問題一覧
1
PDでは多彩な( )を認める
非運動症状
2
PDの非運動症状の原因として考えられているものは、全身に( )変化が出現すること、多様な( )が減ってしまうこと、それに( )系薬剤の影響が複雑に絡み合うこと、である
病理学的, 神経伝達物質, ドパミン
3
非運動症状は患者や家族の( )に大きく影響するため適切な対応が必要である
生活の質
4
多くの非運動症状は( )を用いなくとも良くなる可能性を念頭に対応する
薬剤
5
特定の非運動症状の治療が別の非運動症状を( )させる可能性もある。 また、漫然とした薬物治療で( )になっていないか注意する必要がある
悪化, ポリファーマシー
6
ドパミンの不足は運動障害以外に、( )( )( )( )( )( )などの原因になる
意欲の低下, 不安, 抑うつ, 頻尿, 排便障害, 痛み
7
オフ時に出現する非運動症状に対しては適切な( )が大切となる。 一方、( )、( )、衝動制御障害などに対してはドパミン系薬剤を減量する
ドパミンの補充, 幻覚, 妄想
8
PDで認める気分障害には( )( )( )( )などがある
うつ, 不安, アパシー, アンヘドニア
9
気分障害はドパミン以外に( )( )( )などの減少も原因となる
アセチルコリン, セロトニン, ノルアドレナリン
10
まず気分障害の誘因を把握し、是正可能であればその支援を試みる。( )療法が有効な場合もある
認知行動
11
PDの気分障害に対する抗うつ薬としては( )や( )が用いられる
選択的セロトニン再取り込み阻害剤, セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤
12
PDの気分障害のアパシーに対しては( )を用いることもある
コリンエステラーゼ阻害剤
13
情動障害には( )や( )がある
衝動制御障害, ドパミン調節障害
14
過度のギャンブル、性欲亢進、病的な買い物、過食などの行為を認める障害を( )という
衝動制御障害
15
レボドパをはじめとするドパミンを過剰に内服するといった行為を認める障害を( )という
ドパミン調節障害
16
衝動制御障害ではドパミン系薬剤の( )の不安定さや( )などが原因となる
血中濃度, 過剰投与
17
ドパミン調節障害ではレボドパの( )などが原因となる
過剰内服
18
PDで認める睡眠障害には、( )( )( )( )( )などがある
日中過眠, 突発的睡眠, 夜間不眠, レム睡眠行動障害, レストレスレッグス症候群
19
PDでは( )が崩れやすく、覚醒に必要なドパミン、ノルアドレナリン、アセチルコリン、( )などの神経伝達物質が減少するという基盤がある
概日リズム, オレキシン
20
夜間の睡眠が良好にもかかわらず日中過眠や突発的睡眠を認める場合は、( )の薬剤の減量を試みる
ドパミン系
21
睡眠障害には、( )( )( )のいずれの問題であるのかを確認した上で対応する
睡眠の質, 入眠困難, 中途覚醒
22
幻覚は感覚器に刺激がないにもかかわらず( )を生じる病的体験を指し、幻視、幻聴、幻臭、幻味、幻触がある。 PDでは形をとった具体的な( )が有名である
知覚, 幻視
23
幻視は部屋を( )する、ジッと見る、触れてみるなどの生活指導で改善する場合がある
明るく
24
幻視に対する生活指導で改善が認められない場合、レボドパを除く抗PD製剤の( )を試みる。 また、アセチルコリンを増やす( )を投与する場合もある
減量, コリンエステラーゼ阻害剤
25
高度の幻覚や妄想に対しては( )を用いる場合がある
抗精神病薬
26
定型抗精神病薬(ハロペリドールやクロルプロマジン)は強い鎮静作用を有する反面、( )作用に基づくパーキンソニズムの増悪等の副作用を有している
ドパミンD2受容体遮断
27
定型抗精神病薬は添付文章上、PDへの使用は( )となっている
禁忌
28
非定型抗精神病薬は定型抗精神病薬に認められている副作用が( )されている
軽減
29
非定型抗精神病薬の中でも臨床的には錐体外路への影響がより少ない( )を用いることが多いが( )の異常に注意する必要がある。また日中の( )の原因になることもある
クエチアピン, 血糖, 眠気
30
認知症の診断には、発症前に比べて明らかに認知機能が低下したこと、( )や( )では説明できない認知機能低下による日常生活の障害があることが必要である
運動機能障害, 自律神経機能不全
31
認知症とPDを合併した場合には( )を中心とした治療を考慮する。( )は中止する。
レボドパ, 抗コリン薬
32
認知症進行期に認める記憶の障害、視空間機能障害などは( )を試みる。( )や( )が用いられる場合もある
コリンエステラーゼ阻害剤, 抑肝散, メマンチン
33
PDでは( )( )( )( )などの自律神経不全を認める
便秘, 排尿障害, 起立性低血圧, 発汗障害
34
便秘の治療では、野菜の摂取、( )、運動を指導する
水分摂取
35
便秘治療の薬物療法として、便が硬い場合には浸透圧で便に水分を引き込む( )、( )、( )を用いられる。
酸化マグネシウム製剤, ポリエチレングリコール製剤, ラクツロース
36
便秘治療の薬物療法で、便が硬い場合には小腸の水分分泌を増やして便を柔らかくする( )、( )が用いられる
ルビプロストン, リナクロチド
37
便秘治療の薬物療法で便が硬い場合、大腸における胆汁酸の再取り込みを阻害して便を柔らかくする( )などが用いられる
エロビキシバット
38
便秘治療の薬物療法において、消化管の動きを改善する目的では( )、( )、( )などが用いられる。
大建中湯, 六君子湯, ガスモチン
39
便秘治療の薬物療法において、腸管の蠕動を刺激する( )が頓服で用いられることもある
センナ製剤
40
PDでは( )を主体とした排尿障害・異常を認める
過活動性膀胱
41
排尿障害の治療として、尿意を我慢する試みや( )などが試みられる
骨盤底筋訓練
42
排尿障害の対策として、着脱が容易な衣服や( )を身につける。夜間の頻尿対策で( )を利用するなどが考えられる
リハビリパンツ, ポータブルトイレ
43
排尿障害の治療薬としては、( )を増やすβ3受容体刺激薬( )や( )などを用いられる
膀胱容量, ミラベグロン, ビベグロン
44
排尿障害の治療薬として、過剰な( )を防ぐ膀胱選択性の高いムスカリン(M)3受容体遮断薬が用いられる
膀胱収縮
45
排尿障害治療薬で膀胱選択性が高いM3受容体遮断薬でも、抗コリン作用に基づく( )の悪化などに注意が必要である
認知機能
46
起立性低血圧の対策として、( )の増加を目的として、水分・塩分摂取を増やす、弾性ストッキングを用いる、夜間に15度ほど頭部を挙上する、足を組む、蹲踞の姿勢をとる、などがある
循環血液量
47
起立性低血圧に対する薬剤としてはノルアドレナリンの前駆物質である( )が用いられる
ドロキシドパ
48
起立性低血圧に対する薬剤として、( )作用がある交感神経α1受容体刺激薬の( )が用いられる
血管収縮, ミドドリン
49
起立性低血圧に対する薬剤として、( )作用により体内の塩分を増やす( )などが用いられる。
鉱質コルチコイド, フルドロコルチゾン
50
起立性低血圧に対する薬剤はいずれも( )に留意する必要があり、特にフルドロコルチゾンでは( )が起こる可能性もある
臥位高血圧, 心不全