暗記メーカー
ログイン
微生物
  • ユーザ名非公開

  • 問題数 99 • 7/27/2024

    記憶度

    完璧

    14

    覚えた

    38

    うろ覚え

    0

    苦手

    0

    未解答

    0

    アカウント登録して、解答結果を保存しよう

    問題一覧

  • 1

    真核生物を選びなさい

    真菌, 原虫

  • 2

    長さの単位であるumは百万分の1mmで、原虫の大きさを表すのに使われる。

    いいえ

  • 3

    大きい順に正しく並んでいるものを選びなさい。

    原虫、真菌、細菌、ウィルス、プリオン

  • 4

    マラリア症の原因微生物の種類を選びなさい。

    原虫

  • 5

    以下の記述のうち、正しいものを選びなさい。

    真菌の病原性には、感染症のほか、中毒症やアレルギー疾患もある。, カンジタ症は真菌感染症である。, 真菌には菌糸型と酵母型がある。

  • 6

    細菌は単細胞からなる細胞性の微生物である。

    はい

  • 7

    細菌は真菌と同じで、染色体を核膜が包む「真核生物」である。

    いいえ

  • 8

    細菌の細胞質の中には、染色体の他、細菌の生存に必須ではない小さなDNA、”プラスミド”がある。

    はい

  • 9

    すべての細菌は、運動のための鞭毛と宿主細胞への接着に役立つ線毛を持っている。

    いいえ

  • 10

    グラム染色法で処理すると「グラム陰性菌はどうなるか

    赤色に染まる。

  • 11

    酸素があってもなくても増殖できる細菌を、なんと呼ぶのか

    通性嫌気性菌

  • 12

    細菌の内毒素とは、グラム陰性菌の細胞壁構成成分で、細菌が壊れて宿主の血中に放出される。

    はい

  • 13

    細菌が生産・分泌する外毒素について正しい記述を下からすべて選びなさい。

    ボツリヌス菌が生産するボツリヌス毒素は神経毒である。, 土壌中の破傷風菌芽胞が傷口から侵入し、体内で増殖して出す神経毒によって、日本でも毎年死者が出ている。, 黄色ブドウ球菌は、食中毒の原因となる腸管毒をはじめとし、様々な外毒素を産生する。

  • 14

    芽胞を形成する細菌をすべて選びなさい。

    ウェルシュ菌, ボツリヌス菌

  • 15

    真菌や細菌の遺伝子はDNAだが、ウィルスの遺伝子はDNAかRNAのどちらか一方である。

    はい

  • 16

    ウィルス遺伝子をカプシドというタンパク質の殻が包む構造は、様々なウィルスに共通である。

    はい

  • 17

    ウィルスの中には、カプシドの外側をエンベロープと呼ばれる多糖類の膜で覆われた種類もあり、これらは消毒薬に強い。

    いいえ

  • 18

    ウィルスは二分裂で増殖する。

    いいえ

  • 19

    ウィルスの感染性は一般に37℃程度で失われるが、エンベロープをもつものは熱に強いため、不活化のためには50℃~60℃で30分の処理が必要である。

    いいえ

  • 20

    培養細胞にウィルスが感染して増殖すると細胞の形態が変化(円形化、破壊など)することを何と呼ぶか。

    細胞変性効果

  • 21

    ウィルスが細胞に感染する最初のステップはなにか

    吸着

  • 22

    いわゆる「肝炎ウィルス」とは、肝炎を起こすウィルスの総称でA型からE型まで5種類知られているが、これらはすべてDNAウィルスであり、かつ、輸血などで感染する血液媒介性ウィルスである。

    いいえ

  • 23

    神経親和性ウィルスとは脳やせき髄などの中枢神経に感染し増殖するウィルスの総称である。次の中から代表的な神経親和性ウィルスをすべて選びなさい。

    日本脳炎ウイルス, デングウイルス

  • 24

    細菌は真菌と同じく、染色体を核膜が包む真核生物である。

    いいえ

  • 25

    すべての細菌は、栄養型から耐熱性の芽胞に変化できる。

    いいえ

  • 26

    大きい順に正しく並べろ

    原虫、真菌、細菌、ウイルス、プリオン

  • 27

    マラリア症の鯨飲微生物の種類は何か

    原虫

  • 28

    以下の記述のうち、正しいものをすべて選びなさい。

    真菌の病原性には、感染症のほか、中毒症やアレルギー疾患もある。, 真菌には菌糸型と酵母型がある。, カンジタ症は真菌感染症である。

  • 29

    細菌はグラム染色で2種類に大別できる。グラム陰性菌についてかけ

    グラム陽性菌は、細胞壁のペプチドグリカンが薄く、脂質よりなる外膜を持ち、グラム染色では一度脱色されたのち、赤〜ピンク色に染まる。

  • 30

    細菌が生産・分泌する外毒素について、、正しいものをすべて選びなさい。

    ボツリヌス菌が生産するボツリヌス毒素は神経毒である。, 土壌中の破傷風菌芽胞が傷口から侵入し、体内で栄養型になり、増殖して出す神経毒によって、日本でも毎年死者が出ている。, 黄色ブドウ球菌は、食中毒の原因となる腸管毒をはじめとし、様々な外毒素を産生する。

  • 31

    ウイルスは二分裂で増殖する。

    いいえ

  • 32

    アルボウィルスとは、蚊やダニなど節足動物が媒介するウィルスの総称である。次の中から代表的なアルボウィルスをすべて選びなさい。

    日本脳炎ウイルス, デングウイルス, 黄熱ウイルス

  • 33

    神経親和性ウィルスとは脳やせき髄などの中枢神経に感染し増殖するウィルスの総称である。次の中から代表的な神経親和性ウィルスをすべて選びなさい。

    ポリオウイルス, 日本脳炎ウイルス, 狂犬病ウイルス

  • 34

    微生物検査のうち、臨床現場で使われる基本的な検査には形態学的検査があり、核酸を抽出して分析する遺伝子検査は高価な設備を必要とするため、実施できる施設が限定される。

    はい

  • 35

    ギムザ染色は、原虫の検査に使われる。

    はい

  • 36

    真菌の検査では、病巣部から得た材料を直接観察することが重要であり、細菌と同じようにグラム染色を行うが、真菌はすべてグラム陽性である。

    はい

  • 37

    細菌や真菌の形態学検査は電子顕微鏡で行う。

    いいえ

  • 38

    真菌の培養にサブロー培地を使うのは、サブロー培地には細菌が生えにくいからである。

    はい

  • 39

    感染症の診断における微生物検査法の中で、免疫反応を活用したものをすべて選びなさい。

    結核菌の感染をみるためのツベルクリン反応, コロナ感染をみるイムノクロマト法

  • 40

    感染症の診断における微生物検査の中で、患者側の生体反応を活用したものをすべて選びなさい。

    血清診断法, 細胞性免疫診断法

  • 41

    血清診断法においては、過去に接種したワクチンによる反応である可能性を考慮しなくてはならない。

    はい

  • 42

    次の中から、細菌検査における分離培養の「デメリット」と考えられるものをすべて選びなさい。

    時間がかかる, 生菌を扱うので、菌によってバイオセキュリティの問題が生じる

  • 43

    感染症の広がりを表す表現のうち、特定の地域で感染が繰り返し、根付いている状況をXXという。

    エンデミック

  • 44

    病原性を持つ微生物がヒトや動物の「体内に侵入すること」を感染という。

    いいえ

  • 45

    ヒトからヒトへ、もしくはヒトと動物の間で広がり易い感染症を「伝染病」という。

    はい

  • 46

    次にあげる単語のうち、水平感染に分類されるものをすべて選びなさい。

    飛沫感染, 接触感染, 食中毒

  • 47

    ヒトが感染症の感染源になるのは、発症している場合だけである。

    いいえ

  • 48

    次のうち、近年、患者数が特に多い食中毒の原因微生物を3つ選びなさい。

    ノロウィルス, カンピロバクター, ウェルシュ菌

  • 49

    病原体を含む唾液などの飛沫を直接吸い込むことによる感染を空気感染という。

    いいえ

  • 50

    一部の細菌がもつ線毛やウィルス粒子のエンベロープタンパク質は、これらの微生物が宿主細胞に結合・吸着するための働きをし、感染の成立に重要な役割を持つ。

    はい

  • 51

    日和見感染とは、健康な人には無害な微生物による感染のことを言う。

    はい

  • 52

    次のうち、外因性感染の例をすべて選びなさい。

    ボツリヌス菌に汚染された「いずし」を食べて食中毒を起こした。, インフルエンザに罹った友人を見舞って、一緒にテレビを見て過ごしたら、自分もインフルエンザにかかってしまった。, ネコノミにさされたら、ネコひっかき病を発症してしまった。

  • 53

    遅発性感染とは、症状がでるまで数年以上の長い潜伏期間を要する感染症を指し、代表的なものとしてクロイツフェルトヤコブ病など、プリオンによる感染症が知られている。

    はい

  • 54

    感染症法は伝染病予防法などいくつかの関連法を廃止・統合して1999年にできた、感染症の発生に対して、蔓延を防止するためにどのように対処するかを定めた法律である。

    はい

  • 55

    免疫反応は、常に生体を守る働きをしてくれる。

    いいえ

  • 56

    免疫系を刺激して免疫応答を起こす非自己物質の総称をXXという。

    抗原

  • 57

    免疫担当細胞は、血液細胞のうち、白血球のグループに所属し、すべて骨髄で産生される。

    はい

  • 58

    自然免疫といわれる生体反応をすべて選びなさい。

    好中球による細菌等の異物の貪食, 唾液や鼻水に含まれる酵素リゾチームによる細菌の細胞壁の分解

  • 59

    抗原提示細胞について、正しい記述をすべて選びなさい。

    異物を貪食・分解してその断片を自己の細胞表面に提示する細胞で、自然免疫から獲得免疫への橋渡しを担う。, 代表的な抗原提示細胞は、マクロファージと樹状細胞である。

  • 60

    自然免疫には、食細胞による貪食が含まれる、食細胞をすべて選びなさい。

    好中球, マクロファージ

  • 61

    アナフィラキシーショックとは即時型アレルギーの一種である。反応に関与する抗体または細胞をえらびなさい。

    IgE

  • 62

    予防接種法について、正しいものを選びなさい。

    予防接種法に定める予防接種は、伝染病の発生やまん延を防ぐために公衆衛生上の見地から実施するもので、接種による健康被害の救済措置も規定されている。, 予防接種法には定期接種のほかに、緊急の必要性に対する臨時接種の規定があり、これに基づき、2021年から新型コロナウィルスの予防接種が行われた。

  • 63

    不活化ワクチンは、生ワクチンと異なり、生きた微生物を接種するわけではないので感染のリスクはないが、免疫応答が弱いので追加接種が必要である。

    はい

  • 64

    ワクチンの副反応には、生ワクチンによる感染や製造工程での混入物によるアレルギー反応などがある。

    はい

  • 65

    胸腔や腹腔などの体腔や血管には通常は微生物はいない。

    はい

  • 66

    腸管内や皮膚、粘膜など生体にもともと存在する微生物によっておこる感染を総称してXXという。

    内因性感染

  • 67

    皮膚の常在菌について正しい記述をすべて選びなさい。

    アクネ菌は毛穴や皮脂腺に常在する偏性嫌気性菌で、増殖するとニキビの原因になる。, 表皮ブドウ球菌やアクネ菌は皮脂を分解する酵素をもち、脂肪酸を産生することから、表皮を弱酸性に保ち、他の病原菌の増殖を阻害する効果がある。

  • 68

    次のうち、う蝕(虫歯)の原因となる口腔内細菌を選びなさい。

    ミュータンス菌

  • 69

    消化管の常在菌について正しい記述をすべて選びなさい。

    ヒトの腸内細菌叢は約1000種類の細菌からなり、その重さは1キロ以上である。, ヘリコバクター・ピロリ菌はアンモニアを産生し、胃酸を中和するので胃の中で増殖できる胃の常在菌である。

  • 70

    鼻腔、咽頭・上気道の常在菌について、正しい記述をすべて選びなさい。

    黄色ブドウ球菌は食塩耐性があり、塩分の高い鼻水にさらされても増殖できるため、鼻腔粘膜に常在している。, MRSAとは多くの抗菌薬に耐性となった黄色ブドウ球菌で、院内感染の原因菌として重要である。

  • 71

    抗菌スペクトルの広い(様々な菌に効果がある)抗菌薬を経口投与すると、抗菌薬に感受性をもつ常在菌が死滅し、それまでわずかしか存在していなかった細菌が増殖し、優勢をしめる現象、XXXが起きる。

    誤嚥性肺炎は口腔内常在菌が食物とともに誤って気道に入ることで生じる異所感染症で、高齢者の肺炎の主要な原因である。, カンジタは、皮膚、口腔内、腸管内、膣などに広く常在する真菌であり、血中に入ると様々な臓器に深在性カンジタ症をおこす。, 鼻腔・咽頭の常在菌であるインフルエンザ菌が粘膜の傷から血中に入ると、髄膜炎を起こすことがある。

  • 72

    ヘルペスウィルスについて、正しい記述をすべて選びなさい。

    ヘルペスウィルスは、エンベロープを持つDNAウィルスである。, ヒトヘルペスウィルスは数種類あるが、初感染後、親和性のある組織に潜伏し、免疫力が落ちたときに回帰感染を起こすという特徴がある。, サイトメガロウィルスの初感染は、無症状が多いが、妊婦が初感染した場合は、経胎盤感染した胎児に先天的な奇形が生じることがある。, 水痘ウィルスの回帰感染の症状が特に50代以降に発症しやすい帯状疱疹であり、任意のワクチン接種がある。

  • 73

    XXによる腸炎はアジアやアフリカを中心に依然流行している、米のとぎ汁様の下痢を特徴とする経口感染症だが、上水道が整備された現在の日本ではほとんど発生していない。

    コレラ菌

  • 74

    食中毒を起こす微生物について正しい記述をすべて選びなさい。

    カンピロバクターはグラム陰性らせん菌で、家畜の腸内の常在菌であるため、加熱不十分な鶏肉などに付着して感染型の食中毒を起こす。, 皮膚の常在菌である黄色ブドウ球菌が産生する外毒素は例外的に耐熱性であるため、毒素は食品を加熱しても不活化されず、喫食後数時間で嘔吐や腹痛などの症状を呈する。, 腸炎ビブリオは、海産性生魚類の生食を好む日本に多い食中毒の原因菌である。魚の輸送技術の発達により、近年、食中毒の発生は減っている。

  • 75

    腸管出血性大腸菌について正しい記述をすべて選びなさい。

    腸管に病原性を持つ大腸菌の一つであり、菌数が100個程度と少なくても感染を起こすことが知られている。 , 細胞壁の外膜の構造の違いにより多様な抗原性をもつ。これをO型と呼び菌の分類に利用している。, 病原大腸菌の中でも、特に重篤な症状を起こす菌で、ベロ毒素を産生して出血性の腸炎を起こし、溶血性尿毒症症候群により死に至る場合もある。 

  • 76

    XX法は、食品や調理器具等に起因して中毒した患者等を診断した医師は、24時間以内に最寄りの保健所長にその旨を報告しなくてはならないと定めている。

    食品衛生法

  • 77

    近年、日本で最も患者数の多い食中毒の原因微生物はノロウィルスであり、二番目に多いのはXXである。

    ウェルシュ菌

  • 78

    肝炎ウィルスとは、肝炎を起こすウィルスの総称であり、5種類が知られている。このうち、経口感染し、消化器症状を起こすものをすべて選びなさい。

    A型肝炎ウイルス, E型肝炎ウイルス

  • 79

    何らかの感染症の後に発症することの多い、手足のしびれや麻痺に始まる難病。カンピロバクターによる食中毒の後に起こることが知られている。

    ギランバレー症候群

  • 80

    皮膚や軟部性組織に病変を起こす細菌感染症について、正しいものをすべて選びなさい。

    皮膚に細菌が侵入すると好中球が感染部位に向かい、たんぱく分解酵素などを産生して感染した組織を融解することで化膿巣ができる。, 咽頭の常在菌である化膿レンサ球菌は、黄色ブドウ球菌とともに、伝染性膿痂疹や毛嚢炎の原因となる。また、全身の発疹や「いちご舌」を特徴とする猩紅熱の原因でもある。, 緑膿菌は偏性好気性菌で、皮膚や消化管に常在し、環境中にも存在する病原性の低い菌であるが、じゅく瘡から分離されるなど院内での日和見感染では注意を要する。 

  • 81

    皮膚に水疱や疣(いぼ)をつくるウィルスについて正しい記述をすべて選びなさい。

    ヘルパンギーナは乳幼児で発熱、咳のほか、口腔内の水疱性発疹を主兆とする感染症で、コクサッキーウィルスやエコーウィルスなどピコルナウィルス科のウィルスによる。, パピローマウィルスには多数の遺伝子型があり、病原性が異なる。皮膚型と粘膜型のうち、粘膜型には発がん因子をもつものもある。 , 伝染性軟属腫ウィルスは、いわゆる「みずいぼ」の原因で、直接接触だけでなく、タオルの共用でも伝染する。

  • 82

    性感染症の主要な原因微生物をすべて選びなさい。

    梅毒トレポネーマ, ヒトパピローマウィルス, ヒト免疫不全ウィルス

  • 83

    性感染症の原因微生物であるクラミジアトラコマティスについて正しい記述をすべて選びなさい。

    日本で最も多い性感染症の原因微生物で、偏性細胞内寄生性細菌である。, 産道感染により、新生児に結膜炎や肺炎を生じることがある。

  • 84

    血液を介して感染する微生物について正しいものを3つ選びなさい。

    B型肝炎ウィルスとC型肝炎ウィルスは血液を介して感染し、肝臓がんの原因となる。, B型感染ウィルスは過去に集団予防接種時の注射器の連続使用により多くの感染者が出たことから、法的に救済措置が定められた。, ヒト免疫不全ウィルスは、輸血血液のスクリーニングや非加熱血液製剤の使用取りやめにより、血液を介した感染は大きく減少した。

  • 85

    尿中に排泄される微生物であることから、先天性XX感染症の診断は、生後間もない新生児の尿中のXXの核酸の検出検査により行う。

    サイトメガロウイルス

  • 86

    サルモネラ属菌について正しい記述をすべて選びなさい。

    サルモネラ属の菌は家畜の腸管に存在する。, サルモネラ属の菌には便や尿から経口感染し、全身感染症を起こす敗血症型の腸チフス菌やパラチフス菌がある。

  • 87

    尿路感染症について正しい記述をすべて選びなさい。

    尿路感染症は肛門付近に付着している腸から排出された微生物が尿道から上行性に侵入するため、肛門と尿道口が近い女性の方が多い。, 大腸菌と緑膿菌は線毛などにより尿の流れに逆らって組織に定着し、尿路感染症を起こすことがある。

  • 88

    涙から排出される微生物やその感染症について、正しい記述をすべて選びなさい。

    淋菌やクラミジアは新生児では産道感染して結膜炎を起こす。, 麻疹ウィルスは全身性の感染症を起こし、涙液からも排出されることが知られている。

  • 89

    結膜炎を起こすウィルスのうち、咽頭結膜炎を起こし、小児の「プール熱」の原因となるものを選びなさい。

    アデノウイルス

  • 90

    乳汁から排泄されることがわかっているため、感染している母親は授乳を避けるべきとされるウィルスをすべて選びなさい

    ヒトT細胞白血病ウィルス, サイトメガロウィルス

  • 91

    上気道は大気中の微生物が侵入するため感染症を生じやすいが、かぜ症候群など上気道感染症の主な原因微生物の多くはXXである。

    ウイルス

  • 92

    気道の感染症について正しい記述をすべて選びなさい。

    RSウィルスは乳幼児の下気道感染症の原因となる。, かぜ症候群の患者に対し、原因となる病原微生物の検査をせずに抗生物質を処方することは控えるべきである。

  • 93

    細菌性の気道感染症について、 正しいものをすべて選びなさい。

    インフルエンザ菌は、菌の外側を覆う莢膜の抗原性の違いにより複数の型に分類され、病原性が強いb型は乳幼児の髄膜炎の原因になる。, レジオネラ属の細菌は噴水や風呂の水など環境中に存在し、細かい水滴(エアロゾル)とともに吸い込むことで感染し、肺炎を起こす。

  • 94

    肺結核とその原因菌について、正しい記述をすべて選びなさい。

    結核菌は乾燥や消毒、紫外線に抵抗性があり、空気中に浮遊して生存できるので、飛沫核感染によって気道に侵入し、肺胞まで到達する。, 結核菌は血液やリンパの流れにのって全身各所に移動することがあり、脊椎に移行した場合には、背骨に痛みを感じる脊椎カリエスを発症し、悪化すると背骨が曲がったり麻痺が出たりする。

  • 95

    気道を侵入門戸とする全身性感染症のうち、予防接種法の対象として定期接種の努力義務が課されているものをすべて選びなさい。

    三日はしか, はしか

  • 96

    選択肢に示された微生物のうち、髄膜炎の原因と「ならないもの」はどれか。

    クリプトスポリジウム

  • 97

    脳炎を起こすウィルス感染症について正しい記述をすべて選びなさい。

    麻疹ウィルスに感染した場合、後遺症として脳炎を起こす場合があり、予防のため、生ワクチン接種の努力義務がある。, 麻疹ウィルスは感染の数年後に亜急性硬化性全脳炎を起こすことがあり、この場合は致命的である。, 狂犬病はRNAウィルスによる人獣共通感染症で、ウィルスは神経性に脳まで数週間かけて伝播するので、暴露後に即座にワクチン接種を開始すれば発症を抑えられる可能性が高い。

  • 98

    アルボウィルスとは、蚊やダニの中で増殖し、吸血の際にヒトに侵入するウィルスの総称であり、脳炎を起こす。下記の病原体のうち、アルボウィルスのグループに入るものをすべて選びなさい。

    日本脳炎ウィルス, 黄熱ウイルス, デング病ウイルス

  • 99

    破傷風について正しい記述をすべて選びなさい。

    破傷風菌は芽胞形成菌で、その芽胞は世界中の土壌に存在する。, 芽胞が傷口から侵入し、増殖する際に産生する神経毒が血流で全身に回り、筋のけいれんや硬直が起こる。, 破傷風のワクチンは、毒素を抗原としたトキソイドワクチンである。