問題一覧
1
なぜ、理学療法士にとって、内科学が必要なのか説明せよ
薬物療法と運動療法を行うために体内のメカニズムである循環器系、呼吸器系、消化器系、血液系、内分泌系、腎・泌尿器系、神経系を理解し、治療に繋げなければならないためである
2
EBMとは?
根拠に基づいた医療のことである
3
疾病予防の第一次予防とは?
栄養管理、患者教育、予防接種などにより発症予防をし疾病の罹患率を下げること
4
現病歴とは?
主訴を中心とした患者の訴えの内容と経過のことである
5
昏睡状態とは?
強い刺激でも反応しない状態
6
全身倦怠感とは?
患者が病的に「疲れやすい」「だるい」と感じることを医療の専門用語にしたもの
7
②は?
肺の輪郭
8
④は?
右主気管支
9
⑨は?
大動脈弓〜下行大動脈
10
⑩は?
横隔膜
11
この図を用いて、浮腫を説明せよ
正常ではAとBが拮抗しているため浮腫は生じないがわずかにAが上回り、溜まった組織間液がリンパ管に吸収されることによりおこる
12
⑪は?
肋骨横隔膜
13
喘鳴とは?
聴診器なしに直接聴取し得る異常呼吸音
14
嗄声とは?
声帯そのものの異常や反回神経の異常により声帯がうまく機能せずに声がかすれてしまう症状である
15
咳反射は、生体の重要な〜反応である
生体防御
16
喀血は⑴〜とともに喀出するが、吐血は⑵〜とともに喀出する。また、吐血のphは⑶〜性である
⑴咳 ⑵嘔吐 ⑶酸
17
安静時の正常呼吸は、呼吸数が毎分⑴〜回、一回換気量が⑵〜mlである
⑴12〜20 ⑵400〜500
18
paO2測定の代用として、SpO2を測定する〜が普及している
パルスオキシメーター
19
1秒率が70%未満は⑴〜障害、%VCが80%未満は⑵〜障害と判定される
⑴閉塞性換気 ⑵拘束性換気
20
過剰な酸素投与は、酸素中毒と〜になる可能性がある
CO2ナルコーシス
21
気道分泌物喀出の機序(末梢気道に貯留している痰が体外に喀出されるまで)について図を用いて説明せよ
気道内分泌物、気道上皮細胞、炎症性細胞や血漿から分泌された成分からなる痰は線毛運動によって末梢から中枢へ移動する。中枢気道から咳によって喀出される
22
市中肺炎とは?
健常人・基礎疾患を有する人など一般生活を営んでいる人に生じる肺炎
23
難治性喘息とは?
咳、喘鳴、発作性の呼吸困難などの増悪(発作)を慢性的に繰り返し気道のリモデリングと呼ばれる不可逆性の変化が起こったもの
24
ICSとは?
吸入ステロイド薬
25
NPPVとは?
非侵襲的陽圧換気療法
26
間質性肺炎の特徴として、労作時に非常に激しい〜に陥る
低酸素血症(拡散障害)
27
肺癌の主な組織型は⑴〜癌、⑵〜癌、小細胞癌、大細胞癌の4つで肺癌の大部分を占める
⑴腺 ⑵扁平上皮
28
肺血栓塞栓症は、下肢深部静脈などで生じた血栓が血液に乗って〜で捕捉され、循環障害をきたし発症するものである
肺動脈
29
過換気症候群は、急性〜アルカローシスを呈する
呼吸性
30
この図を用いて、COPDの定義、気腫型のCOPDと非気腫型のCOPDのそれぞれの特徴を説明せよ
(定義) タバコ煙を主とする有害物質の長期吸入によって生じた肺の炎症性疾患 (気腫型のCOPDの特徴) 肺胞系の破壊が進行して気腫が優位になる。肺が過膨張となり、エアートラッピングが起こる。息切れが強くまた、換気仕事量の増大による消耗のため羸痩が進行する (非気腫型のCOPDの特徴) 末梢気道病変が進行し、気腫が目立たない。気腫型に比べてやや肥満、活動性が低く、咳と痰が多い。粘液分泌物の貯留、気道壁の繊維化などが生じるため、気流制限が起こる
31
体位ドレナージについて正しいのを選べ
下腹部に枕を入れ、腹臥位にする
32
体位ドレナージについて正しいのを選べ
頭低側臥位にし、腰に枕をあてる
33
体位ドレナージについて正しいのを選べ
頭低仰臥位にし、膝窩部に枕を入れる
34
体位ドレナージについて正しいのを選べ
頭低腹臥位にし、下腹部から大腿にかけて枕を入れる