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薬理学ドリル①
  • おぱんちゅ

  • 問題数 50 • 2/6/2024

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    問題一覧

  • 1

    薬理学について正しいものを全て選びなさい。

    臨床薬理学とは、薬物のヒトへの治療的応用や、その有効性・安全性を調べる学問。, 薬理学とは、薬物と生体との間でおこる選択的な相互作用を研究する学問である。

  • 2

    薬物と毒物について正しいものを全て選びなさい。

    薬物には天然物由来のものや、化学合成や遺伝子工学によってつくられたものがある。, 生体に何らかの反応を生じさせる物質のうち、ヒトに有害なものを毒物という。, 生体に何らかの反応を生じさせる物質のうち、ヒトに有用なものを薬物という。

  • 3

    法律による規定でネット販売が可能な薬物の区分を全て選びなさい。

    一般医薬品(第2類医薬品), 一般医薬品(第3類医薬品), 医薬部外品, 一般医薬品(第1類医薬品)

  • 4

    入手するのに医師の処方箋が必要な薬物の区分を全て選びなさい。

    医療用医薬品

  • 5

    薬物治療の種類について正しいものを全て選びなさい。

    補充療法薬はホルモン等の不足を補うことで症状を緩和することを目的とする。, 予防薬は対象疾患・症状の原因となりうる事象を予め除去・抑制することで疾患を予防することを目的とする。

  • 6

    薬物治療における看護師の役割として正しいものを全て選びなさい。

    患者のみならず、医師や薬剤師、他の医療従事者とのコミュニケーションをはかる。, 誤薬の防止や服薬に関する患者指導を行う。, 患者・家族からの症状・副作用・治療内容などの相談を受ける。

  • 7

    誤薬防止の注意事項(5R)とされているものとして誤っているものを選びなさい。

    Right justice(正しい正義感)

  • 8

    薬物の作用、副作用について正しいものを全て選びなさい。

    狭義では、薬物の治療目的に沿った作用のことを主作用という。, 一般的(広義)には、有害事象と副作用を同じ意味で用いることが多い。, 狭義では、主作用以外の作用のことを副作用という。, 狭義では、薬物の使用によって生じた好ましくない全ての作用(因果関係があろうがなかろうが)のことを有害事象という。

  • 9

    薬物用量の指標について正しいものを全て選びなさい。

    用量反応曲線は薬物の投与用量と目的の効果を示す個体の割合を示すグラフである。, 用量致死曲線は薬物の投与用量と死亡に至る個体の割合を示すグラフである。, LD50/ED50の値を治療係数(または治療指数、安全域)という。

  • 10

    薬物の作用点(標的)について正しいものを全て選びなさい。

    拮抗薬のメカニズムには競合的拮抗と非競合的拮抗がある。, 受容体に作用する(内在性の)物質をリガンドという。, 薬物の標的の多くはタンパク質で特に受容体であることが多い。

  • 11

    一般的な薬物の体内動態の順番として正しいものを選びなさい。但し、肝初回通過効果による代謝は順番に入れない。

    吸収 → 分布 → 代謝 → 排泄

  • 12

    薬物の血中濃度について正しいものを全て選びなさい。

    経口投与より静脈内投与の方が血中濃度が上がるのが速い。, 点滴や経皮投与などは薬物の血中濃度を一定時間維持できる。

  • 13

    投与した薬物が肝初回通過効果を受ける投与経路を全て選びなさい。

    経口投与

  • 14

    高齢者の経口薬の薬効が強く現れる理由はどれか。

    血清アルブミンの減少

  • 15

    高齢者の薬物動態の特徴で正しいのはどれか。

    血中濃度の半減期の延長

  • 16

    薬物動態的相互作用が起こる過程を全て選びなさい。

    分布, 吸収, 排泄, 代謝

  • 17

    薬害と副作用についての記述として正しいものを全てを選びなさい。

    薬害と単なる副作用や個々の医療事故、医療過誤との違いは、社会問題になったかどうかが一番大きい点である。, 薬害と副作用は同じ意味である。, 薬害とは副作用により生じた健康被害のことである。, 薬害とは企業、行政、医療機関等による故意の事故のみをいう。

  • 18

    劇薬・毒薬について正しいものを全て選びなさい。

    毒薬も劇薬も、ほかの薬物と区別して貯蔵・保管しなければならない。, 劇薬は50%致死量(LD50) ≦ 200 mg/kgの薬物と定義されてる。, 毒薬は50%致死量(LD50) ≦ 20 mg/kgの薬物と定義されてる。

  • 19

    薬機法による毒薬の表示はどれか。

    黒地、白枠、白字

  • 20

    麻薬・向精神薬・覚せい剤について正しいものを全て選びなさい。

    麻薬と向精神薬は「麻薬及び向精神薬取締法」により、覚せい剤は「覚せい剤取締法」により厳しく規制されている。, 麻薬・向精神薬・覚せい剤いずれも精神依存性だけでなく身体依存性もある。

  • 21

    感染症について正しいものを全て選びなさい。

    感染症には微生物感染症がある。, 感染症には真菌感染症がある。, 感染症にはウイルス感染症がある。, 感染症には寄生虫感染症がある。

  • 22

    抗菌薬の効果について正しいものを全て選びなさい。

    広域スペクトルの抗菌薬は適用範囲は広い分、腸内細菌叢にも影響を及ぼすことがある。, 1つの抗菌薬に薬剤耐性を獲得した細菌は、他の抗菌薬にも耐性を示すことがある。

  • 23

    ペニシリンの分類はどれか。

    βラクタム系抗菌薬

  • 24

    副作用として薬剤性難聴の出現頻度頻の最も高い抗菌薬の分類はどれか。

    アミノグリコシド系抗菌薬

  • 25

    牛乳中と飲み合わせると、消化管での吸収の低下が危惧される抗菌薬の分類はどれか。

    テトラサイクリン系抗菌薬

  • 26

    アナフィラキシーショックの危険性が最も高い抗菌薬の分類はどれか。

    βラクタム系抗菌薬

  • 27

    薬剤耐性菌について正しいものを全て選びなさい。

    バンコマイシンはMRSA感染症に用いられる。, バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)はバンコマイシンに耐性がある。

  • 28

    結核について正しいものを全て選びなさい。

    細菌感染によって起こる疾患である。, リファンピシン、イソニアジドなどをはじめとする多剤併用で長期間の投薬治療が必要である。, 2類感染症に分類される。, 服薬コンプライアンスを高めるため、WHOは直接服薬確認療法(DOTS: directly observed treatment short-course)を推奨している。

  • 29

    細菌と真菌、ウイルスの違いについて正しいものを全て選びなさい。

    細菌と真菌は細胞壁をもつが、ウイルスはもたない。, 細菌と真菌は自力で増殖できるが、ウイルスは他の細胞に感染しないと増殖できない。, 一般的にウイルスは細菌や真菌より小さい。

  • 30

    性感染症について正しいものを全て選びなさい。

    梅毒も淋病も細菌感染が原因で起こる。, 性感染症は正しい知識で予防することができる。, AIDSはHIVウイルス感染が原因となって発症する疾患である。

  • 31

    がんについて正しいものを全て選びなさい。

    遺伝子の損傷は、細胞のがん化の原因の一つである。, がん細胞は一般的に増殖能が高い, がんは、我が国の死因第一位である。

  • 32

    抗がん薬の標的について正しいものを全て選びなさい。

    分子標的薬はがん細胞増殖に関わる特定のタンパク質を標的とする。, 特定の細胞周期を標的とする抗がん薬がある。, 細胞傷害性抗がん薬は増殖速度が比較的速い細胞を標的とする。

  • 33

    嘔気・嘔吐が強く出現する(高度催吐性リスクに分類される)抗がん薬はどれか。

    シスプラチン

  • 34

    分子標的薬に分類される抗がん薬について正しいものを全て選びなさい。

    特異性が高いため、有害作用は比較的少ないが、インフュージョンリアクションに注意が必要である。, 化学的に合成された低分子化合物で、チロシンキナーゼを阻害するものがある。

  • 35

    一次免疫応答で最初に産生される免疫グロブリンはどれか。

    IgM

  • 36

    免疫抑制薬について正しいものを全て選びなさい。

    臓器移植時の拒絶反応を抑える目的で用いる。, 非特異的免疫抑制薬投与に際しては、ショックや骨髄機能抑制に注意が必要である。, 抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリンはアナフィラキシーショックに注意が必要である。, シクロスポリンやタクロリムスは吸収に個人差があるため、血中モニタリングが必要である。, 自己免疫疾患の治療に用いる。

  • 37

    免疫抑制薬使用に際して、看護の観点から注意することとして誤っているものを選びなさい。

    患者自身の判断で薬の減量や中止をするように指導する。

  • 38

    免疫増強薬について正しいものを全て選びなさい。

    受動免疫は速効性が期待できる。, 能動免疫は持続時間は長いが、効果の発現までに時間がかかる。, インターフェロン製剤の有害作用として、間質性肺炎や抑うつがある。

  • 39

    予防接種に生ワクチンが使用される疾患を全て選びなさい。

    麻疹, 結核

  • 40

    アレルギーについて正しいものを全て選びなさい。

    アレルギーは、本来生体防御機構として備わっている免疫が過剰に反応することによって起こる。, アレルギーは、外部からの異物(抗原、アレルゲン)の侵入がきっかけとなる, アレルギーは、I型からV型に分類される。

  • 41

    ラテックス製手袋を着用した直後に口唇・手足のしびれと喉頭の違和感を自覚した。このアレルギーは何型か。

    V型アレルギー

  • 42

    1年前にハチに刺された人が再びハチに刺された。起こる可能性があるアレルギー反応はどれか。

    I型アレルギー

  • 43

    抗原によって感作されたTリンパ球による細胞性免疫が主体となるものを全て選びなさい。

    ツベルクリン反応, 接触性皮膚炎

  • 44

    ヒスタミンについて正しいものを全て選びなさい。

    アレルギー症状はヒスタミンがヒスタミンH1受容体に結合することで起こる。, ヒスタミンは、脳内では覚醒や興奮などのはたらきを担っている。

  • 45

    抗ヒスタミン薬について正しいものを全て選びなさい。

    抗ヒスタミン薬は鼻粘膜などのヒスタミンH1受容体にヒスタミンが結合するのを防ぐことでアレルギー症状を抑制する。, 第1世代の抗ヒスタミン薬は脳に移行しやすいため、副作用としての眠けが強い。, 第2世代の抗ヒスタミン薬は脳に移行しにくいため、副作用としての眠けが弱い。

  • 46

    抗アレルギー薬について正しいものを全て選びなさい。

    抗アレルギー薬の中には、抗ヒスタミン作用を併せもち、副作用として眠けがあるものがある。, 狭義では、抗ヒスタミン薬以外でアレルギーを抑える薬をまとめて抗アレルギー薬という。, 抗アレルギー薬には、肥満細胞や白血球から化学伝達物質が放出されるのを防ぐものがある。, 抗アレルギー薬には、肥満細胞や白血球から既に放出された化学伝達物質のはたらきを抑えるものがある。

  • 47

    アレルギーに関して看護師として注意すべき要点として正しいものを全て選びなさい。

    花粉症については抗アレルギー薬の初期投与の有効性が確立されているので、花粉飛散初期から服用するよう指導する。, 有害作用(抗ヒスタミン薬の眠け、全身倦怠感など)を十分指導する。

  • 48

    アレルギー性鼻炎について正しいのはどれか。

    アレルゲンの除去は症状の抑制に有効である。

  • 49

    炎症の5徴候として謝っているものを選びなさい。

    痒み

  • 50

    ステロイド性抗炎症薬の作用を選びなさい。

    炎上抑制