問題一覧
1
核医学診断にて汎用される、放射性の過テクネチウム酸の正しい化学形はどれか。
99mTcO4-
2
原子核の質量は、その原子核の陽子と中性子をばらばらにしたときの合計の質量より(あ)くなる。この質量の差分を(い)といい、原子核の結合エネルギーに相当する。
小さ、質量欠損
3
原子番号も質量数も等しく、原子核のエネルギー準位だけが異なる核種を()と呼ぶ。
核異性体
4
Aは?
内部転換電子
5
Bは?
オージェ電子
6
Cは?
特性X線
7
Dは?
γ線
8
β壊変には、β壊変とB+壊変、( )の三種が含まれる。
軌道電子捕獲
9
a粒子の速度が遅くなるに従い、空気中における電離は増加し止まる直前、飛程の3mmくらい手前で急に増加する。このピークを( )ピークという。
ブラッグ
10
放射平衡に達すると親核種と娘核種の放射能の比が一定になる。
○
11
親核種の半減期より娘核種の半減期が極端に小さい場合に、放射平衡が成り立つ。
○
12
親核種の放射能は、極大値を示す。
×
13
99mTcと99Tcでは、99mTcの方が原子核のエネルギー準位は低い。
×
14
生理食塩水を用いたミルキングにより、カラムから溶出するのは99Moである。
×
15
このミルキングによる放射線を遮へいするには、全体をアクリル板で覆うのが効果的である。
×
16
親校種を含んだミルキング装置全体を、ジェネレータという。
○
17
これは何か
電離作用
18
これは何か
励起作用
19
これは何か
制動放射
20
これは何か
電子対生成
21
これは何か
光電効果
22
これは何か
コンプトン散乱
23
気体の電離作用を利用するもの
ガイガーミュラー計数管
24
固体の電離作用を利用するもの
Ge半導体検出器
25
3Hの放射能測定に最も適したもの
液体シンチレーションカウンタ
26
125Iの放射能測定に最も適したもの
NaI (Tl)シンチレーションカウンタ
27
骨転移のある去勢抵抗性前立腺がんの治療
塩化ラジウム
28
甲状腺がん、甲状腺機能亢進症の治療
ヨウ化ナトリウム
29
SPECT 診断で用いられ、ソマトスタチン受容体に結合し、神経内分泌腫瘍診断に用いられる。
インジウムペンテトレオシド
30
ノルアドレナリン類似体であるので、心交感神経に取り込まれ、ノルアドレナリン貯蔵粒に貯蔵されることを利用して心不全の診断のほか、パーキンソン病の診断にも用いられるもの。
123I-MIBG
31
がんの骨転移などの骨シンチグラフィに用いられるもの。
99mTc-HMDP
32
ヨウ素イオンと半径が似ているので、濾胞細胞に取り込まれ甲状腺機能診断に用いられるもの。事前のヨウ素摂取制限は必要ないが、ヨウ素捕獲能のみが診断可能である。
過テクネチウム酸ナトリウム
33
肺血流シンチグラフィに用いられ、毛細管トラップ法が利用されているもの。
99mTc-MAA
34
センチネルリンパ節シンチグラフィに用いられるもの
99mTc-フチン酸
35
種々の腫瘍のPET診断に用いられるもの。生理的集積の高い脳での診断は困難である。
フルでオキシグルコース
36
アミロイドβプラークに結合し、PET診断にてアルツハイマー病診断に用いられるもの。
フロルベタピル
37
ソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍の治療に用いられる
ルテチウムオキソドトレオチド
38
14Cの放射能測定に最も適したもの
液体シンチレーションカウンタ
39
肝臓での尿細管分泌機能の評価に用いる
99mTc-MAG3
40
メッケル憩室シンチグラフィに用いる
過テクネチウム酸ナトリウム
41
個体の励起作用を利用
NaI(TI)シンチレーションカウンタ
42
唾液腺の機能のSPECT診断に用いられる
過テクネチウム酸ナトリウム
43
間欠性の消化管出血のSPECT診断に用いられる
99mTc-アルブミン
44
副腎皮質機能のSPECT診断に用いられる
131I-ヨウ化メチルノルコレステロール