問題一覧
1
前立腺癌は陽子線治療の適応である。
⭕️
2
陽子線は、水素原子核と同義である。
⭕️
3
陽子線の生物学的効果比は?
1.1
4
リニアックのX線は、連続エネルギースペクトルを持つ。
⭕️
5
ワブラー電磁石には、( a: 直流/交流 )電源を用いる。
交流
6
陽子線の照射野整形において、患者ボーラスは照射方向ごとに異なる。
⭕️
7
シンクロトロンには、入射器としてリニアックを用いる。
⭕️
8
加速多分割照射は、正常組織の( a: 早期/晩期 )障害の緩和が見込まれる。
晩期
9
脊髄圧迫による緊急照射について、脊髄を圧迫する原因として頻繁にあげられるものは、( a: 骨髄腫/肺癌 )や( b: 乳癌/膠芽腫 )である。
肺癌, 乳癌
10
脊髄圧迫による緊急照射では、麻痺の症状が見られる場合不適応である。
❌
11
脊髄圧迫に対する緊急照射は、頚椎に対して( a: 左右対向2門/後方1門 )照射となる。
左右対向2門
12
非小細胞肺癌は、根治が望めない場合は放射線治療の適応とならない。
❌
13
非小細胞肺癌に対する放射線治療では、15MeV以上の高エネルギーX線を照射する。
❌
14
非小細胞肺癌に対する放射線治療では、60Gy/30回/6週での実施が推奨される。
⭕️
15
非小細胞肺癌の放射線治療では、急性期有害事象に放射線肺臓炎がある。
⭕️
16
乳癌に対する乳房全摘術後の放射線治療では、GTVを明確に定義( a: できる/できない )。
できない。
17
乳房全摘術後の放射線治療における総線量は?
45〜50Gy
18
電子線による放射線治療の特徴として、治療有効深はエネルギーの約( a: 1/2 / 1/3 )程度である。
1/3
19
BNCTでは、おおよそ0.5eV〜( a: 40k/80k )eV程度のエネルギーを持つ( b: 速/熱 )中性子が使用される。
40k, 熱
20
定位放射線治療のうち、頭頸部に対するものを( a: SRT/SBRT )、反対に体幹部に対するものを( b: SRT/SBRT )と呼ぶ。
SRT, SBRT
21
非小細胞肺がんに対する放射線治療の( a: 急性期/晩期 )有害事象に放射線肺臓炎がある。
急性期
22
トモセラピーは頭尾方向に広い照射野を有している。
⭕️
23
以下のうち、低感受性腫瘍を3つ選べ。
膠芽腫, 悪性黒色腫, 骨肉腫
24
15MeVの高エネルギー電子線の治療域は( a: 5/7 )cmである。
5
25
10MeVを超えない高エネルギー電子線治療では、側方散乱の影響が( a: 大きい/小さい )。 反対に10MeVを超える高エネルギー電子線では、ビルドアップ効果が( b: 大きい/小さい )。 つまり、そのような高エネルギー電子線では、皮膚表面の線量が( c: 増加/低減 )することがわかる。
大きい, 小さい, 低減
26
通常分割照射において、耐用線量が最も高いのはどれか。
甲状腺
27
通常分割照射では、1日に2回、1回あたり2Gyを照射する。
❌
28
心膜炎は早期有害事象である。
❌
29
受入試験では、計算値を実測値で計算する。
❌
30
高エネルギーX線の吸収線量の標準測定では、電離箱にビルドアップキャップをつける。
❌
31
高エネルギー光子線の標準測定法では、電離箱は( a: 幾何学/実効 )中心に設置する。
幾何学
32
EPIDは( a: kV/MV )画像を取得する。
MV
33
PDD=( a: 深部電離量百分率/深部量百分率 ) PDI=( b: 深部電離量百分率/深部量百分率 ) 電子線などの直接電離放射線では、PDD=PDIが成立( c: する/しない )。 一方で、光子線では、PDD=PDIが成立( d: する/しない )。
深部量百分率, 深部電離量百分率, しない, する
34
PDD はSSDを一定として計測するため、SSDが変化すると値が変わる。
⭕️
35
TPRとTMRはともにSCDを一定として計測しているため、SCDの値が変わるとそれらの値も変化する。 また、同様に照射野サイズが変化するとそれらの値も変化する。
⭕️
36
ベータトロンとシンクロトロンは共に、加速軌道半径は常に一定である。
⭕️
37
リニアックとX線シュミレーターの焦点サイズは等しい。
❌
38
線量モニタシステムの校正→( a )ごと 線量モニタシステムの再現性/直線性/精密点検→( b )ごと
1週間, 6〜12ヶ月
39
ガンマナイフは192個もしくは201個の60Co線源を半球状のドームに埋め込んでいる。
⭕️
40
菌状息肉腫では全身の( a: X線/電子線 )照射が選択させることが多い。この時の( a )線のエネルギーは( b: 3〜6/12〜15 )MeV程度で、総線量は( c: 30〜36/60〜66 )Gy、一回線量は( d: 1〜2/3〜6 )Gyである。 この照射法をTSEBTと呼ぶ。
電子線, 3〜6, 30〜36, 1〜2
41
分化型甲状腺がんのうち、131I 内用療法の適用となるのはどれか
乳頭がん, 濾胞がん
42
分化型甲状腺がんに対する、131 I 内用療法では ・甲状腺全摘後 ( a: 800〜1900/3700〜7400 )MBq ・術後アブレーション ( b: 1100〜3700/7400〜8500 )MBq を投与する。
3700〜7400, 1100〜3700
43
悪性リンパ腫に対して行われる内用療法はどれか。
90Y- 標識抗CD20抗体放射免疫療法
44
第四世代の線量計算アルゴリズム法に含まれないものはどれか。
Dose-Spread法
45
平行平板型電離箱と円筒型電離箱とを比較すると、( a: 平行平板/円筒 )型の方が極性効果が大きい。
平行平板
46
高エネルギー電子線の吸収線量測定において、校正深を決めよう。 校正深を決めるためには、( a: 深部電離量半価深/深部量半価深 )が必要となる。そして( a )を求めるためには( b: 深部電離量半価深/深部量半価深 )が必要となる。 ( a )をR50、( b )をI50とおくと R50=1.029I50-0.06 I50<10gcm R50=1.059I50-0.37 i50>10gcm 校正深=0.6R50−0.1 となる。
深部量半価深, 深部電離量半価深
47
高エネルギー電子線の吸収線量の測定において、線質変換係数は( a: 深部電離量半価深/深部吸収線量半価深 )から求める。
深部吸収線量半価深
48
血液に放射線を照射後最も遅れて減少するのは( a: 赤血球/血小板 )である。
赤血球
49
精原細胞と小腸粘膜の放射性感受性を比較した時、( a )のほうが放射性感受性が高い。
精原細胞
50
照射野確認標準写真は、( a: リニアックグラフィ/X線シュミーレタ )の事を指している。 ( a )は、実際のリニアック装置を用いて、( b: 計画時/初回治療時 )、もしくは照射野変更時に確認する為に用いる。 ( c: 2/3 )重曝射によって画像を得る。
リニアックグラフィ, 初回治療時, 2