問題一覧
1
CLLの治療におけるFCRレジメンで用いられる薬剤は、フルダラビン、Chlorambucil、リツキシマブである。
誤り シクロホスファミド
2
CLLの治療におけるChlorambucilベースのレジメンについて、正しいものを一つ選びなさい。 1.Chlorambucilは、抗CD20モノクローナル抗体と併用して使用されることがある 2.Chlorambucilは、frailな患者には使用されない 3.Chlorambucilは、微小管阻害剤である 4.Chlorambucilは、日本及び海外で承認されている
1.Chlorambucilは、抗CD20モノクローナル抗体と併用して使用されることがある
3
シクロホスファミドは、DNA合成を阻害するプリンアナログである
誤り フルダラビンのこと、シクロホスファミドはDNA損傷を誘発するアルキル化剤
4
空欄に当てはまるものを、次のうちから一つ選びなさい。 リツキシマブを投与された患者の( )にinfusion reactionが報告されている 1.約30% 2.約50% 3.約90% 4.約70%
3.約90%
5
infusion reactionの症状として、正しいものをすべて選びなさい。 1.掻痒 2.頭痛 3.発熱 4.血管浮腫
1.掻痒 2.頭痛 3.発熱 4.血管浮腫
6
リツキシマブは、CDC及びADCCなどの機序を通して、B細胞の破壊を誘発する。
正しい
7
CLL10試験について、正しいものを一つ選びなさい。 1.BR群、FCR群ともに9サイクル実施した 2.BR群、FCR群ともに、1サイクルは28日間であった 3.17p欠失を伴う未治療CLL患者が対象の試験である 4.BR群では、ベンダムスチンを各サイクルの1‐3日目に静脈内投与した
2.BR群、FCR群ともに、1サイクルは28日間であった 両群とも6サイクル実施、17p欠失例は除外、BR群のBは1,2日目に静注
8
CLL10試験におけるBR、FCR両群のサイクル2-6のリツキシマブの投与量について、正しいものを一つ選びなさい。 1.375mg/m2を1日目に投与 2.500mg/m2を1日目と2日目に投与 3.375mg/m2を1日目と2日目に投与 4.500mg/m2を1日目に投与
4.500mg/m2を1日目に投与
9
CLL10試験におけるIGHV非変異の患者の割合は、BR群よりFCR群の方が多かった。
誤り FCR群よりBR群の方が多かった
10
CLL10試験のPFSの解析結果について、正しいものを一つ選びなさい。 1.65歳以下の患者のPFSでは、FCR群とBR群で有意差は認められなかった 2.65歳超の患者のPFSでは、FCR群とBR群で有意差は認められなかった 3.全患者のPFSでは、FCR群とBR群で有意差は認められなかった 4.全患者のPFSでは、BRのFCRに対する非劣性が検証された
2.65歳超の患者のPFSでは、FCR群とBR群で有意差は認められなかった
11
CLL10試験において、BR群よりもFCR群の方が発現率が高かったGrade3以上の有害事象として、正しいものをすべて選びなさい。 1.白血球減少症 2.好中球減少症 3.感染症 4.血小板減少症
1.白血球減少症 2.好中球減少症 3.感染症 4.血小板減少症
12
CLL10試験の結果より、BR療法はFCR療法よりも有意に優れ、FCR群の有害事象の発現率が高かったことから、BR療法が未治療CLL患者の治療選択肢として支持されると結論づけられている。
誤り BR療法はFCR療法よりも有効性は劣るものの、65歳超ではPFSに有意差がなかったこと、FCR群のAE発現率が高かったことから、BR療法も高齢患者における治療選択肢として支持される可能性があると結論あり
13
オビヌツズマブは、CD20を標的とするモノクローナル抗体である。
正しい
14
オビヌツズマブに関する臨床試験として、正しいものを一つ選びなさい。 1.Alliance 2.HELIOS 3.CLL11 4.RESONATE
3.CLL11 Alliance、HELIOS、RESONATEはすべてイブルチニブ
15
CLL11試験の対象患者として、誤っているものを一つ選びなさい。 1.未治療 2.CD20陽性 3.Binet病期分類A~C 4.併存疾患なし
4.併存疾患なし CLL11試験は併存疾患を有する患者が対象
16
CLL11試験におけるオビヌツズマブ、リツキシマブの投与について、正しいものを一つ選びなさい。 1.リツキシマブは、1-6サイクル目でそれぞれ1日目に投与する 2.1サイクルは、14日間としている 3.オビヌツズマブは、サイクル1の1日目は900mg、2日目に100mgを投与する 4.オビヌツズマブは、1サイクル目は1-3日目に投与する
1.リツキシマブは、1-6サイクル目でそれぞれ1日目に投与する 1サイクルは28日、オビヌツズマブのサイクル1の1日目は100mg、2日目に900mgを投与、オビヌツズマブは1サイクル目は1,8,15日目
17
CLL11試験の主要評価項目として正しいものを一つ選びなさい。 1.ORR 2.治験担当医師によるPFS 3.IRC評価によるPFS 4.OS
2.治験担当医師によるPFS
18
CLL11試験におけるPFSの解析結果について、正しいものを一つ選びなさい。 1.Chlorambucil群と比較して、オビヌ+Chlorambucil群、リツキシマブ+Chorambucil群はいずれも有意にPFSを延長した 2.Chlorambucil群と比較してオビヌツズマブ+Chlorambucil群、リツキシマブ+Chlorambucil群はいずれも有意さが認められなかった 3.Chlorambucil群と比較してオビヌツズマブ+Chlorambucil群は有意差が認められなかったが、リツキシマブ+Chlorambucil群は有意にPFSを延長した
1.Chlorambucil群と比較して、オビヌ+Chlorambucil群、リツキシマブ+Chorambucil群はいずれも有意にPFSを延長した
19
空欄にあてはまる組み合わせを、次のうちから一つ選びなさい。 CLL11試験における治験担当医師評価によるPFS中央値(解析2)は、オビヌツズマブ+Chlorambucil群が( a )、リツキシマブ+Chlorambucil群が( b )であった。 1.a 26.7ヶ月、b:15.2ヶ月 2.a 16.2ヶ月、b:26.7ヶ月 3.a 20.7ヶ月、b:7.0ヶ月 4.a 7.0ヶ月、b:20.7ヶ月
1.a 26.7ヶ月、b:15.2ヶ月
20
CLL11試験では、リツキシマブ+Chlorambucil群よりもオビヌツズマブ+Chlorambucil群の方がinfusion reactionの発現率が高かった
正しい
21
CLL11試験は、Chlorambucil単剤投与、オビヌツズマブ+Chlorambucil併用投与、リツキシマブ+Chlorambucil併用投与を比較した臨床試験である。
正しい
22
空欄に当てはまる組み合わせを、次のうちから一つ選びなさい。 ACE-CL-001試験の結果、不耐容と関連するイブルチニブ関連有害事象61件のうち、アカラブルチニブの投与によって( a )が再発せず、( b )がより低グレードで再発した。 1.a:92%、b:3% 2.a:72%、b:13% 3.a:13%、b:72% 4.a:3%、b:92%
2.a:72%、b:13%
23
ACE-CL-001試験において、アカラブルチニブの投与中、最も高頻度に発現したAEは、下痢、頭痛および咳嗽であった。
正しい
24
ACE-CL-006試験は、アカラブルチニブとイブルチニブを比較した試験である。
正しい
25
ACE-CL-309/ASCEND試験におけるアカラブルチニブの用法用量として、正しいものを一つ選びなさい。 1.100mgを1日2回経口投与 2.50mgを1日1回経口投与 3.50mgを1日2回経口投与 4.100mgを1日1回経口投与
1.100mgを1日2回経口投与
26
ACE-CL-309/ASCEND試験の主要評価項目は、治験担当医師評価によるPFSである。
誤り IRC評価によるPFS
27
ACE-CL-309/ASCEND試験における被験者の選択基準として、正しいものを一つ選びなさい。 1.総ビリルビン値が基準値上限の1.5倍以下である患者 2.放射線又は毒素結合抗体療法による前治療を受けた患者 3.治験薬の初回投与から6ヶ月以内の同種幹細胞移植又は自家移植を受けた患者 4.リンパ腫/白血病による中枢神経系浸潤がある患者
1.総ビリルビン値が基準値上限の1.5倍以下である患者
28
ACE-CL-309/ASCEND試験におけるアカラブルチニブ群の年齢中央値として、正しいものを一つ選びなさい。 1.68歳 2.58歳 3.48歳 4.78歳
1.68歳
29
ACE-CL-309/ASCEND試験において、アカラブルチニブ群では、IGHV変異を有する患者が半数以上あった。
誤り IGHV変異ありは、アカラブルチニブ群で21.3%、IR/BR群で16.8%
30
空欄に当てはまる組み合わせを、次のうちから一つ選びなさい。 ACE-CL-309/ASCEND試験において、アカラブルチニブ群のIRC評価によるPFS中央値は( a )、idelalisib+リツキシマブ/ベンダムスチン+リツキシマブ(IR/BR)群のIRC評価によるPFS中央値は( b )であった。 追跡期間中央値はアカラブルチニブ群で16.1ヶ月、IR/BR群で15.7ヶ月 1.a:19.6ヶ月、b:12.5ヶ月 2.a:未到達、b:16.5ヶ月 3.a:未到達、b:12.5ヶ月 4.a:19.6ヶ月、b:16.5ヶ月
2.a:未到達、b:16.5ヶ月
31
ACE-CL-309/ASCEND試験において、アカラブルチニブはIR,BRいずれのレジメンと比較しても有意にIRC評価によるPFSを延長した。
正しい
32
17p欠失/TP53変異ありの高リスク患者グループにおける、IRC評価によるPFSの有意な延長は認められなかった。
誤り
33
ACE-CL-309/ASCEND試験のIRC評価によるIGHV変異別PFSの解析の結果、アカラブルチニブ群のidelalisib+リツキシマブ/ベンダムスチン+リツキシマブ(IR/BR)群に対するハザード比は、0.32であった。
正しい
34
ACE-CL-309/ASCEND試験において、アカラブルチニブ群はidelalisib+リツキシマブ/ベンダムスチン+リツキシマブ群と比較して、治験担当医師評価によるPFSを有意に延長した。
正しい
35
空欄に当てはまるものを、次から一つ選びなさい。 ACE-CL-309/ASCEND試験における、IRC評価による12ヶ月時点でのPFSのKaplan-Meier点推定値率は、アカラブルチニブ群( a )%、idelalisib+リツキシマブ群/ベンダムスチン+リツキシマブ群( b )%であった。 1.a:79.0、b:38.6 2.a:96.1、b:93.9 3.a:87.8、b:68.0
3.a:87.8、b:68.0
36
空欄に当てはまるものを、次から一つ選びなさい。 ACE-CL-309/ASCEND試験における、18ヶ月時点でのTTNTのKaplan-Meier点推定値は、アカラブルチニブ群で( )%であった 1.84.9 2.64.9 3.94.9 4.74.9
1.84.9
37
ACE-CL-309/ASCEND試験における、有害事象発現率は、アカラブルチニブ群で93.5%、IR群99.2%、BR群80.0%であった。
正しい
38
ACE-CL-309/ASCEND試験におけるアカラブルチニブ群の投与中止に至った有害事象の発現頻度として、正しいものを一つ選びなさい。 1.10.4% 2.28.6% 3.3.9% 4.17.1%
1.10.4%
39
ACE-CL-309/ASCEND試験において、アカラブルチニブ群で発現したGrade3以上の有害事象で、最も発現率が高かったものを選びなさい。 1.好中球減少症 2.貧血 3.下痢 4.頭痛
1.好中球減少症
40
ACE-CL-309/ASCEND試験において、アカラブルチニブ群の有害事象の初回発現時期で有害事象の発現率が最も高かったのは3‐6ヶ月であった。
誤り 0-3ヶ月
41
ACE-CL-001試験の対象は、イブルチニブ抵抗性のR/R CLL/SLL患者である。
誤り イブルチニブ不耐容
42
ACE-CL-001試験のアカラブルチニブ群の治療期間中央値は、19.0ヶ月であった。
正しい
43
ACE-CL-001試験では、80%以上の患者が17p欠失であった。
誤り 17p欠失例は38%
44
ACE-CL-001試験でアカラブルチニブ投与における全Gradeの有害事象として、好中球減少症の発現が最も多かった。
誤り 下痢が最も多い
45
空欄に当てはまるものを、次から一つ選びなさい。 ACE-CL-001試験では、イブルチニブ関連の有害事象61件のうち、44件は( )。 1.再発しなかった 2.低いGradeで再発した 3.同じGradeで再発した 4.高いGradede再発した
1.再発しなかった
46
ACE-CL-001試験では、不耐容と関連するイブルチニブ関連の有害事象61件のうち、13%は低いGradeで再発した。
正しい
47
ACE-CL-001試験では、治験担当医師評価によるORR(CR+PR)は75.8%であった。
誤り 60.6%
48
ACE-CL-001試験におけるPFS中央値は、未到達である。
正しい
49
ACE-CL-001試験における1年PFS率として、正しいものを一つ選びなさい。 1.83.4% 2.23.4% 3.75.0% 4.43.4%
1.83.4%
50
アカラブルチニブの薬理学的特徴について、誤っているものを一つ選びなさい。 1.BTK占有率が高い 2.BTKをターゲットとして選択的に阻害する 3.BTKに可逆的に結合する 4.Off-Targetに対する作用が少ない
3.BTKに可逆的に結合する
51
BTKシグナル伝達について、誤っているものを一つ選びなさい。 1.BTKシグナル伝達は、B細胞の生存、増殖、転写制御などに関与している 2.BTKが活性化すると、NF-κBが不活性化する 3.BTKが活性化すると、NFATが活性化する 4.BTKは、B細胞受容体シグナル経路における要の役割を果たしている
2.BTKが活性化すると、NF-κBが不活性化する
52
空欄に当てはまるものを、次から一つ選びなさい。 KINOMEscanスクリーニングの結果、384種類のキナーゼの中で99%を超えるレベルで阻害作用を示したキナーゼの数は、アカラブルチニブが( a )、イブルチニブが( b )であった。 1.a:1、b:25 2.a:4、b:13 3.a:1、b:13 4.a:4、b:25
3.a:1、b:13
53
アカラブルチニブは高濃度においては、Srcファミリーキナーゼへの阻害作用が大きくなることが示された。
誤り 高濃度においてもSrcファミリーキナーゼへの阻害作用が小さい
54
マウスを用いた試験において、アカラブルチニブは、血栓形成を阻害した。
誤り 血栓形成を阻害しなかった
55
アカラブルチニブは、、ATL細胞における抗CD3/抗CD28抗体刺激によるIL-2産生に対して阻害作用を示した。
誤り 阻害作用を示さなかった
56
アカラブルチニブは、ヒトT細胞における抗CD3抗体で誘導したCD25発現に対して阻害作用を示さなかった。
正しい
57
正しいものを一つ選びなさい。 1.アカラブルチニブは、マウスのCD8陽性T細胞の増殖を阻害するが、ヒトのCD8陽性T細胞に対する作用は検討されていない 2.アカラブルチニブは、マウス及びヒトのCD8陽性T細胞の増殖の阻害が小さい 3.アカラブルチニブは、マウス及びヒトのCD8陽性T細胞の増殖の阻害が大きい 4.アカラブルチニブは、マウスのCD8陽性T細胞の増殖を阻害しないが、ヒトのCD8陽性T細胞に対する作用は検討されていない
2.アカラブルチニブは、マウス及びヒトのCD8陽性T細胞の増殖の阻害が小さい
58
アカラブルチニブは、低濃度でもADCC活性の阻害作用を示した
誤り 阻害作用を示さなかった
59
空欄に当てはまるものを、次から一つ選びなさい。 In vitro試験において、アカラブルチニブは、1μMで心房心筋細胞の活動電位持続時間を( )。 1.変化させなかった 2.短縮した 3.延長した
1.変化させなかった
60
空欄に当てはまるものを、次から一つ選びなさい。 臨床薬理試験において、アカラブルチニブの投与後4時間でのBTK占有率中央値は、( )であった。 1.88.0% 2.68.0% 3.78.0% 4.98.0%
4.98.0%
61
臨床薬理試験において、アカラブルチニブは、治療期間を通して高いBTK占有率を維持していた。
正しい
62
RESONATE試験について、正しいものを一つ選びなさい。 1.ECOG PS 0-2が含まれている 2.多施設共同無作為化非盲検第Ⅲ相試験である 3.65歳以上の未治療CLL/SLL患者を対象としている 4.主要評価項目はOSである
2.多施設共同無作為化非盲検第Ⅲ相試験である PS0-1、未治療じゃなくR/R、主要評価項目はPFS
63
RESONATE試験では、オファツムマブからイブルチニブへのクロスオーバーが行われ、オファツムマブ群の68%にイブルチニブが投与された
正しい
64
RESONATE試験における患者背景について、正しいものを一つ選びなさい。 1.17p欠失患者は除外している 2.両群ともに、年齢中央値は67歳であった 3.両群ともに、前治療数の中央値は2回であった 4.両群ともに、男性より女性が多く登録されている
2.両群ともに、年齢中央値は67歳であった 17p欠失を含む、前治療数中央値はイブルチニブ群で3回でありオファツムマブ群で2回、女性より男性が多い
65
RESONATE試験(追跡期間中央値65.3ヶ月)における有効性の解析結果について、正しいものを一つ選びなさい。 1.イブルチニブ群のPFS中央値は、44.1ヶ月であった 2.ORRはCR、CRi、nPR、PRと定義された 3.イブルチニブ群のPRLは経時的に増加した 4.イブルチニブ群の累積ORRは81%であった
1.イブルチニブ群のPFS中央値は、44.1ヶ月であった ORRのうちPRLも含む、イブルチニブ群のPRLは経時的に減少、イブルチニブ群の累積ORRは91%
66
RESONATE試験(追跡期間中央値65.3ヶ月)において、オファツムマブに対するイブルチニブの有用性は、高リスク患者では認められなかった。
誤り
67
RESONATE試験(追跡期間中央値65.3ヶ月)において、オファツムマブに対するイブルチニブの有用性は、高リスク患者では認められなかった。
誤り
68
RESONATE試験(追跡期間中央値19ヶ月)のイブルチニブ群において、17p欠失/又はTP53変異を有する患者と17p欠失なし又はTP53非変異の患者のPFSを比較した結果、有意差が認められた。
誤り 有意さが認められなかった
69
FACIT-Fは、疲労、虚弱及び日常活動の困難さを評価する指標である。
正しい
70
RESONATE試験(追跡期間中央値15ヶ月)において、FACIT-Fの臨床的に意味のある改善を達成した患者は、イブルチニブ群56%、オファツムマブ群43%であった。
正しい
71
RESONATE試験(追跡期間中央値65.3ヶ月)において、イブルチニブ群で発現したGrade3以上の主な血液学的有害事象をすべて選びなさい。 1.好中球減少症 2.貧血 3.白血球減少症 4.血小板減少症
1.好中球減少症 2.貧血 4.血小板減少症
72
RESONATE試験において、イブルチニブ群で発現したGrade3以上の有害事象は経時的に増加した。
誤り 経時的に減少した
73
RESONATE-2試験は20歳以上の未治療CLL/SLL患者を対象とした試験である。
誤り 65歳以上
74
RESONATE-2試験では17p欠失例は除外されていた。
正しい
75
RESONATE-2試験では登録された患者の約70%が70歳以上であった。
正しい
76
RESONATE-2試験におけるイブルチニブ群のPFSの解析結果について、正しいものを一つ選びなさい。 1.18.9ヶ月 2.35ヶ月 3.未到達 4.44.1ヶ月
3.未到達 Chlorambucil群のPFS中央値は18.9ヶ月
77
RESONATE-2試験のPFSのサブグループ解析において、高リスクのサブグループ(Rai病期Ⅲ/Ⅳ、PS不良、11q欠失あり、IGHV非変異など)において、イブルチニブによるPFSの延長は認められなかった (追跡期間中央値18.4ヶ月)
誤り 高リスクのサブグループにおいても一貫してイブルチニブ群でPFS優位
78
空欄に当てはまるものを、次から一つ選びなさい。 RESONATE-2試験において、イブルチニブ群のORRは60ヶ月時点では( )となった。 追跡期間中央値60ヶ月 1.30% 2.92% 3.66% 4.87%
2. 92%
79
RESONATE-2試験において、主な有害事象は、イブルチニブ群で下痢、疲労、咳嗽及び悪心、Chlorambucil群で悪心、疲労、好中球減少症、貧血および嘔吐であった。 追跡期間中央値18.4ヶ月
正しい
80
RESONATE-2試験において、イブルチニブ群で認められたGrade3以上の有害事象の多くは12ヶ月以降に発現した。 追跡期間中央値29ヶ月
誤り 12ヶ月以内
81
RESONATE-2試験において、イブルチニブ群で投与量の減量に至った有害事象、投与中止に至った有害事象は初年度が最も多かった。 追跡期間中央値60ヶ月
正しい
82
RESONATE-2試験において、イブルチニブ群で認められたGrade3以上の有害事象で最も頻度が高いものを選びなさい。 追跡期間中央値18.4ヶ月 1.肺炎 2.好中球減少症 3.貧血 4.高血圧
2.好中球減少症 好中球減少症14例10%、貧血8例6%、高血圧6例4%、肺炎5例4%
83
ECOG-E1912試験は、70歳以下の未治療CLL患者を対象とした試験である。
正しい
84
ECOG-E1912試験における有効性の解析結果として、イブルチニブ群はFCR群よりもPFSは有意に延長したが、OSでは有意差は見られなかった。
誤り OSも有意差あり
85
空欄に当てはまるものを、次から一つ選びなさい。 ECOG-E1912試験において、イブルチニブ+リツキシマブ群の3年PFS律は( )%であった。 1.68.3% 2.89.4% 3.56.7% 4.72.9%
2.89.4%
86
ECOG-E1912試験において、Grade3以上の有害事象は、イブルチニブ+リツキシマブ群が80.1%、FCR群が79.7%であった。
正しい
87
ECOG-E1912試験において、Grade5(死亡)は、両群で各3例に認められた。
誤り イブルチニブ+リツキシマブ群で3例0.9%、FCR群で2例1.3%に認められた
88
ECOG-E1912試験に関する次の文章のうち、誤っているものをひとつ選びなさい。 1.Grade3、4の高血圧、及び重篤な出血イベントはAlliance試験と比較して本試験の方が低かった 2.イブルチニブ+リツキシマブの全Gradeの心房細動の発現率は、Alliance試験におけるイブルチニブ+リツキシマブおよびイブルチニブ単剤での値と同様であった 3.イブルチニブ+リツキシマブは、Rai病期分類の高リスク患者、11q欠失及びIGHV非変異を含む高リスクサブグループにおいて、PFSに優位性が認められた
2.イブルチニブ+リツキシマブの全Gradeの心房細動の発現率は、Alliance試験におけるイブルチニブ+リツキシマブおよびイブルチニブ単剤での値と同様であった 心房細動の発現率について、ECOG-E1912試験でのイブルチニブ+リツキシマブ群では7.4%、Alliance試験のイブルチニブ+リツキシマブ群は14%、イブルチニブ単剤で17%だった
89
CLL12試験は進行リスクが高い早期の未治療CLL患者を対象とした試験である。
正しい
90
空欄に当てはまるものを、次から一つ選びなさい。 CLL12試験において、イブルチニブのEFS中央値は( )であった。 1.37.8ヶ月 2.未到達 3.27.8ヶ月 4.47.8ヶ月
2.未到達
91
CLL12試験において、臨床的に重要な有害事象の発現頻度には両群間に有意な差は認められていない。
誤り イブルチニブ群57.3%、プラセボ群39.9%で有意差あり
92
CLL12試験において、治療中断に至った有害事象はイブルチニブ群で41.6%であった。
正しい
93
BCL2を阻害すると、ミトコンドリアのアポトーシスを阻害できる。
誤り アポトーシスを回復させる
94
MURANO試験について、正しいとものを一つ選びなさい。 1.主要評価項目は、治験担当医師評価によるPFSである 2.未治療CLL患者が対象である 3.ベネトクラクス+リツキシマブ群では、ベネトクラクス、リツキシマブともに静脈内投与で使用される 4.二重盲検試験である
1.主要評価項目は、治験担当医師評価によるPFSである
95
MURANO試験において、リツキシマブとベネトクラクスと併用した理由は、リツキシマブがベネトクラクスに対する腫瘍微小環境誘発耐性を改善することが示されているためである。
正しい
96
MURANO試験の患者背景において、ベネトクラクス+リツキシマブ群並びにベンダムスチン+リツキシマブ群ともに、前治療数2が6割を超えていた。
誤り 前治療数1が6割を超えていた
97
MURANO試験(3年FUデータ)において、ベネトクラクス+リツキシマブ群はBR群よりも有意にPFS、OSを延長した。
正しい
98
空欄に当てはまるものを、次から一つ選びなさい。 MURANO試験(3年FUデータ)のPFSの解析結果では、ベネトクラクス+リツキシマブ群のベンダムスチン+リツキシマブ群に対するハザード比は( )であった。 1.0.56 2.0.16 3.0.76 4.0.36
2.0.16
99
MURANO試験(3年FUデータ)のMRDの量別PFSにおいて、いずれの群においても、MRD高値の患者はMRD低値の患者よりもPFSが長かった。
誤り PFSが短かった
100
MURANO試験のPhase1b試験のExposureの併合解析における、ベネトクラクス曝露量別PFSの結果から、曝露量とPFSの間に相関が示された。
誤り 相関が示されなかった