問題一覧
1
炎症に関する記述のうち、正しいのはどれか。すべて選べ。
機能障害は、疼痛や腫脹により生じる。, 疼痛は、腫脹や神経刺激により生じる
2
炎症の物理的な傷害因子はどれか。1つ選べ。
骨折
3
最も炎症の原因になりにくい金属はどれか。1つ選べ。
金
4
炎症に関する記述のうち、正しいのはどれか。すべて選べ
ウイルス性肝炎は、急性炎症の後に慢性炎症に移行することがある。
5
急性炎症を発症するメカニズムの正しい順番はどれか。1つ選べ。 A. 血管透過性の亢進 B. 毛細血管の拡張 C. マクロファージによる遊走と貪食 D. 好中球による遊走と貪食 E.傷害細胞によるメディエーターの産生・放出
E→B→A→D→C
6
ヒスチジンより生合成される炎症メディエーターはどれか。1つ選べ。
ヒスタミン
7
修復されない組織が線維化する炎症治癒はどれか。1つ選べ。
瘢痕治癒
8
慢性炎症の病態形成メカニズムに関する記述ついて、正しいのはどれか。1つ選べ。
M1マクロファージは、炎症部位で線維芽細胞や血管内皮細胞を活性化する。
9
次のうち、抗体の役割に該当しないのはどれか。すべて選べ。
食細胞の機能抑制
10
細胞傷害性を最も強く誘導する細菌はどれか。1つ選べ。
サルモネラ菌
11
結核菌感染における免疫応答に関する記述のうち、正しいのはどれか。すべて選べ
感染部位の血管内皮細胞は、炎症サイトカインを産生・分泌する。, 活性化したマクロファージは、MHCクラスⅡを介してヘルパーT細胞を活性化する。
12
細胞内寄生細菌が定着し、宿主細胞内に侵入する機構はどれか。1つ選べ。
エンドサイトーシス
13
細菌感染後に最初に産生される免疫グロブリンはどれか。1つ選べ。
IgM
14
IgAに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ
粘膜分泌液に多く存在し、細菌毒素を中和する。
15
ウイルスのmRNAを認識するパターン認識受容体はどれか。1つ選べ。
RIG-I
16
ウイルス感染における免疫応答に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
T細胞はウイルス感染によりI型インターフェロン(IFN)を分泌し、ウイルスの複製を阻止する。
17
ウイルス感染における獲得免疫応答に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ
抗体が遊離したウイルス抗原に結合すると、抗体依存性細胞傷害(ADCC)が誘導される。, ウイルス抗原を取り込んだ樹状細胞は、細胞死を誘導する。
18
ウイルスの免疫逃避機構に該当しないのはどれか。1つ選べ。
パターン認識受容体の変異
19
AIDS発症のメカニズムとして、正しいプロセスはどれか。1つ選べ。 A. 異常な免疫応答の持続 B. CD4陽性T細胞のHIV感染 C. ウイルスの全身播種 D. CD4陽性T細胞の減少 E. 免疫応答の疲弊
B→C→A→E→D
20
寄生虫感染における免疫応答に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ
細胞外の寄生虫に対し、I型インターフェロンが感染を阻害する。
21
腫瘍を排除する免疫システムを何というか。1つ選べ
免疫監視
22
腫瘍免疫に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ
B細胞は、腫瘍免疫において主要な働きを担う。, サイトカイン療法は、種々のがんに有効な治療法である。
23
腫瘍免疫に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
ナチュラルキラー細胞は、ヒト白血球抗原(HLA)を発現するがん細胞を傷害する。, M2マクロファージは、がん細胞の増殖を抑制する。
24
免疫療法に用いる腫瘍抗原として不適切な条件はどれか。1つ選べ。
ある種のがん細胞に高発現
25
制御性T細胞(Treg)が産生する免疫抑制分子はどれか。すべて選べ。
IL-10, TGFβ
26
養子免疫療法に該当するのはどれか。1つ選べ。
CAR-T療法
27
アレルギーと疾患との組合せで誤っているのはどれか。1つ選べ。
II型アレルギー ----- アナフィラキシーショック
28
アレルギー反応について正しい組合せはどれか。1つ選べ。 a. 血液型不適合輸血 ------------- アトピー性反応 b. 花粉症 -------------------------- 細胞傷害型反応 c. 全身性エリテマトーデス ------ 免疫複合体型反応 d. 接触性皮膚炎 ------------------- 遅延型反応 e. 重症筋無力症 ------------------- 即時型反応
c.d
29
I型アレルギーに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
同じアレルゲンに再感作するとケミカルメディエーターが放出され、炎症が起きる。
30
II型アレルギーに関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ
B型の患者にO型の血液を輸血すると、II型アレルギーが起こる
31
III型アレルギーに関する記述のうち、正しいのはどれか。すべて選べ。
膠原病は、III型アレルギー疾患である。
32
IV型アレルギーに関する記述のうち、正しいのはどれか。すべて選べ。
IV型アレルギーの検査として、皮膚内にアレルゲンを投与して炎症反応を確認する, 化粧品成分には、IV型アレルギーを誘因するものがある
33
自己免疫疾患に関する記述のうち、誤っているのはどれか。すべて選べ。
細胞性免疫が主体となって、自己組織を攻撃する。, 自己抗原に対して免疫応答が起こらない。, 何らかの原因で自己免疫が働かない状態である。
34
膠原病に該当しない疾患はどれか。すべて選べ
1型糖尿病, 重症筋無力症
35
アフェレシス療法の適応となる疾患はどれか。すべて選べ。
関節リウマチ, 重症筋無力症, クローン病
36
自己免疫疾患はどれか。すべて選べ。
慢性関節リウマチ, シェーングレン症候群, 若年性糖尿病
37
自己免疫疾患の治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ
自己免疫疾患の治療として、免疫グロブリンを投与することがある。
38
自己免疫疾患に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ
自己免疫疾患の発症には、遺伝因子と環境因子が関連する
39
免疫不全症に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ
遺伝性のない原発性(先天性)免疫不全症がある。
40
重症複合免疫不全症(SCID)に関する記述のうち、正しいのはどれか。すべて選べ
B細胞による抗体産生能がない
41
患者のほとんどが男性(男児)である疾患はどれか。すべて選べ
伴性無γグロブリン血症(ブルトン病), 慢性肉芽腫症
42
後天性免疫不全の原因に該当しないのはどれか。すべて選べ。
マイコプラズマ感染, アンチエイジング
43
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が感染する細胞はどれか。すべて選べ。
マクロファージ, ヘルパー(CD4陽性)T細胞
44
後天性免疫不全症候群(AIDS)に特徴的な合併症はどれか。すべて選べ。
ニューモシスチス肺炎, カポジ肉腫