問題一覧
1
プラトンの弟子であり、現実主義的な思想を展開した人物は?
アリストテレス
2
アリストテレスは○○○○的な思想を展開した。
現実主義
3
アリストテレスは、○○でとらえられる具体的な個々の事物が真の実在であると考えた。
感覚
4
個々の事物の中にそのものを成り立たせている本質(○○)があり、この本質が素材(○○)を得て現実化することによって事物が成り立つ。
形相、質料
5
徳を勇気や制約などの○○○○(○○○○)と知恵や思慮などの○○○○
倫理的徳(習性的徳)、知性的徳
6
倫理的徳は、良い行為を反復することで得られる徳であり、人間は行為を通じて極端や過不足を避けた○○を選択していくとした。
中庸
7
教育を通じて理性が十分に働く状態のことをなんと言う?
知性的徳
8
理性を純粋に働かせる○○(○○○○○)的生活こそ、人間に最高の幸福をもたらす生き方
観想(テオーリア)
9
「人間は、本姓上、ポリス的動物である」と語った人物は?
アリストテレス
10
倫理的徳のなかでも○○と○○(フィリア)は共同体で生きるうえで欠かせないものである。
正義、友愛
11
法を守るという広義の正義をなんと言う?
全体的正義
12
人々の間に公平が実現すると言う狭義の正義のことをなんと言う?
部分的正義
13
キリスト教は何教を母胎として生まれたか?
ユダヤ教
14
ユダヤ人は多くの迫害を受けるなか、唯一絶対の神○○○oへの信仰に基づくユダヤ教を形成していった。
ヤハウェ
15
ユダヤ人は、彼らを救い、神の国を実現する救世主(○○○)を求めていた
メシア
16
神が定めた宗教上・生活上の掟のことをなんと言う?
律法
17
モーセが神から与えられたとされる10の戒律のことをなんと言う?
十戒
18
ユダヤ教が、律法を厳格に守ることが人間としての正しさ(義)であるとしていたことを○○○○と言う
律法主義
19
イエスは律法を守れない人々にこそ○○○(○○○○)は注がれると言った
神の愛(アガペー)
20
全ての人を愛することをなんと言う?
隣人愛
21
イエスは神の愛という「○○(良い知らせ)」を説いた
福音
22
「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなた方も人にしなさい」と説いた人物は?
イエス
23
人間が持っている根源的な罪のことをなんと言う?
原罪
24
イエスの死は、原罪をイエス自らがあがなった○○の死であるととらえられた
贖罪
25
イエスを救世主(○○○○)とする信仰が生まれた
キリスト
26
イエスを救世主とする信仰のことを○○○○○○○という
原始キリスト教
27
唯一神アッラーを信じる一神教であり、アッラーに絶対的に服従することをなんと言う?
イスラーム
28
イスラームにおける全知全能の唯一神のことを何と言う?
アッラー
29
イスラームの開祖は誰?
ムハンマド
30
アッラーの啓示を示した啓典は何?
クルアーン(コーラン)
31
イスラームの信者の信仰内容や、つとめの基礎となるものは?
六信五行
32
アッラー・天使・啓典・使徒(預言者)・来世・予定(天命)を信じることをなんと言う?
六信
33
信仰告白・礼拝・喜捨・断食・巡礼を行うことをなんと言う?
五行
34
仏教を開いたのは誰?
ゴータマ=シッダッタ(ブッタ)
35
現実の世界は苦しみに満ちているということ。(四字熟語)
一切皆苦
36
生・老・病・死のことをなんと言う?
四苦
37
憎むものに出会う苦
怨憎会苦(おんぞうえく)
38
愛するものと別れなくてはならない苦
愛別離苦(あいべつりく)
39
求めるものが手に入らない苦
求不得苦(ぐふとくく)
40
人間を存在させている物質的、精神的な要素も全て苦であること
五蘊盛苦(ごうんじょうく)
41
四苦に加え、怨憎会苦、愛別離苦、求不得苦、五蘊盛苦を合わせてなんと言う?
四苦八苦
42
人をわずらわせ、悩ませる迷いの心
煩悩
43
ブッタが悟った「真理」を別の言い方でなんと言う?
ダルマ、法
44
ブッタが悟った真理とは、あらゆるものは互いに依存しあって、生起しており、それ自体で孤立して存在するものはないという○○○○である
縁起の法
45
常に変わらないものは1つとしてないこと(四字熟語)
諸行無常
46
それだけで存在するような固定的なもの(四字熟語)
諸法無我
47
欲求を滅ぼし執着を捨てることによって至ることができる心安らかな境地のこと
涅槃寂静
48
全ての命あるものを思いやる心
慈悲の心
49
儒教の祖は誰?
孔子
50
近親者に対する自然な情愛
仁
51
仁が表面に現れたもの
礼
52
中世末期のヨーロッパで起こった文芸運動
ルネサンス
53
ギリシア・ローマの古典の研究を通じて、人間を尊重し、人間らしさを賛美しようとする立場
人文主義
54
人間をキリスト教の神のもとから解放するという思想
人間中心主義(ヒューマニズム)
55
人文主義者たちは、あらゆる分野で能力を発揮する○○○(○○○)を理想の人間と考えた
万能人(普遍人)
56
画家、科学者、技術者として名を馳せた万能人は誰?
レオナルド=ダ=ヴィンチ
57
人間は自分の生き方を選ぶ自由な意志をもっており、この自由な意思によって、人間らしく生きることが、すなわち、人間としての尊厳をもつことができると唱えた人
ピコ=デラ=ミランドラ
58
純粋な信仰の復活を目指す運動であり、人間は教会から自立しており、神のもとで平等な存在であるとした改革は何?
宗教改革
59
宗教改革を唱えた人物は誰?
ルター
60
中世の自然観は神を中心とするものであったが、科学は中世とは異なる新しい自然観を示すようになり、近代の○○○○が誕生した
自然科学
61
古代以来の天動説を否定し、地動説を唱えた人物は誰?
コペルニクス
62
ベーコンはまず、さまざまな偏見(○○○)を取り除くことを唱えた
イドラ
63
ベーコンはイドラを取り除いたうえで、人間の○○を重んじ、観察や実験を通して確かな知識を得ようとした
経験
64
個々の具体的な事実に対して観察や実験を行い、そこから、一般的法則・原理を見出すという方法
帰納法
65
知識の源泉を経験のうちに求める立場を何と言う?
経験論
66
デカルトは○○を重んじ、理性による推理を通じて確かな知識を得ようとした
理性
67
デカルトの、確かな知識を得るために全てを疑うやり方を何と言う?
方法的懐疑
68
全てが疑わしいと考えていても、私は存在しなければならず、この「○○○○」は疑うことができないのである
考える私
69
絶対確実な一般的法則・原理を前提として、理性による推理をおこない、結論を導くと言う方法は何?
演繹法
70
知識の源泉を理性のうちに求める立場をなんと言う?
合理論
71
経験を重んじた人物と理性を重んじた人物をそれぞれ答えよ
経験:ベーコン 理性:デカルト
72
自由を個人の道徳的な生き方のうちに見出そうとした批判哲学者は誰?
カント
73
人間としてなすべき義務を義務としておこなう意志
善意志
74
善意志は人間としてなすべき○○を義務として行う意志である
義務
75
人間には理性によって自分のなすべきことを知り、それを自分の意志でおこなうことができるという○○○○○がある
意志の自由
76
「幸福になりたいのなら、正直であれ」といった条件付きの命令の形式を何と言う?
仮言命法
77
ただ「正直であれ」という無条件の命令の形式のことを何という?
定言命法
78
理性による無条件の命令を何という?
道徳法則
79
人間が理性により自ら道徳法則を立て、それに従うことを何という?
意志の自律
80
カントは、意志の自律のうちに人間の尊厳を見出し、自律的な存在としての人間を○○と呼んだ
人格
81
自由を共同体の問題として考え、共同体において人間の自由が実現すると主張した人物
ヘーゲル
82
自由が実現される共同体やその倫理を何という?
人倫
83
人倫は人間を外面的に制約する○と、内面的に制約する○○とが総合(○○)されて成立するものである
法、道徳、止揚
84
人倫には、○○・○○○○・○○という三つの段階がある
家族、市民社会、国家
85
功利性の原理に基づいて最大多数の最大幸福を目指す立場は何?
功利主義
86
人々の幸福を増やす行為を正しい行為とし、幸福を減らす行為を不正な行為とする原理を何という?
功利性の原理
87
功利性の原理に従えば、○○○○○○○○○ を生み出す行為が最も正しい行為である
最大多数の最大幸福
88
功利性の原理を唱え、量的功利主義の立場である人物
ベンサム
89
質的功利主義の立場である人物
ミル
90
快楽の量だけを意識した立場と快楽の質も問題にした立場をそれぞれ答えよ
量的功利主義、質的功利主義
91
正しい行為とは善い結果を生み出す行為のことである、という考え方を○○○○という(ベンサム、ミル) 正しい行為とは守るべき義務に合致する行為である、という考え方を○○○という(カント)
帰結主義、義務論
92
財産の共有と生産の協同に基づく社会を唱えるもの
社会主義
93
社会主義を提唱した人物
マルクス
94
資本主義の社会では、労働者は、生産物や労働から○○され、人間らしく生きることができない
疎外
95
社会の土台をなすのは、物質的な生活(経済)、すなわち一定の○○○に応じて結ばれる○○○○であり、それが歴史を動かしている
生産力、生産関係
96
「物質的な生産力や生産関係の変化が、歴史を動かす原動力となる」という考え方
唯物史観
97
生産にかかわる階級間の対立
階級闘争
98
生産関係の変革
社会改革
99
人間の個別性を重視することで、主体性を追求する立場
実存主義