問題一覧
1
ジニ係数に関する次の説明のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
値が大きいほど格差が大きいことを示す。
2
次のうち,標準的な段階設定をすることなく,社会的存在として,個人がたどる生涯の 過程を示す概念として,最も適切なものを1つ選びなさい。
ライフコース
3
「令和4年版男女共同参画白書」(内閣府) に示された近年の家族の動向に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
家事,育児における配偶者間の負担割合について,「配偶者と半分ずつ分担したい」(外部サービスを利用しながら分担するを含む) と希望する18〜39歳の男性の割合は,70%を超えている。
4
社会集団に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
フォーマルグループとは,企業や官庁のような一定の目的のために成文化された規則と命令系統を持つ組織である。
5
都市化の理論に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
ワース(Wirth, L.)は,都市では人間関係の分節化と希薄化が進み,無関心などの社会心理が生み出さ れるとする,アーバニズム論を提起した。
6
社会集団などに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
ゲマインシャフトとは,人間が生まれつき持っている本質意志に基づいて成立する集団を指す。
7
次のうち,直系家族制についての記述として,最も適切なものを1つ選びなさい。
跡継ぎとなる子どもの家族との同居を繰り返して,家族が世代的に再生産される。
8
次のうち,ベック (Beck, U.) が提唱した,産業社会の発展に伴う環境破壊等によって 人々の生活や社会が脅かされ,何らかの対処が迫られている社会を示す概念として,最も適切なものを1つ選 びなさい。
リスク社会
9
社会的行為に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
ヴェーバー (Weber, M.) は,社会的行為を四つに分類し,特定の目的を実現するための手段になってい る行為を「目的合理的行為」と呼んだ。
10
次のうち,社会の福祉水準を測定する社会指標として,最も適切なものを1つ選びなさ い。
幸福度指標
11
「平成27年国勢調査」(総務省) 並びに「2019年国⺠生活基礎調査」(厚生労働省) におけ る家族と世帯に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
国⺠生活基礎調査においては,「核家族世帯」には「三世代世帯」は含まない。
12
「平成27年国勢調査」(総務省)に示された,現在の日本の就業状況に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
15歳以上就業者について,産業大分類別に男女比をみると,女性の割合が最も高いのは,「電気・ガ ス・熱供給・水道業」である。
13
次のうち,コンパクトシティに関する記述として,最も適切なものを1つ選びなさい。
拡散した都市機能を集約させ,生活圏の再構築を図る都市
14
「令和元年版少子化社会対策白書」(内閣府)に示された合計特殊出生率に関する次の 記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
日本の合計特殊出生率は,1975年(昭和50年)以降2.0を下回っている。
15
他者や社会集団によって個人に押し付けられた「好ましくない違いを表わ す印 (しる し)」に基づいて,それを負う人々に対して様々な差別が行われることをゴッフマン(Goffman, E.)は指摘し た。次のうち,この「好ましくない違いを表わす印」を示す概念として,最も適切なものを1つ選びなさい。
スティグマ
16
子どもが,ままごとのような「ごっこ」遊びで親の役割などをまねることを通して自己 を形成し,社会の一員となっていく過程を示す概念として,正しいものを1つ選びなさい。
役割取得
17
次のうち,ウェーバー(Weber, M.)の合法的支配の説明として,正しいものを1つ選び なさい。
正当な手続により制定された法に従うことで成立する支配
18
社会階層と社会移動の諸概念に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさ い。
構造移動とは,産業構造や人口動態の変化によって社会的地位の移動を余儀なくされることをいう。
19
日本におけるコミュニティ政策の展開に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選 びなさい。
1990年代のコミュニティ政策では,地方分権改革により,地域社会の自律・自立の担い手としてのコ ミュニティが改めて注目されるようになった。
20
人口に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
人口ボーナスとは,人口の年齢構成が経済にとってプラスに作用することをいう。
21
社会変動の理論に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
テンニース(Tonnies, F.)は,自然的な本質意志に基づくゲマインシャフトから人為的な選択意志に基づくゲゼルシャフトへ移行すると主張した。