問題一覧
1
スタチンの説明について誤りを1つ選べ。
妊娠・授乳中にも安全に使用できる
2
次のうち、関節リウマチ治療について誤って述べているものを1つ選べ。
生物学的製剤は免疫抑制薬に比べて薬価が安いのが特徴である
3
次のうちPPIについて誤って述べているものを1つ選べ。
NSAIDs潰瘍の再発予防には適応がない
4
競合的アンタゴニストを加えることにより点 線Aで示すアゴニストの濃度一反応曲線が実線Bのように変化した。この現象を表現する濃度一反応曲線はどれか正しいものを1つ選べ。
図2
5
次のうちC型肝炎ウイルス治療について誤って述べているものを2つ選べ。
インターフェロンは副作用が少ないため直接作動性抗ウイルス薬より好まれる, 日本人はC型肝炎ウイルスのゲノタイプ2型が多い
6
咳嗽の分類に関する次の記載で誤っているものを1つ選びなさい。
湿性咳嗽に対しては積極的に中枢性鎮咳薬を投与する
7
腎不全合併症と対症療法の組み合わせで誤りを1つ選べ。
高血圧:β遮断薬
8
アゴニストの結合部位に不可逆的に結合するアンタゴニストを加えることにより、点線Aで示すアゴニストの濃度一反応曲線が実線Bのように変化した。この現象を表現する濃度一反応曲線はどれか正しいものを1つ選べ。
図1
9
ループ利尿薬(フロセミド)について誤っているものを1つ選べ
副作用の高カリウム血症に注意が必要である
10
脂質異常症治療薬の腎障害時の使用における注意点について誤りを1つ選べ。
スタチンは、主に腎臓排泄性のため腎障害では使用できない
11
リスク区分別脂質管理目標値として誤りを1 つ選べ。
冠動脈疾患の既往LDL-C:110mg/dL未満
12
次のうち骨形成促進を主たる作用とする治療薬を1つ選べ。
副甲状腺ホルモン
13
双極性障害について正しいものを1つ選べ
双極性障は再発しやすい病気であり、未治療の場合、ほぼ半数の人が2年以内にさらなるエピソードを経験することになる。
14
薬剤名で放性を示していないのはどれか1 つ選べ
OD
15
高齢者への薬物治療が高リスクとなる特徴として誤っているものを1つ選べ
中枢神経薬に感受性が低い
16
次のうちH2blockerについて誤って述べたものを1つ選べ。
代表薬にオメプラゾールが挙げられる
17
生物学的利用率に関して正しいものを1つ選 べ。
内服薬は初回通過効果を受けるので、注射剤に比べ生物学的利用率は小さい
18
Ca拮抗薬の中で、心臓より血管への作用が強いものを1つ選べ。
ニフェジピン
19
メトトレキサートと相互作用を起こす可能性のある薬剤を1つ選べ。
エソメプラゾール
20
副作用としてレッドマン(レッドネック)症候群が問題となる抗菌薬を1つ選択してください
バンコマイシン
21
錐体外路系副作用について正しいものを1つ 選べ
急性ジストニアが咽頭や喉頭に出現すると生命の危険がある。
22
次のうちGERDについて誤っているものを1 つ選べ。
胃酸の逆流があるが粘膜損傷を認めないものを指す
23
錠剤に関する記述について正しいものを1つ選べ。
アダラートカプセルは速効性を期待した舌下投与は禁止されている
24
てんかんの薬物治療について誤っているものを1つ選べ
いかなる場合においても、患者がてんかん発作を経験したら、早急に抗てんかん薬治療が開始される。
25
CKDと非ステロイド抗炎症薬(NSAIDS)、アセトアミノフェンについて誤りを1つ選べ。
CKD患者ではアセトアミノフェンはできるだけ内服しないことが推奨される
26
脂質代謝異常症の治療薬について誤りを1つ選べ。
多価不飽和脂肪酸は、スタチン同様、筋肉痛などのミオパチーや横紋筋融解症を起こしやすい
27
インスリン製剤の保存方法で誤っているものを1つ選べ。
インスリン製剤は、いったん凍ってしまっても、解凍すれば使用できる
28
硝酸薬について説明したもののうち最も適切でないものを1つ選べ
2度以上の房室ブロックのある患者に投与することは禁忌である
29
インスリンのバイアル製剤の1単位は、何mLか。適切なものを1つ選べ
0.01 mL
30
注射剤の投与速度に関する記述について正しいものを1つ選べ。
クリンダマイシンやソルメドロールは速度が速いと心停止を起こす
31
次のうちIBD治療薬について誤って述べたものを1つ選べ。
ゴリムマブはクローン病のみに適応がある
32
次のうち直接作動性抗ウイルス薬(DAA)について誤って述べているものを1つ選べ。
近年、持続的ウイルス陰性化率は60-80%となっている
33
炭酸リチウムについて正しいものを1つ選べ
炭酸リチウムは腎排泄型の薬剤であり、原則として、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDS)は併用すべきではない。
34
吸入補助具(スペーサー)に関する次の記述で誤っているものを1つ選びなさい。
スペーサーは小児への使用は避けるべきである
35
発作治療で投与される次のステロイド注射薬の中で、アスピリン喘息患者で発作が増悪する可能性がある薬剤を2つ選びなさい。
プレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム, メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム
36
次の糖尿病治療薬の中で、副作用として体重増加になりにくいものを1つ選べ。
DPP-4阻害薬
37
グラム染色法で染色されるのは菌の構造のどの部分か適切なものを1つ選べ
細胞壁
38
インスリン療法の絶対的適応で誤っているものを1つ選べ。
ステロイド治療時の高血糖
39
去痰薬に関する次の記載で誤っているものを 1つ選びなさい。
去痰薬の併用は原則行ってはならない
40
アセトアミノフェンに関する記述について正しいものを1つ選べ。
アセトアミノフェンの注射は15分で投与する
41
加齢と薬物動態の変化に関して、誤っているものを1つ選べ
血漿タンパクが低下するため結合型の薬物が増加する
42
リツキシマブ投与によるinfusion reaction に関する記述について正しいものを1つ選べ。
予防のために抗ヒスタミン薬や解熱鎮痛薬等を投与する。
43
次のうち5-ASAについて誤って述べているものを1つ選べ。
腸内でスルファピリジンとアミノサリチル酸に分解される
44
アミオダロンの説明として正しくないものを1つ選べ
半減期が極めて短い
45
薬に関する記述について正しいものを1つ選 べ。
カリウムの注射剤は投与速度だけでなく、尿量にも注意する
46
トランスポーターの働きを抑えて作用を現す薬物はどれか正しいものを1つ選べ。
フルボキサミン
47
エンピリック治療(経験的治療)に適した抗菌薬を1つ選べ
カルバペネム系薬
48
次のうち、骨粗鬆症治療薬について誤って述べているものを1つ選べ。
活性化ビタミンDは大規模臨床試験で骨折抑止の高い効果が証明されている
49
認知症について正しいものを1つ選べ
血管性認知症は、原因となる高血圧症や糖尿病などの生活習慣病や心臓病などを治療することで、発症や進行の予防が可能である。
50
次の骨について述べたもののうち、誤っているものを1つ選べ。
骨の90%程度はミネラルから成る
51
次のうちNSAIDSについて誤って述べたものを1つ選べ。
COX-1を選択的に阻害するコキシブ系のNSAIDsには副作用軽減が期待される
52
禁煙治療薬に関する次の記述の中で誤っているものを1つ選びなさい。
ニコチンガムは30~60分間連続して噛み続ける
53
食後の追加分泌(ボーラス)に対応するインスリン製剤として誤っているものを1つ選べ。
持効型インスリン
54
ドパミンは、投与速度によって発現する作用が異なる。説明で誤っているものを1つ選べ
中用量では、α1受容体刺激により、心筋収縮力が増大する
55
喘息治療ステップに関する次の記述で誤ったものを2つ選びなさい。
長時間作用性吸入抗コリン薬(LAMA)はステップ3から使用できる, 経口ステロイド薬はステップ2から使用できる
56
次のうち、自己免疫性膵炎について誤って述べているものを1つ選べ。
高齢女性に多い
57
妊婦に薬物を投与した際に、最も催奇形性の危険性が高くなる妊娠時期を1つ選べ。
妊娠4-7週
58
薬物の安全域を示す計算式はどれか正しいものを1つ選べ。
LD50 ÷ ED50
59
次のうち炎症性腸疾患(IBD)について誤って述べたものを1つ選べ。
潰瘍性大腸炎は口側から直腸に広がる
60
睡眠薬について誤っているものを1つ選べ
ベンゾジアゼピン受容体作動薬の催眠作用は、併用するとより効果的である。
61
抗菌薬の作用機序について、細胞壁合成阻害 作用を持つものを1つ選べ
β-ラクタム系薬
62
感染性咳嗽の原因感染症の治療に関する次の記載で誤っているものを1つ選びなさい。
結核の化学療法においては、耐性菌の発生防止のため単剤大量療法が行われる
63
気管支喘息の長期管理において最も重要な位置づけにある薬剤を1つ選びなさい。
吸入副腎皮質ステロイド薬
64
抗菌薬の投与方法に関する記述について正しいものを1つ選べ。
抗菌薬は濃度依存型と時間依存型に分類される
65
抗精神病薬の副作用について誤っているものを1つ選べ
統合失調症の一時的な興奮に対して追加されたロラゼパムが有効だった場合、精神症状に有効だったとして長期にわたって継続使用することが望ましい。
66
ヘリコバクター・ピロリの除菌にクラリスロマイシン、PPIと共に用いられる抗菌薬を1つ選択してください
アモキシシリン
67
次のうち肝炎について誤っているものを1つ選べ。
B型肝炎はRNAウイルスである
68
糖尿病型の診断基準で誤っているものを1つ選べ。
HbA1cが7.0%以上
69
ミダゾラム注射液で禁忌になっているのはどれか1つ選べ
重症筋無力症
70
次のうちP-CABについて誤って述べているものを1つ選べ。
GERDの治癒率はPPIに劣る
71
アドレナリン受容体はどのタイプの受容体に分類されるか正しいものを1つ選べ
G蛋白質共役型受容体
72
てんかんについて正しいものを1つ選べ
てんかんの発症率は二峰性の分布をしており、乳幼児と高齢者層で最もリスクが高い。
73
次のうち急性膵炎発症リスクと考えられる薬剤を2つ選べ。
ベザフィブラート, プラバスタチン
74
CKDに伴う骨・ミネラル代謝異常について誤りを1つ選べ。
PTHが高値で,PもしくはCaが正常もしくは低値である場合にはシナカルセトを投与する
75
過活動膀胱の治療に用いられる抗コリン薬の一般名ではないものを1つ選べ。
ビベグロン
76
気管支喘息の長期管理における吸入副腎皮質ステロイド薬の使用に関する次の記載のうち誤っているものを1つ選びなさい。
発作時の第1選択薬と位置づけられる
77
次のうち関節リウマチについて誤っているものを1つ選べ。
種々の薬剤により根治が可能になった
78
薬物が血液中から組織へ移行することを何というか正しいものを1つ選べ。
分布
79
新生児・小児に対して禁忌の薬物に関して、誤っているものを1つ選べ
ウイルス疾患時にアセトアミノフェンを投与するとライ症候群を引き起こす危険性があるため、原則禁忌である
80
COPDに関する次の記載で誤っているものを 1つ選びなさい。
年間の死亡者数は気管支喘息よりも少ない
81
次のうち慢性膵炎について誤って述べているものを1つ選べ。
鎮痛にオピオイドは禁忌である
82
徐放性テオフィリン製剤は、速効性を期待する場合には錠剤やカプセル剤を噛み砕いて服用するとよいとの患者への服薬説明は適切か?
不適切
83
ビンカアルカロイド系抗がん薬のうち末梢神経障害が用量制限毒性になっている抗がん薬を1つ選べ。
ビンクリスチン
84
喘息発作治療のステップ2以上で使用される薬剤として適切でないものを1つ選びなさい。
長時間作用性吸入β2刺激薬
85
次の中から蓄尿障害の症状を1つ選べ。
夜間睡眠中に2回以上排尿のために起床する
86
次のうち、C型慢性肝炎治療について誤って述べているものを1つ選べ。
グレカプレビル/ピブレンタスビルはゲノタイプ1型のみに使用できる
87
BCR-ABLチロシンキナーゼ阻害によって抗腫瘍効果を示す抗がん薬を1つ選べ。
イマチニブ
88
妊娠中に禁忌となる高血圧治療薬を1つ選 ベ。
ACE阻害薬
89
免疫関連有害事象(irAE)のうちステロイドを使用しないものを1つ選べ。
1型糖尿病
90
Ca抗薬の内服中に作用増強を起こしにくいものを1つ選べ。
ゆず
91
ジギタリス中毒について正しいものを1つ選べ。
悪心・嘔吐といった消化器症状が現れる
92
細胞周期の中でG2/S期に最も効果が高い抗がん薬を1つ選べ。
パクリタキセル
93
脂質異常症のスクリーニングの診断基準として誤りを1つ選べ。
高コレステロール血症:240mg/dL以上
94
CKDステージG4以降における糖尿病治療薬で禁忌となるものを1つ選べ。
SU薬
95
心不全の薬物治療について誤っているものを 1つ選べ
β遮断薬はHFpEF患者の生命予後改善効果が証明されている唯一の薬剤である
96
シベンゾリンの説明文として正しくないものを1つ選べ
主として肝代謝酵素CYP3A4で代謝される
97
COPDの長期管理薬に関する次の記述のうち誤っているものを1つ選びなさい。
長時間作用性吸入抗コリン薬(LAMA)が第1選択薬で、長時間作用性吸入B2刺激薬(LABA)は第2選択薬である
98
次のうち膵炎リスクが2.5倍以上に高まるものを2つ選べ。
胆石, ビール1500mL/日
99
パーキンソン病について誤っているものを1 つ選べ
パーキンソン病の患者は高齢化にも関わらず患者数が減少することが予想されている。
100
β遮断薬に関する以下の記述で誤っているものを1つ選べ
感冒などで体調がすぐれない時には、自己中断してもよい