問題一覧
1
自殺を招く社会的な要因を?の4つに分類した(自殺の4類型)
自己本位的自殺、集団本位的自殺、アノミー的自殺、宿命的自殺
2
テレビ視聴時間が長い人ほど、暴力に巻き込まれる確率を実際より高く見積もっていることを明らかにした。このようにマス・メディアのメッセージが人々の間で「培養」される
G. ガーブナー「培養分析」
3
マス・メディアが階層による知識・情報の差を拡大する
ティチナー「知識ギャップ」
4
病気で患者を分類する
医療診断
5
社会的背景で分類する
看護診断
6
看護師は患者の?としての役割が求められる
代弁者(アドボケーター)
7
社会学とは
「社会と人間の関係」について考える学問 「常識」とは距離を持つ、「常識」を問い直すこと。
8
近代化によって、人々の主要な活動が同じ空間的広がりの中で行われていた?から、学校という学習のための専用空間、工場・オフィスという仕事のための専用空間が拡大した?になった。
農業社会、工業社会
9
共通の目標・目的、地位・役割の分化、規範・規則の存在という特徴を持っている集団?↔︎?
組織集団←→非組織集団
10
人間の結合が愛情や相互理解に基づいた有機的な人間の結合 感情や気分を共有する?、?
ゲマインシャフト 家族・民族
11
人間の結合が、利益や契約関係といった人為的な人間の結合的結合を中心とした機械的な結合 利益追求のために出来上がる?
ゲゼルシャフト 大都市
12
人間は、所属する社会園有の価値や行動様式を身につけて初めてその社会の成員となる。所属する集団や社会の規、価値、主観的な行動様式を学習し、内面化する過程を指す
社会化
13
子どもが他者の期待を感知しながら自らの役割を形成していく過程
役割取得
14
子どもは、? と?の相互作用を通じて、?が発達していく。
主我(I) 客我(ne) 自我
15
他者が自分をどうみていてどのような期待を持っているかに照らして自己は形成されていくものである。
ミードの自我発達論
16
ミードの自我発達論では、子どもは初期は精神的発達の初期段階では、主として「ごっこ遊び」のような遊戯()によって特定な他者を演じ取り入れていくが、やがて集団全体と自己の関係を理解するようになる()。
プレイ段階、ゲーム段階
17
役割取得の対象:①:親といった身近にいる「重要な他者」の期待や役割を取り入れる ②:他者の役割取得を繰り返すことによって、不特定多数としての他者についての観念が形成される
①重要な他者(プレイ段階)②一般化された他者(ゲーム段階)
18
「身内」(親族・隣人など)という感覚で、平和な結びつきを持った集団 私たち
内集団
19
「よそ者」と意識される他者のように、敵意や違和感をもって捉えられる集団 彼ら
外集団
20
感情的になることが多く合理的な判断力に欠ける群れ 非理性的で感情的な存在
群衆
21
社会的争点についての合理的判断を下す
公衆
22
情報に扇動される受動的な人々 孤独で連帯性を欠いた存在
大衆
23
産業化以前の伝統的社会にみられる 慣習や宗教など伝統的様式に同調する
伝統指向型
24
産業化の進んだ近代社会にみられる 幼少期に与えられた目標を羅針盤として、その価値観に従うように生きていく
内部指向型
25
現代の大都市にみられる 友人やマスコミなどの同時代人の与える情報に敏感に同調する
他者指向型
26
家族機能:家族機能は以下の5つがある。ただし、これらは時代や状況によって変容し、常に一定ではない。
①情緒機能:家族員の心理的安定 ②生殖機能:子どもの出産、次世代の育成 ③社会化機能:養育・教育(しつけなどの教育) ④ヘルスケア機能:福祉 ⑤経済機能:生産
27
要介護者から見た主な介護者の続柄で割合が最も多いのは
同居の配偶者、次いで同居の子となっている。
28
家族の障害受容に影響する因子として、以下の3つある ①?:家族の介護負担に直結する ②?:適応出来ない場合には様々な問題が生じる。 ③?:家族構成員内で必ずしも? →看護師は、患者の家族の?機能の向上を助け、家族全体の意思決定を促進し、家族が患者の疾患や障害を受容する過程が阻害されないよう支援することが大切である。
①障害の重症や性質 ②家族の対処能力 ③家族の障害に対する価値観 一致しない セルフケア機能
29
家族の多様化の変化として、以下の3つがみられる →家族の多様化の背景には、?や?、?、?、女性の社会進出などによる?の否定など、複数の要素が関係している。
①核家族世代の多様化 ② 三世代世帯の減少 ③ 高齢者世帯の著しい増加 未婚化や晩婚化、個人の価値観の多様化、それを受容する社会的変化、性別役割分業
30
日本の結婚、離婚に関する特徴として、以下の4つがある
① 婚姻件数、婚姻率の低下 ② 平均初婚年齢の上昇 ③未婚率、生涯未婚率(50歳になっても一度も結婚したことがない人の割合)の上昇 ④ 離婚件数、離婚率の増加
31
?、15 歳から 49歳までの女性の年齢別出生率の総和は?といい、? を下回ると少子化となる。令和2年の?は?(少子化に伴い、キョウダイの数も減少)
少子化・2.07 合計特殊出生率 1.30
32
問題解決の過程において、患者の意向が十分に汲み取られることなく、専門職の見方が重視されるとき、そこにはある種の支配が存在すること。
専門家支配
33
強い立場の者(医者)が弱い立場の者(患者)に対して、弱い立場の者の利益になると決め付け、弱い立場の者が異なった意見を訴えても、受け入れず、自分の考えを押し付けるといったやり方。
パターナリズム
34
パーソンズの提唱した4つの患者の役割(2つの権利と2つの義務)
① 権利1:「正常な社会的役割」の責務を免除されること ②義務1:病気の役割を望ましくないことと認め、できるだけ早く良くなる義務 ③ 権利2:回復までの看病される権利 ④ 義務2:「医師の援助を求める義務、および回復しようとする過程で医師と協力する義務」があること
35
患者が自身の病状や治療法、治療による利益・不利益を正しく理解したうえで、自身の自由な意志に基づき検査・治療その他の医療行為を選択したり拒否したりできる権利のことである。
自己決定権
36
医療者の十分な説明と患者本人の理解のうえでの同意のことであり、患者の自己決定の前提となる。
インフォームド・コンセント
37
看護師は医者の説明の場に同席し、患者の正しい理解を助け、?に努め、患者の自己決定を援助する。
患者の代弁者となりアドボカシー
38
・?「普遍的文化/特殊的文化/任意的文化」 社会の種定目の参与の仕方により文化を普通的文化、特味的文化、任意的文化に区分した 1. ?:社会成員のすべてが参加。言語や共通の道徳。 2.? :特定の階層や職業の者だけが参加。貴族的、上流階層社交。 3. ?:社会的に参与が自由で、支持・選択することが出来、信仰や芸術など。社会の変動を生じさせる可能性がある。
・リントン「普遍的文化/特殊的文化/任意的文化」 社会の種定目の参与の仕方により文化を普通的文化、特味的文化、任意的文化に区分した 1. 普遍的文化:社会成員のすべてが参加。言語や共通の道徳。 2. 特殊的文化:特定の階層や職業の者だけが参加。貴族的、上流階層社交。 3. 任意的文化:社会的に参与が自由で、支持・選択することが出来、信仰や芸術など。社会の変動を生じさせる可能性がある。
39
他人の思惑と自己の体面とに重点を置き、外面的な強制力に基づいて善行が行われる。
「恥の文化」(日本)
40
道徳の絶対的基準としての罪を基調とし、内面的な自覚に基づいて善行を行う。
「罪の文化」(西洋)
41
?は、日本人の人間関係について?という概念を提出した。日本の社会は、集団内のタテの上下関係が重要なタテ社会。また、「資格」よりも「?』によって集団を形成する。
中根千枝「タテ社会』「資格」場』
42
近年、看護学の領域において「?」が重要視されてきた。
「文化に配慮したケア」
43
知識・信仰・芸術・道徳・法・慣習、その他社会の成員として人間が獲得した能力と習慣を包括する複合的な存在。
文化
44
?は、「甘え」の問題から日本人のさまざまな行動や社会制度を説明した。日本人の心理的特徴として、このような「甘え」が幼年期を過ぎても許容されること。お互いに相手の気持ちを察して大人がお互いに甘えあえる。ウチ(甘えが許される世界)とソト(甘えとは無縁の世界)という日本人の区別もこうしたところから生み出されている。
土居健郎『「甘え」の構造』「甘えの文化」
45
?『日本社会の家族的構成』「家族制度」 1.:それらの原理が親分子分関係として社会関係一般にも当てはまる。 2. :このような「家族制度」を個人の自立に基づく民主主義の原理に反するものとして批判した。
川島武宜 1.親分子分関係 2. 反民主主義的
46
?は日本人の行動様式・価値観を「?」と定義づけた。日本人は「他者との関係」を重視し、彼らは「他者との関係そのものが自分自身なのだ」と考える傾向がある
演口惠俊「間人主義」
47
自分が所属している社会の多数派とは価値観が異なる文化。
サブカルチャー
48
支配的文化への批判・反抗・破壊、新たな価値の創造や提起を行う文化活動とみられた。代表例の一つが青年文化。
対抗文化
49
人は高額な商品購入によって身分差や経済格差が示されるような消費行動をする。
誇示的消費
50
別の文化を自分自身の文化の基準で判断する習慣である。
自文化中心主義
51
ある文化をそれ自身の基準によって判断することである。
文化相対主義
52
文化には、それになじみ、使い、享受する人々を共通にまとめていく統合的な力がある。同じ文化を営み、体験することで、人々は享受感覚・類似感覚を身につけていく。しかし、?を持つ文化は、同時に?、?する機能にも転換しうるのである。
統合機能 差異化・差別化
53
文化的洗練によって、自己を他者よりも卓越したものとして差異 化すること。例:「趣味は分類し、分類する者を分類する」。
P. プルデュー「ディスタンクシオン
54
上層階層や中流階層が幼少期から有形・無形で獲得している文化が、学校教育の習得や職業での就業や成功達成に有利な文化資本として機能していく。
プルデュー「文化の再生産」
55
新聞成立によって、公共空間で議論する公衆が誕生され、談論する空間「公共圏」が形成された。そのため、15世紀には、新調は世論形成になくてはならないマス・メディアとなった。
印刷メディア
56
メディアの作るイメージが人々にとって「疑似環境」となっていること。
リップマン『世論』
57
マス・メディアの成立によって、社会の大半の人々が、メディアに大きな影響を受ける情報の「受け手」となった。ただし、マス・メディアは全ての事実を正確に伝えることができるわけではない。
映像メディア
58
ITメディア時代では、利用者は、情報の受け手であり、自ら情報の生産者でもある。また、個人情報の扱い方が、本当に利用者のためになっているのか、改めて手問い直す作業が求められている。
ICTメディア
59
ラジオや映画のようにマス・メディアは、注射や弾丸のように 受け手に直接的で大きな影響を与えられる。
強力効果説(皮下注射モデル・群丸理論)
60
マス・メディアの効果はオピニオン・リーダーを介しての間接的なものである。マス・メディアよりもオピニオン・リーダーを介した人間関係の個人的効果の方が大きかった。
限定効果説(コミュニケーションの2段の流れ)
61
マス・メディアの効果は個人に変化を引き起こすと言うよりも、もともともっていた便向を補強するだけである。
限定効果説(補強効果)
62
マス・メディアが人々に「何について考えるべきか」という 争点を設定するという点で影響力を持つという議題設定機能を唱えた。
Mマコームズ・D.L.ショー「 議題設定機能」
63
メディアを通した情報によって人々は社会でどのような意見が優勢かを知り、少数派は自分の意見を隠すようになるので、さらに多数意見が強くなっていく
E.ノエルニノイマン「沈黙の螺旋」
64
?は処遇格差の問題を抱いている。
非正規雇用労働者