問題一覧
1
妊娠とは受精卵の着床から始まり、胎芽または胎児の附属物の排出を持って終了するまでの状態である。
○
2
妊娠8週未満の時期を胎芽、妊娠8週以降の時期を胎児と呼ぶ
×
3
分娩予定日の妊娠週数は40週0日、日数は260日である
×
4
妊娠に伴う母体の生理的変化として血圧は上昇する
×
5
妊娠前のBMIが普通の妊婦の体重増加の目標は10~13kgである
○
6
妊娠性貧血の定義は、ヘモグロビン値10.0g/dl未満で、および/または、ヘマトクリット値30%未満である
×
7
胎児の肺の界面活性物質(サーファクタント)が十分に産生されるのは、妊娠16週頃からである。
×
8
胎児の免疫系は妊娠32週以降に母体から胎盤を通過して運ばれたIgAから構成される
×
9
胎児は子宮内で排尿はあるが排便はない
○
10
胎児が薬剤の影響を受けやすい臨界期は妊娠初期にある
○
11
妊婦検診は妊娠24週から35週までは3週間に1回の頻度で受診する
×
12
妊娠中は、カルシウムを非妊娠時より+450mg加えて摂取する
×
13
生ワクチンは妊婦でも接種して良い
×
14
将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの健康に向き合うことをプレコンセプションケアという
○
15
胎児の発育状態を評価するために、妊娠20週以降はBPD、AC、FL計測の結果を合わせてCRLを計算する
×
16
経膣超音波により、妊娠5週から胎嚢が、妊娠6週から胎芽および心拍動が確認できるようになる
○
17
胎動を感じるのは初産婦より経産婦が早い
○
18
妊娠高血圧症候群における血圧の診断基準は収縮期血圧160mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上である
×
19
妊娠糖尿病では出生時に出生時低血糖や呼吸窮迫症候群、多血がおこりやすい
○
20
前置胎盤では無痛性の外出血が起こりやすく、常位胎盤早期剥離では有痛性の内出血が起こりやすい
○
21
胎児型ヘモグロビンは成人型ヘモグロビンに比べ酸素親和性は低い
×
22
妊娠初期の心理的な特徴としてアンビバレントがある
○
23
子宮収縮抑制薬(リトドリン塩酸塩)の副作用として動悸、頻脈がある
○
24
胎児の卵円孔は右心室と左心室の間に存在する
×
25
胎児の附属物は(①)(②)(③)(④)の4つである
胎盤, 卵膜, 羊水, 臍帯
26
胎盤は妊娠( )週頃に完成する。 母児間のガス交換や物質交換と透過、ホルモンの産生などの役割がある。妊娠末期には500g程度の重さになる。
16
27
卵膜は母体側から( )( )( )3枚の膜からなっている
脱落膜, 絨毛膜, 羊膜
28
羊水の性状は( )( )であり、常に( )である
弱アルカリ性, 無色透明, 無菌
29
臍帯は長さ50~60cm、直径1~2㎝であり、胎児から胎盤に血液を送る臍動脈が( )本、胎盤から胎児に血液を送る臍静脈が( )本ある。臍動脈の中には胎児の( )、臍静脈の中には母体の( )が流れている。
2, 1, 静脈血, 動脈血
30
胎児循環におけるシャント3つを記入せよ
卵円孔, ボタロー動脈管, アランチウス静脈管
31
子宮底長は、恥骨結合上縁中央から子宮底最高点までの長さを測定する。
○
32
レオポルド触診法の第1段では胎向がわかる
×
33
超音波ドップラー法では、早ければ妊娠9週から、妊娠12週でほぼ全例に胎児心音が聴取できる。
○
34
妊娠36週の妊婦Aさん。本日妊婦検診で来院した。妊婦検診中、仰臥位で診察しているときに「気持ち悪くなりました」との訴えがあった。顔面は蒼白であった。この症状の名前は何か?
仰臥位低血圧症候群
35
増大してきた(①)が、(②)を圧迫するとともに(③)を圧迫し、心臓への(④)を減少させ、(⑤)と(⑥)を起こす。
子宮, 腹部大動脈, 下大静脈, 静脈循環量, 心拍出量の減少, 血圧の急激な低下
36
仰臥位低血圧症候群の対処方法はどれか
左側臥位
37
胎児心拍陣痛図の胎児心拍の判読で、胎児の状態が良好なサインを何か ①胎児心拍数が(①)bpm ②心拍数基線細変動が(②)bpm ③一過性(③)がある ④一過性(④)がない
110~160, 6~25, 頻脈, 徐脈
38
以下の図は母体血内のホルモンの変化を表した図であるA~Dに該当するホルモンを答えよ
プロラクチン, hCG ヒト絨毛性ゴナドトロピン, エストロゲン, プロゲステロン
39
妊娠初期に現れる特徴はどれか
便秘, 頻尿, つわり, めまい・立ち眩み
40
つわりの原因となるホルモンはどれか
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
41
妊娠初期、後期にみられる、めまいや立ちくらみの原因となるホルモンはどれか。2つ選べ。
hCG, プロゲステロン
42
妊娠後期の特徴である腰背部痛は、リラキシン・(①)・(2)により、筋・靭帯結合組織が弛緩し、支持力が低下するため。
プロゲステロン, エストロゲン
43
便秘、静脈瘤・痔、胸やけが起こる原因となるホルモンはどれか
プロゲステロン
44
下肢の痙攣にはカルシウムやビタミンB群を十分に摂取することが予防になる。
○