問題一覧
1
直線と円曲線との間には①を入れて列車の運転を円滑にする。反向曲線ではその方向が急変するため列車の動揺が多いからこの間に①を入れるだけでなく連続する①の間には、つとめて②(20m)以上の③を挿入するものとする。 列車が直線から④に入るときには、曲線半径が無限大(直線)から一定の値(円)に急に変化するから著しく動揺するので直線と④との間に①を挿入しこの欠点を補う。①の形状は半径が無限大(直線)から漸減して④の半径になるよう、3次放物線が多く用いられる。 曲線には、⑤曲線、⑥曲線、⑦曲線がある。
緩和曲線, 最大車両長, 直線, 円曲線, 単, 複心, 反向
2
車輪とレールがきしり合い摩耗がはなはだしくなるのを防ぐため軌間を広げる。 この広げる量を①という。 ①は②の③側のレールを広げて設定する。 列車が④を通過する際には、遠心力の作用により外側のレールに過大の負担がかかり内側のレールへの荷重が減って脱線しやすくなる。これを防ぐため、遠心力と⑤との⑥が丁度軌間の⑦にくるようにして車両の安全を保たせる。 このように、外側のレールを高めることを⑧を付けるという。
スラック, 曲線, 内, 曲線, 重力, 合力, 中央, カント
3
軌道が①しているところで一軌道上に車両を②しても隣りの軌道上の車両の通過に支障のない③を示す標識で両線間の間に設置する。これを④=⑤という。
分岐, 留置, 限界, 車両接触限界標, クリアランス
4
車両が分岐器クロッシングレール部を通過する場合、欠線部で①を防止するために敷設される。これを②という。
異線進入, クロッシングガードレール
5
列車の通過の際は激しい衝撃を受けるため、軌道変位を起こしやすいばかりか、材料の損耗を早め、乗心地も悪く、騒音と振動が大きく軌道における問題個所となっている。これらを改良するため近年はレールを溶接して目を減らしロングレール化する傾向にある。なお①区間では一般的には②に③を敷設する。また、左右レール継目の位置から図に示すように④と相互式がある。現在は④が多く用いられている。
ロングレール, 両端, 伸縮継目, 相対式
6
平面曲線半径が④m以下の場合は①4000m(②m)以上、その他の場合は①3000m(③m)以上の縦曲線を挿入することになっている。
縦曲線半径, 3000, 2000, 800
7
図の①〜⑥と設問を答えよ。 線路とは列車または車両を走らせるための⑦で、⑧とこれを支える土台とから成立つ。この土台となる部分を⑨という。
路盤, 道床, マクラギ, 施工基面, レール, 軌間, 通路, 軌道, 路盤
8
線路の中心線においての①の高さを示す基準面を②という。
路盤, 施工基面
9
鉄道は交通機関の1つである。 陸上、水上、空中の各交通機関に分けられるがそのおのおのが、①、②、③の3要素からなっている。
通路, 運搬具, 動力
10
わが国の鉄道では①=②に新橋と横浜間②が開通した。
明治5年10月14日, 1872年, 29km
11
左右のレールの頭部内面間の①から②以内における③を軌間とし、当社の鉄道線では④をその寸法としている
上面, 14mm, 最短距離, 1067mm
12
車両が安全に走行することができるために必要な空間を示すもので建物その他いかなる建造物もこの限界内に入ったり置いたりすることは許されない。これを①という。 ②中ではカントを付けるから①もこれに伴なって傾斜し、車両の③により拡大する。
建築限界, 曲線, 偏倚
13
レールの継目の少ないことは線路の保守上、または騒音・振動の軽減、乗心地等で便利な面が多いので、最近は現場で①して継目を減らし②のいわゆる③にすることを推進している。
溶接, 200m以上, ロングレール
14
最も多く使用されている材質としては、くり、ひのき、ひば、が最もよいが、ぶな、なら、松は防腐処理して用いられる。 ①は②に富みレールの取り付けが③で取り扱いやすく④であるため永い間広く用いられてきた。 ⑤は、PCまくら木の使用できない橋まくら木・分岐まくら木用に開発されたもので、⑥と⑦で構成される材料をまくら木形状に⑧したものである。
木まくら木, 弾性, 容易, 安価, 合成まくら木, ガラス繊維, 硬質発泡ウレタン, 成形
15
地下鉄やトンネル内など線路の保守が困難なところでは道床をコンクリートで作る。 これをコンクリート道床または②という。 ②は③狂いが少ないため④が少なく⑤としての効果は大きい。
直結道床, 軌道, 保守費, 省力軌道
16
・①は運転上重要な場所であり、しかも軌道としては最も②となる要素の多い部分であるから③に当っては特に細かな注意をもって当らなければならない。 ・継目の④は⑤変化によるレールの伸縮を調整する大事な役目を持っている部分であるが、レールの⑥のため次第に⑦してくるから、ときどき整正する必要がある。
分岐器, 弱点, 保守, 遊間, 温度, ふく進, 変位
17
・①とは、列車の運転に②する線路をいう。 ・直線中のホームではホームの緑端部から③までの距離は、④mm(東横線は⑤mm)とし、高さはレール面から⑥mmと定められている。 ・列車の安全運転には常に車両の⑦が必要である。これに要する設備を検車設備という。
本線, 常用, 軌道中心, 1460, 1470, 1100, 点検設備
18
本線から側線が分岐しているときは普通、転てつ器は本線に開通しており、必要のあるときは側線に開通させる。このように転てつ器が①している方向に開通しているときは②にあるといい、そうでないときは反位にあるという。
平常開通, 定位
19
本線にくらべて分岐線があまり重要でない場合、本線の温度を減じないため、本線通過にはトングレールをわたらないようにしたポイントで分岐側に行く場合は分岐方向は本線レールを乗り越して行くようになっている。これを①といい本線から②に入る箇所等に使っている。
乗越分岐器, 保線機械基地
20
⭐︎①(②) ③を車輪が通るとき④に軌間線が欠けたところがあるため車輪が異なった線の方へ進入するおそれがある。それを防ぐため⑤を④に沿って敷設し、⑥を防いでいる。
ガードレール, 護輪器, 固定クロッシング, ノーズ部, ガードレール, 異線進入
21
第一種踏切道 踏切道を通過するすべての列車・車両に対して道路交通を①する踏切道を②といい、始発列車から終列車の間道路交通をしゃ断する踏切道を一種乙という。
しゃ断, 一種甲
22
①を誤った車両を止めるため、あるいは軌道の②を示すために軌道の②に設ける…③
制動, 終端, 車止
23
①とは、線路の②からの距離を示すもので③ごと(甲号)、④ごと(乙号)に設けるものまた⑤ごと(両号)に設けるものとがある。
距離標, 起点, 1km, 500m, 100m
24
1から順に答えよ。
基本レール, トングレール, 主レール, ポイント部分(転てつ器), リード部分, 接触区域, クロッシングガードレール, クロッシング部分, ガードレール, 基準線側, 車両接触限界標, 分岐線側, 安全区域, 限界