問題一覧
1
患児に対する以下の処方箋を母親が持参した。確認したところ、錠剤は服用できないと相談を受けた。そこで、医師と協議の結果、薬剤の規格を変更し、調剤することとなった。 (処方) クラリスロマイシン錠 50mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝・夕食後 5日分 上記薬剤をクラリスロマイシンシロップ用 10%に変更して調剤する場合、秤量する全量として正しいのはどれか。1つ選べ。
5,0g
2
血液製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
人赤血球液は採血後、2〜6℃に貯蔵し、その有効期間は21日間である。, 人血小板濃厚液は採血後、20〜24℃で振とうしながら貯蔵し、その有効期間は4日間である。
3
医薬品の管理に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
SPDとは、在庫管理を外注業者に任せる方法であり、通常は薬剤師免許を持つものはいない。, 使用期限切れを防止するため、「先入れ・先出し」が励行される。
4
医薬品の保存条件や使用期限に関して、正しいのはどれか。2つ選べ。
室温は、1〜30℃を示す。, 使用期限は、適切な保存条件下で未開封での期限を示す。
5
54歳、男性。以下の保険処方箋を保険薬局に持参した。処方箋の記載事項に不備はなく、後発医薬品への変更が可能な処方箋であり、患者は後発医薬品への変更を希望した。 薬剤師の判断で変更できるのはどれか。2つ選べ。
ロプレソール錠 20mgを同一有効成分のメトプロロール酒石酸塩錠 20mg「JG」に変更, ファモチジン錠 20mgを同一有効成分のファモチジンOD錠 20mg「YD」に変更
6
薬剤師が以下の処方箋を受け取った。薬局には選択肢の調剤器具がある。処方箋の調剤に使用する調剤器具として使用するのはどれか。2つ選べ。 (処方1) チペピジンヒベンズ酸塩散 10% 1回30mg(1日 90mg) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 (処方2) ヒドロコルチゾン酪酸エステル軟膏 0,1% 5g ジメチルイソプロピルアズレン軟膏 0,033% 5g 1日2回 上腕部に適量塗布
軟膏板・軟膏へら, 薬さじ
7
分割調剤に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
在庫不足の場合、分割調剤を行い、不足分を後日交付することが可能である。, 分割調剤は、長期投薬のため、処方薬の長期保存が困難な場合に限られている。
8
成人患者に対する処方のうち、必ず疑義照会が必要なものはどれか。1つ選べ。
レボフロキサシン錠 500mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 14日分
9
患者(47歳、女性)が次の保険処方箋を保険薬局に持参した。保険薬剤師が医師の同意を得ずに変更可能な場合について、誤っているのはどれか。2つ選べ。ただし、受け付けた処方箋の記載事項に不備はなく、後発医薬品への変更が可能な処方箋であり、患者は後発医薬品への変更を希望した。 (処方) ボンタールカプセル 250mg 1回1カプセル(1日3カプセル) 1日3回朝昼夕食後 14日分 ガスター錠 10mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝食後・就寝前 14日分 ボルタレンゲル 1% 50g 1日2回 注1:ボンタールカプセル 250mgは先発医薬品で、一般名はメフェナム酸 注2:ガスター錠 10mgは先発医薬品で、一般名はファモチジン 注3:ボルタレンゲル 1% は先発医薬品で、一般名はジクロフェナクナトリウム
ガスター錠 10mgを同一有効成分の後発医薬品 20mg錠に変更, ボルタレンゲル 1% はジクロフェナクナトリウムローション 1%「○○○」に変更
10
薬剤師の判断で行う分割調剤の対応として、正しいのはどれか。2つ選べ。
患者が後発医薬品への変更に不安を持っていることがわかったので、14日分処方のところ、1回目の調剤として後発医薬品を5日分交付した。, 吸湿性がある薬剤が60日分処方され、1回目の調剤として安定性が保証されている30日分を交付した。
11
2歳5ヶ月男児。体重12kg。以下の処方箋が発行され、母親が薬局に持参した。当該薬局の調剤内訳では、「1回の服用量整数値となるように精製水を加える。」となっている。 (処方) カルボシステインシロップ 5% 1回100mg (1日300mg)【原薬量】 プロカテロール塩酸塩シロップ 5µg/mL 1回15µg(1日45µg)【原薬量】 1日3回 朝昼夕食後 5日分 加水する精製水の量及び全量の組合わせとして、正しいのはどれか。1つ選べ。なお、全量とはシロップ剤の秤取量と精製水を合わせた量である。
15mL(精製水)、90mL(全量)
12
薬剤服用歴管理記録に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
POS(problem oriented system)は、問題志向型システムと称される。, 薬歴の記載方法として、SOAP 形式がある。
13
保険処方箋にかかる調剤録に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
調剤した薬剤師は、調剤録を3年間保存しなければならない。, 調剤済とならなかった場合、調剤録は記入しなくてよい。
14
薬学的管理の経過を SOAP 形式で記録する場合、「O」の項目に記載する内容として、適切なのはどれか。1つ選べ。
血中薬物濃度の測定値
15
50歳女性。次の処方箋を保険薬局に持参した。処方箋の変更不可の欄に処方医の記名・押印はなかった。また、患者は後発医薬品への変更を希望している。後発医薬品への変更調剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。選択肢の、「○○○」、「△△△」、「✕✕✕」には会社名が入る。
メトトレキサートカプセルを同一含量のメトトレキサート錠「○○○」に変更して調剤した。, レバミピド錠を同一含量のレバミピドOD錠「✕✕✕」に変更して調剤した。
16
年齢1歳と1ヶ月、体重 11,0kgの患児に以下の処方が出された。
坐剤の保管は、部屋の棚の中に置かず、冷蔵庫に保管してください。, 挿入してから4〜5秒、肛門部をティッシュ等で押さえてください。
17
処方箋に記載された調剤薬の選択に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
後発医薬品が記載されている場合は、先発医薬品を選択することができる。, 一般名で記載されている場合は、一般用医薬品を選択する。
18
鍵のかかる場所に貯蔵又は、陳列しなければならない医薬品はどれか。1つ選べ
バルガンシクロビル塩酸塩錠 450mg
19
薬剤師が以下の処方箋を受け取った。薬局には選択肢の調剤器具がある。処方箋の調剤に使用する調剤器具として使用するのはどれか。2つ選べ。 (処方1) d-クロルフェニラミンマレイン酸塩シロップ 0,04% 1回3mL(1 日 9mL) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 (処方2) ヒドロコルチゾン酪酸エステル軟膏 0,1% 10g ジメチルイソプロピルアズレン軟膏 0,033% 10g 1日2回 上腕部に適量塗布
軟膏板・軟膏へら, メートグラス
20
疑義照会に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
一般名処方または後発医薬品に変更可能な処方箋の場合、外用薬においても処方医に確認することなく、含有規格が異なる後発医薬品、または類似する別剤形の後発医薬品に変更することができる。, すべての医療用麻薬製剤の処方日数は、1回あたり最大14日分までと制限が設けられている。
21
医療機関・薬局の管理者が、使用した日から起算して少なくとも20年間記録を保存しなければならない医薬品はどれか。2つ選べ。
乾燥濃縮人血液凝固第VⅢ因子, インターフェロンベータ―1b(遺伝子組換え)
22
薬剤管理指導業務に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
入院中の小児や精神障害者に服薬指導が困難な場合、家族に服薬指導を行うことができるが薬剤管理指導料の請求はできない。 , 糖尿病の患者にボグリボース錠が処方されたので、低血糖の徴候が現れたらショ糖を摂取するように説明した。
23
保険処方箋にかかる調剤録に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
薬局開設者が、調剤録を最終の記入日から5年間保存したので廃棄した。
24
患者に対する以下の処方箋を持参した母親より、「前回、量が多すぎて全部飲ませるのにとても苦労した。」と相談を受けた。そこで、医師と協議の結果、薬剤の規格を変更し、調剤することとなった。 (処方) アモキシシリン水和物細粒 10% 1回 2,6g(1日 7,8g) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 上記の薬剤の規格を20%に変更して調剤する場合、秤量する全量として正しいのはどれか。1つ選べ。
19,5g
25
SOAP 形式による患者記録の作成において、A(Assessment)に記すべき内容として適切なのはどれか。1つ選べ。
薬剤性の筋障害が疑われる。
26
73歳⼥性。卵巣がんstageⅢcに対してTC(パクリタキセル+カルボプラチン)療法を施⾏していたが6ヶ⽉後に再発した。そこで2次療法として、ドキソルビシン塩酸塩をMPEG-DSPE修飾リポソームに封⼊した注射剤(ドキシルⓇ注)を導⼊することになった。 5コース⽬の投与中に、患者から刺⼊部に耐え難い焼かれるような痛みを感じ、⾚く腫れているとの訴えがあり、ドキシルⓇ注の⾎管外漏出が疑われた。 本剤の⾎管外漏出の対処法として、適切なのはどれか。2つ選べ。
デクスラゾキサンを静脈内投与する。 , 漏出部周囲から薬液や⾎液を吸引・除去する。
27
薬剤師が以下の処方箋を受け取った。薬局には選択肢の調剤器具がある。処方箋の調剤に使用する調剤器具として使用するのはどれか。2つ選べ。 (処方1) d-クロルフェニラミンマレイン酸塩シロップ 0,04% 1回3mL(1 日 9mL) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 (処方2) ヒドロコルチゾン酪酸エステル軟膏 0,1% 10g ジメチルイソプロピルアズレン軟膏 0,033% 10g 1日2回 上腕部に適量塗布
軟膏板・軟膏へら, メートグラス
28
患者に対する以下の処方箋を持参した母親より、「前回、量が多すぎて全部飲ませるのにとても苦労した。」と相談を受けた。そこで、医師と協議の結果、薬剤の規格を変更し、調剤することとなった。 (処方) アモキシシリン水和物細粒 10% 1回240mg(1日 720mg)【原薬量】 1日3回 朝昼夕食後 5日分 上記の薬剤の規格を20%に変更して調剤する場合、秤量する全量として正しいのはどれか。1つ選べ。
18,0g
29
薬剤師の判断による調剤薬の選択に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
後発医薬品が記載されている場合、後発医薬品の銘柄を変更することができる。, 後発医薬品が記載されている場合、先発医薬品を選択することはできない。
30
78歳男性。てんかん発作の予防のために以下の処方による治療を受けていた。 (処方) デパケン R錠(注1)200mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 最近、嚥下能が低下してきたことから、デパケンシロップ(注2)5%を 1日3回服用する処方へ変更することになった。 (注1)バルプロ酸ナトリウム 200mgを含有する徐放性製剤 (注2)バルプロ酸ナトリウム 5%を含有するシロップ剤 シロップ剤の1回量を、賦形剤を加えて最小の整数mLにする場合、14日分の賦形剤の量(mL)として最も適切なのはどれか。1つ選べ。なお、製剤間でもバイオアベイラビリティは同等であるとする。
28g
31
LPEを開封しない状態で保管する。, 点滴静注により持続投与を行う場合は、遮光カバーを用いる。
32
問題志向型システム(POS)の説明として、適切なのはどれか。1つ選べ。
患者の抱える医療上の問題に焦点をあてる問題解決法である。
33
52歳男性。内科において以下の薬剤が処方された。 薬剤師が行う調剤として、適切なのはどれか。2つ選べ。
処方1、セフカベンピボキシル塩酸塩水和物 100 mg を 15 錠、レパミピド錠 100 mg を15 錠 調剤した。 , 処方 5、ロキソプロフェンナトリウム錠 60 mg を 10 錠調剤した。
34
保険処方箋に係わる調剤録に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
調剤済とならなかった場合は、調剤録は記録しなくてよい。, 調剤済となった場合、処方箋及び調剤録のそれぞれに調剤済の旨を記入する。
35
調剤済となった保険処方箋に薬局で記載しなければならない事項はどれか。1つ選べ。
調剤年月日
36
以下の薬物を主薬とする注射剤のうち、一般病棟での病棟在庫の医薬品として適切でないのはどれか。
塩化カリウム
37
次の処方に基づいて内容液剤の調剤を行った。正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、それぞれの薬用量(製剤量 )は適切であり、配合変化はないものとする。 (処方) A シプロヘプタジン塩酸塩水和物シロップ0,04% 1回3mL(1日9mL) B プロカテロール塩酸塩水和物シロップ 5µg/mL 1回2mL(1日6mL) 1日3回 朝昼夕食後 4日分
Aのシロップ剤を36mL秤量した。, 1回服用量が5mLになるため、常水または精製水は入れずに、1回5mL服用と指示した。
38
フェノバルビタール, フルニトラゼパム
39
光に不安定であるため、アルミ袋で分包されている医薬品はどれか。2つ選べ。
ケイツーR(メナテトレノン)カプセル, フェロミアR(クエン酸第一鉄ナトリウム)顆粒
40
3
41
薬剤師が行う調剤として、適切なのはどれか。2つ選べ。
処方2、セチリジン塩酸塩錠 10mgを4錠調剤した。, 処方3、プロカテロール塩酸塩水和物 25µgを16錠調剤した。
42
湿度による影響を受けやすいことから、一回量(一包化)調剤に適さない医薬品はどれか。全て選べ。
バルプロ酸ナトリウム, アカルボース, 塩化カリウム, L-アスパラギン酸カリウム, リマプロストアルファデクス, アスピリンダイアルミネート
43
ある日、以下の処方箋を持った6歳女児の両親が保険薬局を訪れた。この薬局には、ドライシロップの在庫がなく、医師に疑義照会してオセルタミビルリン酸塩カプセル 75mgを脱カプセルして調剤することになった。 (処方) オセルタミビルリン酸塩ドライシロップ 3% 1回1,6g(1日3,2g)【原薬量】 1日2回 朝夕食後 5日分 この処方を全量調剤するのに必要なオセルタミビルリン酸塩カプセルの最小数はいくつか。1つ選べ。
7カプセル
44
処方箋の疑義照会に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
薬歴より他の医療機関から処方された薬との重複を見つけたので、疑義照会を行った。, 処方医の押印はなかったが、署名されており他に問題となる点はなかったので疑義照会を行わなかった。
45
58歳男性。CD20陽性のびまん性⼤細胞型B細胞性リンパ腫と診断され、RCHOP療法による治療が⾏われることになった。RCHOP療法による治療に⽤いられないのはどれか。2つ選べ。
イマチニブ, ペメトレキセド
46
次の()に入れるべき数字はどれか。1つ選べ。 保険医療機関及び保険医療療養担当規則により、保険処方箋の使用期間は、特に記載のある場合を除き、交付の日を含めて()日以内と定められている。
4
47
調剤薬の選択及び変更に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
後発医薬品の内用薬が処方されている場合、薬剤料が同額以下であれば剤形の変更ができる。, 変更後の薬剤料が変更前と同額以下になる場合でも、薬剤師の判断で後発医薬品の外用薬の剤形を変更することはできない。
48
処方箋監査時に確認する内容として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
薬剤の特定と実物の確認
49
医薬品の保存条件として、誤っているのはどれか。2つ選べ。選択肢中の医薬品は、使用期限内で90日間保存するものとする。
アルケランR(メルファラン)錠を、20〜25℃で保存した。, コミナティ(コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン)筋注を、-20℃で保存した。
50
処方監査に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
処方箋監査において、薬剤師は主に処方箋の記載事項に不備がないかを確認し、処方薬の確認は医師が行う。, 処方内容に疑義が生じたが、処方医が不在だったので、患者本人に確認し了解後調剤した。
51
後発医薬品に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
用法・用量は先発医薬品と同一であるが、投与経路は異なる。, 効能・効果は、先発医薬品と同一である。
52
調剤過誤を防止するための工夫として、適切なのはどれか。2つ選べ。
散剤を装置瓶に補充する際、経験豊富な薬剤師でも、必ず複数の薬剤師で確認しながら行う。, 調剤棚に同じ名称で規格が異なる医薬品を近くに配置する際は、「規格に注意!」等の表示をして注意喚起を行う。
53
廃棄した7日後に調剤済麻薬廃棄届を提出した。
54
貯法として、2〜8℃で保存することが規定されている医薬品はどれか。4つ選べ。
アルケランR(メルファラン)錠, ノボラピッドR(超速攻型インスリンアナログ)注 フレックスタッチ R, テモダールR(テモゾロミド)静注, ファルモルビシンR(エピルビシン塩酸塩)注射液
55
2歳5ヶ月男児。体重12kg。以下の処方箋が発行され、母親が薬局に持参した。当該薬局の調剤内訳では、「1回の服用量整数値となるように精製水を加える。」となっている。 (処方) カルボシステインシロップ 5% 1回120mg (1日360mg)【原薬量】 プロカテロール塩酸塩シロップ 5µg/mL 1回15µg(1日45µg)【原薬量】 1日3回 朝昼夕食後 5日分 加水する精製水の量及び全量の組合わせとして、正しいのはどれか。1つ選べ。なお、全量とはシロップ剤の秤取量と精製水を合わせた量である。
9mL(精製水)、90mL(全量)
56
保険処方箋の取扱いに関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
調剤済となった処方箋は、薬局管理者が3年間保存する。, 調剤済とならなかった場合、調剤年月日は処方箋に記入しなくてよい。
57
4
58
患者に対する以下の処方箋を持参した母親より、「前回、量が多すぎて全部飲ませるのにとても苦労した。」と相談を受けた。そこで、医師と協議の結果、薬剤の規格を変更し、調剤することとなった。 (処方) アモキシシリン水和物細粒 10% 1回 2,8g(1日 8,4g) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 上記の薬剤の規格を20%に変更して調剤する場合、秤量する全量として正しいのはどれか。1つ選べ。
21,0g
59
リフィル制度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
リフィル制度とは、処方箋を一定期間、繰り返し利用する仕組みである。, リフィル処方箋の総使用回数の上限は、3回までとされている。
60
麻薬, 薬価基準収載の翌月の初日から1年未満の新医薬品
61
58歳男性。CD20陽性のびまん性⼤細胞型B細胞性リンパ腫と診断され、R-CHOP療法による治療が⾏われることになり、薬剤師は以下の処⽅を確認した。 担当医師に提案すべき内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。
リツキシマブの点滴速度は少しずつ上げていく。 , d-クロルフェニラミンマレイン酸塩とイブプロフェンは、リツキシマブの投与開始30分前に投与する。
62
4歳男児。体重17kg。脳性麻痺で以下の薬剤が処方された。 (処方) ダントロレンナトリウム水和物カプセル 25mg 1回0,2カプセル (1日 0,4カプセル) 1日2回 朝夕食後 7日分 1包あたり0,3gになるように賦形剤を加えて調剤する場合、この処方を全量調剤するために加える賦形剤の総量(g)として正しいのはどれか。1つ選べ。なお、ダントロレンナトリウム水和物カプセル1カプセルあたりの内容量は0,25gである。
3,5
63
61歳⼥性。⾝⻑165cm、体重57kg。左上葉⾮⼩細胞肺がん(腺がん、EGFR遺伝⼦変異陰性、ALK融合遺伝⼦陰性、PD-L1150%)で⾻転移が あり、StageⅣ M1b期と診断された。初回化学療法としてシスプラチン、ドセタキセル併⽤療法を導⼊することになった。 (⾝体所⾒及び検査値) ⾎圧123/75 mmHg、⽩⾎球4,500/µL、好中球2,800/µL、Hb 11.5g/dL、⾎⼩板28.7×104/µL、⾎清アルブミン3.8g/dL、AST 10IU/L、ALT 14IU/L、⾎清クレアチニン0.9mg/dL、⾎清カルシウム10.5mg/L、CRP 0.4mg/dL、⼼電図異常なし (全⾝状態) パフォーマンスステータス(PS)2 (既往歴) うっ⾎性⼼不全 この患者の化学療法を開始するにあたり、薬剤師の確認及び提案事項として適切なのはどれか。2つ選べ。
⾮ステロイド性抗炎症薬が服⽤されていないことの確認 , シスプラチンの希釈液として⽣理⾷塩液が処⽅されていることの確認
64
後発医薬品に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
後発医薬品の剤形は、先発医薬品と同一である。, 後発医薬品の薬価は、同一成分同一規格であれば、どの会社の製品でも同じである。
65
薬剤師が以下の処方箋を受け取った。薬局には選択肢の調剤器具がある。処方箋の調剤に使用する調剤器具として使用するのはどれか。2つ選べ。
軟膏板・軟膏へら, 自動分包機
66
光に不安定であるため、アルミ袋で分包されている医薬品はどれか。四つ選べ。
メチコバールR(メコバラミン)細粒, キプレスR(モンテルカストナトリウム)細粒, ケイツーR(メナテトレノン)カプセル, フェロミアR(クエン酸第一鉄ナトリウム)顆粒
67
8歳女児、体重30kg。発熱のため近医を受診。以下の内容の処方箋を薬局に持参した。母親が水剤を希望したため処方医に相談し、アセトアミノフェンシロップ小児用 2%へ変更となった。調剤するアセトアミノフェンシロップ小児用 2%の1回量として、正しいのはどれか。1つ選べ。 (変更前の処方) アセトアミノフェンドライシロップ小児用 20% 1回1,6g【製剤量】 発熱時 5回分
16mL
68
保険処方箋の取扱いに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
調剤済とならなかった場合でも、調剤した薬剤師の氏名は記入する。, 調剤済の処方箋に、薬剤量は記載する必要はない。
69
医師への疑義照会に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
プレドニゾロン散1% 0.05g(1回量)が処方されていたので、疑義照会をせずに賦形剤を0.2 g(1回量)を加えて調剤した。 , 70歳の男性にトリアゾラム錠が0.5mg(1回量)処方されていたので、疑義照会をした。
70
処方箋の疑義照会を規定している法律はどれか。1つ選べ。
薬剤師法
71
60歳男性。体重50 kg、体表⾯積1.5 m2。(B)で外来通院しながら以下の化学療法(処⽅1、2)を受けることになり、化学療法施⽤当⽇の ⼣⽅17時に来院した。医師の指⽰のもと薬剤師が施⽤準備のため安全キャビネットでオキサリプラチン点滴静注液を輸液Aで希釈した。施⽤直前に患者が体調不良を訴えたため、翌⽇10時に再来し施⽤することになった。看護師は薬剤師に輸液Aで希釈したオキサリプラチン点滴静注液が翌⽇使⽤できることを確認し、速やかに冷所保存した。 (処⽅1)カペシタビン錠300 mg 1回5錠(1⽇10錠) 1⽇2回朝⼣⾷後 14⽇分 (処⽅2)オキサリプラチン点滴静注液 200 mg 輸液A (B)に当てはまる最も適切な語句はどれか。1つ選べ。
再発直腸がん