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病理学 
  • 千聖

  • 問題数 51 • 10/5/2024

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  • 1

    世界保健機関(WHO)は、健康について「単に病気でない、虚弱でないというだけでなく、(  )、(  )、そして(  )に完全な良好な状態」と定義している。

    身体的, 精神的, 社会的

  • 2

    病理学とは、病気になった原因や病気の成り立ち、(  )を明らかにする学問である。

    発生機序

  • 3

    (  )とは、先天的あるいは後天的に身体のなかに起こる異常や、病気に対するかかりやすさのことをいう。

    内因

  • 4

    病気にかかりやすい性質のことを何というか。

    素因

  • 5

    素因は(①)と(②)に分類できる。 (①)とは、年齢、性、人種など、ある集団に広く共通してみられる素因のことで、(②)とは、「体質」と言われているものであり、個人の先天的または後天的な身体的、精神的、機能的な性質を合わせたものである。

    一般的素因, 個人的素因

  • 6

    (  )とは、身体の外部から身体に影響を及ぼして病気を引き起こすもののことである。

    外因

  • 7

    外因には、栄養障害、物理的因子、化学的因子、生物学的因子がある。 栄養障害では、必要な栄養素でも、摂取しすぎた場合には、(①)として、不足した場合には、(②)として、それぞれ人体に障害を引き起こすことがある。 物理的因子では、機械的因子(交通事故など)、気圧変化、温度の異常、電気、紫外線、放射線などがある。 化学的因子では、有害な化学物質を、口・鼻・皮膚から体内に取り込むことで、中毒やさまざまな病気が引き起こされる。(③)や(④)などの薬物もこれに該当する。 生物学的因子では、寄生虫・原虫・細菌・ウイルスなどの病原体が体内へ侵入して増殖することにより、さまざまな病気が起きる。

    過剰症, 欠乏症, 抗菌薬, 抗がん薬

  • 8

    患者のために行われた薬物治療などの医療行為が、新たな病気を引き起こす場合がある。こうして起きる病気を何というか。 副腎皮質ステロイド薬の長期投与により、クッシング症候群や糖尿病、骨粗鬆症が起きることがある。

    医原病

  • 9

    特定の職業に従事して、その職業環境にある発がん物質に暴露されることによって生じるがんを何というか。

    職業がん

  • 10

    アスベスト(石綿)によって(①)や(②)を引き起こす。またそれらへの曝露から発症までは30〜40年かかると言われている。現在、労働者災害補償保険法(労災保険)に基づく補償と環境再生保全機構による補償が行われている。

    中皮腫, 肺がん

  • 11

    病気は、臓器の種類にかかわらず共通にみられる特徴と発生機序によって、(①)、(②)、(③)、(④)と(⑤)、(⑥)などに分類される。

    循環障害, 炎症, 代謝障害, 先天異常, 遺伝子異常, 腫瘍

  • 12

    いったん成熟した組織や臓器が、後天的にその容積の減少をきたすことを何というか。またそれは、細胞容積の減少、あるいは数の減少のいずれか一方、または両者によっておこる。

    萎縮

  • 13

    萎縮に対して、発生や成熟の異常に基づく『先天的な』なものを何というか。

    低形成

  • 14

    萎縮はその原因によって、加齢による萎縮(褐色萎縮)、栄養障害による萎縮、(①)、(②)、(③)などに分類される。 (①)は、長期間、寝たきりとなり四肢を使わなくなると、骨格筋萎縮がおこる。さらには、身体の活動性が下がり、心身の機能も低下する。これを(④)症候群という。

    廃用萎縮, 圧迫萎縮, 神経性萎縮, 廃用

  • 15

    細胞容積を増加させるような適応現象を細胞の(①)という。 運動負荷によって生じた(①)を(②)という。 腎臓のように一対になっている臓器の片側を摘出した場合、残された臓器が(①)することがある。これを(③)という。

    肥大, 作業性肥大, 代償性肥大

  • 16

    細胞の『数』が増加する現象を何というか。

    過形成

  • 17

    臓器などが『腫れて』容積を増すことを何というか。

    腫大

  • 18

    何らかの刺激が長時間にわたって作用することによって、正常な組織が、もともとある本来の組織とは異なる組織におきかえられる現象を何というか。

    化生

  • 19

    喫煙のような慢性的な刺激が加わることによって、物理的抵抗性のある重層扁平上皮におきかえられることがある。このような置換現象を何というか。 また、ヘリコバクター-ピロリの感染に伴って起きる胃粘膜上皮の置換現象を何というか。

    扁平上皮化生, 腸上皮化生

  • 20

    細胞が高度な損傷を受けた際にみられる通常の細胞死の形態を何というか。2つの言い方で答えよ。

    壊死, ネクローシス

  • 21

    壊死に対して、細胞小器官が保たれたまま、DNAが断片化して細胞が死滅する。壊死が受動的な死であるのに対して、細胞の自発的な死にあたる。運命づけられた細胞死であるため、「プログラムされた細胞死」とも表現される。これを何というか。

    アポトーシス

  • 22

    ケルススの4主徴を答えよ。

    発赤, 発熱, 疼痛, 腫脹

  • 23

    炎症の5徴候を答えよ。

    発赤, 発熱, 疼痛, 腫脹, 機能障害

  • 24

    損傷を受けた組織が、炎症・細胞増殖・組織再構築を経て修復する過程を何というか。

    創傷治癒

  • 25

    失われた組織が、残った細胞や組織の増殖によって、もとの状態に復元されることを何というか。

    再生

  • 26

    一連の修復過程において,除去された老廃物を運搬したり,また組織の修復に必要な材料を輸送したりするために,豊富な毛細血管が構築される。このように,組織の修復過程で新たにつくられる毛細血管に富む組織を,何というか。これは、傷口などに赤くてやわらかい盛り上がった組織として観察される。

    肉芽組織

  • 27

    組織の修復が進むにつれ,毛細血管はしだいに減少して膠原線維成分が増していく。このようにして,最終的にかたい白色調の膠原線維のみからなる組織におきかえられていく。これを何というか。

    瘢痕組織

  • 28

    個体によっては(①)体質といわれる素因がある。この場合には,組織修 復の過程において膠原線維が過剰に蓄積し,治癒後に(①) とよばれる瘢痕の盛り上がりを残す。

    ケロイド

  • 29

    炎症は(①)と(②)とに分類できる。 (①)は、その多くは好中球の浸潤を主体とする化膿性炎となる。 (②)は、リンパ球やマクロファージの浸潤、繊維芽細胞の増生など、(①)の後の修復過程が全面にでることによって多くの場合、増殖性炎となる。

    急性炎症, 慢性炎症

  • 30

    炎症の経過の中で、血管内成分の滲出の強いものを何というか。 そのうち、漿液の滲出を主体とするものを(①)、多量のフィブリンの析出を特徴とする炎症を(②)、好中球の浸潤を主体とするものを(③)という。壊疽(嫌気性細菌の感染などが加わった特殊な壊死の形態)を伴う炎症を(④)という。

    滲出性炎, 漿液性炎, 線維素性炎, 化膿性炎, 壊疽性炎

  • 31

    実際に抗原に曝露することで、免疫細胞が刺激され、生体内に抗体産生の機構が形成されることを(①)という。 一方、他の生物が生成した抗体を投与して、「一時的に」免疫を得る方法を(②)という。

    能動免疫, 受動免疫

  • 32

    弱体化して病原性をなくした細菌・ウイルスを使う(①)、死滅した細菌やウイルスを使う(②)、変性して毒性を失った毒素の成分を使う(③)などがある。

    生ワクチン, 不活化ワクチン, トキソイド

  • 33

    病原体を貪食する作用を持つ血球は何か。

    好中球, マクロファージ

  • 34

    感染細胞を殺す作用を持つリンパ球を何というか。

    キラーT細胞

  • 35

    抗体産生に関与するリンパ球を何というか。分化前と後の名称を答えよ。

    B細胞, 形質細胞

  • 36

    抗体を介して働く免疫反応を(①)、T細胞を主体とする免疫反応を(②)という。

    液性免疫, 細胞性免疫

  • 37

    (①)とは、B細胞から分化した形質細胞によって産生されるタンパク質の一種で、(②)とも呼ばれる。

    抗体, 免疫グロブリン

  • 38

    ある抗原に初めて生態がさらされた際には、まず(①)が産生され、その後(②)が産生される。 (③)は消化管などの粘膜で感染防御に働き、初乳に多く含まれている。 (④)はⅠ型アレルギーに関与している。

    IgM, IgG, IgA, IgE

  • 39

    抗体のはたらきを選択せよ。

    免疫複合体の形成と中和, オプソニン作用, 補体の活性化, 抗体依存性細胞傷害作用

  • 40

    抗体と結合することによって活性化され、抗原となる細胞や組織を損傷して融解させる。抗体の働きを補助するという意味からきている。

    補体

  • 41

    炎症細胞や免疫系の細胞の表面に表出する特定のレセプター(受容体)と結合することによって、微量で作用し、効率よく情報を伝える役割を持つ。これを何というか。

    サイトカイン

  • 42

    免疫系の機能が正常に働かないために、病原体に対する抵抗力が低下した状態を(①)という。先天性のものと後天的に生じるものがある。(①)の状態になるとさまざまな感染症に感染しやすくなる。(②という) 通常では感染しない病原体に対しても感染症を引き起こす感染症を(③)という。

    免疫不全症, 易感染性, 日和見感染症

  • 43

    ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染により、さまざまな日和見感染症や特定の悪性腫瘍を発症した状態を(①)といい、これを略して(②)という。

    後天性免疫不全症候群, AIDS

  • 44

    生体の組織そのものが自らの免疫の標的になって傷つけられてしまうことがある。それによって生じる病態を何というか。

    自己免疫疾患

  • 45

    I型アレルギーに関与する因子を選択せよ。

    IgE抗体, マスト細胞, 好塩基球

  • 46

    I型アレルギーの主な疾患を選択せよ。

    アレルギー性鼻炎, アトピー性皮膚炎, 気管支喘息, ペニシリンショック, アナフィラキシーショック

  • 47

    Ⅳ型アレルギーは抗原に接触してから約(①)時間後に反応が起こるため、遅延型アレルギーとも言われる。感作された(②)によって引き起こされる(③)による反応である。

    48, T細胞, 細胞性免疫

  • 48

    Ⅳ型アレルギーの主な疾患を一つ挙げよ。

    ツベルクリン反応

  • 49

    移植片がうまく生着せず、壊死に陥り脱落する現象を何というか。

    拒絶反応

  • 50

    移植する臓器を提供する側の人を(①)、移植を受ける側の人を(②)という。

    ドナー, レシピエント

  • 51

    造血幹細胞移植の場合は、一般の臓器移植とは異なり、拒絶反応に加えて、(①)を引き起こす。日本語と英語で答えよ。

    移植片対宿主病, GVHD