問題一覧
1
『愚神礼賛』において王族貴族司祭を痛烈に風刺した人物
エラスムス
2
内村鑑三が唱えた教会の儀式や教義にとらわれず個人の信仰を重んじる考え方
無教会主義
3
主著『哲学書簡』において、旧制度下のフランス社会、特にカトリック教会や宗教的な偏見を鋭く批判した人物
ヴォルテール
4
みだれ髪の著者
与謝野晶子
5
森有礼が主唱した明六社に参加し「哲学」、「理性」など新たな訳語を用いて西洋哲学を翻訳し紹介した人物
西周
6
日本の代表的な社会主義者で1910年に天皇暗殺計画の冤罪により処刑された人
幸徳秋水
7
福沢諭吉が『学問のすゝめ』で説いた、人間は生まれながらにして平等の権利を持つという考え方
天賦人権論
8
『善の研究』の著者
西田幾多郎
9
ドイツ観念論者に分類され、ナポレオン軍占領下のドイツにおいて『ドイツ国民に告ぐ』を発表した人物
フィヒテ
10
デカルトがその働きを重視した全ての人に公平に備わっている良識のこと
ボン・サンス
11
夏目漱石は、日本の開花を外国の影響で行われたものとした、このような開花をなんと呼ぶか
外発的開化
12
和辻哲郎が唱えた人と人との関係においてのみ人間たり得るという人間の在り方
間柄的存在
13
夏目漱石が主張した伝統的な社会関係から解放され、自我の内面的な要求に基づいて生きること
自己本位
14
実験と観察に基づく知識は自然を征服する力であるという意味のベーコンの言葉
知は力なり
15
中江兆民が『三酔人系論問答』で説いた上から与えられた「恩賜的民権」に対し、人民自らが獲得した権利
恢復的民権
16
『パンセ』を著し「人間は考える葦である」との言葉を残した人物
パスカル
17
新渡戸稲造の著作
『武士道』
18
『舞姫』の著者
森鴎外
19
『神曲』で人間の罪と苦悩、魂の救済を描いた。ルネサンスの先駆者と位置づけられる人物
ダンテ
20
「民本主義」は危険な学説と混同される可能性があるので提唱された訳語
民本主義
21
夏目漱石が晩年に至った、自我に固執せず天命を受け入れる境地
則天去私
22
『人間としての倫理学』や『風土』の著者
和辻哲郎
23
『余は如何にして基督教徒となりしや」を著し、武士道精神とキリスト教精神とのつぎ木を目指した人物
内村鑑三
24
スピノザが考えた、自然を神と捉える考え方
汎神論
25
ベーコンが人間の認識を妨げる先入観、偏見という意味で用いた「偶像」という意味のラテン語
イドラ
26
フランス留学からの帰国後、ルソーの『社会契約論』を、翻訳し、『民約訳解』を出版した人物
中江兆民
27
『遠野物語』などの著者で文献に載っていない常民の姿を明らかにするために民俗学を創始した人物
柳田国男
28
デカルトが思考として用いた、確実な原理を求めるために疑わしい一切のことを疑うという方法
方法的懐疑
29
ベーコンが説いた、観察、実験によって得られた経験的事実を検証、考察して一般法則を導く方法
帰納法
30
モラリストの代表的人物で『エセー』の著者である人物
モンテーニュ
31
自己の置かれた立場を受け入れることによって心の安定を得ること
諦念
32
初代文武大臣を務め、学校令を制定するなど、日本の近代公教育制度の構築に主導的役割を果たした人物。
森有礼
33
デカルトの「哲学の第一原理」とされる言葉
われ思う、ゆえにわれあり
34
『ノヴル・オルガヌム』を著し、イギリス経験論の祖と位置づけられる人物
ベーコン
35
偉大と悲惨の間を揺れ動く人間の在り方をなんと言うか
中間者
36
天賦人権や革命権、抵抗権などを含む画期的な私擬憲法を起草した人物
植木枝盛
37
西田幾多郎が自身の哲学の根本とした主客未分の具体的、直接的な経験
純粋経験
38
カントが人間の真の自由と考えた道徳法則に従うこと
意志の自律
39
三宅雪嶺が唱えた、日本の国情伝統の美点を保ちながら改革を行おうとする考え
国粋主義
40
福沢諭吉が説いた封建的制度に捉われず個人が人に依存せず、自主独立の生活を営もうとする精神
独立自尊の精神
41
福沢諭吉が修めるべきことを説いた日用の役に立つ学問
実学
42
『方法序説』『省察』を著し大陸合理論を確立した人物
デカルト
43
『君子論』において人間の本性を考察し、君主は国家の維持発展のためにはあえて非道徳的な手段もとらなければならないと説いた人物
マキャヴェリ
44
デモクラシーを民主主義とは区別して、天皇主権を肯定する民本主義を唱えた人物
吉野作造