問題一覧
1
遅発型アレルギー反応について
T細胞が関与する, 接触性皮膚炎でみられる
2
ウイルス感染症について
A型インフルエンザウイルスのHA抗原とNA抗原は、変異をおこしやすい。, 水痘、帯状疱疹の、原因となるウイルスは同一である。
3
主要症状として神経系の障害を起こす病原微生物
狂犬病ウイルス, 破傷風菌
4
感染性因子とその構成成分の組み合わせで正しいもの
原虫ー義足・鞭毛・繊毛, 真菌ー細胞壁
5
初感染の妊婦から胎児に経胎盤感染する病原微生物
風疹ウイルス
6
日和見感染を起こす病原微生物
カンジダ・アルビカンス, 緑膿菌
7
50代女性、三日前から微熱と強い全身倦怠感があり、病院を受診して急性肝炎の診断で入院しました。肝疾患の既往はなく、三週間前に東アジアの国を旅行して、お酒を飲み蟹料理を食べました。この女性の肝炎について
経口的に感染した, まれに劇症化する危険性がある
8
主要症状として下痢を起こす病原微生物
カンピロバクター・ジェジュニ, ノロウイルス
9
微生物に関する記述で正しいものを2つ選んでください。
真菌は真核生物である。, 原虫は真核生物である。
10
B型肝炎と比べたC型肝炎の特徴について
無症状のまま慢性化しやすい
11
微生物に関する記述で正しいものを2つ選んでください。
真菌の形態には、酵母菌型と菌糸型がある。, マラリア原虫は、無性生殖および有性生殖により増殖する。
12
人獣共通感染症で節足動物が媒介するもの
黄熱, 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
13
感染症の潜伏期間で最も長いもの
結核
14
オートクレープによる滅菌法
高圧蒸気滅菌
15
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)に基づく五類感染症
後天性免疫不全症候群(AIDS), 麻疹
16
20代女性、学校祭の模擬店で前日に作り置きしたパンケーキを食べ、2~3時間後にひどい嘔吐と腹痛を発症し、食中毒と診断されました。原因として、最も可能性が高い病原微生物
黄色ブドウ球菌
17
病原微生物と治療薬の組み合わせについて
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌ーバンコマイシン, トリコモナスーメトロニダゾール
18
十分に加熱して調理すれば食中毒を予防できるもの
サルモネラ属菌, カンピロバクター
19
麻疹に関して
合併症として脳炎を発症することがある。
20
真菌を2つ選んでください。
ヒストプラズマ, クリプトコックス
21
40代男性、一か月ほど前から発熱と咳が続くようになったため受診し、ニューモシスチス肺炎と診断され、CD4陽性T細胞の減少も認められました。10年以上前、海外で不特定多数の女性と性交渉を持ったことがあります。この男性の状態について
この男性の妻にはヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染の可能性があり、検査が必要である, 後天性免疫不全症候群(AIDS エイズ)を発症している
22
ペニシリン系薬剤が有効とされる感染症
劇症型溶血レンサ球菌感染症, 肺炎球菌性肺炎
23
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)において、重症急性呼吸症候群(SAPS)の分類に当てはまるもの
二類感染症
24
細胞内に寄生する細菌
結核菌, リステリア菌
25
滅菌・消毒方法について
ノロウイルス感染者が嘔吐したので、次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)を使用して処理した。, 搾りたての牛乳を65℃で30分間加熱してから飲んだ。
26
感染症の検査・診断方法について
患者の爪を水酸化カリウムで処理して鏡検し、白癬菌を検出した。, 咽頭ぬぐい液をイムノクロマト法によって、検査し、インフルエンザと診断した。
27
肝炎について
B型肝炎、C型肝炎の感染経路は、血液や注射針である
28
外毒素を産生する細菌
ジフテリア菌, 破傷風菌
29
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症に関して、誤っているもの
DNA ウイルスによる, 血液中のB細胞に感染する。
30
梅毒について
感染した妊婦から胎児に経胎盤感染することがある。
31
性感染症ではない疾患
ツツガムシ病, 手足口病
32
妊婦の感染と胎児への影響の組み合わせで正しいもの
風疹ー白内障
33
主に性交渉によって感染する病原微生物
ヒトパピローマウイルス, 梅毒トレポネーマ
34
60代男性、むくみが気になって受診、血液検査でHCV抗体陽性、超音波検査で肝硬変と腹水が認められました。30歳のとき、交通事故で入院し輸血を受けました。お酒は飲まず、定期的健康診断を受けていませんでした。この男性の肝臓疾患について
輸血用血液の高精度検査(1992年開始)以前の輸血により感染した可能性がある, 慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌へと進行することがある
35
食中毒の原因となる病原微生物について
生卵はサルモネラ菌で汚染されていることがある。, 腸管出血性大腸菌O157を除菌するため、肉や野菜を十分に加熱調理した。
36
20代男性、仕事で西アフリカに行き、帰国一週間後から39℃の発熱と解熱を繰り返すようになりました。胃腸症状は特にありません。最も考えられる感染症
マラリア
37
30代男性、下痢と腹痛があり、食中毒と診断されました。2日前、焼肉店で生肉料理ユッケを食べました。最も可能性が高いもの
カンピロバクター・ジェジュニ
38
ニューモシスチス肺炎について
ニューモシスチス肺炎は、免疫不全状態者が罹患する日和見感染である, ニューモシスチスは、真菌の一種である
39
感染症と保健所への届出期間の組み合わせで正しいもの
梅毒ー診断7日以内, E型肝炎ー診断後直ちに
40
院内感染予防について
健康な看護師が、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を保菌していることがある。, 感染症の既往のない患者の血液の付着したリネンを、感染性があるものとして処理した。
41
獲得免疫について
B細胞は形質細胞に分化して抗体を産生する。, マクロファージ、樹状細胞は、抗原を貪食して細胞表面に提示する。
42
感染症の成立過程において、予防接種が影響を与える要素
宿主の感受性
43
人獣共通感染症
エボラウイルス病, A型インフルエンザ
44
流行性角結膜炎の原因となる微生物
アデノウイルス
45
飛沫感染するウイルス
インフルエンザウイルス, 新型コロナウイルス
46
嫌気性菌
ボツリヌス菌, ビフィズス菌
47
ウイルス性肝炎を引き起こすウイルスがDNAウイルスであるもの
B型肝炎ウイルス
48
ウイルスによって引き起こされる感染症
デング熱, 麻疹
49
蚊によって媒介される病原微生物
マラリア原虫, デングウイルス
50
抗原によって感作されたTリンパ球による細胞性免疫が主体となるもの
ツベルクリン反応
51
感染症と感染経路の組み合わせで正しいもの
麻疹ー空気感染
52
免疫機能に関与する細胞
樹状細胞, 好中球
53
食中毒について
黄色ブドウ球菌による食中毒は、毒素によって引き起こされる, 食中毒の中には、神経症状を引き起こすものがある
54
生体防御機構について、
補体の活性化により、食作用の貪食作用が亢進する。, 発熱や局所の腫脹は、生体防御反応の結果として生じる。
55
40代男性、一か月ほど前から発熱と咳が続くようになったため受診し、ニューモシスチス肺炎と診断され、CD4陽性T細胞の減少も認められました。この男性の今後の経過について
抗HIV薬の多剤併用による抗レトロウイルス療法を開始する
56
風疹について
妊婦が風疹に感染すると、胎児奇形を起こすことがある。
57
院内感染の観点から、多剤耐性に注意すべき病原細菌
緑膿菌
58
経口感染するウイルス
A型肝炎ウイルス, ポリオウイルス
59
アレルギーについて
気管支喘息や蜂毒によるアナフィラキシーは、即時型アレルギー反応である。, 接触性皮膚炎は、遅発性アレルギー反応である。
60
食中毒の原因となる病原微生物
サルモネラ, カンピロバクター