口を全部覆っていると指摘された.自覚症状はない.その他の妊娠経過に異常は認められていない.Aさんは,身長155cm,体重56kg(非妊時体重50kg)である. その後,Aさんの妊娠経過は順調で,妊娠37週0日の午後1時から帝王切開術が予定された. 手術前日の対応で最も適切なのはどれか。
輸血の準備を確認する
14
常位胎盤早期剥離のリスク因子はどれか。
妊娠高血圧症候群
15
正常の分娩経過で正しいのはどれか。
発露は、胎児先進部が陰裂間に常に見えている状態である
16
正常な胎児の分娩機転について正しいのはどれか。
後頭部が先進する
17
分娩経過図(パルトグラム)に記録される情報はどれか
陣痛間欠時間, 胎児心拍数
18
正常の分娩経過で正しいのはどれか。
陣痛周期は10分以内になった時点を分娩開始にする
19
分娩の3要素でないのはどれか。
母体の年齢
20
午後0時、助産師が内診したところ、子宮口開大4㎝であった。Aさんは陣痛発作時に腰痛を強く訴えている。Aさんの夫(37歳)は、夫婦で出産体験を共有したいと両親学級を受講しており、入院時からAさんに付き添っている。夫はAさんの陣痛発作時、心配そうにAさんを見つめているが、陣痛間欠時にはうとうとしている。訪室した看護師に、夫から「妻が痛がっているのですが、どうすればよいのでしょう。」と質問があった。胎児心拍数基線は140bpmであった。このときの看護師の夫への対応で最も適切なのはどれか。
産痛を緩和するためのマッサージの実施を促す
21
正常に経過している分娩第1期の産婦への説明で適切なのはどれか。正常に経過している分娩第1期の産婦への説明で適切なのはどれか。
2、3時間に1回は排尿をしてください
22
分娩経過が正常な産婦の産痛緩和で適切でないのはどれか。分娩経過が正常な産婦の産痛緩和で適切でないのはどれか。
安静に臥床するよう指導する
23
破水の分類で前期破水はどれか。
陣痛発来前の破水
24
胎児機能不全の診断であてはまらない胎児心拍パターンはどれか。
一過性頻脈
25
妊娠41週5日。点滴静脈内注射で陣痛誘発を開始した。開始時の対応で適切なのはどれか。
分娩監視装置を装着する。
26
Aさん34歳1回経産婦。妊娠42週0日。誘発分娩目的で午前9時に入院した。午前10時より点滴静脈内注射による子宮収縮薬の投与が開始された。午前11時30分、Aさんは「だいぶ痛くなってきました」と言っている。胎児心拍に異常はない。最優先して観察するのはどれか。
陣痛の周期と強さ
27
Aさん38歳初産婦。妊娠経過は順調であった。妊娠37週5日。7年間の不妊治療後の妊娠であり、骨盤位のため帝王切開術を選択し入院した。身長155㎝、体重75㎏、非妊時体重65㎏、手術の経験はない。 Ⅰ 手術の前日、手術後の予定について説明しているとき、急に「本当に帝王切開でよかったのでしょうか。逆子でも自然分娩している方はいらっしゃいますよね。自分だけ楽をしている気がします。友人があのお産の痛みがあるから子どもはかわいく思えるんたって言うんです」と話す。対応で適切なのはどれか。
帝王切開でよいかと迷っていらっしゃるんですね。
28
帝王切開術は、脊椎麻酔で施行された。手術時間は1時間20分、出血量は350mlであった。手術中のバイタルサインは安定していた。手術直後の血液検査はHb11.2g/dL、血清総蛋白7.0g/dLであった。Aさんに起こりやすい術後合併症はどれか。
深部静脈血栓症