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微生物学
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  • 問題数 52 • 7/18/2023

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  • 1

    乳の中のわずかなアミノ酸やペプチドを利用して増殖し、蟻酸を作る。ヨーグルトスターターとして利用。ストレプトコッカス科に属すグラム陽性菌の1属。

    サーモンフィフス

  • 2

    乳清の発酵により数種類のビフィズス菌増殖促進因子を作る。

    プロピオン酸菌

  • 3

    ヨーグルトやチーズ等の乳酸発酵食品に多く含まれる。 球菌で芽胞を形成せず、運動性を持たない。ストレプトコッカス科に属すグラム陽性菌の1属。

    ラクトコッカス

  • 4

    乳糖やオリゴ糖などを分解して乳酸や酢酸を産生して腸内のpH を低下、腸内の環境を整えるほか、アレルギ 一症状の緩和にも貢献。

    ビフィズス

  • 5

    糖を乳酸に代謝する。発酵食品の製造、プロバイオティクスとして広く利用されている。

    ラクトバチラス

  • 6

    PSA により未分化の T 細胞を制御性 T細胞(IL10 を出す) に分化させる”教育"PSA を作るこの細菌自身を攻撃しないように”教育”

    バクテロイデス

  • 7

    植物性の糖類を分解する酵素遺伝子が 260 もある。オートブランに含まれる食物繊維からもカロリーを取り出す。

    バクテロイデステタイオタオミクロン

  • 8

    1型の高脂肪、高たんぱく質食と2型の高炭水化物、高食物繊維食摂取の中間的な、日本人も該当する3型で特徴的な腸内フローラを構成する菌は、どの門に該当するか?

    アクチノバクテリア門, フィルミクテス門

  • 9

    アクチノバクテリア門フィルミクテス門中でもよく知っている菌種を一つ挙げよ。

    ルミノコッカス

  • 10

    体重、肥満度指数・コレステロール値・血糖値が高い人の腸内で増やすと、正常な数値に近づける効果があると期待されている菌はどれか、2つ挙げよ。

    アッカーマンシア・ムシニフィラ, クリステンセネラ・ミヌラ

  • 11

    子供のアトピー性皮膚炎の減少に寄与したプロバイオティクス効果のある菌株はどれか。

    ラクトバチラス

  • 12

    宿主由来のがん遺伝子を取り込んで生じた急性型トランスフォーミング(オンコ) ウィルスが、正常細胞に感染すると、正常型 (①) から、がん化(②)を引き起こす。 ②は、正常細胞の①遺伝子をウィルスが取り込んで生じたものと考えられる。②の配列は、①の配列から変異している場合が多く、③化の度合いに、④的に影響しうる。

    c-onc, v-onc, がん, 開始

  • 13

    レトロウィルスが宿主であるニワトリのゲノムにおいて⑤をコードする遺伝子を取り込んだものと考えられる。

    プロテインキナーゼ

  • 14

    HIV ウィルスなどのレトロウィルスは、①ゲノムを有する真核生物のウィルスであるが、宿主細胞に入ると酵素の②と③によって、二本鎖④に転換される。この④は、ゲノムの不特定部位に組込まれ、⑤ウィルスとなる。この組込み様式は⑥と同様である。 興味深いことに、(ウイルス⑦を形成できないなど) ウィルスとしては機能が不完全な⑤ウィルスからでもゲノム上の別の部位に⑧を起こすことが可能であることから、レトロトランスポゾンと呼ばれる。レトロトランスポゾンは、レトロウィルスによる感染の痕跡と考えられている。 ヒトゲノムには、レトロウィルス型がおよそ 45万コピー (ゲノムの 8%) 存在し、現在も転移能力を持つ配列は存在⑨(する or しない)。 ・非レトロウィルス型(non-LTR 型) ⑩は、ヒトゲノムに約 85万コピー (ゲノムの21%)存在し、現在も転移する能力を持つ配列⑪が存在している。 ⑫は、ヒトゲノムに約 150万コピー (ゲノムの 13%) 存在し、⑫に依存し現在も⑧する能力を持つ配列⑬が存在している。 レトロトランスポジションの大爆発 およそ4,000万~5,000万 年前、⑭配列など、「更に最近では、⑬、]による「レトロトランスポジションの大爆発」が起こった。 石記録によれば、この年代にさきがけて原猿類(キツネザル類やロリスなど)から類人猿(サル、類人猿、ヒト) が分岐し、新世界ザルの分岐や、残りの霊長類の放散へと続いたのである。 ゲノムの 10%に至るほどまでに急速に増幅した⑭配列などのレトロトランスポゾンの生成が、近代的霊長類の放散に分子のレベルから貢献したのかもしれない。

    RNA, 逆転移酵素, リガーゼ, DNA , プロ, トランスポゾン, 粒子, 転移, しない, LINE, LINE1, SINE, SVA , Alu

  • 15

    世界で初めての抗生物質である①を発見したのはイギリスの医者②である。①②を記述せよ。

    ペニシリン, アレクサンダー・フレミング

  • 16

    抗生物質とは、「③が産生する物質のうち、他の③の発育を阻書する化学物質」と定義される。③を記述せよ。

    微生物

  • 17

    抗生物質と抗菌剤の指定する範囲はどちらがより広いか。

    抗菌剤

  • 18

    細胞壁の合成阻害を作用機序としているものはどれか。

    βラクタム, カルバペヌム, バシトラシン

  • 19

    細胞膜の機能阻害を作用機序としているものはどれか。

    ポリミキシンB

  • 20

    転写阻害を作用機序としているものはどれか。

    リファンピシリン

  • 21

    タンパク質合成阻害を作用機序としているものはどれか。

    テトラサイクリン, マクロライド

  • 22

    エリスロマイシンの生合成、テトラサイクリンの生合成に共通して、基本骨格の構築の際にパーツとするアシ ル基の転位反応に重要な役割を担う"補酵素”は何か、記述せよ。

    CoA

  • 23

    1分子のエリスロマイシンの基本骨格形成の際に、開始ユニットとして用いられるプロピオン酸に続いて伸長 ユニットとしてマロネートは何回使用されるか。

    6

  • 24

    エリスロマイシンの誘導体であるデスメチル-12-デオキシエリスロマイシン A を生成した例において、一部の伸長ユニットをマロネートの代わりにメチルマロネートに変更するため、スワッピングし有効となった”ドメイン”は省路せずになんと呼ぶか、記述せよ。

    アシルトランスフェラーゼ

  • 25

    A).チゲサイクリン と B).ミノサイクリン はテトラサイクリン系の天然物④の同一経路で合成可能な誘導体であり、⑤が先に作られる。

    デメクロサイクリン, ミノサイクリン

  • 26

    細菌に対し抗菌作用を示す抗菌ペプチドの Magainin 2、ポリミキシン、コリスチンは、共通して10LA).正 (+)、B).負 (-) ]のチャージを有する。

    A

  • 27

    細菌の細胞表面は[A).正 (+)、B).負 (-) ]のチャージを有する部分が多い。そのチャージは②脂質の酸に由来する。

    B, リン

  • 28

    Magainin 2、ポリミキシン、コリスチン。これらの抗菌ペプチドは最終的に細胞膜をどうするか。記述せよ。

    穴をあける

  • 29

    院内感染の原因細菌である緑膿菌には細胞内に入った多種の抗生物質を細胞の外に汲み出す22があることが知られている。

    多剤排出ポンプ

  • 30

    クロラムフェニュール耐性遺伝子はクロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼと呼ばれる酵素をコード し、2することによってクロラムフェニコールを標的のリボソームに結合できなくする。

    アセチル化

  • 31

    アンピシリン耐性遺伝子は、②という酵素をコードしていて、その酵素がアンピシリンのβラクタム環を②することによってアンピシリンを無害化する。

    βラクマターゼ, 加水分解

  • 32

    26 (Transduction) 一方の細菌のDNA (遺伝子)を取り込んだファージが、他方の細菌に感染し、それを持ち込む。

    形質導入

  • 33

    (7 (Transformation) 一方の細菌の溶菌等により放出された遊離のDNA (遺伝子)が、他方の細胞内に取り込まれる。

    形質転換

  • 34

    IS で挟まれた複数の薬剤耐性遺伝子(トランスポゾン)が、接合伝達可能なプラスミド上にコードされる場合、組換えや水平伝播等を伴った複雑な過程により、耐性化が進行すると予想される。

    多剤

  • 35

    λファージ DNA が大腸菌細胞内に入り、溶原化し、プロファージとして大腸菌ゲノムに存在しているときに、唯一リプレッサーとして働くλファージ遺伝子は何か。

    Cl

  • 36

    λファージ遺伝子のリプレッサータンパク質が働くオペレーターはなにか。

    OR1, OR2

  • 37

    プロファージ状態の大腸菌に紫外線を照射すると、最初に発現が誘導される、λファージにコードされるリプレッサー遺伝子は何か。

    Cro

  • 38

    λファージにコードされるリプレッサーが働くオペレーターは何か。

    OR3

  • 39

    多様な分子で構成される細胞内反応は、それぞれの分子の細胞内個数が必ずしも多くないため、⑤的挙動を示す場合も少なくない。この⑤性が有する効果の一つは、細胞現象の振る舞いを平均的な挙動から、⑥役割である。 (一個のコイントスで生じるような) ⑤的決定を、⑦が増強(肯定)することで、平均的、連続的でない、1か0かを決定する 分子スイッチができる。

    確率, 偏らせる, ポジティブフィードバック

  • 40

    例えば、分子スィッチの働きが、⑧であれば、発生過程が時折、⑨し、無秩序化する。⑩状態の維持やファージ粒子の形成においても同様のことがいえる。

    平均的、連続的, 逆戻り, 溶原

  • 41

    人にとって、圧倒的により危険な Salmonellaは?

    Senterica serovars Typhi

  • 42

    宿主細胞に注射のようにタンパク質を打ち込む装置は何か。③それによって打ち込まれるタンパク質を一般になんと呼ぶか。

    Ⅲ型分泌装置, エフェクター

  • 43

    Typhimurium は、マウスの最初に臓器の④(”ち”で始まる)から血液やリンパ液に紛れ込む。最終的には、臓”の⑤(”か”で始まる)、臓器の⑥(°”び”で始まる)等へ到達する。

    腸, 肝臓, 脾臓

  • 44

    ゲノムアイランドには、PAIと呼ばれる○アイランド以外にも MIと呼ばれる○アイランド、RI と呼ばれる○アイランドなどがある。それらに共通した特徴としては、必須遺伝子等を含む○ゲノムに比べ、○合量が低い、あるいは言い換えると○リッチである特徴がある。また、ゲノムアイランドには、以下の水平伝播に関わるような、プラスミド○伝達に関わる因子や、細菌のウィルスである○、また○(左と同じ)をゲノムに入れ込む○、転移因子の○や○(アルファベット2文字)が含まれることが多い。また、ゲノムアイランドの近くには、○遺伝子や転移因子などが認識すると考えられる配列の○が認められることも多い。

    病原性, 代謝, 耐性, コア, GC, AT, 接合, ファージ, インテグラーゼ, トランスポゾン, IS, tRNA, ダイレクトリピート

  • 45

    コアゲノムに既存の環境応答性の転写因子(サルモネラでは例えば TCS の RR○(アルファベット4文字) がそれに該当と考えられる。)が、結合できる様な変異が一部で生ずると、その調節ネットワークが拡大し、病原性調節ネットワークへと進化したものと考え得る○モデルが提唱されている。

    PhoP, 異種サイレンシング

  • 46

    サルモネラ菌の病原性調節において、①に応答する TCS のPhoP/②は、中心的な役割を示す。①濃度が低いと、別のTCS の PmrA/③が活性化し、リピド A を④にチャージした糖などを付加することで、④にチャージした抗菌ペプチドの⑤に対し抵抗性を誘導する。この際、低①環境下で、TCS のPhoP/②が小さなタンパク質のコネクター⑥の発現を誘導すると、コネクター⑥は、センサーの②が感知する細胞外のシグナル⑦の非存在下でも PmrA を活性化型のリン酸化された PmrA と結合し、その状態を保つことで、これらの二つの TCS間を⑧働きを示す。 近年、臨床現場で、最終兵器の抗生物質とも呼ばれる⑨に対する耐性のサルモネラ菌や近縁のグラム陰性菌の出現が横行している。これらは、TCS のPhoP/○(一緒)や TCS のPmrA/②が形成するネットワークが変異し、非常にした状態となり、リピドAを④にチャージした糖などを過剰に付加した状態となった結果、⑩のリピドAに対する結合を⑪し、⑨耐性となり広まったと考えられる。

    Mg +, PhoQ, PmrB, プラス, ポリミキシンB, PmrD, Fe3+, つなぐ, コリスチン, 活性化, 抑制

  • 47

    容易に単独培養できる微生物や単独では培養が困難な微生物を単離せず集合としてゲノム配列を解読した、”①ゲノムリソース”の拡大に欠かせないテクノロジーを2つ挙げよ②(どちらも路称アルファベット3文字、"XXX とYYY"という具合に回答) ガリウムイオン(Ga3+)が抗菌活性を示すのは、細菌が生きていく上で必要な③を積極的に細胞内へ取り込むのに細菌が分泌する④への結合において③と拮抗的に結合するからである。

    メタ, PCRとNGS, 第二鉄, シデロフォア

  • 48

    バイオフィルムとは、細菌が○に付着する際に機能し、そのマトリックスはセルロースなどの○(漢字2文字)、○、○(アルファベット3文字)等で構成され、○、○カチオン、宿主の○作用からバリアの様に保護する働きを有し、厄介である。○(同じ)を特異的に分解する○等の各種分解○が、バイオフィルムを取り除き、治療の際の○(同じ)に脱感作する上で有効であることが示されている。

    表面, 多糖, タンパク質, DNA, 抗生物質, 金属, 免疫, DNase, 酵素

  • 49

    近畿大学農学部における二成分制御系(TCS)を標的とした TCS 阻害剤の開発では、枯草菌の○代謝に必須なTCS の○感受性株を用いた土壌微生物の培養液のスクリーニングが効果的であったが、得られた薬のタネは有望であるが、まだ高い○という問題も残されている。

    細胞壁, 温度, 副作用

  • 50

    コロナウィルスゲノムは、インフルエンザウィルスゲノムの様に、①/②複合体(③依存性③ポリメラーゼ、RdRp)により反対側の鎖がまず作られ、次に元の鏡が複製される。しかし、コロナは④鎖をゲノムとしているが、インフルエンザは、⑤鎖をゲノムとしている。インフルエンザAのRdRp では、突然変異率がヌクレオチドあたり⑥程度の置換であるのに対し、SARS-CoV-2の突然変異率はヌクレオチドあたり⑦程度と非常に⑧、HIV-1の⑨酵素のそれに匹敵する。

    複製, 転写, RNA, プラス, マイナス, 10-6, 10-4, 高く, RT

  • 51

    オミクロンで際立っているのは、その驚くべき数の①である。元の SARS-CoV-2 ウイルスと比較した場合、この亜種には 50を超える変異がある。これらのうちの約30は、コロナウイルスの細胞付着・融合に関わる②のアミノ酸の変化に寄与している。②領域は、③結合ドメイン (RBD) を介して、宿主細胞の受容体の④への結合するが、オミクロンでは、以前に見られた変異体よりも④に対してより⑤結合力を示す。また、⑥接種を受けた人等の「中和」抗体を⑦する点で優れている。 コロナウィルスの RNA ゲノムは、RNA依存性RNAポリメラーゼによるいわば2回の転写により、DNA を介さない機構で複製するが、ヒトの⑧レトロトランスポゾンが関与し、一部が⑨化し、ヒト染色体ゲノム上に入り込んだケースが報告されている。新型コロナウィルス感染からの回復後の患者で、⑩検査の陽性が継続する原因の一つとも考えられる。

    突然変異, Sl, 受容体, ACE2, 高い, ワクチン, 回避, LINE1, cDNA, PCR

  • 52

    2021 年から使用されている、モデルナ社製とファイザー社製の新型コロナウィルスワクチンは、mRNA ワクチンである。これらの mRNA ワクチンでは、ウィルスの①タンパク質をコードする領域以外に、mRNA の②化と③効率の向上のため、末端の④、⑤(路称としてアルファベット3文字)、⑥テールが付加されている。また、mRNAが自然免疫機構の⑦によって認識され、炎症反応が生ずるのを⑧し、⑨活性と⑩による分解耐性を高めるため、⑪で修飾されている。この様にしてデザイン、合成されたmRNA は⑫へ安定的に⑬するための⑭で包まれている。細胞に到達したmRNA からスパイクタンパク質が翻訳され、それに対する⑮を産生するメモリー⑯細胞が刺激され、実際のウィルスの侵入から体を守る。 mRNA ワクチンにおいて、変異したウィルス配列に変更することそのものは、技術的にはかなり⑰期間に実行可能と考えられるが、安全性試験がネックとなるか。 (+) 鎖RNA ウイルスのゲノムに由来する⑱領域を持たせ、より⑲の mRNA からでも十分な⑳を効率的に作らせる新たなバージョンの mRNA ワクチンの開発も進められている。

    スパイク, 安定, 翻訳, キャップ, UTR, ポリA, TLR, 抑制, 翻訳, RNase, シュードウリジン, 細胞, 送達, リピド, 抗体, B, 短, 自己増幅mRNA, 少量, 抗原