問題一覧
1
糖尿病の合併症に関する記述のうち、誤っているのはどれか。
糖尿病性神経症では自律神経症状は起こらない。
2
インスリンの標的細胞・標的臓器はどれか。3つ選べ。
骨格筋, 肝臓, 脂肪組織
3
低血糖について誤っているのはどれか。
グラニュー糖を飲ませて治療する
4
糖尿病の診断に使用しない検査項目はどれか。
空腹時インスリン値
5
血糖値に影響するホルモンと内分泌器官の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
インスリン-膵臓ランゲルハンス島β細胞, グルカゴン- 膵臓ランゲルハンス島α細胞
6
HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)が血中LDLコレステロール値を低下させるメカニズムとして正しいのはどれか。
LDL受容体の発現を増やす
7
家族性高コレステロール血症について正しい記述はどれか。3つ選べ。
冠動脈疾患の発症リスクが高い, アキレス腱肥厚が特徴的である, 患者の家族スクリーニングを実施する
8
コレステロールの生体内での役割について正しいのはどれか。3つ選べ。
胆汁酸の原料, 細胞膜の補強成分, ステロイドホルモンの材料
9
空腹時の血清総コレステロール値が200 mg/dL、血清トリグリセライド値が100mg/dL、血清HDLコレステロール値が50mg/dL、血清アポリポ蛋白A-1値が130 mg/dL、血清アポリポ 蛋白B値が90mg/dLの患者の血清LDLコレステロール値はおおよそどのくらいか?
130 mg/dL
10
高コレステロール血症の患者が摂取を控えるべきものはどれか。3つ選べ。
コレステロール, 飽和脂肪酸, トランス脂肪酸
11
最も比重(密度)が高いリポ蛋白質はどれか。
HDL
12
高尿酸血症について正しいのはどれか。2つ選べ。
尿路結石の原因となる, 痛風の発症機序は尿酸塩結晶に対する白血球の炎症反応である
13
トリグリセライドの生体での役割について正しいものを2つ選べ。
内臓の保護, エネルギー源
14
血中のトリグリセライド値を低下させる手段として誤っているのはどれか。
喫煙
15
脂溶性ビタミンでないのはどれか。1つ選べ。
ビタミンC
16
下垂体前葉から分泌されるホルモンはどれか。2つ選べ。
プロラクチン(PRL), 黄体形成ホルモン(LH)
17
正しいのはどれか。3つ選べ。
血漿浸透圧は血清ナトリウム濃度の影響が大きい, 腎性尿崩症はバゾプレシン受容体に異常がある, SIADHは肺疾患が原因のこともある
18
先端巨大症について正しいのはどれか。3つ選べ。
血糖値が上昇しやすい, 手足のサイズが大きくなる, 下垂体腺腫が原因のことが多い
19
正しいのはどれか。3つ選べ。
プロラクチン分泌は非妊娠時は抑制されている, プロラクチンは授乳期の性腺機能抑制(無排卵・無月経)作用を有する, オキシトシンは母乳の射出を促進する
20
下垂体腺腫について正しいのはどれか。3つ選べ。
Hardy手術による治療が一般的である, 機能性腺腫ではプロラクチノーマが最も頻度が高い, 視交又の圧迫により両耳側半を発症することがある
21
正しいのはどれか。3つ選べ。
副甲状腺ホルモン(PTH)は骨からカルシウムを遊離する, 原発性副甲状腺機能亢進症は腺腫などからのPTH過剰分泌が原因である, 続発性副甲状腺機能亢進症は慢性腎不全が原因のことが多い
22
Basedow病で低下・減少するのはどれか。2つ選べ。
血清TSH(甲状腺刺激ホルモン)値, 血清LDLコレステロール値
23
肺炎で入院中の80歳女性。食事摂取量が少ないため、全身状態を把握するために主治医が採血したところ、血清総蛋白:5.3g/dL、アルブミン値:2.6 g/dL、C反応蛋白(CRP)4.3 mg/dL、Ca: 8.1 mg/dL、リン:3.5 mg/dLであった。この患者の補正後の血清Ca値はどれか。
9.5 mg/dL
24
橋本病(慢性甲状腺炎)について正しいのはどれか。3つ選べ。
発症に自己抗体が関与する, 甲状腺機能が低下していれば甲状腺ホルモン製剤を投与する, 甲状腺中毒症を起こすことがある
25
骨粗しょう症について正しいのはどれか。3つ選べ。
閉経後の女性に多い, 大腿骨頸部骨折を起こしやすい, 食事や運動療法は予防に有効である
26
正しいのはどれか。3つ選べ。
右副腎静脈は下大静脈に流入する, 左副腎静脈は左腎静脈に流入する, ステロイドホルモンはコレステロールが材料である
27
Cushing症候群の症状・所見でないのはどれか。
低血糖
28
ACTH産生下垂体腺腫の患者の検査所見のうち、低値を示すのはどれか。2つ選べ。
骨密度・骨量, CRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)
29
原発性アルドステロン症について誤っているのはどれか。
レニン活性が亢進する
30
褐色細胞腫・パラガングリオーマについて誤っているのはどれか。
手術ができないときはB遮断薬が第1選択薬である
31
胃に存在する細胞のなかで塩酸(HCL) を分泌するものはどれか。
壁細胞
32
食道にないのはどれか。
漿膜
33
ヘリコバクターピロリ除菌適応疾患でないものはどれか。
十二指腸潰瘍
34
ヘリコバクターピロリ感染の診断法のうち内視鏡的生検が必要な侵襲的診断方法はどれか。
迅速ウレアーゼ試験
35
検査結果と解釈の組合せで正しいのはどれか。
IgM型 HBC 抗体陽性-B型急性肝炎の発症
36
ワクチンが開発されていないウイルスはどれか
C型肝炎ウイルス
37
肝細胞がんの腫瘍マーカーはどれか。2つ選べ。
AFP, PIVKA-II
38
病理解剖時に摘出された臓器の肉眼写真を次に示す。 臓器はどれか。
肝臓
39
健常成人の臓器と重量の組合せで誤っているのはどれか。
肝臓300g
40
潰瘍性大腸炎に特徴的な所見はどれか。
連続性病変
41
虚血性腸炎に特徴的所見でないのはどれか。
回盲部潰瘍
42
クローン病に特徴的な所見はどれか。
狭窄
43
便の培養検査で診断できるのはどれか。2つ選べ。
サルモネラ, カンピロバクター
44
正しい組み合わせはどれか。
消化管間葉系腫瘍-c-kit
45
早期胃癌について正しいのはどれか。
浸潤は粘膜内に限局する。
46
便潜血の免疫学的検査法で正しいのはどれか。2つ選べ。
便の表面をこするように採取する。, 上部より下部の消化管出血の検査に適している。
47
分子標的薬投与の決定に HER2を用いるのはどれか。3つ選べ。
乳癌, 大腸癌, 胃癌
48
膵臓の外分泌でないのはどれか。
ソマトスタチン
49
急性膵炎の重症度判定基準の予後因子でないのはどれか。
アミラーゼ
50
総胆管を観察するのに有効なエコー走査法はどれか。
右季肋部斜走查
51
急性胆道炎(胆管炎、胆嚢炎)症例で分離される菌で頻度が少ないのはどれか。
黄色ブドウ球菌
52
補体でオプソニン作用があるのはどれか。
C3b
53
アナフィラキシーショックに対して最も即効性があるのはどれか。
アドレナリン
54
好中球の食食活性を高めるのはどれか。
IgG
55
金属アレルギーと同じ機序で起こるのはどれか。
移植片対宿主病(GVHD)
56
Ⅰ型アレルギーはどれか。2つ選べ。
急性糸球体腎炎, 自己免疫性溶血性貧血
57
抗原提示能を有する細胞を3つ選べ。
マクロファージ, 樹状細胞, Bリンパ球
58
慢性肉芽腫症で障害されるのはどれか。
殺菌能
59
免疫チェックポイント阻害薬はどれか。
PD-1/PD-L1阻害薬
60
膠原病と自己抗体の組合せで正しいのはどれか。
強皮症・・・抗Slc-70抗体
61
正しいのはどれか。3つ選べ。
HIVは逆転写酵素を有する。, HIVはCD4陽性細胞に侵入する。, 我が国のHIV感染症の最も多い原因は性行為である。
62
空気感染する病原性微生物はどれか。2つ選べ。
麻疹ウイルス, 水痘帯状疱疹ウイルス
63
誤った組み合わせはどれか
カポジ水痘様発疹症 - ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
64
正しいのはどれか
エクリン汗腺は加湿・体温調節に重要である。
65
A群β溶連菌感染症はどれか。2つ選べ。
丹毒, しょう紅熱
66
垢として剥がれ落ちるのはどれか
角質細胞
67
悪性黒色腫の発症に変異が関与する遺伝子はどれか。
BRAF
68
天疱瘡の病態に関与する自己抗体はどれか。2つ選べ。
抗Dsg1 IgG抗体, 抗Dsg3 IgG抗体
69
誤っているのはどれか
閉経年齢が早いと乳がんのリスクは高い。
70
遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)に関連する遺伝子はどれか。
BRCA1/2
71
アトピー性皮膚炎について誤っているのはどれか。
重症例では血中TARC濃度は低下する。