問題一覧
1
頭部CTを下に示す。初見として考えられるのはどれか
硬膜外血腫
2
頭部外傷について正しいのはどれか
急性硬膜下血腫は頭蓋骨と硬膜との間に血腫を認める
3
55 歳男性。急性硬膜下血腫。職場から自転車で帰宅中に転倒。右前頭部を強打し、意識障害を呈したため救急搬送された。入院時、痛み刺激に反応がなく瞳孔不同が認められた。 頭部 CT 画像では、右前頭葉部の硬膜下血腫が大きく、前大脳動脈領域の血流低下もうかがえ、緊急の開頭血腫除去術が行われた。正しいのはどれか。
後遺症として遂行機能障害を呈することが予想される
4
66 歳女性。右利き。階段から転落。転落直後は意識消失していたが、数分後に意識回復。 しばらくの間、意識は清明であったが、1 時間後に手足の麻痺が出現し、再び意識が低下して昏睡になった。救急搬送時の頭部 CT を示す。最も考えられるのはどれか。
急性硬膜下血腫
5
77 歳男性。右利き。息子夫婦と 3 人暮らし。頭痛・嘔吐により病院へ搬送。意識障害は認めない。外科的治療により、症状は改善した。術前の頭部 CT 画像を示す。認知症とアルコール依存症を伴い、発症前から外出はせず、自宅内は伝え歩きをするも頻繁に転倒を繰り返していた。疑われる診断はどれか。
慢性硬膜下血腫
6
四肢遠位部の筋力低下を特徴とするのはどれか
筋強直性ジストロフィー
7
重度の知的障害を特徴とするのはどれか
福山型筋ジストロフィー
8
筋強直性ジストロフィーで正しいのはどれか
ミオトニアが見られる
9
筋強直性ジストロフィーに見られるのはどれか、2つ選べ
下垂足, 斧状顔貌
10
福山型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか
発症頻度はDuchenne型に比べて少ない
11
65歳の男性.視床出血による左片麻痺。救急搬送され保存的治療が行われた。発症後3日より脳卒中ケアユニットでの理学療法を開始。この時覚醒しておらず、大きな声で呼びかけたが開眼しなかった為胸骨部に痛み刺激を加えたところ、刺激を加えている手を払いのけようとする動きが見られた。この患者のJCSでの意識障害の評価で正しいのはどれか
III−100
12
視床痛で正しいのはどれか
非侵害刺激で疼痛が生じる
13
脳出血後の頭部CTを次に示す。最も生じやすい症状はどれか
左手の感覚が脱失する
14
出血部位と出現しやすい症候の組み合わせで正しいのはどれか
視床ー注意障害
15
脳出血で最も頻度の高い出血部位はどれか
被殻
16
原発性自然気胸について正しいのはどれか
男性に多い
17
気胸について正しいのはどれか
外傷は原因の一つである
18
気胸について正しいのはどれか
胸部X線検査で診断する
19
自然気胸について正しいのはどれか
胸部CT所見ではブラが確認される
20
急性硬膜外血腫について正しいのはどれか、2つ選べ
後頭蓋窩にも生じる, 頭蓋骨骨折を合併することが多い
21
急性硬膜外血腫について正しいのはどれか
意識晴明期を認める
22
急性硬膜外血腫の原因はどれか
頭部の外傷により硬膜と頭蓋骨との間に血液が溜まる
23
急性硬膜外血腫で正しいのはどれか
局所性脳損傷である
24
硬膜外血腫の症状はどれか
頭部外傷の直後から意識レベルの低下が生じる
25
狭心症について正しいのはどれか
薬物療法としてニトログリセリンが用いられる
26
狭心症について正しいのはどれか
疼痛は労作時やストレスなどにより誘発される
27
心筋梗塞後の包括的リハビリテーションの効果として正しいのはどれか。2つ選べ
最大酸素摂取量の増加, 安静時血圧の低下
28
狭心症・心筋梗塞の危険因子について誤っているのはどれか
外傷
29
大腿骨頸部骨折後に行われる人工骨置換術の特徴として正しいのはどれか
Garden Stage III以上である
30
大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭置換術(後方アプローチ)後、全荷重が可能な状態での理学療法で適切でないのはどれか
低い椅子から股関節内旋位での立ち上がり練習
31
高齢者の大腿骨頸部骨折に関する適切なものを選べ
リハビリテーションを早期に開始する
32
大腿骨頸部骨折の術後理学療法として正しいのはどれか
腹式呼吸トレーニング
33
右大腿骨頸部骨折を骨折したため人工股関節置換術が施行された高齢者のADL指導で正しいのはどれか
階段を降りる時は右足を先に下ろす
34
我が国では発症頻度が最も高い肺癌はどれか
腺がん
35
良性腫瘍と比較した悪性腫瘍の特徴はどれか
浸潤性に発育する
36
62歳の男性肺がん。化学療法と併用して放射線治療を実施している。Performance statusは3。TNM分類では、T4、N3、M1c。この患者に対する理学療法で誤っているのはどれか
身体的苦痛のみに対応する
37
がん患者におけるリハビリテーション中止基準で正しいのはどれか。2つ選べ
骨転移による長管骨の50%以上の浸潤, 心室性不整脈
38
がん患者の身体機能評価尺度はどれか
KPS(Karnofsky Peformance Scale)
39
中脳の構成要素とそれに関する説明で正しい組み合わせはどれか
上丘ー視覚の中断点
40
中脳にあるのはどれか
赤核
41
Weber症候群の病変はどれか
大脳脚
42
中脳にないのはどれか
乳頭体核
43
ALSで見られないのはどれか
深部感覚障害
44
ALSで生じにくい症状はどれか
眼球運動障害
45
ALSで見られるのはどれか
線維束攣縮
46
ALSで見られる機能障害はどれか。2つ選べ
嚥下障害, 呼吸障害
47
球麻痺症状で正しいのはどれか
嚥下障害
48
関節リウマチの脊椎病変で最も多いのはどれか
環軸亜脱臼
49
関節リウマチにおいて、余暇、仕事、身の周り動作のことの3つの要素から機能状態の程度を示す指標はどれか
Steinbrockerのclass分類
50
関節リウマチについて正しいのはどれか
間質性肺炎を合併することが多い
51
関節リウマチで起こりにくいのはどれか
フォーク状変形
52
関節リウマチで見られる変形と部位の組み合わせで適切なのはどれか
内反小指変形ー足部
53
シャルコー・マリー・トゥース病について正しいのはどれか。2つ選べ
下肢遠位部の筋力低下、筋萎縮が著名である, 逆シャンパンボトル型筋萎縮が見られる
54
ギランバレー症候群について正しいのはどれか。2つ選べ
前駆症状がある, 髄液の異常所見を認める
55
ギランバレー症候群で見られにくいのはどれか
温度覚脱失
56
ギランバレー症候群について正しいのはどれか
脱髄型と軸索型がある
57
ギランバレー症候群について正しいのはどれか
脱髄中の蛋白が上昇する
58
皮質下出血の判断基準で正しいのはどれか
大脳皮質下に高吸収域が見られる
59
皮質下出血の保存療法で正しいのはどれか
注射や投薬を利用する
60
頭頂葉に血腫ができた時の症状で正しいのはどれか
観念運動失語
61
皮質下出血の特徴で間違っているものはどれか
ほとんどは高血圧によって発症する
62
側頭葉に血腫ができた時の症状で正しいのはどれか
相貌失認
63
糖尿病性神経障害に特徴的な所見はどれか
深部腱反射の低下や消失
64
1型糖尿病の特徴で正しいのはどれか
体重減少や意識障害がある
65
糖尿病に関する検査項目はどれか
血糖
66
糖尿病性腎症で正しいのはどれか
浮腫
67
糖尿病の運動療法で正しいのはどれか
運動強度は最大酸素摂取量50%前後のものとする
68
変形性股関節症について正しいのはどれか
我が国では二次性股関節症が多い
69
変形性股関節症で誤っているのはどれか
血沈値が上昇する
70
トレンデレンブルグ徴候が生じやすいのはどれか
変形性股関節症
71
変形性股関節症について正しいのはどれか
体重増加により悪化する
72
変形性股関節症について誤っているのはどれか
初期から関節可動域制限が著名である
73
重症筋無力症で正しいのはどれか
過用に注意して運動は漸進負荷とする
74
重症筋無力症で正しいのはどれか
胸腺の異常を伴うことが多い
75
重症筋無力症で正しいのはどれか
コリンエステラーゼ阻害薬を用いる
76
重症筋無力症を合併することが多いのはどれか
胸腺腫
77
重症筋無力症で正しいのはどれか
自己免疫性疾患である
78
膝前十字靱帯損傷と合併して損傷しやすい部位はどれか
内側半月板
79
膝前十字靱帯断裂の適切な検査法はどれか。2つ選べ
前方引き出しテスト, Nテスト
80
膝関節前十字靱帯再建術後3日経過した時点で行う理学療法として適切でないのはどれか
ハーフスクワット
81
膝関節前十字靭帯再建術後4周の時点に行う筋力増強訓練として誤っているのはどれか
大腿部筋群の等運動性収縮
82
脊髄損傷の自律神経反射過反射で見られるのはどれか。2つ選べ
発汗, 高血圧
83
中心性脊髄損傷について正しいのはどれか。2つ選べ
高齢者に多い, 下肢より上肢機能が強く障害されることが多い
84
脊髄損傷者(第5髄節まで機能残存)が可能な動作はどれか。2つ選べ
肩関節外転, 前腕回外
85
脊髄損傷の排尿・尿路障害の説明で正しいのはどれか
脊髄ショック期には閉尿となる
86
脊髄損傷者の褥瘡について誤っているのはどれか
褥瘡防止用マットレスを用いれば体位変換は不要である
87
変形性膝関節症の進行に伴う関節構成体の変化で正しいのはどれか
滑膜の肥厚
88
変形性膝関節症について正しいのはどれか
初期の疼痛は動作開始時に出現しやすい
89
変形性膝関節症で正しいのはどれか
膝周囲筋の筋力強化は症状を改善させる
90
変形性膝関節症患者への生活指導で適切でないのはどれか
ジョギング
91
変形性膝関節症で正しいのはどれか、3つ選べ
一次性の頻度が高い, 起立動作時の痛みが強い, X線写真で骨硬化像が見られる
92
誤嚥性肺炎の予防として正しいのはどれか
口腔内の環境を衛生に保つ
93
高齢者の肺炎と誤嚥性肺炎について正しいのはどれか
2割程度の患者で咳・痰・発熱などの典型的な症状を欠く
94
89 歳女性。身長 155cm、体重43kg。自宅トイレにて転倒し、左大腿骨頸部骨折と診断され、翌日に人工股関節全置換術を施行した。手術 2 日後に発熱し誤嚥性肺炎と診断された。肺炎は改善したが、反復唾液嚥下テスト法〈RSST〉の結果は 2 回であり、経口摂取が十分に行えていない。介入段階で適切なのはどれか。
座位練習を行う
95
85 歳の男性。脳梗塞の既往がある。2、3 か月前から食事中にむせることが多くなっていた。3 日前から元気がなく、昨晩から発熱とがみられたため救急搬送され気管挿管の上、入院となった。体温 38.0℃、呼吸数 25/分、左胸部に肺胞呼吸音、右胸部に水泡音が聴取された。エックス線写真を示す。この患者の症状が 生じている原因として最も考えられるのはどれか
誤嚥性肺炎
96
腰椎椎間板ヘルニアについて、正しいのはどれか。2つ選べ
第4・5腰椎間で生じると前脛骨筋の筋力が低下する, 第3・4腰椎間で生じると大腿神経伸展テストが陽性となる
97
腰椎椎間板ヘルニアについて、正しいのはどれか
第5腰椎神経根障害では下腿外側から足背の知覚異常を伴う
98
腰椎椎間板ヘルニアについて、正しいのはどれか
進行性の筋力低下があれば手術療法を考慮する
99
45歳女性。自宅で荷物を持ち上げた際、腰部と左下腿の後面から足背外側部にかけての強い痛みがあった。安静にしていたが、疼痛が軽快しないため受診し、腰椎椎間板ヘルニアと診断された。最も疑われる病変部位はどれか。
L5/S1
100
腰椎椎間板ヘルニアについて、正しいのはどれか。
第5腰椎・第1仙椎間で生じるとアキレス腱反射が低下する