問題一覧
1
加齢に伴う心血管系の変化で正しいのはどれか。 2つ選べ。
左室壁の肥厚, 収縮期血圧の上昇
2
心音が最もよく聴取される部位はどれか。
エ
3
人体の右側のみにあるのはどれか。
腕頭動脈
4
カルシウム拮抗薬の血中濃度を上げる食品はどれか
グレープフルーツ
5
血圧を上昇させるのはどれか
バゾプレッシン
6
造影部位で正しいのはどれか。
冠動脈
7
経皮的冠動脈形成術 <PCI> 終了後も点滴静脈内注射が継続され、抗血小板薬と抗菌薬の投与が行われた。 その後、看護師はAさんの穿刺部位の出血はないことを確認した。 次に行う観察で最も注意すべき項目はどれか。
麻痺症状
8
Aさん (64歳 男性) は、 人工心肺装置を使用した冠動脈バイパス術 <CABG> を受け、 ICUに入室した。 手術時間10時間、 手術中の輸液量6,200mL、 出血量480mL、 尿量980mLであった。 手術直後の血圧72/34mmHg、 心拍数110/分、 心係数 2.0L/分/m²、肺動脈楔入圧20mmHgであったため、 大腿動脈からカテーテルが挿入されて大動脈内バルーンパンピング〈IABP〉が行われている Aさんへの看護で適切なのはどれか。
両足背動脈の拍動を確認する。
9
左心不全でみられる症状はどれか
起坐呼吸
10
急性心不全患者の心臓の負担を減らす体位はどれか。2つ選べ。
起坐位, Fowler <ファウラー〉位
11
拡張期雑音が聴取されるのはどれか
大動脈弁狭窄
12
急性心筋梗塞患者の合併症を早期に発見するための機で正しいのはどれか。
頻脈の出現
13
冠動脈バイパス術 (CABG)後5時間が経過したとき、 心霊ドレーンからの排液が減少し、 血圧低下と脈圧の狭小化があり、 「息苦しい」と患者が訴えた。 もっとも考えられるものはどれか。
心タンポナーデ
14
急性大動脈解離について正しいのはどれか。
若年者ではMarfan<マルファン症候群の患者にみられることが多い
15
手術中に下肢に弾性ストッキングを着用する主な目的はどれか。
体温低下の予防
16
閉塞性動脈硬化症 〈ASO〉について正しいのはどれか。
粥状硬化が原因である。
17
ムーアF.D.が提唱した外科侵襲を受けた患者の生体反応で正しいのはどれか。
転換期では循環血液量が増加する
18
Mooreの提唱した手術後の回復過程の 第1相(異化期)の生体反応はどれか。
血糖値の上昇
19
急性期患者の生体反応で正しいのはどれか
異化が亢進する
20
創傷治癒の成熟期の状態はどれか
基底細胞が創面を覆う, 瘢痕を形成する
21
術後1日の手術創の正常な治癒過程として正しいのはどれか。
創部の浮腫が起こる
22
創傷の治癒過程で炎症期に起こる現象はどれか。
滲出液が創に溜まる。
23
感染兆候のない創部の治癒を促進する要因はどれか
湿潤
24
創傷の治癒過程における増殖期の状態はどれか。
血管内皮細胞が新しい血管を形成する。
25
細菌感染による急性炎症で最初に反応する白血球はどれか
好中球
26
炎症の4徴候にふくまれるのはどれか。 2つ選べ
主張, 発赤
27
感染予防のための手指衛生で正しいのはどれか
石けんは十分に泡立てる
28
術後合併症で術前の喫煙と最も関連が強いのはどれか。
手術部位感染
29
細菌の芽胞を死滅させるのはどれか
酸化エチレンガス
30
仰臥位における褥瘡の好発部位はどれか
踵骨部
31
褥瘡の深達度分類で水泡形成のステージはどれか。
Ⅱ
32
成人の敗血症について正しいのはどれか
全身炎症反応を認める
33
全身麻酔後の気管チューブ抜管直後に注意するのはどれか。
呼吸抑制
34
合併症のない全身状態が良好な患者に対して、全身麻酔のための気管挿管を行い用手換気をしたところ、 左胸郭の挙上が不良であった。 原因として考えられるのはどれか。
片肺挿管
35
Aさん (48歳 男性) は、 直腸癌のため全身麻酔下で手術中、 出血量が多く輸血が行われていたところ、 41℃に体温が上昇し、頻脈となり、血圧が低下した。 麻酔科医は下顎から頸部の筋肉の硬直を確認した。既往歴に特記すべきことはない。 この状況の原因として考えられるのはどれか。
悪性高熱症
36
チアノーゼで増加しているのはどれか
還元ヘモグロビン
37
経皮的動脈血酸素飽和度 (SpO2) の測定に影響を及ぼすのはどれか。
末梢循環不全
38
深部体温に一番近いのはどれか
直腸温
39
中心静脈栄養法を受けている患者の看護について 適切なのはどれか。
カテーテルの固定部を毎日確認する
40
開心術後の装着機器とその目的の組合せで正しいのはどれか。
心臓ドレーン - 心タンポナーテの予防
41
成人の鼻孔から噴門までの長さで適切なものはどれか。
45~55cm
42
Aさん (58歳 男性)、 建築作業員。 趣味はジョギングで毎日5kmを走っている。 55歳のときに肺気腫を指摘されている。 1か月前から味噌が続いて止まらないため、 自宅近くの病院を受診した。 胸部エックス線撮影で異常陰影が認められ、 精密検査の結果、右下葉に肺癌が見つかり、標準開胸右下葉切除術が予定された。 20歳から喫煙歴があり、肺気腫を指摘されるまで1日40本程度吸っていた。 手術は無事終了し、胸腔ドレーンが挿入されたが、 水封ドレナージのみで持続吸引は行われていない。 術直後、胸腔ドレーンの先端から呼気時にエアリークが認められた。 挿入部と接続部とを確認したが異常はなかった。 医師は、「再手術は経過を見て判断する」と言っている. 看護師の対応として適切なのはどれか。
皮下気腫の出現に注意する。
43
仰臥位で手術を受けた患者が術後に上の薬指と小指のしびれを訴えた。 しびれの原因として考えられるのはどれか
肘関節の伸展
44
輸血用血液製剤と保温温度の組み合わせで正しいのはどれか。
赤血球成分製剤 - 2-6℃
45
成人で1日の尿量が100ml以下の状態を示すのはどれか
無尿
46
健康な成人における1日の平均尿量はどれか ?
1500ml
47
成人の気道の異物除去を目的とするのはどれか。
腹部圧迫法(Heimlich 八イムリッヒ法)
48
成人に対する自動体外式除細動器(AED)の使用で正しいのはどれか.
胸部が濡れている場合は電極パッドを張る前に拭き取る
49
成人の一次救命処置 (BLS) における胸骨圧迫の速さ (回数) で正しいのはどれか。
100-120回/分
50
Aさん (53歳 女性) は休日に公園を散歩中、 階段から落ちて頭部を強打し、 意識を焼失した状態で病院に救急搬送された。 病院到着時のAさんは開せず、 声は発しているが理解不能である。 痛み刺激には逃れようとする動作がみられる。 グラスゴーコーマスケール (GCS)によるAさんの意識レベルの評価はどれか
E1V2M4
51
成人におけるバイタルサインで緊急に対応が必要なのはどれか。
体温34.4℃
52
骨について正しいのはどれか。
リンの貯蔵場所である。
53
骨格筋の収縮について正しいのはどれか。
アクチンがミオシン上を滑走して筋収縮が起こる。
54
筋収縮で正しいのはどれか。
筋小胞体からカルシウムイオンが放出される。
55
成人で、骨髄が脂肪組織になっているのはどれか。
大腿骨骨幹
56
骨折で正しいのはどれか。
骨盤骨折では出血性ショックに注意する。
57
右大腿骨前面を図に示す。 大腿骨頸部はどれか。
③
58
不随意筋はどれか。
心筋
59
平滑筋はどれか
瞳孔散大筋
60
肩峰があるのはどれか。
肩甲棘
61
伸張反射の構成要素はどれか。 2つ選べ。
筋紡錘, 運動神経
62
人工股関節全置換術を受けた患者で麻痺をきたす危険性が高いのはどれか。
腓骨神経
63
下腿の介達牽引を受けている患者が足背のしびれを訴えている。 看護師が確認すべき項目で優先度が高いのはどれか。
下肢の肢位
64
股関節を屈曲させるのはどれか。
腸腰筋
65
成人の骨格で線維軟骨結合があるのはどれか。
脊柱
66
前腕の動きを肩部上方から撮影した写真を別に示す。 前腕の回外を示すのはどれか。
③
67
車軸関節はどれか。2つ選べ。
正中環軸関節, 上橈尺関節
68
咀嚼筋はどれか。
咬筋
69
腰椎椎間板ヘルニアで正しいのはどれか。
診断にはMRIが有用である。
70
Aさん(35歳 男性)。 身長175cm 体重74kgである。 1か月前から腰痛と右下肢のしびれが続くため受診した。 腰椎椎間板ヘルニアと診断され、保存的療法で経過をみることになった。
「前かがみの姿勢を控えましょう」
71
関節リウマチについて正しいのはどれか。
介護保険法で定める特定疾病に含まれる。
72
関節リウマチで起こる主な炎症はどれか。
滑膜炎
73
関節性リウマチで療養している人への日常生活指導で適切なのはどれか。
水道の蛇口をレバー式にする。
74
Aさんは右側の人工股関節全置換術 (後方アプローチ) を受けた。 Aさんへの脱臼予防の生活指導で適切なのはどれか。
「右側に身体をねじらないでください」
75
Aさん (63歳、女性) は、 右変形性股関節症で人工股関節置換術を受けた。 脱臼の予防のために行う指導で適切なのはどれか。
床に落ちた物を拾うときは右膝をつく。
76
Aさん(25歳 男性)は、オートバイの単独事故による交通外傷で救急病院に入院した。 外傷部位は左上下肢で左脛骨骨折に対しては長下肢ギプス固定をした。 左前腕部は不全切断で、 再接着術が行われた。 入院後3日、左足趾のしびれと足背の疼痛を訴えた。 看護師の観察で適切なのはどれか。 2つ選べ。
足背の皮膚色を観察する。, 足趾の屈伸運動が可能か確認する。
77
ギプス固定によって生じるのはどれか。 2つ選べ。
圧迫創, 幻肢痛
78
上腕骨顆上骨折の早期合併症で注意が必要なのはどれか。
フォルクマン拘縮
79
幻肢痛について正しいのはどれか。
切断し喪失した部位に生じる。
80
一側の下肢切断術後の幻肢痛で正しいのはどれか。
切断し喪失した部位に生じる。
81
Aさん (25歳、男性)は、オートバイの単独事故による交通外傷で救急病院に入院した。 外傷部位は左上下肢で左脛骨骨折に対しては長下肢ギプス固定をした。 左前腕部は不全切断で、 再接着術が行われた。 入院後6日、左前腕部の接着部から末梢側が壊死し、前腕切断術が行われた。 術後4日、Aさんは幻肢痛を訴えた。 看護師の対応で適切なのはどれか。
切断端に弾力包帯を巻く。