問題一覧
1
チラー室は、実際の製品ではパーシャル室、氷温室、チルド室などの名称が付けられており、食品の鮮度を保持するために以下のような工夫がなされている製品がある。 ・室内の気圧を下げて酸素量を減らすことにより、食品の酸化反応を抑制する。 ・氷点を少し下回る温度で食品を凍結させずに保存する。
◯
2
自動製氷装置に、ミネラルウォータ一・浄水器の水・一度沸勝させた水・井戸水などのように塩素消毒されていない水を使う場合は、雑菌やカビが繁殖しやすくなるため、こまめに手入れする必要がある。
◯
3
現在主流になっているノンフロン冷蔵庫の冷媒R600a(イソブタン)は、かつて主流であったR 134a(代替フロン)に比べてオゾン層破壊係数が約1/400である。
×
4
下図は物質の三態と状態変化を示す。 一般に物質は、放熱してより密度の高い状態へ、吸熱してより密度の低い状態へと変化する。
◯
5
冷蔵庫を清掃する場合、内部の棚やポケットなどは取り外して水洗いし、油汚れがある場合は中性洗剤とぬるま湯で拭き、洗剤をよく拭き取る。また、汚れがひどいときは、アルコールやアルカリ性洗剤などを使用してしっかりと汚れを除去するとよい。
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6
炊飯には、水道水や浄水器を使った水が適している。硬度の高いミネラルウォーターは米粒に水が浸透しにくく、炊き上がりのご飯がぱさついたり硬くなったりする原因になり、pH9以上のアルカリイオン水は、べちゃつきや黄変の原因になるので使用しないほうがよい。
◯
7
IHジャー炊飯器は、加熱コイルに高周波電流を流し、磁力線を発生させることで内釜に生じる渦電流とその電気抵抗により、内釜自体が発熱する仕組みになっている。基本的に内釜は、外側に誘導加熱の発熱層となる素材、内側に熱伝導率の高い素材を接合した多層構造になっている。
◯
8
圧力式のIHジャー炊飯器は、浸し工程で加圧することにより米の吸水性を高めるとともに、炊飯工程では加圧と減圧を繰り返すことにより炊きむらを少なくするなどの機能を有している。炊飯中の圧力は、製品によって異なるが、1.5気圧~2.0気圧程度である。
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9
グリル調理で発生した煙やニオイを、パラジウム触媒に通すことで除去する製品がある。この製品では、煙が触媒を通過するとき、煙の主成分である「二酸化炭素」と「水」が反応し「炭化水素」と「酸素」に分解されて除去される。
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10
特定安全IH調理器は、トッププレート上の熱源がIHヒーターだけで構成された組込形機器および据置形機器であり、かつ、すべてのIHヒーターに特定の安全性を備えた調理油過熱防止装置が付いた機器である。 一般社団法人日本電機工業会が定めた自主基準では、特定安全IH調理器とレンジフードのグリスフィルターとの離隔距離は60cm 以上としている。
◯
11
IHクッキングヒーターのなかには、小物発熱防止機能(適正負荷検知)を搭載している製品があるが、この製品では、トッププレート上のナイフやフォークなどの金属製の小物を検知し、加熱しない。
◯
12
グリル部のオートクリーニングは、空だきすることで、グリル壁面やヒーター、脱煙用の触媒などに付着した油分を焼き切り、ニオイを軽減する機能である。
◯
13
オーブン加熱は、ヒーターからの強い放射熱により食品の表面を焼き上げる方法である。 これに対し、グリル加熱は、ヒーターで庫内を熱して庫内温度を上げることにより、食品の温度を高めて焼く方法である。
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14
電子レンジで加熱しすぎにより庫内で食品などが燃えたときは、ドアは開けずに、取消ボタンを押して電源プラグを抜くことが基本である。
◯
15
IHヒーターを使用した場合、銅やアルミニウムなどの非磁性鋼は、鉄などの磁性鍋に比べて、鍋底の電気抵抗が大きく発熱しにくい。そのため、オールメタル対応IHヒーターで非磁性鍋を加熱するときは、加熱コイルに流す高周波電流の周波数を磁性鋼のときよりも下げて鍋底の電気抵抗を小さくすることにより、発熱量を増大させて加熱している。
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16
住宅用火災警報器を天井に取り付ける場合の、壁または梁 (はり) と火災警報器の設置位置 (本体の中心) との最小の離隔距離を述べよ。
0.6メートル
17
浴室換気暖房乾燥機を据え付ける際の注意として、排気ダクトは、雨水や結露水の逆流を防ぐために、屋外に向かってこの勾配で据え付ける必要がある。
下り勾配
18
現在主流になっているノンフロン冷蔵庫の冷媒 R134a (代替フロン) は、かつて主流であった R600a (イソブタン) に比べて地球温暖化係数が約 1/400 である。
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19
冷蔵庫の設置状況や使用状況、周囲の環境によっては、 冷蔵庫の運転による振動で床や棚などが共振して音が大きく響いたり、変わった音に聞こえたりする場合がある。例えば、背面からの「ブーン」、「キーン」、「ガタガタ」 という音は異常ではない可能性があるので、問い合わせ前に各社ホームページなどで確認するとよい。
◯
20
冷凍室の性能は、記号によって区分表示されている。下図は 「スリースター」 と呼ばれる記号であり、JIS に規定された条件で試験したときの食品温度が-25℃ 以下となるものをいう。この場合の冷凍食品の貯蔵期間の目安は、約6か月とされている。
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21
加工食品には、表示されている保存方法に従って未開封状態で保存したときの「消費期限」または「賞味期限」 が表示されている。「賞味期限」 とは、その食品をおいしく食べられる期限を示すものであり、その期限が6 か月以内のものは年月日で表示され、6か月を超えるものは年月または年月日で表示されている。
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22
スマートフォンの専用アプリを使って、以下のサービスを提供する冷蔵庫がある。 ・タンクの水が少なくなったとき、本体の「給水」 表示が点灯するとともに、スマートフォンに通知してくれる。 ・ 切替室を解凍モードに設定するのを忘れた場合や、急いで製氷したい場合に、宅外から設定できる。
◯
23
冷蔵庫を清掃する場合、内部の棚やポケットなどは取り外して水洗いし、油汚れがある場合はアルカリ性洗剤とぬるま湯で拭き、洗剤をよく拭き取るとよい。アルコールやベンジンなどを使用すると、プラスチック部品の変形や破損につながるので絶対に使用しない。
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24
IHジャー炊飯器には、大きく分けて、浸し、炊飯、蒸らし、保温といった4つの機能がある。一般的に、浸しの工程では水温を 40Cほどに上げて、20 分間程度の浸しを行う。真空ポンプを使って内釜の中を減圧し、米の吸水性を高めることで浸し時間を短縮できる製品もある。
◯
25
炊飯には、水道水や浄水器を使った水が適している。pH9 以上のアルカリイオン水は、べちゃつきや黄変の原因になるので使用しないほうがよい。アルカリイオン水による炊飯時のご飯の黄変は、 アルカリ性が強い状態において、米の表層に存在する脂質や繊維物質などが黄変するためと考えられている。
◯
26
おいしく炊き上がったご飯も、放置しておくと冷めてまずくなる。これは一度ベータ化したでんぷんが、再びアルファでんぷんに戻る老化 (アルファ化) といわれる現象が起きるためである。冷凍したご飲がおいしいのは、ベータ化したまま凍結するからである。
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27
トッププレートの汚れや焦げ付きを防止するための汚れ防止マットが販売されている。このマットを使うことで、 トッププレートの傷つきや割れの抑制効果も期待できるため、IHクッキングヒーターのメーカー各社はこのマットの使用を推奨している。
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28
複数の IHヒーターやグリルを同時に使用すると、総消費電力を超えないよう、IHヒーターの火力を自動的に調節する場合がある。 高火力が必要な場合は、 同時使用を止めるか、ほかのヒーターの火力を弱める必要がある。
◯
29
グリル調理で発生した煙やニオイを、 パラジウム触媒に通すことで除去する製品がある。この製品では、煙が触媒を通過するとき、 煙の主成分である「炭化水素」が 「水」 と 「二酸化炭素 」 に分解され除去される。
◯
30
特定安全 IH 調理器は、トッププレート上の熱源が IHヒーターとラジエントヒーターで構成された組込形機器および据置形機器であり、かつ、すべてのヒーターに特定の安全性を備えた回路保護装置が付いた機器である。一般社団法人日本電機工業会が定めた自主基準では、特定安全 IH調理器とレンジフードのグリスフィルターとの離隔距離は 120cm以上としている。
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31
材質や形状によって、 IH ヒーターに使用できる鍋と使用できない鍋がある。下図のマークが表示された鍋は、IH加熱専用の鍋であり、 ラジエントヒーター、シーズヒーター、 ハロゲンヒーターには対応していない。
◯
32
IH クッキングヒーターのなかには、調理終了後もトッププレートの天面表示部に高温注意ランプを点灯 (点滅) させる製品がある。これらの製品は、電源を切った後もトッププレートが熱い間はランプが点灯 (点滅) し、温度が下がると自動的に消灯する。
◯
33
オールメタル対応 IH ヒーターで (銅やアルミニウムなどの) 非磁性鍋を加熱するときは、 加熱コイルに流す高周波電流の周波数を (鉄などの) 磁性鍋のときよりも下げて銅底の電気抵抗を小さくすることにより、発熱量を増大させて加熱している。
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34
グリル部に使用されるセラミックヒーターは、発熱線に金属パイプを被せた加熱エレメントであり、配置するスペースに応じて曲げ加工ができるという特長がある。セラミックヒーターは 「水や油などの液体に入れて直接加熱する」、「空気などの気体を加熱する」、「加熱したいものに接触させて直接加熱する」 などの用途で使用される。
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35
オーブンレンジには、無線 LAN 経由で専用クラウドサービスに接続し、クラウド上のAIを活用した機能を有する製品がある。 例えば、各家庭の調理履歴を学習して頻度の高い機能やメニューを表示したり、季節や時間帯に応じたメニューを提案したりできる。
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36
スチームオーブンレンジの過熱水蒸気加熱では、 300℃超の高温加熱により、食品中の油脂が溶けて食品が収縮し、油脂が食品表面ににじみ出てくる。 表面ににじみ出た油脂は、食品から滴り落ちるため脱油効果が得られる。 ただし、塩分はそのまま食品中に残り、減塩効果は得られない。
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37
オーブン加熱は、ヒーターで庫内の空気を加熱し、その熱を食品表面に伝えて食品の温度を高めて焼く方法である。 これに対し、 グリル加熱は、ヒーターからの強い放射熱により食品の表面を焼き上げる方法である。
◯
38
レンジ加熱して過加熱状態になった水を電子レンジから取り出し、 コーヒーの粉末などを入れると突然沸騰することがある。 この現象を防止するには、加熱しすぎたと感じた場合、 しばらく冷ましてから電子レンジから取り出すとよい。
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39
レンジ加熱では、庫内の場所によってマイクロ波の強度むらができるため、食品の加熱むらが発生する。この加熱むらを防止する仕組みとして、食品をターンテーブルで回転させながらマイクロ波を照射する「ターンテーブル式」、マイクロ波を回転アンテナなどで撹拌 (かくはん) して食品に照射する「テーブルレス式」がある。
◯
40
過熱水蒸気加熱は、過熱水蒸気が食品の表面で蒸発する際に生じる気化熱を用いた加熱方式である。例えば、15℃の水を 300℃の過熱水蒸気にした場合、15℃の空気を300℃の熱風にした場合に比べて約3倍の熱量をもっているので、大きな気化熱を発生させて食品を急速に加熱できる。
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41
電子レンジで食品を長時間加熱すると、発煙・発火することがある。これは以下のメカニズムによる。特に油分を含む食品は、加熱しすぎた際に爆発的に燃焼するおそれがある。 ・ 食品内の水分が蒸発し、炭化して可燃性ガスが発生する。 ・食品の炭化した部分に帯電してスパークを起こし、可燃性ガスに引火する。
◯
42
レンジやオーブンの自動加熱では、各種センサーにより食品の状況をチェックし、マイコンで細かい加熱制御を行う。赤外線アレイセンサーを用いて、庫内底面全体の細かいマス目ごとの温度を瞬時かつ一度に測定し、温度の異なる2品を同時に温めることができる製品もある。
◯
43
物質は、温度や圧力の変化によって固体や液体あるいは気体へと状態が変化する。一般的に、物質は熱を放散してより密度の高い状態へ、熱を吸収してより密度の低い状態へと変化する。物質の状態が変化する際の吸熱や放熱は、冷蔵庫やエアコン、コンプレッサー式除湿機などに応用されている。
◯
44
冷蔵庫の中には、コンプレッサーを停止させ、冷却器に付着した霜の冷気を(ファンで)庫内に送って内の冷却に利用している製品がある。この製品では、霜取り用のヒーターが付いていない分、消費電力量を抑制することができる。
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45
現在、冷蔵庫の冷媒として主流となっているイソブタン冷媒R-134日は、従来の代替フロン冷媒R-600aに比べて地球温暖化係数が約1/400である。また、現在、ノンフロン冷蔵庫として販売されている製品では、断熱材発泡剤にもフロンは使われていない。
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46
冷蔵庫のカタログに表示されている「食品収納スペースの目安」は、棚や収納ケースを取り外した状態で計測する定格内容積に対して、棚や収納ケースを取り付けて実際に食品が入る空間の容積の目安を表したものである。
◯
47
冷蔵庫の周囲には放熱スペースを確保する必要があるため、カタログなどでは、本体寸法とともに放熱スペースを含んだ最小設置スペースが表示されている。小型冷蔵庫などでは、上に電子レンジなどを置けるように設計された製品もあるが、一般的には、冷蔵庫の上に物を置くと、放熱の妨げになるばかりでなく、地震などによって物が落下するおそれがあるので、物を置いてはいけない。
◯
48
冷蔵室内の側方および上方からLEDを照射し、食品の収納量によって変化する庫内の照度を検知することにより、運転を制し節電できるようにした製品がある。
◯
49
地震などによる冷蔵庫の転倒を防ぐには、メーカー指定の転倒防止用ベルトなどで丈夫な壁や柱に固定する方法が一般的だが、地震などの揺れを感知して、自動的に冷蔵室のドアをロックする機構を採用した製品もある。この製品は、一度ロックされると、次の余震に備えて、手動で解除するまでロック状態が維持されている。
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50
IH式ジャー炊飯器は、加熱コイルに高周波電流を流して磁力線を発生させることで、加熱コイルが発熱し、その熱が内釜へ伝わり、さらに内釜の中の水と米に伝わる仕組みである。内釜は、基本的に外側に熱伝導性の良い素材、内側に誘導加熱効率の高い素材を接合した構造となっている。
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51
炊飯中の蒸気の噴き出しを抑える機能をもつ製品では、蒸気によるニオイや湿気を抑えたり、やけどの危険性が低下するなどの利点が挙げられる。また、圧力IH式ジャー炊飯器の中には、蒸らし時などに過熱水蒸気をご飯に吹きつけて、ご飯表面のべたつきを低減する機能を持つ製品もある。
◯
52
炊飯には、水道水や硬度の高いミネラルウォーターが適している。pH9以上のアルカリイオン水は、べちゃつきや変色の原因となり、硬度の低いミネラルウォーターは、ぱさついたり、硬くなる原因になるので使用しないほうがよい。また、湯を使用するとニオイなどの原因になるので、水温30°C以下の水を使用するのがよい。
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53
保温は、主にふたヒーターや側面ヒーターを用いて、ご飯を約60°Cに保つ機能である。保温状態に入ると、時間とともにご飯のタンパク質が変質する。また、温度が低いと雑菌により腐敗して変色の原因になり、温度が高いと異臭の進行が早まる。
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54
圧力IH式ジャー炊飯器とは、1気圧を超える圧力をかけると水の沸点が100°Cを超えるという原理を応用して高温炊飯を行う製品である。例えば、水の沸点は 1.1気圧では約103°C、1.2気圧では約105°Cとなる。圧力式の特徴として、炊飯中に加圧と減圧を繰り返すことで、内釜の水と米をかくはんし、炊きむらをなくす効果などが挙げられる。
◯
55
オーブン加熱は、ヒーターで庫内を熱して庫内温度を上げることにより、食品の温度を高めて焼く方法である。オーブン加熱のうち、コンベクション方式は、上下のヒーターで庫内を加熱して食品を焼き上げる方式である。
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56
過熱水蒸気加熱は、酸素濃度が極めて低い状態で加熱するため、酸素に反応しやすいビタミンCの破壊が抑制される。また、同様に油脂の酸化も抑制される。
◯
57
食品を入れずにレンジ加熱を行うと、マグネトロンに負荷がかかり発熱したり、庫内でスパークしたりすることがある。故障の原因となるので、食品を入れずにレンジ加熱してはいけない。アース端子付きコンセントがない場合にはD種接地工事が必要である。
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58
複数のIHヒーターやグリルを同時に使った場合、調理中にIHヒーターの火力が下がる、または火力を上げることができないという現象が起こることがある。これは、故障が原因の場合などを除き、総消費電力を超えないよう、製品の機能として火力を制御しているためである。
◯
59
IHクッキングヒーターの中には、単相 200Vの専用回路の接続が必要な製品がある。多くの家庭では、分電盤まで単相3線式 200Vが引き込まれているが、単相2線式の引線の場合には、単相3線式への切り替え工事が必要である。
◯
60
IHヒーターの加熱コイル部に、鍋底の温度を検知して火力を制御するための赤外線センサーが取り付けられている製品がある。赤外線センサーにより、鍋ふりなどで調理時に鍋が一瞬トッププレートから離れても、鍋を戻した瞬間に再び高温で加熱することができる。
◯
61
所定のレシピにしたがってホームベーカリーでパンを作ったところ、全く膨らまず、だんご状のものができた。全く膨らまなかったという現象から考えて、イースト菌の品質不良などの材料要因、あるいはイースト菌の投入機構の故障などの機器要因によりパン生地が発酵しなかったことが原因と考えられる。
◯
62
米粒を破砕してペースト状にするミル機能を搭載し、米粒から米パンを作ることができるホームベーカリーがある。この製品は、ミル用羽根とねり用羽根を備えており、ミル工程ではミル用根を低速回転させて材料を破砕し、ねり工程ではねり用羽根を高速回転させて粘りと伸びのある生地を生成している。
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63
ジャーポットは、内容器内に水を入れ電源プラグを接続すると、自動的にヒーターに通電し沸かし始める。沸騰すると、蒸気センサーが蒸気量を検知し保温状態となる。保温状態に移行した後は、ヒーター制御により設定温度を維持する。
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64
低速回転ジューサーは、1分間当たり数十回転するスクリューで食材を圧縮しながらジュースを絞り出す。高速回転ジューサーに比べ、摩擦熱の発生が少なく、かつ食材が空気に触れにくいことから、食材の栄養素が壊れにくいという特徴がある。
◯
65
2014年10月、繊維製品の洗濯表示に関する日本工業規格(JIS)は、国際規格に整合した内容の新 JISとして制定された。これにより、洗濯表示記号は(ア)。2015年3月に家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程が改正され、2016年12月から新 JISに切り替わったが、経過措置として、施行日前に旧 JISの表示を行った製品は、施行日以降もそのままの表示でよい。
22種類から 41種類に増えた
66
ヒーター乾燥方式のうち、空冷除湿方式は、水冷除湿方式と比べて乾燥時間は(イ)、給水は不要という特徴がある。
長いが
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洗剤の主原料である(ウ)は、繊維についた汚れを離れやすくする作用がある。 一度落ちた汚れを再び布に付着できないようにする作用もある。
界面活性剤
68
すすぎは、洗浄により落とされた汚れや洗剤分を取り除く工程である。(エ) は洗濯槽内に水をため、さらに給水しながらすすぐ方式で、すすぎ性能は高い。
注水すすぎ
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ドラム式洗濯乾燥機の乾燥方式には、ヒーター方式とヒートポンプ方式がある。 ヒートポンプ方式は、ヒーター方式に比べ、一般的に乾燥能力が高く、消費電力が小さい。また、(オ)の温風で衣類を乾かすので、衣類の縮みや傷みを軽減するという特徴がある。
約50°C〜60°C
70
最近の冷蔵庫では、筐体断熱のために使われる断熱材発泡剤として、まだ、フロンが使用されており、そのノンフロン化が地球温暖化防止に向けたひとつの重要課題となっている。
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71
昇華熱を用いた冷却方法は、固体が液体に変化するときに周囲の熱を奪うことを利用したものであり、ドライアイスが代表的な例である。
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72
食品の温め方には「伝導加熱」や「誘電加熱」などがある。レンジ加熱は、食品にマイクロ波を照射し、食品内部の水分子を振動させ、分子と分子の摩擦熱により食品全体を発熱させる「伝導加熱」を用いている。
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73
レンジ加熱では、庫内にマイクロ波を照射しているが、電波の性質上、庫内における電波の強度むらが生じやすいために食品の加熱むらが発生する。この加熱むらを防止する仕組みとして、食品をターンテーブルで回転させながらマイクロ波を照射するターンテーブル式とマグネトロン自体を回転させるテーブルレス式がある。
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74
お茶を点(た)てるための機能を1台に収めたお茶メーカーが販売されている。 この製品では、以下の工程で茶葉を粉末にして飲むことにより、カテキン、クロロフィル、食物繊維などを効率的に摂取することができる。 1) 茶葉を臼でひいて粉末茶にする。 2) 水を沸騰させ、カルキ成分を除去した設定温度の湯を容器に注ぐ。 3) 回転羽根で湯と粉末茶をかき混ぜて仕上げる。
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75
Sマーク認証の付いた電気ケトルは、転倒時の流水防止のため蓋にロック機構が備わっており、転倒しても湯は漏れないことが保証されている。
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