問題一覧
1
薬物の体内動態で、様々な経路で体内に入った薬物はどうなるか
吸収、分布、代謝、排泄される
2
生体内での吸収,分布,代謝,排泄される薬の動きをなんというか
体内動態
3
薬物の体内動態の薬物の吸収で、薬物が高濃度部位から低濃度部位へ細胞膜を超えて拡散することをなんというか
受動拡散
4
薬物の体内動態の薬物の吸収で脂溶性の低い特定の分子は予想されるより速やかに膜を通過することをなんというか
促進受動拡散
5
薬物の体内動態の薬物の吸収で選択的かつエネルギー消費を必要とする輸送で、濃度勾配に逆らった輸送を伴うことがあることをなんというか
能動輸送
6
初回通過効果とはなにか 𓏸𓏸された薬物が𓏸𓏸で吸収された後、𓏸𓏸をえて𓏸𓏸に至り、その一部が𓏸𓏸されること
「経口投与」された薬物が「消化管」で吸収された後、「門脈」をえて「肝臓」に至り、その一部が「代謝」されること
7
薬物の体内動態で、活性成分(薬物または代謝物)が体循環に入り、作用部分に到達する程度及び割合のことをなんというか
生物学的利用能
8
薬物の体内動態で、分布は結合型と遊離型、どっちが作用を発現するか
遊離型
9
薬物の体内動態での分布で、代謝,排泄されるのは結合型が遊離型か
遊離型
10
薬物の体内動態の代謝で、対象物質の分子量は大きく変化しないかあるいは分解により低軽減することを何反応というか
第1相反応
11
薬物の体内動態の代謝で、内因性物質と抱合し(合成性)、非合成性よりも極性が大きいことをなんというか
第2相反応
12
薬物の体内動態の代謝で、何を受けることにより尿中や胆汁中に排出されるか
抱合反応
13
薬物の体内動態の排泄では多くはどこからどこへ排泄するか
腎臓から尿へ
14
薬物の吸収はどこで行われるか また、何により一部が分解されるか
小腸で吸収される 初回通過効果により分解
15
薬物の分布はどこで行われるか
門脈,血液
16
薬物の代謝はどこで行われるか また、何により一部が分解されるか
肝臓で代謝 初回通過効果により分解
17
薬物の排泄はどこで行われるか
腎臓、大腸
18
薬物の体内での運命と血中能推移との関係で(1)~(3)はなにか (1)経口,経粘膜投与された薬物の𓏸𓏸が始まると同時に𓏸𓏸・𓏸𓏸も始まる (2)𓏸𓏸と𓏸𓏸・𓏸𓏸のバランスの変化により血中濃度が𓏸𓏸、𓏸𓏸を経て𓏸𓏸 (3)胎内を循環する薬物が𓏸𓏸・𓏸𓏸をうけ血中濃度はさらに𓏸𓏸
(1)経口,経粘膜投与された薬物の「吸収」が始まると同時に「代謝」・「排泄」も始まる (2)「吸収」と「代謝」・「排泄」のバランスの変化により血中濃度が「上昇」、「ピーク」を経て「低下」 (3)胎内を循環する薬物が「代謝」・「排泄」をうけ血中濃度はさらに「低下」
19
初回通過効果の影響が1番大きい投与方法はなにか
経口投与
20
投与方法による薬物の血中濃度の違いについて①〜④に当てはまるもの
①静脈内 ②筋肉内 ③皮下 ④経口投与
21
初回通過効果をうけない投薬方法はなにか
座薬,静脈内投与
22
毒薬と劇薬の保管方法
毒薬、施錠して30度以下 劇薬、専用の棚で30度以下
23
全身麻酔薬として用いられる薬は大脳皮質→間脳→中脳→脊髄→延髄の順に作用が現れる。このことをなんというか
不規則的下降性麻痺
24
不規則的下降性麻痺とはどんな順番で作用が現れるか
大脳皮質→間脳→中脳→脊髄→延髄
25
全身麻酔時、大脳皮質に作用するとどんなことが起こるか
意識消失
26
全身麻酔時、視床に作用するとどんなことが起こるか
感覚消失
27
全身麻酔時、視床下部に作用するとどんなことが起こるか
自律神経系機能低下
28
全身麻酔時、脊髄に作用するとどんなことが起こるか
骨格筋弛緩
29
全身麻酔時、延髄に作用するとどんなことが起こるか
呼吸中枢麻痺→やばい
30
麻酔前投与の目的4つ
1、不安軽減 2、鎮静、鎮痛 3、口腔内、気管内の分泌の抑制 4、迷走神経反射抑制
31
麻酔前投与の目的で、不安の軽減に使う薬物2つ
1、ジアゼパム 2、クロルプロマジン
32
麻酔前投与の目的で、鎮静,鎮痛に使われる薬物2つ
1、プトルファノール 2、メデトミジン
33
麻酔前投与の目的で、筋弛緩に使われる薬物2つ
1、キシラジン 2、メデトミジン 3、ツボクラリン
34
麻酔前投与の目的で、口腔内,気管内の分泌の抑制と迷走神経反射抑制に使われる薬物
アトロピン
35
麻酔前投与の目的で、嘔吐の防止に使われる薬物
クロルプロマジン
36
麻酔前投与の目的で、麻酔導入を速やかにするために使われる薬物2つ
1、プロポフォール 2、ミダゾラム 3、チオペンタール 4、チアミラール
37
麻酔前投与の目的で、麻酔中の不整脈を防止するために使われる薬物
プロプラノロール
38
病理組織標本作成の手順として正しいもの
固定→切り出し→包埋→薄切→染色
39
病理組織診断のための基本染色として最も一般的に用いられる染色法
ヘマトキシリン・エオジン染色
40
手術で摘出した臓器を病理検査に送付する際に行う正しいこと
固定には臓器体積の10倍以上の量の固定液を用いる
41
内因に含まれないもの
生物的要因
42
変性の解説について誤ったものはどれか
二型糖尿病では、膵ランゲルハンス島のB細胞の破壊を見る
43
萎縮について謝ったものはどれか
老齢になると、骨格筋や骨などが萎縮するのは、内分泌性萎縮の例である
44
細胞の死について誤ったものはどれか
心筋梗塞では、融解壊死が起こる
45
細胞組織の適用反応のうち、細胞成分の容積を増大させることによって生じる変化はどれか
肥大
46
細胞周期のうち、DNAが複製されるステージはどれか
S期
47
機械的損傷のうち、打撃などの鈍的外力によって組織が挫滅した創傷であるが、対象に創が形成されない損傷はどれか。
挫傷
48
血液の循環障害について誤ったものはどれか
下肢の静脈にできた血栓が剥がれると、脳梗塞症を生じることが多い
49
血栓のできやすい要因について関係ないものはどれか
血小板減少
50
浮腫の原因として誤ったものはどれか
血漿膠質浸透圧の増加