問題一覧
1
生物を自然環境に合致させる遺伝子の性質を( )という。
適応
2
環境によって引き起こされる個体の反応を( )という。
順応
3
ホメオスタシスの経路は( )により制御されている。
負のフィードバック
4
陸生動物は、生育に適した体温を維持するために熱を獲得したり捨てたりする必要がある。この熱の収支のプロセスを( )とよぶ。
体温調節
5
体内で生産された熱によって体温を維持する動物は( 1 )、体温を外部環境に依存して調節する動物は( 2 )とよばれる。
内温動物, 外温動物
6
内温動物の主たる熱源は、体内で色んな分子の代謝によって得られる( )である。
代謝熱
7
動物は( 1 )、( 2 )、( 3 )により熱を外界と交換することができ、これは空気の動き(( 4 ))により促される。
伝導, 放射, 蒸発, 対流
8
( 1 )や( 2 )による熱の移動は高温部から低温部への一方向にのみに生じるため、これらによる冷却は、気温が体温よりも低い場合にのみ有効である。これに対して( 3 )による冷却は、気温が体温より高い場合にも可能である。
伝導, 放射, 蒸発
9
体液組成がほとんど海水と等しいため、水分や資質のホメオスタシスにほとんどのエネルギーを消費する必要がない動物は( )に分類される。
浸透圧順応型動物
10
体液中の水分、塩類濃度は海水とは異なる値に維持されている動物は( )に分類される。
浸透圧調節型動物
11
生体内での代謝過程で、動物にとって有害な分子ができてしまうこともある。例えば、タンパク質の過程で生成される( 1 )は有害であるため、ヒトの場合は( 2 )に変換して内外へ排泄する。
アンモニア, 尿素
12
脊椎動物では泌尿器系の中心となる( )が水分および溶質のホメオスタシスを担っている。
腎臓
13
腎臓は血液を濾過して老廃物や余分な塩分を( 1 )として体の外へ排出し、また、体に必要なものは( 2 )し、体内に留めるはたらきをしている。
尿, 再吸収
14
ホルモンは特殊な細胞により産生されるシグナル分子であり、体液を通して標的細胞の( )に結合し、細胞の活動を調節する。
受容体
15
内分泌細胞は組織化されて( )とよばれる独立した器官を形作るのも多い。
内分泌腺
16
ホルモンは高い( )と高い結合力をもって標的に結合するので、少量でも効果を示すことができる。
特異性
17
内分泌シグナルの1つの機能は、( )を維持することである。
ホメオスタシス
18
近距離で作用し、拡散のみによって数秒もしくは数ミリ秒以内に標的細胞に達する分子の( )は、多くの細胞が生産し、多種多様な生理的過程を調節する。
局所調節因子
19
分泌された分子は局所的に拡散し、隣接する細胞に反応を引き起こす( 1 )と、分泌した細胞の反応を引き起こす( 2 )がある。
パラクライン型シグナル伝達, オートクライン型シグナル伝達
20
腎臓機能の水バランスに重要な抗利尿ホルモンは( )の一種で、神経分泌細胞とよばれる特殊なニューロンが分泌する。
神経ホルモン
21
アミノ酸由来のホルモンで、インスリン、グルカゴン、成長ホルモンなどは( )に分類される。
ペプチドホルモン
22
コレステロール由来のホルモンで、副腎皮質ホルモン、性腺ホルモンなどは( )に分類される。
ステロイドホルモン
23
副腎髄質ホルモンの( )やノルアドレナリンはアミノ酸誘導体由来のアミン型ホルモンに分類される。
アドレナリン
24
ホルモンは受容体が細胞外、細胞内にかかわらず、単独、複数、あるいは多数の( )の発現の変化を誘起する。
遺伝子
25
膵臓は消化液を産生することに加え、( )とよばれる内分泌細胞の集団を内包している。
ランゲルハンス島
26
ランゲルハンス島で合成され放出される( )は、血液から速やかにグルコースを取り込むよう、細胞を刺激する。
インスリン
27
ランゲルハンス島で合成され放出される( )は、細胞内の貯蔵庫からグルコースを放出させるよう、標的細胞を誘導するホルモンである。
グルカゴン
28
副腎から放出される( 1 )と( 2 )は、体のストレス状況や緊急事態の警告を伝える脳からの神経信号に応答して放出される。
アドレナリン, ノルアドレナリン
29
甲状腺から放出される( )は、骨への貯蔵を促進することや、腎臓での再吸収を抑えてより多くのカルシウムを尿に排出することで血液からカルシウムを除去する。
カルシトニン
30
副甲状腺から放出される( )は、骨からのカルシウム放出を促進することや、腎臓でのカルシウムの再吸収を増やすことで、尿へと排出されるカルシウムを減らすことで血液へカルシウムを補充する。
副甲状腺ホルモン
31
脳下垂体が産生する( )は、動物がどの時期にどの程度成長するかといった長期にわたるプロセスの調節を行う。
成長ホルモン
32
生殖腺(精巣、卵巣)は( 1 )、( 2 )、( 3 )の三つのおもなホルモンを生産している。
エストロゲン, プロゲステロン, アンドロゲン
33
ヒトは思春期に、生殖腺が盛んに( )を生産するようになり、性的に成熟した成人へと移行する。
性ホルモン
34
それぞれの細胞骨格は( )タンパク質が構成単位となっている。
異なる
35
外力から細胞を守っている細胞骨格は( )である。
中間径フィラメント
36
細胞内膜を秩序よく保つ役割をしている細胞骨格は( )である。
微小管
37
中間径フィラメントは( )から細胞内に伸びている。
デスモソーム
38
微小管には極性があり、( )が中心体に埋め込まれて安定化している。
マイナス端
39
細胞の運動に関与する( )は極性をもっている。
アクチンフィラメント
40
アクチンフィラメントは動物細胞が分裂するとき、( )を形成して細胞質を2つにくび切る。
収縮管
41
病気の元凶となる物質は( 1 )とよばれ、病原体に感染した個体を( 2 )という。
病原体, 宿主
42
病原体がその遺伝物質に( )を蓄積させると、遺伝的に異なった新しい系統へと進化することもある。
変異
43
第一防御線は物理的距離化学的バリアでろ皮膚ら肺、消化管には( )という短いペプチドが分泌されており、多くの種類の細菌や脂質の膜をもつウイルスの膜に孔を開けて破壊する。
デフェンシン
44
外的防御も自然免疫系も、( )な病原体に対する応答である。
非特異的
45
食細胞は( 1 )によって病原体を飲み込みファゴリソソーム内で破壊するが、食細胞が消化できない病原体については( 2 )して他の細胞から隔離する。
食作用, 封入
46
病原体が侵入したり、物理的・化学的な作用により負傷したために、体の細胞が刺激され、傷付くと、傷自体の直接作用、もしくは化学シグナルを介した刺激により、( )が活性化される。
肥満細胞
47
活性化した肥満細胞は、ヒスタミンのほか( )という名で一括される多様なタンパク質小分子をはじめとするさまざまな警告シグナル分子を放出する。
サイトカイン
48
活性化した食細胞はサイトカインなどの化学物質を放出し、これが( )の合成を刺激する。( )は視床下部を刺激することで体幹温度の設定値を平均値である37℃より高くする。
プロスタグランジン
49
一群の病原体認識タンパク質である( )は連鎖的に活性化することで、抗原の細胞膜に小さな穴を空けて死滅させる。
補体
50
ウイルスに感染した細胞は( )を放出し、周囲にある細胞の細胞膜に結合して、その細胞へのウイルスの侵入と感染を防ぐためにウイルスを妨害する。
インターフェロン
51
インターフェロンによって呼び寄せられた( )は、ウイルスタンパク質などの外来タンパク質によって標識された細胞膜をもつ細胞をすべて破壊する。
ナチュラルキラー細胞
52
適応免疫に重要な役割を担っている白血球の一種の( )は、侵入した病原体のなかでも特定の種や系統に対してだけ特異的応答を開始する。
リンパ球
53
骨髄にある幹細胞から派生し発達した未成熟リンパ球は、骨髄で( 1 )へと成熟し、胸腺で( 2 )へと成熟する。
B細胞, T細胞
54
リンパ球は抗原を認識して活性化すると、( )により活性化したリンパ球はすばやく分裂増殖して、同じ特定抗原を標的とした同一のコピー細胞がたくさんつくられる。
クローン選択
55
B細胞は( )を産生し分泌し、それを利用して侵入者を攻撃する。
水溶性タンパク質
56
B細胞は( 1 )で活躍し、T細胞は感染細胞を1体1で攻撃する( 2 )で活躍する。
抗体性免疫, 細胞性免疫
57
T細胞は、他の免疫系細胞の先導役である( 1 )と、感染した細胞を攻撃する( 2 )という二つの主なエフェクター細胞グループにわけることができる。
ヘルパーT細胞, 細胞傷害性T細胞
58
抗原に対する抗体が、外界から受取ったものではなく自分自身の体で生産される場合、特定の病原体に対する( )が獲得される。
能動免疫
59
ワクチンは( )を含む製剤からできていて、( )の由来となった病原菌に対する将来の感染を予防するために投与される。
抗原
60
( )は、自分自身でつくられたものではない抗体を受取ることで得られる免疫である。
受動免疫