問題一覧
1
現代心理学の始まりは1879年に【 】彼がライプチッヒ大学に心理学実験室を作ったことに始まるとされる。
ブント
2
心理現象の大きな特徴は、1+1=2でないことが起こりうることである。このため、心理学どは実験計画法や【 】を用いたり結果を公表することで客観性を担保してきた
心理学統計法
3
自他の違い、あるい行動の原因や理由、悩みの解決など、人間を取り巻く様々な疑問を【 】といい、人類がこの世に出現して以来持ち続けた疑問である。
心理学的興味
4
受容器(receptor)の役目は、様々な刺激エネルギーを受容し、脳が理解できる形である【 】エネルギーに変換するトランスデューサー(変換器)の役割を果たすことである。
電気
5
部屋の蛍光灯の数を2倍にしたとき、我々は明るくなったとは感じるが、2倍の明るさになったとは感じない。これは明るさと感覚の間に【 】の法則が成り立つからぇある。このように物理的刺激と感覚の関係を探る学問を精神物理学という。
フェヒナー
6
物事を捉える時、より無理のない、とらえやすい、簡単な方法でとらえようとすることを簡潔化の法則、または【 】の法則といい、人間の様々な営みでの物事の捉え方な見方の元となる法則である。
プレグナンツ
7
我々のすべての感覚は、その刺激の物理的な性質との間に多かれ少なかれズレが存在する。このズレのことを【 】という。
錯覚
8
我々の【 】(奥行き知覚)は、目の機能として①遠近調節、②輻輳、③両眼視差、④運動視差などの情報に加え、図形の重なりやきめの勾配、線遠近法、大気遠近法、陰影などの情報を利用して行われている。
立体視
9
テレビやネオンなどの映像の動きは客観的には静止しているものが動いて見える現象を利用したものである。この現象を【 】運動という。
仮現
10
偶然に入った喫茶店のコーヒーが美味しかったり、雰囲気が良かったりすると、その店に行く回数が増え、逆にその店で嫌な思いをすれば行かなくなる。これは【 】条件づけになる行動の変容である。
オペラント
11
複雑な問題解決場面においては、試行錯誤的に解決手段を探すのではなく、情報の見方、捉え方が変わることで解決手段が見つかる【 】による学習が中心となり、「ははぁ体験」ともいう。
洞察
12
DVや暴力映像を見ていると【 】学習が生じ、同様の行動を子どもが行うようになる。虐待を受けた子どもが大人になって虐待をする「負の連鎖」が起こることが多いのはこれが原因と考えられる。
観察
13
ストレスが強かったり、うまくストレスを解決できないことが続くと、何をやっても無駄だと思うようになり、解決の努力をしなくなることがある。これを【 】という。
学習性無力感
14
記憶の達人は、ある記憶課題を想起する時、真ん中から思い出し、初めや最後の方は後から思い出す。初めの方をよく覚えていることを初頭効果、最後の方の記憶が良いのを親近性効果という。これを【 】効果という。
系列位置
15
運転するとき運転操作をしながらラジオを聞き、同乗者と話をする。このためには一時的に様々な動作に関する情報を記憶しておく必要がある。これを【 】という。
ワーキング•メモリー
16
強い感情を伴うショッキングな出来事を経験すると、長い時間が経過した後でもその時の光景の一部を鮮明に思い出すことがある。これを【 】という。
フラッシュ•バック
17
生体のホメオスターシスが乱れたとき、生体は要求の状態になり必要なものを環境内に求めるための活動エネルギーが蓄積され、具体的な行動の準備状態ができる。もし環境内に要求状態を解消できる誘因があると行動が引き起こされる。この行動のエネルギーの蓄えられた状態を【 】といい、我々の様々なら行動の源泉となり、このエネルギーが解消されないと再び行動が引き起こされることになる。
動因
18
誘因には正の誘因と負の誘因がある。手に入れたいもの(正の誘因)は対象までの物理的、心理的、時間的【 】が近くなってもそれほど手に入れたいという気持ち(誘発力)は高まらないが、遠のいてもやはり手にいれたいという気持ちが残る。これに対し、負の誘因は近づくにつれて急激にそれから逃れたいという気持ちが強まり、対象から遠ざかると逃れたいという気持ちは大幅に現象する。
距離
19
【 】は、我々の欲求を欲求階層理論で説明した。最下層の人の生存と安全を守るための生理的欲求などの基本的欲求、続いて心理的欲求が位置し、より上位には自己実現に関する欲求が位置している。
マズロー
20
動機づけ行動のうち、望ましいのは知的好奇心や興味に基づいて行動を引き起こす【 】動機づけである。
内発的
21
達成動機の高い人は、課題に成功した場合、その原因を自分自身の努力や能力などの内的要因に帰属するが、失敗した場合は【 】に帰属する傾向がある。結果として本人の期待は低下せず、一層の努力をするため良い結果がらもたらされる可能性が高まる。
努力不足
22
報酬を与えられる前は楽しんでやっていた作業に報酬を与えられると一層頑張るが、もらっていた報酬が与えられないことがわかると頑張らなくなってしまう。この現象を【 】効果という。
アンダー•マイニング
23
ネコが餌を食べているところにイヌが現れた。この時、ネコの生体には、脈拍数の増加や血圧の上昇など、闘争や逃走に適した生理的変化が生じる。これを【 】反応という。
緊急
24
「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなる」という考えを【 】という。
James-Langeの末梢説
25
【 】感情の機能の一つは、柔軟性や創造性を高めることであるが、ストレスなどで亢進した自律反応を早く元に戻す元通り効果も指摘されている。
ポジティブ
26
【 】感情は、自分を守るべく、合目的ですぐに役立つ資源を使い、物事を念入りに、注意深く、正確に把握し、他からの感情などに影響されにくくする機能を持つ。
ネガティブ
27
感情は、言葉の内容よりも表情や音声などの【 】行動によって伝達されるものの方が多い。コミュニケーション能力を高めるためにはこの解読力を高める必要がある。
非言語的
28
感情は、生活体が生存するうえで必要に応じて適応価の高いものが進化し、遺伝的に組み込まれてきたものであり、普遍的で、それぞれ特定の事象で起こり、個別の表情、生理反応のパターンなどが生じるという考え方を【 】という。
基本感情説
29
ターマンは、ビネーテストを【 】し、知能を量的に表すための尺度として知能指数(IQ)を考案した。この尺度は精神年齢を実年齢で割り、100をかけた数字として表される。
標準化
30
イヌはニワトリより知能が高い。知能には総本として適応的行為を取りうるかどうかという側面と、算数は得意だか国語は苦手とちうような【 】側面がある。
質的
31
知能やパーソナリティが遺伝と環境のどちらによって想定されるかという問題は、古くから議論されてきた。その中でジェンセンの環境の豊かさと遺伝的要素の発現の関係を示す図は興味深い。それによれば、身体的特徴などは環境が貧しくても発現し、【 】などは環境が豊かでないと発現されないとされている。
絶対音感
32
一卵性双生児の兄弟姉妹の相関係数は0.90で二卵性双生児の同性では0.70というデータがある。一卵性と二卵性の同性の育つ寒気のはあまり違わないと考えると、この差は知能に【 】の影響が大きいことが示している。
遺伝
33
生まれつきの脳機能の発達のアンバランスや、その人物を取り巻く環境や周囲の人とのかかわりあいのミスマッチから社会生活に困難が発生する障がいのことを【 】障がいという。
発達
34
【 】症候群などの障がいを持つ人は、対人関係、コミュニケーションの困難性やある事に非常に強いこだわりを持つなどの特徴がある。
アスペルガー
35
言葉を聞く、話す、書く、読むような国語の能力、あるいは計算や図形といった数学の能力のうち、ある特定の事柄が極端に不得手な状態を【 】という。
学習障害
36
人の行動には、ある程度持続性と一貫性を持った個人の行動傾向、あるいは行動様式を生み出す個人的特徴があり、この総合体を【 】という。
パーソナリティ
37
パーソナリティには【 】要因の影響が大きく作用する。
環境的
38
フロイドは、パーソナリティはイド、自我、超自我からなり、イドは無意識の中に潜む衝動的な欲求からなり、その欲求は精神的エネルギーである【 】によって意識下に顔を出そうとし、それを超自我が抑えつけていると考えた。
リビドー
39
人間性心理学のロジャースは、人の成長し肯定的に変化し、【 】に向かう内的な傾向を持つと考え、不適応の治療は自己概念と実現のズレを少なくすることであるとした。
自己実現
40
A型の血液の人は几帳面で、B型は…という血液型と性格の考え方は【 】の一種であり、問題がある考え方であるが、心理学的興味のためなくならない。
類型論
41
人間を一個の全体としてではなく、個々の行動に分解して測定し、それを組み合わせることで人格を記述するという考え方を【 】という。
特性論
42
パーソナリティを測定する方法に【 】という方法がある。この方法は曖昧で多義的な図形や刺激に対する反応を分析する方法で、人格の深層構造や内容を明らかにできる。
投影法
43
発達は連続的な過程であり、突然の飛躍的変化は見られないが、波動性があり、必ずしも一定の速さで成長さるわけではない。しかしながら、そのには一定の順序がある。これを【 】といい、環境などの力でこれを変化させることはできない。
発達的序列
44
身体は、一般に【 】の順番で発達する。
中枢から末梢
45
幼児期になると、母親との信頼関係を通じて自己を意識するようになると同時に、母親がある対象物に目を向けると幼児もそれを見るようになるこれを【 】といい、発達の程度のパラメータとなる。
共同注意
46
幼児期の自己中心性やアニミズム、共感覚といった特徴は、精神構造など様々な面における発達の【 】によるものである。
未分化性
47
青年期では、自分は何者なのか、自分の居場所を見つめ、【 】を獲得し、自分は個性ある、自立した人間であるという自尊心を持つことが重要である。
アイデンティティ
48
加齢に伴う諸機能の機能低下や喪失体験などによってネガティブな状況が増えるにもかかわらず、高齢者の幸福感は低くならないとちう現象(高齢者のポジティブ効果ということもある)を【 】という。
エイジング•パラドックス
49
児童期の特徴は、あくなき知識欲と疲れを知らない身体活動、身体の驚異的な成長•成熟であり、様々な状況に対する適応力が増大する。この時期に形成されるのが【 】である。
徒党集団