問題一覧
1
DNA の構成塩基は、アデニン、グアニン、シトシンおよびウラシルである。
×
2
アデニンと対をなす塩基はグアニンである。
×
3
DNAの構成糖としてD-リボースを含む。
×
4
ヒトの染色体DNAは線状構造をとる。
◯
5
DNAは生理的条件下では主に右巻きらせん構造をとる。
◯
6
DNAの塩基の構成比率を調べたところ、グアニンとシトシンの和が40%であった。このDNAはアデニンとチミンをそれぞれ30%含むと推定される。
◯
7
核酸の構成単位であるヌクレオチドは、塩基、ヘキソース(六炭糖)、およびリン酸である。
×
8
DNAの熱変性は、分子内ホスホジエステル結合の加水分解による。
×
9
遺伝情報は、DNAからmRNAに転写され、その情報をもとにタンパク質が合成される。
◯
10
64種類のコドンのうち、対応するアミノ酸のないコドンは1つである。
×
11
DNAおよびRNAを構成する塩基のうち、アデニン、グアニン、シトシンはDNAとRNAの両者で共通であり、残りの1種類はDNAではウラシル、RNAではチミンである。
×
12
DNAにはデオキシリボースが、RNAにはリボースが含まれる。
◯
13
DNAが熱により変性するのは、水素結合が切断されるためである。
◯
14
細菌内に存在するプラスミドは、環状構造をしたDNAである。
◯
15
真核生物の染色体には、セントロメアとテロメアとよばれる領域があり、テロメアは染色体末端にある。
◯
16
クロマチンには比較的分散した状態と凝集した状態があり、分散した状態をヘテロクロマチンとよぶ。
×
17
クロマチンの基本構造であるヌクレオソームでは、HI、H2A、H2B、H3の各ヒストン2分子からなるハ量体にDNAが巻きついている。
×
18
23対の染色体から構成される。
◯
19
男性はX、Yの性染色体をもつ。
◯
20
DNAはヒストンに結合している。
◯
21
染色体は分裂期の細胞で明瞭に観察される。
◯
22
染色体の末端部分をセントロメアとよぶ。
×
23
ヒト細胞内の染色体DNAは、環状構造をとっている。
×
24
染色体の主な構成要素は、DNAと転写因子である
×
25
細胞分裂の際に、染色体は動源体を介して微小管と結合する。
◯
26
ヒストンの塩基性アミノ酸側鎖のアミノ基がアセチル化されると、ヒストンとDNAの結合は弱くなる
◯
27
SNPとは、縦列反復数変異のことである。
×
28
マイクロサテライト多型とは、1つの塩基が他の塩基に置換されている多型のことである。、
×
29
1つの疾患の発症に、複数の遺伝子による影響が関与していることがある。
◯
30
体細胞には、44本の常染色体と2本の性染色体がある。
◯
31
タンパク質をコードするヒトの遺伝子数は2〜3万であり、体内で実際につくられるタンパク質の種類もこの数を超えない。
×
32
DNAメチル化状態などの親細胞の塩基配列以外の情報 (エピジェネティック情報)は、娘細胞に伝わらない。
×
33
一塩基多型(SNP)は、個人の識別や個別化医療などに有用であり、遺伝子機能に影響するものもある。
◯
34
優性遺伝とは、相同染色体上の対立遺伝子がホモの個体でのみ発現される遺伝様式である。
×
35
血友病Aは、伴性劣性遺伝病の1つである。
◯
36
劣性遺伝とは、相同染色体上の対立遺伝子がホモの個体でのみ発現される遺伝様式である。
◯
37
フェニルケトン尿症は伴性劣性遺伝病の1つである。
×
38
血友病Aは、伴性劣性遺伝様式を示す遺伝病であり、患者は女子に多い。
×
39
伴性劣性遺伝病は、常染色体中の相同染色体の一方が突然変異を起こすことで発症する遺伝病である。
×
40
動物細胞膜は主にリン脂質からなり、ステロール類は含まれない。
×
41
細胞膜は、流動性のある脂質二重構造である。
◯
42
イオンは脂質二重層を自由に透過することができる。
×
43
グルコーストランスポーター(CLUT) を介したグルコース輸送は、濃度配に逆らって行われる。
×
44
細胞膜にはATPの加水分解エネルギーを用いて細胞外にCa+を排出するポンプが存在する。
◯
45
血漿中などの細胞外Ca2+濃度は、約0.3 mMであるが、細胞内ではそれより極めて低い濃度に維持されている。
×
46
細胞外のK+濃度は、ATPの水解エネルギーを利用して、細胞内に比べて高く保たれている。
×
47
リソソームは、過酸化水素を生成するオキシダーゼと過酸化水素を分解するカタラーゼを含んでいる。
×
48
ゴルジ体では、リポソームで合成されたタンパク質が糖鎖付加の修節を受ける。
◯
49
ペルオキシソームは多種類の加水分解酵素を含んでいる。
×
50
核小体(仁)では、リボソームの組み立てが行われる。
◯
51
ミトコンドリアは、内膜と外膜の二重の構造をもち、内膜はひだ状に折れ込んでいる。
◯
52
ミトコンドリアには、クエン酸回路や酸化に関与する酵素が含まれている。
◯
53
リソソームは、不要となった細胞成分や細胞が取り込んだ外来物質を分解する。
◯
54
分泌タンパク質は、ゴルジ体に結合したリボソーム上で合成される。
×
55
核に局在するタンパク質は、核内で含成される。
×
56
リソソームの内部は酸性で、高分子を分解する酵素が含まれている。
◯
57
ペルオキシソームでは、一部の脂肪酸や毒物が分解される。
◯
58
ミトコンドリアでは嫌気的代謝によるATP合成が行われている。
×
59
ゴルジ体は、細胞質の可溶性タンパク質を合成する場である。
×
60
ほとんどの分泌タンパク質は、粗面小胞体上のリボソームで合成される。
◯
61
微小管は、紡錘糸として染色体の移動に関与する。
◯
62
微小管に沿った小胞などの輸送には、モータータンパク質であるダイニンやキネシンがかかわっている。
◯
63
アクチンフィラメントは、筋肉の収縮に関与する。
◯
64
1個の受精卵が体細胞分裂を繰り返し、個体が形成される過程を発生という。
◯
65
心臓、血管は、外胚葉から分化する。
×
66
消化器系と呼吸器系は内胚葉から分化する。
◯
67
脳や脊髄は外胚葉から分化する。
◯
68
幹細胞とは、自己複製能力と分化能を併せもつ細胞である。
◯
69
ES細胞は、体細胞に特定の遺伝子を導入することで作製される幹細胞である。
×
70
再生医療に、体性幹細胞を直接利用することはできない。
×
71
幹細胞から分化した細胞は、組織を形成した状態でのみ移植が可能である。
×
72
再生医療の一環として、培養皮膚や培養真皮などが製造、利用されている。
◯
73
ビタミンB1は、チアミンピロリン酸としてピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体の補酵素として働く。
◯
74
リボフラビンの欠乏症として、脚気が知られている。
×
75
ビタミンB6は構造中にコバルトを含み、メチル基転移反応に関与する。
×
76
ビタミンB12は、リン酸化体がアミノ基転移反応の補酵素として働く。
×
77
葉酸は、CoAとしてC1単位の転移反応の補酵素となる。
×
78
ナイアシン(ニコチン酸)の過剰症として、ペラグラ症状が知られている。
×
79
ビオチンは、脱炭酸酵素の補酵素である。
×
80
ビタミンCの欠乏症として、壊血病が知られている。
◯
81
ビタミンAは、プロトロンビンの生成に関与する。
×
82
ビタミンD3は、肝臓と腎臓での水酸化反応を経て活性型となる。
◯
83
トコフェロールは植物性食品に広く分布し、生体内での主要な働きはカルシウム代謝の調節である。
×
84
ビタミンKは、骨形成に関与するオステオカルシンの合成に必要とされる。
◯
85
へム鉄の吸収は、ビタミンCによって促進される。
×
86
セルロプラスミンは、銅の血中輸送に関与するタンパク質である。
◯
87
亜鉛の欠乏は、味覚障害を引き起こす。
◯
88
キサンチンオキシダーゼは、モリブデンを含む酵素である。
◯
89
セレンの欠乏は、脱毛を引き起こす。
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90
フッ素は、生体に最も多く含まれる無機質である。
×
91
カルシウムの腸管からの吸収には、活性型ビタミンDが関与している。
◯
92
カリウムの過剰摂取は、高血圧を誘発する。
×
93
クロムは、必須微量元素である。
◯