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言文 単語
  • 由憂

  • 問題数 60 • 2/15/2024

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    問題一覧

  • 1

    むすめを思ひかけて、(みそかに)通ひありきけり。 (男は、友達の)娘を好きになって、( )通い続けた。

    ひそかに

  • 2

    天屋の何某といふ者、破籠・小竹筒など(こまやかに)したためさせ、僕あまた舟に取り乗せて、追風時の間に吹き着きぬ。 天屋の何某という者が、弁当や酒などを( )用意させ、下僕を大勢舟に乗せて、追風を受けわずかの時間で(種の浜に)吹き着いた。

    心を込めて

  • 3

    物の心しらせ給へる宮たちは、御衣の色などもいと(こまやかなる)もあはれなり。 物心のおつきになった宮様たちは、お召の服の色などもとても( )のもいたわしい。

    色が濃い

  • 4

    (こまやかに)をかしとはなけれど、なまめきたるさましてあて人と見えたり。 ( )かわいらしいというわけではないが、優美は様子をして良家の子弟風に見えた。

    繊細で美しく

  • 5

    灯台に向かひて寝たる顔ども(らうたげなり)。 灯台に向かって寝ている(舞姫たちの)顔も( )。

    かわいらしい

  • 6

    をかしげなる児の、あからさまに抱きて遊ばしうつむくほどに、かい付きて寝たる、いと(らうたし)。 かわいらしい幼児が、ちょっとの間抱いて遊ばせかわいがっているうちに、抱きついて寝てしまったのは、とても( )。

    かわいい

  • 7

    あら思はずや。東にもこれほど(優なる)人のありけるよ。 ああ思いがけないことよ。東国にもこれほど( )人がいたことだよ。

    優美な

  • 8

    (内裏)に御遊び始まるを、ただいま参らせ給へ。 ( )で詩歌管弦のお遊びが始まるので、すぐ参内ください。

    宮中

  • 9

    (内裏)にも聞こし召し嘆くこと限りなし。 (源氏の病気を)( )もお聞きになって嘆くことこの上もない。

    天皇

  • 10

    (うへ)、殿上に出でさせ給ひて、御あそびありけり。 ( )が、殿上の間にお出ましになって、管弦のお遊びがあった。

    天皇

  • 11

    (うへ)は、宮の失せたまひけるをり、さま変へたまひにけり。 ( )は、(夫の)宮様がお亡くなりになったとき、出家なさってしまった。

    奥様

  • 12

    (うへ)より下るる途に、弁の宰相の君の戸口をさしのぞきたれば、昼寝したまへるほどなりけり。 (私が)中宮様の( )から(部屋に)下がる途中、弁の宰相の君の(部屋の)戸口をのぞいたところ、(彼女は)昼寝をしていらっしゃるときであった。

    御座所

  • 13

    御方しも、受領の妻にて(品)定まりておはしまさむよ。 よりによってお嬢様が、受領の妻として( )が定まってしまわれるだろうよ。

    身分

  • 14

    帝よりはじめ奉りて、大臣公卿みな悉く移ろひ給ひぬ。夜に仕ふるほどの人、たれか一人(ふるさとに)残りをらむ。 天皇をはじめいたとして、大臣公卿全員移りなさった。朝廷に仕える身分の人は、いったいだれが一人でも( )に残っていようか。

    古都

  • 15

    人はいさ心も知らず(ふるさと)は花ぞ昔の香ににほひける 人はさあその心もわからないものだ。しかし、この( )は梅の花が昔どおり香りで咲きほこっていることだなあ。

    なじみのある土地

  • 16

    この(ふるさと)の女の前にてだに、つつみはべるものを、さる所にて才さかし出ではべらむよ。 自分の( )の侍女のまえでさえも、隠しいますのに、宮中で漢字の素養をひけらかしているのでしょうよ。

    実家

  • 17

    そのほどの(心ばへ)はしも、ねんごろなるやうなりけり。 私の妊娠中の( )は、心がこもっているようだった。

    心遣い

  • 18

    あまたあらむ中にも、(こころばへ)見てぞ率てありかまほしき。 たくさんいるような従者の中でも、( )を見て連れて回りたいものだ。

    性格

  • 19

    岩に生ひたる松の根ざしも(心ばへ)あるさまなり。 岩に生えている松の根も( )がある様子である。

  • 20

    はじとみは下ろしてけり。(ひまひま)より見ゆる灯の光、蛍よりけにほのかにあはれなり。 はとじみは下ろしてしまっていた。( )から見える灯火の光は、蛍よりいっそうかすかでしみじみとした趣がある。

    すき間すき間

  • 21

    雪すこし(隙)あり。 除雪が少し( )がある。

    絶え間

  • 22

    御文奉らむ。よき(ひま)なり。 お手紙を差し上げよう。絶好の( )だ。

    機会

  • 23

    鶴の大臣殿は、童名たづ君なり。鶴を飼ひ給ひける故にと申すは、(僻事)なり。 鶴の大臣殿は、幼名はたづ君である。鶴をお飼いになっていたからと申すのは、( )である。

    間違い

  • 24

    かつあらはるるをも顧みず、口にまかせて言ひ散らすは、やがて(うきたる)ことと聞こゆ。 一方でばれることも顧みず、口からでまかせに好き放題言うのは、すぐに( )こととわかる。

    根拠のない

  • 25

    よろづの(とが)あらじと思はば、何事にもまことありて、人を分かず、うやうやしく、言葉少なからんにはじかし。 すべての( )をなくしたいと思うのならば、何事にも誠意があって、人を分け隔てず、礼儀正しく、口数が少ないようなのにまさるものはない。

    欠点

  • 26

    世治まらずして、凍たいの苦しみあらば、(とが)の者絶ゆべからず。 世の中が治まらなくて、寒さや飢えの苦しみがあるならば、( )を犯す者がなくなるはずがない。

  • 27

    世に語り伝ふること、まことはあいなきにや、多くはみな(そらごと)なり。 世間で語り伝えていることは、真実はつまらいのであろうか、多くはみな( )である。

  • 28

    こはいかに。御(消息)奉りつるは、御覧ぜざりつるか。 これはどうしたことだ。お( )を差し上げたのは、ご覧にならなかったのか。

    手紙

  • 29

    門さしつ。死ぬるなりけり。(消息)いひ入るれど、なにのかひなし。 門を閉じていた。死んだのだった。( )して来意を告げたけれども、なんの意味もない。

    訪問

  • 30

    かからむ世きは、(雲居)に跡をとどめても何かはし侯ふべき。 このような世の中では、( )にとどまってもどうしようもありません。

    宮中

  • 31

    越路をさして帰る雁の、(雲居)におとづれ行くも、をりふしあはれにきこしめす。 北陸を目指して帰る雁が、( )で鳴いて飛んで行くのも、上皇は折も折しみじみとお聞きになる。

    天上

  • 32

    長き夜をひとり明かし、遠き(雲居)を思ひやり、朝茅が宿に昔を偲ぶこそ、色好むとは言はめ。 長い夜をひとりで明かし、はるか( )を想像し、茅の茂る荒れ果てた家で昔を懐かしむことこそ、恋の情趣を解すると言えよう。

    遠く離れた所

  • 33

    限りなく喜び(かしこまり)申す。 この上もなく喜び( )を申し上げる。

    お礼

  • 34

    え参らぬ由の(かしこまり)申し給へり。 参上できないことの( )を申し上げなさった。

    お詫び

  • 35

    頭の弁うれへ申されたりければ、その折 にぞ、御(かしこまり)にて、しばし籠り居給へりし。 頭の弁が訴え申し上げなさったので、その折に、ご( )として、しばらく家に籠っていらっしゃった。

    謹慎

  • 36

    心憂きものは(世)なりけり。 恨めしいものは( )であったのだ。

    男女の仲

  • 37

    昔、男ありけり。歌は詠まざりけれど、(世の中)を思ひ知りたりけり。 昔、男がいた。歌は詠まなかったが、( )をわきまえていた。

    男女の仲

  • 38

    はかなき御なやみと見ゆれども、(かぎり)のたびにもおはしますらむ。 ちょっとしたご病気と見えるが、( )の時でもいらっしゃるのだろう。

    最期

  • 39

    罪の(かぎり)果てぬれば、かく迎ふるを、翁は泣き嘆く。 罪の( )が償われたので、こうして迎えに来たのを、翁は泣いて嘆く。

    すべて

  • 40

    門の(かぎり)を高う造る人もありけるは。 門( )を高く造る人もいたそうだよ。

    だけ

  • 41

    さが尻をかき出でて、(ここら)の朝廷人に見せて、恥を見せむ。 そいつの尻をまくり出して、( )の役人に見せて、恥をかかせてやろう。

    たくさん

  • 42

    それが玉を取らむとて、(そこら)の人々の害せられむとしけり。 竜の首の宝石を取ろうとして、( )の人々が殺されようとした。

    たくさん

  • 43

    (かたみに)思ひあふことかぎりなし。 ( )愛し合うことこの上もない。

    たがいに

  • 44

    (わざと)かねて外の桜の花びらをも散らして、庭に敷かれたりけるにや。 ( )前もって外の桜の花びらをも散らして、庭に敷かれたのであろうか。

    わざわざ

  • 45

    (わざと)めでたき草子ども、硯の箱の蓋に入れておこせたり。 ( )すばらしい何冊もの本を、硯の箱の蓋に入れてよこした。

    特別に

  • 46

    (わざとの)僧膳はせさせ給はで、湯漬けばかり給ふ。 ( )食膳は用意なさらずに、湯漬けのご飯だけを振る舞いなさる。

    本格的な

  • 47

    (うたて)、なにしに、さ申しつらむ。 ( )、どうして、私はあんな風に申し上げてしまったのだろうか。

    いやなことに

  • 48

    死期はついでを待たず。死は前よりしも来らず。(かねて)後ろに迫れり。 死ぬ時期は順序待たない。死は必ずしも前からやって来ない。( )背後に迫っている。

    前もって

  • 49

    5日(かねて)は、見むもなかなかなべければ、内にも入らず。 5日( )は、対面するのもかえってつらいにちがいないので私の部屋の中にも入って来ない

    前から

  • 50

    人の臥したるを、奥の方より(やをら)のぞいたるも、いとをかし。 人が寝ているのを、奥の方から( )のぞいているのも、とてもおもろしい。

    そっと

  • 51

    二十八日、(よもすごら)雨やまず。今朝も。 二十八日、( )雨がやまない。今朝も。

    一晩中

  • 52

    御よろこびなど言ひおこする人も、かへりては弄ずる心地して、(ゆめ)うれしから(ず)。 お祝いなど言って寄こす人も、逆にからかっている感じがして、( )うれしく( )。

    まったく、ない

  • 53

    関白をば次第のままにせさへ給へ。(ゆめゆめ)違へさせ給ふ(な)。 関白職は順序に任命して下さい。( )違反なさっ( )。

    決して、てはいけない

  • 54

    この事、(あなかしこ)人に披露す(な)。 この事は、( )人に言いふらし( )。

    決して、てはいけない

  • 55

    冬枯れのけしきこそ、秋には(をさをさ)劣る(まじけれ)。 冬枯れの様子は、秋には( )劣ら( )。

    ほとんど、ないだろう

  • 56

    (あなかま)、人に聞かすな。いとをかしげなる猫なり。 ( )、人に聞かせてはいけない。とてもかわいらしい猫だ。飼おう。

    しっ静かに

  • 57

    仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心憂くおぼえて、ある時思ひ立ちて、ただひとり(徒歩より)詣でけり。 仁和寺にいる法師が、年をとるまで石清水八幡宮に参拝したことがなかったので、恨めしく思われて、ある時決心して、ただひとりで( )参詣した。

    歩いて

  • 58

    木霊などいふ、(けしからぬ)かたちも現るるものなり。 木霊などという、( )物も現れるものである。

    異様な

  • 59

    (けしかる)法師のかくしれがましきよ。 ( )法師こうばかげた様子でいることよ。

    変な

  • 60

    昔、若き男、(けしうさあらぬ)女を思ひけり。 昔、若い男が、( )女を好きになった。

    悪くはない