問題一覧
1
敢
してはならないことを、押しきってする意。
2
肯
承知し、納得する意。
3
如何、奈何、若何
「どうしたらよいか」と問う意。
4
何如、何若
「どのようか」「どうであるか」と問う意。
5
嘗
「〜したことがある」の意。
6
曽
「昔かつて」と「経験」の二つの意味をもつ。
7
常
「〜したことがある」の意。
8
己
「もはや」「とっくに」。
9
既
「いしてしまった」「〜したうえにさらに~」。
10
則
仮設・条件、他との区別を表す。
11
即
上と下とが同一であることを示す。
12
乃・逎
順接、逆説、強調、驚き
13
便
「そのまま」「~するとすぐに」。
14
輒
「そのたびごとに」「すぐもう」「いつでも」。
15
忽
にわかに生起する意。「不意に」「にわかに」。
16
乍
急に変化して定まらない意。「ひょいと」「ちらと」。
17
遂
あることが成し遂げられる意。「その結果」「かくて」「そのまま」。
18
終
事の結末を表す。「はては」「とうとう」。
19
竟
「結局は~」の意。「とうとう」「しまいに」。
20
卒
「そのはては」の意。事のしまいだけをいう。
21
与
くみになる意。「ト」とも読む。
22
共
共同で事にあたる意。
23
俱
「それぞれがいっしょに」の意。ばらばらに行っても行きあう所は一つ、という意味。
24
猶
ためらい、あともどりする意。「やはり」「まだ」。
25
尚
物の上にさらに物を加える意より転ず。「加うるに」「その上に」「まだ」。
26
私
内心ひそかに、の意。
27
陰
かげでわからないようにこっそりと、の意。
28
窃
内部の者がこっそりと盗み取る意より転用。
29
可
「許容」と「可能」の二義がある。
30
当
「べきである」「はずである」の意。
31
応
「まさニ~ベシ」と読む。
32
宜
「当」と同じように用いられるが、その意味は「当」より軽い。このようにするのが宜しいから、このようにされよ、の意で、「よろシク~ベシ」と読む。
33
須
どうしても~しなければならぬ、と要求するもの。「すべかラク~ベシ」と読む。
34
正
当たるべき所にちょうど当たって、の意。「まさしく」「ちょうど」。
35
方
その時と場に向かいあって、その最中の意。「いまや」「おりしも」。
36
適
ちょうどそこに行きあう意。
37
将
現在まだその事は起こっていないが、以後にそれが起ころうとする場合などをいう。「~するであろう」「~しようと思う」。
38
且
「将」とほぼ同じであるが、「なお継続して~しようとする」の意がある。
39
又
ある物の上に重ねて、の意。「さらにまた」「そのうえ」。
40
復
反復の意。「ふたたびまた」。
41
亦
同類の事物を列挙する時に用いる。
42
如
「仮設」の意。「もし~であれば」。
43
若
「仮設」の意。「もし~であれば」。やや重い。
44
固
「本来」「もとから」「いうまでもなく」の意。
45
故
「ふるくより」の意。
46
自
動作の起点を示す。「~から」。
47
従
その道にしたがって。「~にそって」。
48
由
~のすじから。経由の意。
49
新
~したばかり。
50
荀
「かりそめにも」「すこしでも」の意。
51
且
「かつまた」の意。また、「しばらく」の意。
52
蓋
推量を表す。「おもうに」「おおかた」。言い出しのことば、「そもそも」「いったい」
53
使
人を使って~させる。
54
令
人に命令して~させる意より転用。
55
教
人に教えて~させる意より転用。
56
遺
人をつかわす意より転用。
57
坐
そうするつもりはなかったのに自然にそうなる意。
58
縦
ゆるめる、が本義。「~であっても」。
59
寧
二つの事物を比較してその一つを選択し、それに寧んじようとする意。
60
被
「かけられる」意から、受身の意。
61
見
「見られる」意から、受身の意。
62
為
「~と為る」の意から、受身の意。多くは「所」と組み合わせて用いられる。