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教育社会学
  • 満田美嘉

  • 問題数 95 • 7/26/2024

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    問題一覧

  • 1

    【いじめ】 ・機能的集団 ・教師が生活指導面の訓育を行う ・一定期間存続し,成員の所属を強制する ・年齢の同質性と能力・性格等の差異性 ・同一空間内で対面的相互作用を行う ・成員の生活世界の中心を占めている

    学級集団の特質

  • 2

    【いじめ】 統計に表れなかった数字.実際に起きている数と認知件数の差

    暗数

  • 3

    【いじめ】 ある人が自分の境遇を主観や期待・周囲との比較等の基準によって認識する格差

    相対的剥奪

  • 4

    【いじめ】 いじめが加害者と被害者以外に,「観衆」がいじめを積極的に是認し、「傍観者」がいじめを暗黙的に支持するといった環境的に形成されていることを示すモデル. 被害者や加害者だけでなく,傍観者まで構造的にいじめにおいて役割を果たしていることを指摘している

    いじめの四層構造論

  • 5

    【いじめ】 ・いじめの可視性の低下 ・立場の入れ替わり ・スティグマ(烙印)の拡大 ・いじめの集合化 ・歯止めの消失 ・いじめと非行の接点

    現代のいじめの特徴

  • 6

    【いじめ】 特定の集団や物事を社会問題ととらえ否定的な感情や敵意を表すこと.パニックには一連の形式があることを指摘している

    モラル・パニック

  • 7

    【いじめ】 ①相手に被害を与える行為②反復性③力の不均衡④不公平な影響

    いじめのチェック項目

  • 8

    【いじめ】 いじめとは同一集団内の相互作用過程において優位に立つ一方が、意識的にあるいは集合的に他方に対して精神的・身体 的苦痛を与えることである

    いじめの定義

  • 9

    【いじめ】 (a)(被害者の心理的特徴等による)機会原因説(b)(加害者の)不適応原因説(c)(加害者の)規範意識欠如 固定的な見方は立場の転換を説明しない。 またしばしば被害者への非難や、加害の正当化につながるため注意が必要であ る

    いじめの機会原因説

  • 10

    【いじめ】 匿名性,傍観者性,簡便性.従来のいじめと比較して,力の不均衡や反復性は大きな特徴とはならない

    ネットいじめの特徴

  • 11

    【逸脱】 烙印.否定的な印としていじめのきっかけになるようなもの

    スティグマ

  • 12

    【逸脱】 14 歳未満の触法少年. 14 歳以上 20 歳未満の犯罪少年. 犯罪に関わる恐れのある虞犯少年

    非行

  • 13

    【逸脱】 なぜ逸脱をしないのかという観点から逸脱の原因を考察する考え. 愛着,コミットメント,巻き込み,規範意識などをその要因としてあげている.

    ボンド理論

  • 14

    【逸脱】 逸脱者が自らの正当化を,責任回避,加害の否定,被害者の否定,避難者への非難,行動の忠誠への訴えなどによっては かるという説明

    中和理論

  • 15

    【逸脱】 逸脱が社会のレッテル貼りと当人のアイデンティティ形成の相互作用の結果ととらえる理論

    ラベリング理論

  • 16

    【逸脱】 逸脱を統制のゆるみの結果生じるものとする考え

    統制理論

  • 17

    【逸脱】 ラベリング理論の知見をふまえた,非犯罪化,司法からの分化,脱施設化,手続きの適正化を柱とする不介入主義の刑事 司法.

    4D政策

  • 18

    【逸脱】 平均的な基準から外れること. 規範からはずれた望ましくない行動.

    逸脱

  • 19

    【逸脱】 社会規範の動揺・弛緩による無規制の状態によって生じる行動や欲求の無規範状態

    アノミー

  • 20

    【逸脱】 軽微な逸脱を取り締まることで,犯罪の数を抑制できるとする理論.教育での対応「ゼロ・トレランス」

    割れ窓理論

  • 21

    【逸脱】 青少年は様々な規範(合法的な文化と非合法の文化)の間を漂流しているというモデル

    漂流理論

  • 22

    【学校】 関連性.教育と職業の関連性.日本の教育は職業とのレリヴァンスが低く評価されがちであるという問題がある(学んだ ことが仕事に役立っていないと考える人の割合が多い等)

    レリヴァンス

  • 23

    【学校】 病気や発育不全その他の理由により,その子女の保護者が教育を受けさせる義務を猶予・免除されるもの

    就学猶予・免除

  • 24

    【学校】 ・意図的な教育 ・目的や方法,内容,評価など一定の基準 ・長期にわたり継続,計画的に行われる ・内容が多岐にわたり,多様,大量 ・主に集団で行われる ・担い手(教師)と受け手(生徒)の地位が固定的

    学校における社会化の特徴

  • 25

    【学校】 学校は子どもを社会化するだけでなく,能力などしたがって職業や進路の振り分けをしているということ

    学校の選抜機能

  • 26

    【学校】 明文化されていないが学校において伝達される教育内容.儀礼や性意識やジェンダーなど

    隠れたカリキュラム

  • 27

    【学校】 指示代名詞や,短い指図,少ない語彙に特徴づけられる状況依存的なコミュニケーションのありかた.労働者階級の家庭でのコミュニケーションの様式

    制限コード

  • 28

    【学校】 学校で使用され,評価される言葉の在り方.中産階級になじみのあるコミュニケーションの様式.理由や状況などを,その場にいない人にもわかるように伝えられる丁寧なコミュニケーションの様式

    精密コード

  • 29

    【学校】 人が運用する様々な知識の中で,学校で教え・学ぶ関係において取り上げられる知識 教科の構成,学習指導要領や教科書を通じて,子どもたちに伝える知識は偏りがないものではなく,選択されている.

    学校知

  • 30

    【学校】 (1)社会化(2)選抜・配分(3)正当化

    学校の機能・役割

  • 31

    【ジェンダー】 教員の男女比が、1.幼稚園,小学校,特別支援学校など細やかなケアが必要なこどもを対象とする教育機関に偏ること

    女性教員の「周辺化」

  • 32

    【ジェンダー】 同様の商品を買う人によって価格を変化させて販売する方法.これによって価格を気にする人,所得水準の低い人には高く,価格を気にしない人には高く売り,利潤を最大化する.

    価格差別

  • 33

    【教師】 自分の感情を抑制,緊張,鈍麻することが求められる仕事. (サービス業,医療職,介護職等)

    感情労働

  • 34

    【教師】 教師が他者からの批判を避け,自分のアイデンティティを保ち,自己を正当化するために用いる戦略,教師が学校で「う まくやっていく」ためのふるまい方や考え

    サバイバル・ストラテジー

  • 35

    【子ども】 利用者と負担者が異なる.サービスを受ける子供は進んで利用したがらない.サービスを受けるために学力選抜などが必要.学力によって負担が異なる

    商品としての教育の特徴

  • 36

    【子ども】 印刷技術の発達が大人と子供の区別を作り出したが,大人と子どもが同様にアクセスできる映像メディアの登場は大人世界と神殿世界の区別を取り払ったという議論

    『子どもはもういない』

  • 37

    【職業】 学校や訓練施設での教育訓練(off-jt),職場での訓練(OJT)

    off-JT と OJT

  • 38

    【職業】 仕事の担い手をある企業の外に求める.(転職・ヘッドハンティング)

    外部労働市場

  • 39

    【職業】 仕事の担い手を企業の内部にもとめる.企業で人材を養成し,抜擢する(生え抜きの社員)

    内部労働市場

  • 40

    【職業】 入社する方法(新卒一括採用,転職など)

    入職口

  • 41

    【職業】 労働者の連帯組織.企業を横断し,産業別に組織されるもの(産業別),と特定の企業内の組合(企業別)などがある

    労働組合

  • 42

    【職業】 能力に仕事を割り当てる.仕事あたりの契約に基づいて雇用が流動的(欧米型)

    ジョブ型雇用

  • 43

    【職業】 人に仕事を割り当てる.会社に所属し,職務内容は流動的(日本型の雇用),cf. 終身雇用

    メンバーシップ型雇用

  • 44

    【職業】 勤続年数や年齢などの要素を重視して、組織内での役職や賃金を決める人事制度

    年功序列

  • 45

    【職業】 企業などが、正規に採用した労働者を、特別な場合以外は解雇しないで定年まで雇用すること

    終身雇用

  • 46

    【進学】 社会的に上昇したいというアスピレーション(欲求)を冷却すること.選抜から離脱する際に,目標を改めて自らを納得させる仕組み

    クーリングアウト

  • 47

    【進学】 人を(属性ではなく)業績によって評価する考え

    業績主義

  • 48

    【進学】 人を性・年齢・身分といった生まれつきの属性で評価する考え

    属性主義

  • 49

    【進学】 人間の経済的価値を投資によってたかめることができるという考え(教育=消費から投資へと考えの転換を促した)

    人的資本論

  • 50

    【進学】 社会のある部分は,その他の・より上位の社会全体になんらかの貢献をしている(機能している)

    機能主義

  • 51

    【進学】 特定の集団の利害によって競争や勝敗のルールが決まるという考え.集団は自ら所属する集団(身分集団)の地位を高め るため,学歴要件を高くする.このことによって高学歴化が進行するとする理論.

    葛藤理論

  • 52

    【進学】 過去の統計にもとづいた判断から結果的に生じる差別.個人を,当人の関連する属性の過去の情報に基づいて処遇すること.男女や出身大学など

    統計的差別

  • 53

    【進学】 情報の非対称性がある際に,情報を多く持っている側が情報が少ない側にシグナルを発すること.

    シグナリング

  • 54

    【進学】 雇い主が労働者をシグナルにもとづいてふるい分けをすること

    スクリーニング

  • 55

    【進学】 市場に差別がなく,すべての情報が得られる状態.(理論的なモデル)

    完全競争・完全情報

  • 56

    【進学】 情報の非対称性の中で,粗悪な財やサービスがひろまり,買い手が悲観的な予想をいだき,良い物が流通しなくなること

    逆選抜

  • 57

    【進学】 学年・学校段階ごとに選抜が行われ,勝ち抜いていかなければ上昇できない.(敗者復活のチャンスはすくない)

    トーナメント移動

  • 58

    【進学】 早期に選抜され,その後,エリートから大衆が隔離される.(エリート教育)エスカレーター式の学校

    庇護移動

  • 59

    【進学】 すべての人に対して地位の移動チャンスが開かれている.

    競争移動

  • 60

    【進学】 専門技術家による支配管理される社会体制

    テクノクラシー

  • 61

    【進学】 人を(学力などの)能力によって評価すること.能力主義

    メリトクラシー

  • 62

    【進学】 親の富や願望が子どもの教育を規定しているという考え

    ペアレントクラシー

  • 63

    【進学】 国民の能力・資質向上を通じて国家の発展を図る政策

    マンパワー政策

  • 64

    【進学】 かかったお金(原価)に対する収益の割合.私的には就学費用・機会費用を引いた手取り収入,社会的には税収と増加し た個人所得(つまり賃金の上昇分)から教育関連支出を除いたもの

    収益率

  • 65

    【進学】 プラスの外部生.当事者以外に利益がある場合.教育による治安の改善など

    外部経済

  • 66

    【進学】 マイナスの外部生.当事者以外に不利益が及ぶ場合.公害など

    外部不経済

  • 67

    【進学】 法制的に生徒の進路を限定するということはないにしても、実質的にはどのコース(学校)に入るかによってその後の進路選択の機会と範囲が限定されること

    トラッキング

  • 68

    【選択】 教育しやすく,どの企業でも通用する能力(一般能力),教育しにくく特定の企業でしか通用しない能力(企業特殊能力)

    一般能力

  • 69

    【選抜】 訓練によって能力が向上する可能性

    潜在能力

  • 70

    【選抜】 ある行動を選ぶことで失われる価値.(他の選択肢で最大の利益をあげるものと比較して)

    機会費用

  • 71

    【選抜】 将来に受け取れる価値を現在受け取れるとしたらいくらもつかを表すもの.ex.1年後の 10 万円は現在の 8 万円.将来のお金よりも現在のお金の持つ価値は高い.利子率によって現在価値に割り引いた価値

    割引現在価値

  • 72

    【大学】 M.トロウの高等教育の発展段階の記述.相対的多数のための大学,大教室での講義といったマスプロ的な教育

    マス段階

  • 73

    【大学】 本来は自由人の学問,古典的教養.職業教育と対置される.

    リベラルアーツ

  • 74

    【大学】 市民に必要とされる知識.専門的知識と対置される.

    一般教養

  • 75

    【大学】 大学の構成員としてではなく顧客として学生の満足,サービスを追求する考え

    学生消費者主義

  • 76

    【大学】 トロウの高等教育の発展段階の記述.過半数を超えた進学者に対応した,多様で開放的な教育

    ユニバーサル段階

  • 77

    【大学】 中等教育の後の教育,大学・大学院・短期大学・高等専門学校,専修学校専門課程

    高等教育

  • 78

    【大学】 学術を修めた者に与える称号.大学は学士,短大は短期大学士,高専は準学士,専門学校は専門士の学位がある

    学位

  • 79

    【不登校】 病気・経済的理由・不登校・その他の理由により学校を一定期間(30 日)以上欠席する児童・生徒

    長期欠席

  • 80

    【不登校】 不登校経験のある生徒の進学・就職経路.進路や就職機会が限定されないよう教育機会や進路を確保することが課題となっている

    不登校トラック

  • 81

    【不登校】 不登校の児童・生徒を含め,国の教育機会を確保するための支援や関係する団体の連携協力,苦しい中で無理に登校しなくても構わないこと,学校以外の居場所の重要性を認めた法律.2017 年施行

    教育機会確保法

  • 82

    【不登校】 何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因 背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にある者(ただし、「病気」や「経済的な理由」による者を除く。)(文部科学省)

    不登校の定義

  • 83

    【不登校】 現代社会、不登校を始め様々な問題を心理学、精神医学、脳科学などで説明しようとする立場

    心理主義

  • 84

    【メディア】 「親密な見知らぬ人」,SNS などで親密に遣り取りをするにもかかわらず(あるいはそれゆえ)顔を合わせたこともない人

    インティメイト・ストレンジャー

  • 85

    【メディア】 顔はよく知っているが、あいさつしたことも話したこともない人々

    ファミリア・ストレンジャー

  • 86

    【メディア】 メディアで扱われる情報が環境(疑似環境)になる.暴力が数多く報道されれば,人々の身の回りには暴力があふれることになる.

    メディアの培養理論

  • 87

    【メディア】 使用価値から自分らしさへ,すべての人が顕示的消費を.消費は言語活動へ

    ボードリヤールの消費論の特徴

  • 88

    【メディア】 学校,仲間集団,家族,地域社会,メディア情報.このうち仲間集団やメディア情報が優位となり,地域社会や家族,学校の影響力は低下しつつある

    青少年の影響源の5角形

  • 89

    【理論】 個人の出来事と社会を結びつけて考える.社会学による批判的思考力.

    社会学的想像力

  • 90

    【理論】 ある命題が人に信じられることによって,人々の行動を変えることを通じて,社会的事実に影響を及ぼすこと

    予言の自己成就

  • 91

    【理論】 子どもなどの社会の参入者が,文化や規範を獲得してその社会で生きていくことが出来るようにすること

    社会化

  • 92

    【理論】 動機をあらかじめ人の内部にあって、何らかの行動へ駆り立てる要因のようなものとして考えるのではなく、社会の中で用意された暴力肯定要因や他者非難の種をもとに動機が作られているということ

    動機の語彙

  • 93

    【理論】 エアコンなどの温度調節機能のように,ある基準からの乖離を一定範囲に保つはたらき. ある事態が予想された場合、人々がそれを回避するように行動して事態の発生を抑止する仕組み

    ネガティブ・フィードバック

  • 94

    【理論】 ある基準からの乖離を増幅させる.結果が予言を強化していく.バンドワゴン効果

    ポジティブ・フィードバック

  • 95

    【理論】 人の判断,所属,認知のもとになる集団.必ずしも当人の所属と一致しない.

    準拠集団