問題一覧
1
ものづくりとは何か三つ答えよ
機能を持たせる, 価値を吹き込む活動, 人間の生き方、暮らし方、未来に関わる
2
金属をはじめとする個体には、一定の力によって変形すると元に戻らない性質がある。これを( )という
塑性
3
金属に大きな力を加えると変形し、その力を取り去っても変形が残る性質を利用した加工法を( )という
塑性加工
4
金属材料を製造する( )と金属材料をさらに機械部品やその他の製品に成形する( )に分類される。
一次加工, 二次加工
5
抵抗溶接は( )を必要としない、( )が速いなどのすぐれた特徴を有している。そのため、自動車・鉄道車両など広く用いられている溶接方法である
溶接棒, 溶接速度
6
抵抗溶接は、接合しようとする( )させて、電流を流し、接触部に( )によって、母材の一部が溶融あるいはそれに近い状態になった時大きな力を加えて接合する方法である
二つの母材を接触, 発生する抵抗熱(ジュール熱)
7
作業の仕方から、板材などを重ね合わせて溶接する( )と棒などを突き合わせて溶接する( )とに大別できる
重ね抵抗溶接, 突合せ抵抗溶接
8
二つの母材を接触させて電流を流し、接触部に発生する抵抗熱によって、母材の一部が溶融あるいはそれに近い状態になった時大きな力を加えて接合する溶接方法
抵抗溶接
9
重ね抵抗溶接は、( ① )( ② )( ③ )があり、いずれも薄板の溶接に使われる
スポット溶接, シーム溶接, プロジェクション溶接
10
抵抗溶接のなかで、厚さ数mm程度までの薄い板状の母材を2枚以上重ね、点状に溶接する溶接方法
スポット溶接
11
重ね抵抗溶接のうち、連続的に通電し、溶接を繰り返し行うもの。円板状の電極ローラを回転させながら母材を送りつつ溶接を行う溶接方法
シーム溶接
12
母材の一方に低い突起を作り、これに平らな母材を重ね合わせて電流を流し、溶接温度になった時に加圧して突起をつぶして溶接する溶接方法
プロジェクション溶接
13
突合せ抵抗溶接は、( ① )( ② )( ③ )がある
アプセット溶接, フラッシュ溶接, バットシーム溶接
14
接合する二つの母材を一直線になるように置き、各々を固定電極と移動電極でしめつけ、両端面を接触させてから電流を流し、接触部が溶接温度になったら加圧して接合する方法を何というか
アプセット溶接
15
母材どうし接触させて通電すると、抵抗熱により接触部が溶融して火花が飛散する。 接触部にわずかな隙間が生じ、そこに放電が発生する。 材料端面の表面が溶融するとともに、表面近傍が接合温度に達したところで軸方向に加圧し接合する溶接方法を何というか
フラッシュ溶接
16
管の継目の接合に使われる方法。 電極ローラに低周波電流を流し、自動的に丸められた管材の継目の部分を加熱し、両側のスクイーズロールで加圧して接合する溶接方法を何というか
バットシーム溶接
17
フラックスを溶かしてスラグを作り、溶融スラグを介してワイヤから母材に電流を流して接合する溶接方法を何というか
エレクトロスラグ溶接
18
( )・・・数千度の高温に達するプラズマとなった気体を利用したアーク溶接の一種
プラズマアーク溶接
19
プラズマアーク溶接には、( ① )と( ② )がある。
プラズマジェット方式, プラズマアーク方式
20
( ① )は高速で高温( ② )のプラズマジェットを利用して溶接する
プラズマジェット方式, 約20000℃以上
21
プラズマジェット方式の利点
各種の金属の溶接が可能, 発熱量の調節が容易で、いろいろな板厚の金属の溶接に利用できる
22
( )は、電極と母材の間にアークを発生させ、後方からガスを送り込んで、その熱を利用して溶接する方法。
プラズマアーク方式
23
プラズマアーク方式の利点
母材への熱伝導がはるかに高いため極めて板厚が薄い場合を除いて、金属材料の溶断や切断に多く用いられている
24
圧接の種類に( )がある
摩擦圧接
25
二つの金属を接触させて、加圧しながら相対的に回転させ、その時の摩擦によって生じる発熱を利用して接合する接合方法を何というか
摩擦圧接
26
先端に突起のある円筒状の工具を回転させながら、工作物に強い力で押しつけて差し込み、摩擦熱によって軟化した材料をかくはんして接合する接合方法
摩擦かくはん接合
27
硬ろうを用いてろう接を行う方法:( )
ろう付け
28
軟ろうを用いてろう接を行う方法:( )
はんだ付け
29
ろう付けとは、接合する母材と母材の間に母材の融点よりも低いろう材を溶かし、毛細管現象で浸透拡散させ、これを( ① )することによって接合を行う。ろう材を一種の接着剤として用いることにより、母材自体を( ② )させずに接合させることができる工法である。
冷却・凝固, 溶融
30
接合する母材と母材の間に母材の融点よりも低いろう材を溶かし、毛細管現象で浸透拡散させ、これを冷却・凝固することによって接合を行う接合方法を何というか
ろう付け
31
( )は、はんだごてを用いる方法以外に、専用の装置によって高い密度化されたプリント基板への部品の接合にも用いられる
はんだ付け
32
加熱され溶けたはんだで満たされたはんだ槽にプリント基板を漬ける( ① ) プリント基板にはんだのペーストを塗布し、その上に部品を載せてから熱を加える( ② )
フロー方式, リフロー方式
33
プレス機械を用いて、主に板材などを加工することを( )という
プレス加工
34
プレス加工を大別すると、板材を二つの部分に切り離す( ① )、いろいろな形に曲げる( ② )、つなぎ目もない容器状に成形する( ③ )などになる。
せん断加工, 曲げ加工, 深絞り加工
35
一般にプレス加工ではそれぞれの製品に応じた( )を用いて加工する
金型
36
金型の制作には多くの費用と時間を要するが、( ① )生産によって単価を低下させることができる。もちろん、( ② )などの精度の影響を受けるが、製品は均質で( ③ )が良く( ④ )は極めて短い
大量, 金型, 寸法精度, 加工時間
37
一対の工具に力を加えて、その間に挟んだ板材を切断する加工法を( )という
せん断加工
38
せん断加工の種類として( ① )・( ② )・( ③ )がある
打抜き, 縁取り, 穴あけ
39
精度の良いせん断加工法として( ① )と( ② )のすきまを小さくして、下から( ③ )で支持しながらせん断する( ④ )がある。 また、この加工法は、切り口は滑らかで( ⑤ )が小さい
パンチ, ダイス, 逆押さえ, 精密打抜き, だれ・バリ
40
パンチとダイスのすきまを( ① )といい、 軟鋼の場合の標準的な大きさは、板厚の( ② )である。 これより硬い材料の時は( ③ )、軟らかい材料の時は( ④ )する
クリアランス, 6〜9%, 大きく, 小さく
41
次の図の①〜③に入る言葉を書け
ストップピン, ストリッパ, ブランク
42
パンチにはまり込んだ板材がパンチの上昇にともなって上昇するのを防ぎ、パンチから外すもの
ストリッパ
43
パンチで打ち抜かれた素材
ブランク
44
素材を一定量送るために設けたピン
ストップピン
45
次の図の①〜④に当てはまる言葉を入れよ
だれ面, せん断面, 破断面, かえり面
46
だれ面は( ① )が押し込まれたときに、パンチとダイスに挟まれ、( ② )生じる面である
パンチ, 押しつぶされて
47
せん断面は、パンチの刃先が食い込み、工具の側面で( ① )できる( ② )のある( ③ )な面である
こすられて, 光沢, 滑らか
48
破断面は( ① )が生じて( ② )した凹凸のある面である
き裂, 破断
49
かえり面は、パンチをダイスと交差させるときにつくられる( )の面である
バリ
50
下図は、板材の( )の基本形式を示したものである
曲げ加工
51
板材を曲げるには、曲げたいところをダイスの端に合わせ、押さえ板で板材を固定し、突き出ている部分をパンチで押し付けながら曲げる。 この加工法を( )という
折曲げ
52
板材をV字形に曲げるには、ダイスとパンチを曲げたい形に作っておき、それらの間に板材を置いて、パンチで押し込みながら曲げる。 この加工法を( )という
型曲げ
53
長い板材を長手方向に連続して曲げるために3本のロールの間に板材を送りながら曲げる。 この加工法を( )という
送り曲げ
54
二つのロールの間に長い板材を連続して押し込んで曲げる加工法を( )という。
ロール成形
55
板に力を加えて曲げると、外側は( ① )が生じて伸び、内側は( ② )が生じて縮む。中央付近では、応力が生じることなく伸び縮みのない面ができる。この面を( ③ )
引張応力, 圧縮応力, 中立面
56
板を曲げる力を取り去った場合、表面に近い塑性域の方が板に与える影響力が大きいので、おおむね曲がったままとなる。 しかし、中心部には弾性域が存在するので、わずかに戻る。これを( )という
スプリングバック
57
板を引っ張ると、引張方向に伸びる。 引っ張っても板の体積は変わらないので、伸びることで増えた体積に相当する量が幅方向に縮む。これを( )という
体積不変の法則
58
次の図の①〜④に当てはまる言葉を入れよ
曲げによる応力とひずみの分布状態, 塑性域, 弾性域, 塑性域
59
板を曲げると板の外側では長さ方向に伸びるが、体積不変の法則から幅方向には縮み、逆に、板の内側では円周方向に縮むため幅方向には伸びる。 これによって、曲げ線に沿って( ① )が生じる。 精度が要求されるプレス加工では、あらかじめ( ② )を見込んでのプレス金型が用意される
そり, そりやスプリングバック
60
アルミニウム缶のような、円筒状や半球形などの底があって継ぎ目のない容器に、板材を成形する加工法を( )という
深絞り
61
次の図の①〜⑤に当てはまる言葉を入れよ
パンチ, しわ押さえ, ブランクのフランジ部, ダイス, ブランク
62
次の図の①〜④に当てはまる言葉を入れよ
再絞り, しごき, しごき, 底部の成形
63
鍛造は、一般に( ① )以上に加熱してから柔らかくなった金属素材に、大きな力を加え( ② )させて所要の形状や大きさの製品を作る加工法である
再結晶温度, 塑性変形
64
鍛造により鋳塊など素材中の空孔や( ① )は圧着され、( ② )は破壊されて微細化し、鍛伸方向に伸ばされた均一で( ③ )された組織が形成され、いわゆる( ④ )が連続し、強さ、粘り強さなどの( ⑤ )が著しく改善される。
巣, 粗大な結晶組織, 微細化, 鍛流線, 機械的性質
65
次の図の5つの工程を答えよ
切断, つぶし, 荒地鍛造, 仕上げ鍛造, トリミング
66
高温状態に加熱した塊状の金属を、大きな力で塑性変形させると、組織が均一化され機械的性質が向上する。 さらに、型に入れて叩くと、型と同じ形をした製品ができる。このようにして金属の製品を作る加工法を( )という
鍛造
67
圧延などで作られた素材は、結晶が圧延の方向に並んだ組織になっている。これは、木材の繊維質と同じように見えるので( )という
繊維状組織
68
次の図の①〜③に当てはまる言葉を入れよ
鍛流線, 鍛造品, 切削加工品
69
再結晶温度以上で作業する鍛造を( ① ) 再結晶温度以下で作業する鍛造を( ② ) という
熱間鍛造, 冷間鍛造
70
( ① )は複雑な形を作るのに適した加工であるが、( ② )は材質の改善も合わせて加工といえる
鋳造, 鍛造
71
鍛造を開始する時の温度を( ① ) 鍛造を終了する時の温度を( ② ) といい、それらを( ③ )という
鍛造開始温度, 鍛造終了温度, 鍛造温度
72
鍛造には、( ① )と( ② )がある
自由鍛造, 型鍛造
73
( )は簡単な工具とハンマで素材をつち打ちして成形する方法である。
自由鍛造
74
型鍛造のさいに用意する素材は製品の質量より( ① )ので、型から外に薄くはみ出した( ② )が必ず生じる
大きい, ばり
75
能率よく鍛造をするときには空気圧力を利用した( )が使われる
空気ハンマ
76
( ① )は大きなはずみ車の回転エネルギーをクランク機構により上下運動に変換し、スライド部を上下させて加工する。 このため、ストローク幅や上下動速度は、一連のクランク動作となり、( ② )ことは困難である。 しかし、構造が簡単で高速動作が可能なため、( ③ )ことから、広く用いられている
クランクプレス, 往復動途中で止める, 作業効率がよい
77
( ① )は油圧シリンダ内のピストンを往復動させることで、プレス加工を行う。 往復動の動作はクランクプレスに比べて低速であるが、可動部がシリンダなので定圧・定速度のプレスが可能である。また、( ② )や( ③ )などの動きも柔軟に対応できる
油圧プレス, 寸動, プレス途中での停止、反転
78
( ① )は、一台のプレス機に( ② )が加工順に一列に並んでおり、プレスの( ③ )が終わるごとに、各工程の製品を同時に掴んで次の工程へ移動させるトランスファ装置が組み込まれたプレス機である
トランスファプレス, 単工程の金型, 1サイクル