問題一覧
1
肝嚢胞は動脈相で増強効果なし、肝細胞相では造影剤の取り込みはない。, 血管腫は動脈相で peripheral globular enhancement、肝細胞相では造影剤の取り込みはない。, 古典的肝細胞癌は動脈相で増強効果あり、肝細胞相では造影剤の取り込みはない。
2
乳房は脂肪抑制を併用した 3D gradient echo(GRE)法を選択する。撮像条件は、空間分解能と時間分解能を両立するために 1 時相 1 分程度に設定する, 肝臓は in-phase の GRE 法を選択する。肝動脈塞栓術後のリピオドールは、障害陰影とならない。
3
投与後、肝臓の信号増強効果は少なくとも2時間持続する。, 健常人に投与した場合、50%以上が尿中から排泄される。
4
NSF(腎性全身性線維症)に対して Gd-DTPA 造影剤と同様の取扱いを行う必要がある。, 健常人の場合、造影剤の約 4 割は糞中から排泄される。
5
細胞外液と肝細胞に分布する。, 造影剤はトランスポータによって肝細胞に取り込まれる。
6
eGFR は糸球体1分間あたりの濾過能力である。, Gd 系造影剤を用いた灌流画像である dynamic susceptibility contrast 法では、T2*強調系の画像による信号低下を利用している。
7
ガドリニウムは原子番号 64 の重金属で生体に対して強い毒性がある。, 線状型キレート構造のガドリニウム造影剤を繰り返し使用すると小脳歯状核に蓄積する。, 超常磁性酸化鉄製剤(SPIO)はヘモクロマトーシスなど鉄過敏症の患者に禁忌である。
8
超常磁性酸化鉄製剤(SPIO)は鉄過敏症の被検験者に禁忌である。, 線状型キレート構造のガドリニウム造影剤は繰り返し使用すると小脳歯状核に蓄積する。
9
血漿中において Gd-DTPA より高い緩和度を示す。, 肝細胞相で造影剤の取り込む病変として限局性結節性過形成がある。
10
T2 短縮効果がある。, 脳内では基底核と小脳歯状核のみに沈着する。
11
Gd-EOB-DTPA の血漿中の r1 値,r2 値は Gd-DTPA より高い値を示す。, 塩化マンガン四水和物は T2 強調画像にて陰性造影効果を示す。
12
投与方法は、静脈内投与と経口投与に大別される, 常磁性を示す金属の Gd イオン、Mn イオンと Fe イオンが用いられている, 腎機能の指標として eGFR(estimated glomerular filtration rate:推算糸球体ろ過値)がある
13
T1₀ / (1 + C * R1 * T1₀)
14
造影後の opposed-phase 画像にて造影効果が低減することを paradoxical-suppression と呼ぶ。, 脳転移検索目的でガドテリドールを 0.2 ml/kg 静注したのち、造影効果が不十分であったため、追加で同製剤を 0.2 ml/kg 静注した。
15
細胞外液分布の造影剤は尿として排泄される。, ガドリニウムイオンは有毒な金属であるため、キレート剤と結合した製剤として用いている。
16
18-3)ガドリニウム造影剤について正しいのはどれか。2 つ選べ。
T1 短縮効果がある。, T2 短縮効果がある。
17
18-48)ガドリニウム造影剤について正しいのはどれか。2 つ選べ。
緩和促進効果を示す指標として T1 緩和度(r1 値)と T2 緩和度(r2 値)がある。, 緩和促進作用は T1 緩和と T2 緩和の両者が同時に影響するためrを用いて r2/r1 で表される。
18
18-26)細胞外液性ガドリニウム造影剤を用いた検査について正しいのはどれか。2 つ選べ。
DCE を用いた薬物動態解析では Tofts モデルのようなコンパートメントモデルを使用する。, ガドキセト酸ナトリウムを用いたダイナミック撮像では、動脈相で呼吸停止不良が生じる可能性が他のガドリニウム造影剤よりも高い。
19
SPIOは副脾に集積する。, Gd-EOB-DTPAの緩和度はGd-DTPAより高い。
20
限局性結節性過形成