問題一覧
1
×年10月20日、得意先シャム(株)が倒産し、売掛金100円(当期に発生)が貸し倒れた。
(貸倒損失)100(売掛金)100 得意先の倒産などにより、得意先に対する売掛金や、受け取り手形が回収できなくなること=貸し倒れ 当期に発生した売掛金が貸し倒れたときは貸倒損失(費用)として処理する
2
3月31日 決算日において売掛金の期末残高400円について、2%の貸倒引当金を設定する(差額補充法) 貸倒引当金…将来発生すると予想される売掛金や受取手形の貸倒れに備えて設定する勘定科目
(貸倒引当金操入)8 (貸倒引当金)8 貸倒引当金…資産のマイナスを意味する勘定科目 貸倒引当金繰入…費用 貸倒引当金の設定額=売掛金、手形の期末残高✖️貸倒設定率
3
×年6月10日 得意先シロミが倒産し、売掛金(前期に発生)50円が貸し倒れた。なお、貸倒引当金の残高が8円ある。
(貸倒引当金)8(売掛金)50 (貸倒損失)42 当期に発生した貸倒れ…全額、貸倒損失で処理 前期以前に発生した貸倒れ…①貸倒引当金を減らす。②貸倒引当金を超える額は貸倒損失(費用)として処理
4
×年4月20日前期に貸倒処理したシロミに対する売掛金50円を現金で回収した。
(現金)50(償却債権取立益)50 収益
5
ゴエモンは建物1800円を購入し、代金は月末に支払うことにした。なお、購入にあたっての登記料140円と仲介手数料60円は現金で支払った。
(建物)2000円 (未払金)1800 (現金)200 固定資産の取得原価=固定資産本体の価格+仲介手数料など 事務所、店舗など→建物 事務所などの敷地→土地 机や椅子、商品棚、パソコンなど→備品 トラックや営業車など→車両運搬具
6
ゴエモンは当期首に購入した建物(取得原価2000円)について減価償却を行う。なお、定額法による。(耐用年数30年、残存価額は所得原価の10%)
減価償却費(定額法)🟰所得原価➖残存価額➗耐用年数 2000➖200(2000×10%)=1800 1800➗30=60 (減価償却費)60(減価償却累計額)60 減価償却累計額は資産のマイナスを表す勘定科目
7
3月31日、決算につき、12月1日に購入した建物(取得原価2000円)について減価償却を行う。定額法(耐用年数30年、残存価額は所得原価の10%)、記帳方法は間接法による。
12月から3月までの4ヶ月しか使っていない。 一年分だと60円 60×12ヶ月➗4ヶ月=20 (減価償却費)20(減価償却累計額)20
8
ゴエモンは備品(所得原価400円、減価償却累計額180円)を250円で売却し、代金は月末に受け取ることとした。
(未収入金)250 (備品)400 (減価償却累計額)180(固定資産売却益)30 仮に損をしている場合 (未収入金)200 (備品)400 (減価償却累計額)180 (固定資産売却損)20
9
1月31日 ゴエモンは4月1日な購入したトラック(所得原価900円、期首の減価償却累計額540円、減価償却方法は定額法、残存価額は0円、耐用年数は5年)を200円で売却し、代金は月末に受けることとした。
10ヶ月使ったことになるので、900➗5年=180 180×12➗10=150 (減価償却累計額)540(車両運搬具)900 (未収入金)200 (減価償却費)150 (固定資産売却損)10
10
ゴエモンは会社の設立にあたって株式100株を1株あたり10円で発行し、全株式の払い込みを受け、払込金額は普通預金とした。
(普通預金)1000(資本金)1000
11
増資のため、株式20株を1株あたり10円で発行し、全株式の払い込みを受け、払込金額は当座預金とした。
(当座預金)200(資本金)200
12
3月31日、ゴエモンは第1期の決算において当期純利益260円を計上した。
(損益)260(繰越利益剰余金)260 当期純損失だったら… (繰越利益剰余金)260(損益)260
13
ゴエモンの第一期株主総会において、繰越利益剰余金1000円を次のように配当、処分することが承認された。 株主配当金500円 利益準備金50
(繰越利益剰余)550(未払配当金)500 (利益準備金)50 配当金の支払いは後日のため、未払い
14
ゴエモンは法人税の中間納付を行い、税額100円を小切手を振り出して納付した。
法人税等の中間申告、納付額はあくまでも概算額のため、仮払法人税等(資産)として処理 (仮払法人税等)100(当座預金)100 仮払い〜は資産!!
15
決算の結果、法人税、住民税及び事業税が210円と計算された。なお、この金額から中間納付額100円を差し引いた金額を未払分として計上した。
(法人税等)210 (仮払法人税等)100 (未払法人税等)110 未払い〜は負債!
16
決算において確定した法人税等は原則として決算日後2ヶ月以内に申告しなければならないことをなんという?
確定申告
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ゴエモンはクロキチより商品110円(税込価額)を仕入れ、代金は現金で払った。なお、消費税率は10%である。
(仕入)100(現金)110 (仮払消費税)10 消費税…110円の商品を仕入れる。消費税10円 その商品を330円で売る。消費税30円 その差額20円を税務署に納める。
18
商品330円を売り上げ、代金は現金で受け取った。なお、消費税率は10%である。
(現金)330(売上)300 (仮受消費税)30 仮受消費税 負債
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決算につき、仮払消費税10円と仮受消費税30円を相殺し、納付額を確定する。
(仮受消費税)30(仮払消費税)10 (未払消費税)20 自分が払うべき消費税は20円 納付したとき (未払消費税)20(現金)20
20
仕入れ帳への記入順番
左上から、仕入れ先、支払い方法 商品名、数量単価
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商品有高帳の商品の払出単価の決め方の方法二つ
先入先出法→先に受け入れたものから先に払い出したと仮定して払出単価を決める方法 移動平均法→商品の受け入れの都度、平均単価を計算して、その平均単価を払出単価とする方法
22
帳簿のうち、( )と( )は必ず作成しなければならない帳簿で( )と呼ばれます。それ以外は必要に応じて作成されるため( )と呼ばれます。
仕訳帳、総勘定元帳、主要簿、補助簿
23
補助簿は現金出納帳や売上帳のように特定の取引の明細を記録する( )と、商品有高帳や売掛金元帳のように特定の勘定の明細を商品別や取引先別に記録する( )に分けられる。
補助記入帳、補助元帳
24
三伝票制とは?
入金の取引を記入する入金伝票、出金の取引を記入する出金伝票、入金取引にも出金取引にも該当しない取引を記入する振替伝票の三種類の伝票に記入する方法
25
期末商品棚卸高は50円だった。(当期の商品仕入高は900円、期首商品棚卸高は100円)。なお、売上原価は「仕入」の行で計算すること
(仕入)100(繰越商品)100 (繰越商品)50(仕入)50 期首商品棚卸高は売れたと考え、仕入勘定にする。残っていたものは仕入の減少、繰越商品の増加とする。
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売上原価=
期首商品棚卸高+当期商品仕入高−期末商品棚卸高
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売上総利益=
売上高−売上原価
28
11月1日、事務所の家賃120円(一年分)を小切手を振り出して支払った。
(支払家賃)120(当座預金)120 費用の前払い
29
22年3月31日、決算日につき、次期の家賃を前払処理する。なお、ゴエモンは11月1日に家賃120円(一年分)を支払っている。
4月1日から10月31日までの7ヶ月は次期の家賃。 120✖️12➗7=70 (前払家賃)70(支払家賃)70 前払家賃は資産。 前払処理した費用は翌期首に再振替仕訳をする。
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21年12月1日、ゴエモンは銀行から借入期間1年、年利率2%、利息は返済時に支払うという条件で現金600円を借り入れた。
(現金)600(借入金)600 利息は返済時に払うので計上しない
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22年3月31日、決算日につき、当期分の利息を未払処理する。なお、ゴエモンは12月1日に銀行から借入期間1年、年利率2%、利息は返済時に支払うという条件で現金600円を借り入れている。
4ヶ月分の利息を計算 600✖️2%✖️12➗4=4 (支払利息)4(未払利息)4 未払は負債
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22年1月1日、ゴエモンはトラミに土地を貸し、地代240円(一年分)を小切手で受け取った。
(現金)240(受取地代)240 収益の前受け
33
22年3月31日、決算日につき、次期分の地代を前払処理する。なお、ゴエモンは1月1日に地代240円(一年分)を受け取っている。
1月1日から3月31日までの3か月は当期なので次期分の9か月を減らす。 240✖️12➗9=180 (受取地代)180(前受地代)180 前受収益は受け取った分だけサービスをする義務なので負債。
34
22年2月1日、ゴエモンはトラノスケに貸付期間1年、年利率3%、利息は返済時に受け取るという条件で現金800円を貸し付けた。
(貸付金)800(現金)800 貸付金は資産
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22年3月31日、決算日につき当期分の利息を未収処理する。なお、ゴエモンは2月1日にトラノスケに貸付期間1年、年利率3%、利息は返済時に受け取るという条件で現金800円を貸し付けている。
800✖️3%✖️12➗2=4 (未収利息)4(受取利息)4 未収収益は資産