問題一覧
1
元素記号Cに相当するものを一つ選びなさい。
炭素
2
元素記号Niに相当するものを一つ選びなさい。
ニッケル
3
元素記号Crに相当するものを一つ選びなさい
クロム
4
元素記号Moに相当するものを一つ選びなさい
モリブデン
5
元素記号Nbに相当するものを一つ選びなさい
ニオブ
6
ステンレス鋼とは耐食性を向上させる目的でCrまたはCrとNiを含有させた合金鋼で、一般にはCr含有量が( )%以上の鋼のことである。
10.5
7
ステンレス鋼が腐食しにくいのは、不動態皮膜ろ言われる( )の酸化被膜が出来るからである。
Cr
8
18%のCr鋼に、Niを約8%以上含有させたSus304の固溶化熱処理材は( )。
磁石が付かない
9
次の1-4からCr系ステンレス鋼を一つ選びなさい
フェライト系
10
次の1-4から、マルテンサイト系ステンレス鋼を一つ選びなさい。
Sus410
11
次の1-4から、フェライト系ステンレス鋼を一つ選びなさい。
Sus430
12
次の1-4からオーステナイト系ステンレス鋼を一つ選びなさい
sus304
13
次の1-4からオーステナイト•フェライト系ステンレス鋼を一つ選びなさい
Sus329j3L
14
次の1-4から主な合金成分が18%Crのステンレス鋼が属する系を一つ選びなさい。
フェライト系
15
次の1-4から主な合金成分が18%Cr-8% Niステンレス鋼が属する系を一つ選びなさい。
オーステナイト系
16
次の1-4から主な合金成分が13%Cr-0.1%Cのステンレス鋼が属する系を一つ選びなさい。
マルテンサイト系
17
次の1-4から主な合金成分が22%Cr-5% No-3%Moのステンレス鋼が属する系を一つ選びなさい。
オーステナイト系•フェライト系
18
Sus304に代表されるNiを含有させた( )ステンレス鋼は、含有させていないステンレス鋼に比べて、高温強度や低温靱性、加工性に優れており、さらに溶接性にも優れているために広い用途で使用されている。
オーステナイト系
19
一般に延性に富み、成形加工性が良好である。さらに、低温での靱性に優れ、600C°以上での高温強度にも優れている。
オーステナイト系
20
種々のステンレス鋼の中でも最も溶接性が悪く、焼き入れ硬化性があるため、溶接熱影響部が著しく硬化し、溶接割れを起こしやすい欠点がある。
マルテンサイト系
21
高音から急冷しても焼き入れ硬化することはない。しかし1000℃以上に高音で結晶粒が粗大化しやすく、常温でぜい化する場合がある。
フェライト系
22
高温から急冷(焼き入れ)すると硬化して脆くなるが、その後適当な条件で熱処理(焼戻し)を行うと強度と靱性を兼ね備え、良好な機械的性質を示すようになる。
マルテンサイト系
23
オーステナイト系ステンレス鋼の電気抵抗は、炭素鋼に比べて( )である。
約5倍
24
オーステナイト系ステンレス鋼のsus304の熱膨張係数は、炭素鋼に比べて( )である。
約1.5倍
25
オーステナイト系ステンレス鋼の熱伝導率(100℃)は、炭素鋼に比べて( )である。
約1/3
26
ステンレス鋼の密度は、炭素鋼と比べて ( )である。
ほぼ同等
27
固溶化熱処理状態で磁性を示さないのは( )ステンレス鋼である。
オーステナイト系
28
sus304のようなオーステナイト系ステンレス鋼を、600〜800℃に加熱すると、過飽和に固溶しているCが Cr炭化物として結晶粒界に析出して、粒界近傍Cr濃度が低下し、それが腐食環境にさらされると結晶粒界部が選択的に腐食する。
粒界腐食
29
炭素と結合し、粒界腐食に進行を防止する。
Ti
30
Cr炭化物を析出するため、耐食性向上のためには低減させることが望ましい
C
31
オーステナイト系ステンレス鋼の主要元素の一つで、約8%以上含有させると、非磁性となり磁石がつかなくなる。
Cr
32
ステンレス鋼の主要元素の一つで耐食性を向上させる働きがあり、鋼に10,5%程度以上含有させると、通常に環境ではほとんど腐食しなくなる。
Cr
33
ステンレス鋼の耐食性を向上させる目的で含有させる元素を次のうちから一つ選びなさい。
Cr
34
sus430の主成分の組成に該当するものを一つ選びなさい。
18%Cr
35
Sus304の主成分の組成に該当するものを1つ選びなさい。
18%Cr-8%Ni
36
Sus310sの主成分の組成に該当するものを1つ選びなさい
25%Cr-20%
37
Sus410の主成分の組成に該当するものを一つ選びなさい。
13%Cr
38
通常18%Cr鋼と称している。
Sus430
39
炭素含有量0.030%以下とすることにより、Cr炭化物の析出を防止している。
Sus304L
40
( )は18Cr-8Ni鋼の代表である。
Sus304
41
Moを加えて耐食性を図っている。
Sus316
42
Tiを加えてCr炭化物の析出を防止している。
Sus321
43
Susの意味として正しいものを一つ選びなさい。
ステンレス鋼材
44
次の1-4からJIS記号の「SCS」の意味として正しいものを一つ選びなさい。
ステンレス鋼鋳鋼品
45
次の1-4からJis記号のSusやSUHの後に続く300番台の数字」の意味として正しいものを一つ選びなさい。
Cr-Ni系
46
JIS記号の「SUSやSUHの後に続く400番台の数字」の意味として正しいものを一つ選びなさい。
Cr系
47
次の1-4からJis記号の「L」の意味として正しい物を一つ選びなさい。
低炭素
48
次の1-4からJIS記号の「CP」の意味として正しいものを一つ選びなさい。
冷間圧延鋼板
49
次の1-4からJIS記号の「HS」の意味として正しいものを一つ選びなさい。
熱間圧延鋼帯
50
次の1-4からJIS記号の「B」の意味として正しいものを一つ選びなさい。
棒
51
材料と材料の隙間に生じる腐食である。
すき間腐食
52
結晶粒界を貫いて、あるいは結晶粒界に沿って微細な割れが多数発生する現象で、特に曲げなどの加工を受けた場合に発生しやすい。
応力腐食割れ
53
ステンレス鋼が腐食環境にさらされた場合にステンレス鋼表面に生ずることがある、大きさが1mm前後から数mmに及ぶ穿孔性腐食である。
孔食
54
腐食が結晶粒界に沿って進行するタイプの腐食である。
粒界腐食
55
溶接不良や異物の付着など、すき間構造が生じないように注意を払う必要がある。
すき間腐食
56
炭素含有量の少ないステンレス鋼を使用するか、TiやNbを添加した安定したステンレス鋼を使用する。
粒界腐食
57
熱処理による加工ひずみや析出物の除去、汚れやスケールの除去を行い、さらに表面の研磨や不動態を強化する表面処理を実施することが有効である。
孔食
58
最終工程で応力除去熱処理を行い、熱応力と加工ひずみを避ける
応力腐食割れ
59
次のうち誤っているものを一つ選びなさい。
応力腐食割れはフェライト系ステンレス鋼において問題となる現象である。
60
金属を大気中で赤熱すると、表面に酸化物が生じて被殻状に剥がれる。これも腐食の一種で、水分を伴わないため( )と呼んでいる
乾食
61
ステンレス鋼は高音における機械的性質も良好で、耐酸化性も有するので、高音材料として使用することも多い。フェライト系ステンレス鋼は、1000℃以上の高音にさらされると結晶粒のサイズが( )して常温下で脆くなる特性があり、注意を要する。
粗大化
62
オーステナイト系ステンレス鋼は、約-200℃の低温でも優れた靱性を示すため、低温用材料として使用されている。しかしオーステナイト系も( )には、低温下での靱性が劣化する場合があるので注意を必要する。
シグマ相や炭化物が析出している場合
63
マルテンサイト系で、加工を容易にするための軟化や、組織の均一化を目的に行う熱処理のことを( )という。
焼きなまし
64
マルテンサイト系で、硬化を主目的として、変態点以上の温度に加熱後、急冷する熱処理のことを( )という。
焼き入れ
65
マルテンサイト系で、硬化を主目的として焼き入れしたのち、靱性を回復させる目的で行う熱処理のことを( )という。
焼戻し
66
オーステナイト系ステンレス鋼で、Cr炭化物やぜい化相を固溶させてオーステナイト系本来の機械的性質や耐食性を得るほか、加工によるひずみを除去して軟質化する為に行う熱処理の事を( )という。
固溶化熱処理
67
オーステナイト系ステンレス鋼で、母材中に固溶しているCの大部分をTiNbの炭化物として析出させ、Cr炭化物に粒界析出を防止する事により、耐粒界腐食性を向上させるもので、Sus321やSus347に対して行う熱処理のことを( )という。
安定化熱処理
68
アーク溶接の分類について誤っているものを一つ選びなさい
セルフシールドアーク溶接はガスシールドアーク溶接の一種である。
69
アーク溶接について誤っているものを一つ選びなさい
グロビュール移行はミグ溶接で大きめの溶接電流の時に見られる
70
被覆アーク溶接棒の被覆剤について誤っているものを一つ選びなさい
被覆剤は種々の粉末をエキポシ樹脂で固めて焼成したものである
71
吸湿した被覆アーク溶接棒を使用した時の影響について正しいものを一つ選びなさい
ブローホールの原因となる
72
ティグ溶接に使用するシールドガスを一つ選びなさい
アルゴン
73
ミグ溶接について誤っているものを一つ選びなさい
溶接機には交流電源を使用する
74
被覆アーク溶接について誤っているものを一つ選べ
ライムチタニア系の溶接棒は交流あるいは直流棒マイナスで使う
75
被覆アーク溶接棒のJISについて誤っているものを一つ選びなさい
3桁の数字の後のLは標準より長い棒を示している
76
被覆アーク溶接棒について誤っているものを一つ選びなさい
ES310はフェライトを10%以上含有している
77
被覆アーク溶接棒について誤っているものを一つ選びなさい
ES309はフェライトをほとんど含有していない
78
被覆アーク溶接について誤っているものを一つ選びなさい
ES308Lは炭素量が低いので一般にES308に比べて耐食性が劣る
79
フラックス入りワイヤによる炭酸ガスアーク溶接について誤っているものを一つ選びなさい
ルートパス溶接では高音割れ防止の為出来るだけ大きめの溶接電流で溶接速度をあげて溶接する
80
フラックス入りワイヤによる炭酸ガスアーク溶接について誤っているものを一つ選びなさい。
炭酸ガスアーク溶接では溶接電圧が出来るだけ低くしてブローホールの発生を防止する
81
ミグ溶接について誤っているものを一つ選びなさい
シールドガスにはアルゴンに窒素2%混合したものを使用する
82
ミグ溶接について誤っているものを一つ選びなさい
厳しい耐食性が要求される場合はアルゴンと炭酸ガスの混合ガスを使用する
83
ティグ溶接について誤っているものを一つ選びなさい
裏波溶接する時は炭酸ガスでバックシールドすることが必要である
84
ティグ溶接について誤っているものを一つ選びなさい
ノズル先端からの電極の突き出し長さは30-50mmが適正である
85
誤っているものを一つ選べ
電流の向きが一定で、時間が経過してもその大きさがほとんど変わらない流れを交流(AC)という
86
電流をI,電圧をE抵抗をRで表す時にオームの法則となるものを一つ選びなさい
E=I x R
87
溶接電流を測定する為に分流器(シャント)を接続したところを示したものである。正しいものを一つ選べ
4
88
プラス極とマイナス極との間にアークを発生させ、電流を一定にしてアーク電圧と電極間の距離(アーク長さ)との関係を調査したものである。正しいものを一つ選べ。
アーク長が長くなるとアーク電圧は高くなる
89
溶接電流の外部特性でアーク長(アーク電圧)の変化に対して溶接電流が大きく変化しない特性を( )特性という
垂下
90
可動鉄心式制御方式の溶接機において、可動鉄心が変圧器の鉄心から抜け出ると、漏洩磁束は小さくなるので溶接電流は( )
最大となる
91
炭酸ガスアーク溶接で使用するワイヤ低速制御、低電圧特性溶接電源について正しいものを一つ選びなさい
溶接電流の調整はワイヤ早急速度を変えることを意味している
92
炭酸ガスアーク溶接で使用するワイヤ定速制御、低電圧特性溶接電源での溶接条件の調整方法について誤っているものを一つ選びなさいなさい。
溶接中に母材が溶け落ちてしまう場合はワイヤ送給速度を速くする。
93
ティグ溶接での極性について正しいものを一つ選びなさい
直流で電極をマイナスにすると溶け込みが深くなる
94
サブマージアーク溶接に用いる垂下特性、定電流特性電源について誤っているものを一つ選びなさい
電源の自己制御特性を利用してアーク長を一定に保っている
95
溶接電源の使用率について正しいものを一つ選びなさい
使用率60%とは定格電流で10分間中6分間アークを出せる
96
電流値と導線の太さの選択に目安のうち適切なものを一つ選べ
300Aの場合60m㎡経の導線を使用する
97
電撃防止装置はどの場合に取り付ける一つ選びなさい
2m以上での高所作業や特定の狭あい箇所
98
誤っているものを一つ選びなさい
ヒューム/溶接中に周囲に飛散するスラグや金属粒
99
溶接用語についtr誤っているものを一つ選びなさい
スラグ/溶接金属の一部で溶接中に溶融凝固した金属