問題一覧
1
保険処方箋の取扱いに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
調剤済となった場合、処方箋を患者に返却する必要はない。
2
調剤薬の選択及び変更に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
先発医薬品を変更する場合は医師の同意が必要である。
3
薬剤師の判断で行う分割調剤の対応として、正しいのはどれか。2つ選べ。
患者が後発医薬品への変更に不安を持っていることがわかったので、14日分処方のところ、1回目の調剤として後発医薬品を5日分交付した。, 吸湿性がある薬剤が60日分処方され、1回目の調剤として安定性が保証されている30日分を交付した。
4
リフィル制度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
一定期間内において、処方箋を繰り返し利用する仕組みである。, リフィル処方箋を交付された者は、医師の診察を受けることなく調剤を受けることができる。
5
保険処方箋に係わる調剤録に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
調剤済とならなかった場合は、調剤録は記録しなくてよい。, 調剤済となった場合、処方箋及び調剤録のそれぞれに調剤済の旨を記入する。
6
50歳女性。次の処方箋を保険薬局に持参した。処方箋の変更不可の欄に処方医の記名・押印はなかった。また、患者は後発医薬品への変更を希望している。後発医薬品への変更調剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。選択肢の、「○○○」、「△△△」、「✕✕✕」には会社名が入る。
メトトレキサートカプセルを同一含量のメトトレキサート錠「○○○」に変更して調剤した。, レバミピド錠を同一含量のレバミピドOD錠「✕✕✕」に変更して調剤した。
7
保険処方箋の取扱いに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
調剤済となった処方箋に薬局開設者の氏名を記入する必要はない。
8
保険処方箋に係わる調剤録に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
調剤済となった場合、調剤録に調剤量は記入する必要がない。
9
リフィル制度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
リフィル制度とは、処方箋を一定期間、繰り返し利用する仕組みである。, リフィル処方箋の総使用回数の上限は、3回までとされている。
10
後発医薬品に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
臨床上の有効性・安全性が先発医薬品と同一であることは確認されていない。, 後発医薬品は、先発医薬品の最審査が終了した後に発売される。
11
調剤薬の選択及び変更に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
後発医薬品の内用薬が処方されている場合、薬剤料が同額以下であれば剤形の変更ができる。, 変更後の薬剤料が変更前と同額以下になる場合でも、薬剤師の判断で後発医薬品の外用薬の剤形を変更することはできない。
12
患者(47歳、女性)が次の保険処方箋を保険薬局に持参した。保険薬剤師が医師の同意を得ずに変更可能な場合について、誤っているのはどれか。2つ選べ。ただし、受け付けた処方箋の記載事項に不備はなく、後発医薬品への変更が可能な処方箋であり、患者は後発医薬品への変更を希望した。 (処方) ボンタールカプセル 250mg 1回1カプセル(1日3カプセル) 1日3回朝昼夕食後 14日分 ガスター錠 10mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝食後・就寝前 14日分 ボルタレンゲル 1% 50g 1日2回 注1:ボンタールカプセル 250mgは先発医薬品で、一般名はメフェナム酸 注2:ガスター錠 10mgは先発医薬品で、一般名はファモチジン 注3:ボルタレンゲル 1% は先発医薬品で、一般名はジクロフェナクナトリウム
ガスター錠 10mgを同一有効成分の後発医薬品 20mg錠に変更, ボルタレンゲル 1% はジクロフェナクナトリウムローション 1%「○○○」に変更
13
保険処方箋の取扱いに関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
調剤済となった処方箋は、薬局管理者が3年間保存する。, 調剤済とならなかった場合、調剤年月日は処方箋に記入しなくてよい。
14
保険処方箋にかかる調剤録に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
薬局開設者が、調剤録を最終の記入日から5年間保存したので廃棄した。
15
分割調剤に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
在庫不足の場合、分割調剤を行い、不足分を後日交付することが可能である。, 分割調剤は、長期投薬のため、処方薬の長期保存が困難な場合に限られている。
16
薬剤師の判断による調剤薬の選択に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
後発医薬品が記載されている場合、後発医薬品の銘柄を変更することができる。, 後発医薬品が記載されている場合、先発医薬品を選択することはできない。
17
後発医薬品に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
用法・用量は先発医薬品と同一であるが、投与経路は異なる。, 効能・効果は、先発医薬品と同一である。
18
54歳、男性。以下の保険処方箋を保険薬局に持参した。処方箋の記載事項に不備はなく、後発医薬品への変更が可能な処方箋であり、患者は後発医薬品への変更を希望した。 薬剤師の判断で変更できるのはどれか。2つ選べ。
ロプレソール錠 20mgを同一有効成分のメトプロロール酒石酸塩錠 20mg「JG」に変更, ファモチジン錠 20mgを同一有効成分のファモチジンOD錠 20mg「YD」に変更
19
保険処方箋の取扱いに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
調剤済とならなかった場合でも、調剤した薬剤師の氏名は記入する。, 調剤済の処方箋に、薬剤量は記載する必要はない。
20
保険処方箋にかかる調剤録に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
調剤した薬剤師は、調剤録を3年間保存しなければならない。, 調剤済とならなかった場合、調剤録は記入しなくてよい。
21
分割調剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
分割調剤を行った場合、調剤録に調剤量を記入し、薬局で保存する。, 分割調剤を行った場合、処方箋に調剤量を記載し、処方箋は患者に返却する。
22
処方箋に記載された調剤薬の選択に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
後発医薬品が記載されている場合は、先発医薬品を選択することができる。, 一般名で記載されている場合は、一般用医薬品を選択する。
23
後発医薬品に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
後発医薬品の剤形は、先発医薬品と同一である。, 後発医薬品の薬価は、同一成分同一規格であれば、どの会社の製品でも同じである。
24
54歳、男性。以下の保険処方箋を保険薬局に持参した。処方箋の記載事項に不備はなく、後発医薬品への変更が可能な処方箋であり、患者は後発医薬品への変更を希望した。 薬剤師が医師の同意を得なければ変更できないのはどれか。2つ選べ。
セロケン錠 20mgを同一有効成分の先発医薬品のロプレソール錠 20mg に変更, フェルビナクテープ 70mg「NP」をフェルビナクパップ 70mg「EMAC」に変更
25
薬剤師が以下の処方箋を受け取った。薬局には選択肢の調剤器具がある。処方箋の調剤に使用する調剤器具として使用するのはどれか。2つ選べ。
軟膏板・軟膏へら, 自動分包機
26
薬剤師が以下の処方箋を受け取った。薬局には選択肢の調剤器具がある。処方箋の調剤に使用する調剤器具として使用するのはどれか。2つ選べ。 (処方1) d-クロルフェニラミンマレイン酸塩シロップ 0,04% 1回3mL(1 日 9mL) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 (処方2) ヒドロコルチゾン酪酸エステル軟膏 0,1% 10g ジメチルイソプロピルアズレン軟膏 0,033% 10g 1日2回 上腕部に適量塗布
軟膏板・軟膏へら, メートグラス
27
薬剤師が以下の処方箋を受け取った。薬局には選択肢の調剤器具がある。処方箋の調剤に使用する調剤器具として使用するのはどれか。2つ選べ。 (処方1) チペピジンヒベンズ酸塩散 10% 1回30mg(1日 90mg) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 (処方2) ヒドロコルチゾン酪酸エステル軟膏 0,1% 5g ジメチルイソプロピルアズレン軟膏 0,033% 5g 1日2回 上腕部に適量塗布
軟膏板・軟膏へら, 薬さじ
28
薬剤師が以下の処方箋を受け取った。薬局には選択肢の調剤器具がある。処方箋の調剤に使用する調剤器具として使用するのはどれか。2つ選べ。 (処方1) d-クロルフェニラミンマレイン酸塩シロップ 0,04% 1回3mL(1 日 9mL) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 (処方2) ヒドロコルチゾン酪酸エステル軟膏 0,1% 10g ジメチルイソプロピルアズレン軟膏 0,033% 10g 1日2回 上腕部に適量塗布
軟膏板・軟膏へら, メートグラス
29
患者に対する以下の処方箋を持参した母親より、「前回、量が多すぎて全部飲ませるのにとても苦労した。」と相談を受けた。そこで、医師と協議の結果、薬剤の規格を変更し、調剤することとなった。 (処方) アモキシシリン水和物細粒 10% 1回240mg(1日 720mg)【原薬量】 1日3回 朝昼夕食後 5日分 上記の薬剤の規格を20%に変更して調剤する場合、秤量する全量として正しいのはどれか。1つ選べ。
18,0g
30
患児に対する以下の処方箋を母親が持参した。確認したところ、錠剤は服用できないと相談を受けた。そこで、医師と協議の結果、薬剤の規格を変更し、調剤することとなった。 (処方) クラリスロマイシン錠 50mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝・夕食後 5日分 上記薬剤をクラリスロマイシンシロップ用 10%に変更して調剤する場合、秤量する全量として正しいのはどれか。1つ選べ。
5,0g
31
患者に対する以下の処方箋を持参した母親より、「前回、量が多すぎて全部飲ませるのにとても苦労した。」と相談を受けた。そこで、医師と協議の結果、薬剤の規格を変更し、調剤することとなった。 (処方) アモキシシリン水和物細粒 10% 1回 2,8g(1日 8,4g) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 上記の薬剤の規格を20%に変更して調剤する場合、秤量する全量として正しいのはどれか。1つ選べ。
21,0g
32
78歳男性。てんかん発作の予防のために以下の処方による治療を受けていた。 (処方) デパケン R錠(注1)200mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 最近、嚥下能が低下してきたことから、デパケンシロップ(注2)5%を 1日3回服用する処方へ変更することになった。 (注1)バルプロ酸ナトリウム 200mgを含有する徐放性製剤 (注2)バルプロ酸ナトリウム 5%を含有するシロップ剤 シロップ剤の1回量を、賦形剤を加えて最小の整数mLにする場合、14日分の賦形剤の量(mL)として最も適切なのはどれか。1つ選べ。なお、製剤間でもバイオアベイラビリティは同等であるとする。
28g
33
2歳5ヶ月男児。体重12kg。以下の処方箋が発行され、母親が薬局に持参した。当該薬局の調剤内訳では、「1回の服用量整数値となるように精製水を加える。」となっている。 (処方) カルボシステインシロップ 5% 1回120mg (1日360mg)【原薬量】 プロカテロール塩酸塩シロップ 5µg/mL 1回15µg(1日45µg)【原薬量】 1日3回 朝昼夕食後 5日分 加水する精製水の量及び全量の組合わせとして、正しいのはどれか。1つ選べ。なお、全量とはシロップ剤の秤取量と精製水を合わせた量である。
9mL(精製水)、90mL(全量)
34
8歳女児、体重30kg。発熱のため近医を受診。以下の内容の処方箋を薬局に持参した。母親が水剤を希望したため処方医に相談し、アセトアミノフェンシロップ小児用 2%へ変更となった。調剤するアセトアミノフェンシロップ小児用 2%の1回量として、正しいのはどれか。1つ選べ。 (変更前の処方) アセトアミノフェンドライシロップ小児用 20% 1回1,6g【製剤量】 発熱時 5回分
16mL
35
2歳5ヶ月男児。体重12kg。以下の処方箋が発行され、母親が薬局に持参した。当該薬局の調剤内訳では、「1回の服用量整数値となるように精製水を加える。」となっている。 (処方) カルボシステインシロップ 5% 1回110mg (1日330mg)【原薬量】 プロカテロール塩酸塩シロップ 5µg/mL 1回15µg(1日45µg)【原薬量】 1日3回 朝昼夕食後 5日分 加水する精製水の量及び全量の組合わせとして、正しいのはどれか。1つ選べ。なお、全量とはシロップ剤の秤取量と精製水を合わせた量である。
12mL(精製水)、90mL(全量)
36
次の処方に基づいて内容液剤の調剤を行った。正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、それぞれの薬用量(製剤量 )は適切であり、配合変化はないものとする。 (処方) A シプロヘプタジン塩酸塩水和物シロップ0,04% 1回3mL(1日9mL) B プロカテロール塩酸塩水和物シロップ 5µg/mL 1回2mL(1日6mL) 1日3回 朝昼夕食後 4日分
Aのシロップ剤を36mL秤量した。, 1回服用量が5mLになるため、常水または精製水は入れずに、1回5mL服用と指示した。
37
9歳女児、体重31kg。発熱のため近医を受診。以下の内容の処方箋を薬局に持参した。母親が水剤を希望したため処方医に相談し、アセトアミノフェンシロップ小児用 2%へ変更となった。調剤するアセトアミノフェンシロップ小児用 2%の全量として、正しいのはどれか。1つ選べ。 (変更前の処方) アセトアミノフェンドライシロップ細粒 20% 1回1,7g【製剤量】 発熱時 6回分
102mL
38
8歳男児。身長120cm、体重24kg、アレルギー性鼻炎により近医を受診した。母親が、この男児の処方箋を持って保険薬局を訪れた。 (処方) フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 5日分 母親に確認したところ錠剤を服用できないことが分かり、処方医にフェキソフェナジン塩酸塩ドライシロップ 5%への処方変更を提案した。提案した処方箋の1回量及び全量(秤取量)として正しいのはどれか。1つ選べ。
0,6g(1回量)、6,0g(全量)
39
患者に対する以下の処方箋を持参した母親より、「前回、量が多すぎて全部飲ませるのにとても苦労した。」と相談を受けた。そこで、医師と協議の結果、薬剤の規格を変更し、調剤することとなった。 (処方) アモキシシリン水和物細粒 10% 1回 2,6g(1日 7,8g) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 上記の薬剤の規格を20%に変更して調剤する場合、秤量する全量として正しいのはどれか。1つ選べ。
19,5g
40
2歳5ヶ月男児。体重12kg。以下の処方箋が発行され、母親が薬局に持参した。当該薬局の調剤内訳では、「1回の服用量整数値となるように精製水を加える。」となっている。 (処方) カルボシステインシロップ 5% 1回100mg (1日300mg)【原薬量】 プロカテロール塩酸塩シロップ 5µg/mL 1回15µg(1日45µg)【原薬量】 1日3回 朝昼夕食後 5日分 加水する精製水の量及び全量の組合わせとして、正しいのはどれか。1つ選べ。なお、全量とはシロップ剤の秤取量と精製水を合わせた量である。
15mL(精製水)、90mL(全量)
41
年齢1歳と1ヶ月、体重 11,0kgの患児に以下の処方が出された。
坐剤の保管は、部屋の棚の中に置かず、冷蔵庫に保管してください。, 挿入してから4〜5秒、肛門部をティッシュ等で押さえてください。
42
調剤過誤を防止するための工夫として、適切なのはどれか。2つ選べ。
散剤を装置瓶に補充する際、経験豊富な薬剤師でも、必ず複数の薬剤師で確認しながら行う。, 調剤棚に同じ名称で規格が異なる医薬品を近くに配置する際は、「規格に注意!」等の表示をして注意喚起を行う。
43
湿度による影響を受けやすいことから、一回量(一包化)調剤に適さない医薬品はどれか。全て選べ。
バルプロ酸ナトリウム, アカルボース, 塩化カリウム, L-アスパラギン酸カリウム, リマプロストアルファデクス, アスピリンダイアルミネート
44
76歳男性。内科を受診し、以下の処方箋を持って家族が薬局を訪れた。 家族からの聞き取りで、最近飲み忘れがあり、何かいい方法がないかと申し出があった。一包化を提案したが、処方箋に一包化の指示が無いため、処方医に疑義照会して指示を得たので一包化調剤を行った。服用時点と服用錠数が正しいのはどれか。1つ選べ。ただし、用法・用量及び薬用量は適切である。
朝食後 6錠 昼食後 2錠 夕食後 3錠 就寝前 1錠
45
4歳男児。体重17kg。脳性麻痺で以下の薬剤が処方された。 (処方) ダントロレンナトリウム水和物カプセル 25mg 1回0,2カプセル (1日 0,4カプセル) 1日2回 朝夕食後 7日分 1包あたり0,3gになるように賦形剤を加えて調剤する場合、この処方を全量調剤するために加える賦形剤の総量(g)として正しいのはどれか。1つ選べ。なお、ダントロレンナトリウム水和物カプセル1カプセルあたりの内容量は0,25gである。
3,5
46
薬剤師が行う調剤として、適切なのはどれか。2つ選べ。
処方2、セチリジン塩酸塩錠 10mgを4錠調剤した。, 処方3、プロカテロール塩酸塩水和物 25µgを16錠調剤した。
47
ある日、以下の処方箋を持った6歳女児の両親が保険薬局を訪れた。この薬局には、ドライシロップの在庫がなく、医師に疑義照会してオセルタミビルリン酸塩カプセル 75mgを脱カプセルして調剤することになった。 (処方) オセルタミビルリン酸塩ドライシロップ 3% 1回1,6g(1日3,2g)【原薬量】 1日2回 朝夕食後 5日分 この処方を全量調剤するのに必要なオセルタミビルリン酸塩カプセルの最小数はいくつか。1つ選べ。
7カプセル
48
52歳男性。内科において以下の薬剤が処方された。 薬剤師が行う調剤として、適切なのはどれか。2つ選べ。
処方1、セフカベンピボキシル塩酸塩水和物 100 mg を 15 錠、レパミピド錠 100 mg を15 錠 調剤した。 , 処方 5、ロキソプロフェンナトリウム錠 60 mg を 10 錠調剤した。
49
処方箋の疑義照会に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
薬歴より他の医療機関から処方された薬との重複を見つけたので、疑義照会を行った。, 処方医の押印はなかったが、署名されており他に問題となる点はなかったので疑義照会を行わなかった。
50
処方箋や疑義照会に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
疑わしい点について、回避方法や代替薬が提案できるように添付文書やその他の医薬品情報を確認してから疑義照会した。, 保険処方箋の使用期間は特に記載のある場合を除き、交付の日を含めて4日以内が原則となる。
51
処方箋の疑義照会に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
貼付剤の適切部位が記載されていなかったが、処方医に問い合わせすることなく、患者の訴える患部に貼付するよう指示した。, 保険医療機関と保険薬局との間で約束された、いわゆる約束処方であれば処方箋の記載に略語を用いてもよいので疑義照会しなかった。
52
処方箋の疑義照会を規定している法律はどれか。1つ選べ。
薬剤師法
53
保険調剤において、麻薬が記載された保険処方箋の監査を行い、不備があると判断する場合はどれか。1つ選べ。
患者の住所の記載がない。
54
調剤済となった保険処方箋に薬局で記載しなければならない事項はどれか。1つ選べ。
調剤年月日
55
入院患者に麻薬を処方する場合、麻薬を含む院内処方箋に必ず記載しなければならないのはどれか。1つ選べ。
麻薬施用者の免許証番号
56
保険薬局で処方箋を受け付けた際の薬剤師の対応について、以下の問に答えよ。 受け付けた処方箋に疑義が生じたため、電話で病院の医師に問い合わせた。疑義照会を行う際の注意点として、適切でないのはどれか。1つ選べ。
患者のプライバシーに配慮し、患者名は告げずにイニシャルで照会をする。
57
処方箋監査における注意点として誤っている記述はどれか。1つ選べ。
形式上の記載事項のみを確認すればよい。
58
次の()に入れるべき数字はどれか。1つ選べ。 保険医療機関及び保険医療療養担当規則により、保険処方箋の使用期間は、特に記載のある場合を除き、交付の日を含めて()日以内と定められている。
4
59
処方箋監査時に確認する内容として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
薬剤の特定と実物の確認
60
処方監査に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
処方箋監査において、薬剤師は主に処方箋の記載事項に不備がないかを確認し、処方薬の確認は医師が行う。, 処方内容に疑義が生じたが、処方医が不在だったので、患者本人に確認し了解後調剤した。
61
成人患者に対する処方のうち、必ず疑義照会が必要なものはどれか。1つ選べ。
レボフロキサシン錠 500mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 14日分
62
医師への疑義照会に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
プレドニゾロン散1% 0.05g(1回量)が処方されていたので、疑義照会をせずに賦形剤を0.2 g(1回量)を加えて調剤した。 , 70歳の男性にトリアゾラム錠が0.5mg(1回量)処方されていたので、疑義照会をした。
63
疑義照会に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
一般名処方または後発医薬品に変更可能な処方箋の場合、外用薬においても処方医に確認することなく、含有規格が異なる後発医薬品、または類似する別剤形の後発医薬品に変更することができる。, すべての医療用麻薬製剤の処方日数は、1回あたり最大14日分までと制限が設けられている。
64
麻薬, 薬価基準収載の翌月の初日から1年未満の新医薬品
65
患者情報の取扱いに関する記述のうち、薬剤師の対応として適切でないのはどれか。2つ選べ。
患者の氏名と使用医薬品名を記載したノートを製薬企業の学術担当者に見せて相談した。, 当院に入院中の患者の薬物療法の相談をするため、他院に勤務する友人の薬剤師に診療録の写しを見せた。
66
3
67
3
68
4
69
薬剤服用歴管理記録の記述法の1つとしてSOAPがある。このうち、「O」の表現として正しいのはどれか。1つ選べ。
Objective data
70
SOAP 形式による患者記録の作成において、A(Assessment)に記すべき内容として適切なのはどれか。1つ選べ。
薬剤性の筋障害が疑われる。
71
薬学的管理の経過を SOAP 形式で記録する場合、「O」の項目に記載する内容として、適切なのはどれか。1つ選べ。
血中薬物濃度の測定値
72
患者の抱える医療上の問題点を問題ごとに明確化し、患者の立場で解決していくシステム(略号)はどれか。1つ選べ。
POS
73
薬剤管理指導業務に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
入院中の小児や精神障害者に服薬指導が困難な場合、家族に服薬指導を行うことができるが薬剤管理指導料の請求はできない。 , 糖尿病の患者にボグリボース錠が処方されたので、低血糖の徴候が現れたらショ糖を摂取するように説明した。
74
薬剤服用歴管理記録に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
POS(problem oriented system)は、問題志向型システムと称される。, 薬歴の記載方法として、SOAP 形式がある。
75
問題志向型システム(POS)の説明として、適切なのはどれか。1つ選べ。
患者の抱える医療上の問題に焦点をあてる問題解決法である。
76
ジクロフェナクナトリウム錠の内服を開始した患者に対して、POS を利用した薬剤管理指導業務の一環として初期計画を立てた。計画の分類及び内容が正しいのはどれか。2つ選べ。なお、分類の OP、CP、EP はそれぞれ observational plan、care plan、educational plan を表す。
OP ― 血便、黒色便の有無をモニターし、消化管障害によるものか否かを確認する。 , EP ― 空腹時の服用を避けるよう患者に説明する。
77
光に不安定であるため、アルミ袋で分包されている医薬品はどれか。四つ選べ。
メチコバールR(メコバラミン)細粒, キプレスR(モンテルカストナトリウム)細粒, ケイツーR(メナテトレノン)カプセル, フェロミアR(クエン酸第一鉄ナトリウム)顆粒
78
LPEを開封しない状態で保管する。, 点滴静注により持続投与を行う場合は、遮光カバーを用いる。
79
発注量は、定量である。, 発注間隔は、不定期である。
80
鍵のかかる場所に貯蔵又は、陳列しなければならない医薬品はどれか。2つ選べ。
アミオダロン塩酸塩錠 100 mg, ジスチグミン臭化物錠 5mg
81
鍵のかかる場所に貯蔵又は、陳列しなければならない医薬品はどれか。2つ選べ
ランダR(シスプラチン)注 50mg/100mL, ファンギゾンR(アムホテリシンB)注射用 50mg
82
定量発注方式(発注点方式)において、ある医薬品の1日の平均使用量が 100錠、発注から納品までの期間が2日間、必要最小在庫量が200錠の場合、適正な発注点はどれか1つ選べ。
400錠
83
医薬品の管理に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
SPDとは、在庫管理を外注業者に任せる方法であり、通常は薬剤師免許を持つものはいない。, 使用期限切れを防止するため、「先入れ・先出し」が励行される。
84
医薬品の保存条件や使用期限に関して、正しいのはどれか。2つ選べ。
室温は、1〜30℃を示す。, 使用期限は、適切な保存条件下で未開封での期限を示す。
85
特定生物由来製品に該当しない生物由来製品はどれか。1つ選べ。
エリスロポエチン製剤
86
廃棄した7日後に調剤済麻薬廃棄届を提出した。
87
フェノバルビタール, フルニトラゼパム
88
血液製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
人赤血球液は採血後、2〜6℃に貯蔵し、その有効期間は21日間である。, 人血小板濃厚液は採血後、20〜24℃で振とうしながら貯蔵し、その有効期間は4日間である。
89
医療機関・薬局の管理者が、使用した日から起算して少なくとも20年間記録を保存しなければならない医薬品はどれか。2つ選べ。
乾燥濃縮人血液凝固第VⅢ因子, インターフェロンベータ―1b(遺伝子組換え)
90
貯法として、2〜8℃で保存することが規定されている医薬品はどれか。4つ選べ。
アルケランR(メルファラン)錠, ノボラピッドR(超速攻型インスリンアナログ)注 フレックスタッチ R, テモダールR(テモゾロミド)静注, ファルモルビシンR(エピルビシン塩酸塩)注射液
91
鍵のかかる場所に貯蔵又は、陳列しなければならない医薬品はどれか。1つ選べ
バルガンシクロビル塩酸塩錠 450mg
92
医薬品の管理に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
「先入れ・先出し」の作業は、不良在庫の原因となるため、実施すべきではない。, 医薬品の在庫切れは、患者の薬局に対する信頼を損なうことにつながるので、在庫量をできるだけ増やすことが良い。
93
医薬品の保存条件として、誤っているのはどれか。2つ選べ。選択肢中の医薬品は、使用期限内で90日間保存するものとする。
アルケランR(メルファラン)錠を、20〜25℃で保存した。, コミナティ(コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン)筋注を、-20℃で保存した。
94
光に不安定であるため、アルミ袋で分包されている医薬品はどれか。2つ選べ。
ケイツーR(メナテトレノン)カプセル, フェロミアR(クエン酸第一鉄ナトリウム)顆粒
95
病棟で保管する以下の薬物を含む注射液のうち、夜間や休日等で必要な注意をする医療従事者がいない場合、保管するロッカーや引き出し等に施錠しなければならないのはどれか。
ペンタゾシン
96
以下の薬物を主薬とする注射剤のうち、一般病棟での病棟在庫の医薬品として適切でないのはどれか。
塩化カリウム
97
⼤腸がんの化学療法に⽤いられないのはどれか。2つ選べ。
ドキソルビシン, デクスラゾキソン
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以下のレジメンを肺がん患者(体表⾯積1.60 m2)に適⽤することになり、薬剤師がミキシングを⾏うこととなった。1バイアルあたり500 mg充填されているペメトレキセド(凍結乾燥品)を使⽤し、1バイアルあたり20 mLの ⽣理⾷塩液で溶解する場合、ペメトレキセドの1⽇当たりの投与量(薬液量)として正しいのはどれか。1つ選べ。
3
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61歳⼥性。⾝⻑165cm、体重57kg。左上葉⾮⼩細胞肺がん(腺がん、EGFR遺伝⼦変異陰性、ALK融合遺伝⼦陰性、PD-L1150%)で⾻転移が あり、StageⅣ M1b期と診断された。初回化学療法としてシスプラチン、ドセタキセル併⽤療法を導⼊することになった。 (⾝体所⾒及び検査値) ⾎圧123/75 mmHg、⽩⾎球4,500/µL、好中球2,800/µL、Hb 11.5g/dL、⾎⼩板28.7×104/µL、⾎清アルブミン3.8g/dL、AST 10IU/L、ALT 14IU/L、⾎清クレアチニン0.9mg/dL、⾎清カルシウム10.5mg/L、CRP 0.4mg/dL、⼼電図異常なし (全⾝状態) パフォーマンスステータス(PS)2 (既往歴) うっ⾎性⼼不全 この患者の化学療法を開始するにあたり、薬剤師の確認及び提案事項として適切なのはどれか。2つ選べ。
⾮ステロイド性抗炎症薬が服⽤されていないことの確認 , シスプラチンの希釈液として⽣理⾷塩液が処⽅されていることの確認