問題一覧
1
心臓のポンプ機能が低下するために全身へ十分な血液を送れなくなった状態である。
心不全
2
心筋を養う血管(冠動脈)が閉鎖して心筋の虚血(血流が不足する状態)が起こり、心筋が壊死する病気である。
心筋梗塞
3
心臓の筋肉を養う血管(冠動脈)が狭くなることによって心筋の一時的な虚血が起こった結果、締め付けられるような胸痛が起こる病気である。
狭心症
4
心臓にある4つの弁(大動脈弁、僧帽弁、肺動脈弁、三尖弁)の弁自体または弁支持組織の異常により、弁狭窄や弁閉鎖不全を生じた状態である。
心臓弁膜症
5
出生時の頻度は約1%で、成人では約 0.2%とされる。出生時は心室中隔欠損の頻度が最も高い。 成人では心房中隔欠損が最多で、次いで心室中隔欠損、動脈管開存症である。
先天性心疾患
6
心臓の内側を覆う弁膜や心内膜、大血管 内膜に細菌などが感染して細菌集簇を含む疣腫を形成し、 菌血症、血管塞栓、心障害など、多彩な臨床症状を呈する重篤な疾患である。
感染性心内膜炎
7
脈が不整になる(乱れる)ことである。不整脈の中には、脈拍が不規則でなくても極端に遅かったり速かったりす るものもある。また、直ちに死につながるもの(致死性不整脈) から放置してよいものまでさまざまだが、歯科診療において重要 なことは、危険な不整脈なのか否かを判断することである。
不整脈
8
心臓はポンプのように収縮や拡張して、血液を全身に送り出している。血圧は血液が血管の壁を押す圧力である。心臓が収縮したときの血圧を(収縮期血圧または最高血圧・上の血圧)、拡張しているときの血圧を(拡張期血圧または最低血圧・下の血圧)という。 高血圧は収縮期血圧(140mmHg以上)または拡張期血圧 (90mmHg以上)の状態である
高血圧
9
アレルギー性の慢性炎症が気道に起こり、気道が狭窄する結果、呼吸するときにヒューヒュー、ゼーゼーという喘鳴を伴う呼吸困難発作を生じる病気である。
気管支喘息
10
有害な粒子やガスの吸入によって起こった肺の炎症の結果、進行性の気流障害を起こす病気である。
慢性閉塞性肺疾患
11
ウイルス・細菌などの病原微生物の感染によって起 こる肺実質の炎症である。
肺炎
12
下肢や骨盤内の静脈内で剥がれた血栓が血流によって運 ばれ、それが肺に引っかかることで血流が阻害され、低心拍 出量(ショック)や低酸素血症となる病気である。
肺血栓塞栓症
13
sleep apnea syndrome(SAS)とは、睡眠中、頻回に(呼吸)が停止し(睡眠)が浅くなるため、昼間に 眠気を催す疾患である。
睡眠時無呼吸症候群
14
過換気が原因で、(呼吸困難)や(手足のしびれ)など の身体的な症状が出現する症候群である。
過換気症候群
15
(結核菌)mycobacterium tuberculosisによる 肺の感染症である。
肺結核
16
胃液中の(塩酸)・(ペプシン)などの攻撃因子と、(粘液)・粘膜抵抗・粘膜血流・(プロスタグランジン)などの防御因子とのバランスが崩壊し、胃壁に組織欠損を生じる病変である。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍
17
胃液が食道内へ逆流することによる症候群の一つである。
逆流性食道炎
18
経口感染、生鮮食品、全身倦怠感、食欲 不振、発熱、黄疸、2〜6週
A型肝炎ウイルス
19
血液感染、母子感染、針刺事故、性行為、全身倦怠感、食欲 不振、発熱、黄疸、1〜6ヶ月
B型肝炎ウイルス
20
血液感染、経路不明、1992年以前の輸血 歴、非加熱血液凝 固因子製剤使用者、 長期透析患者、薬 物濫用者、軽度のことが多い、6〜12週
C型肝炎ウイルス
21
主な原因は(肝炎ウイルス)、アルコール、自己免 疫疾患などである。
肝硬変
22
インスリンの分泌量が減ったり、働きが悪くなること[インスリン(抵抗性)の低下]で、慢性の高血糖状態となる病気である。
糖尿病
23
骨破壊(骨吸収)が骨形成を上回り、(骨の量)が減って骨内部が隙間だらけ(スカスカ)になる病気である。
骨粗鬆症
24
血液中に溶けている脂質の量が異常な状態
脂質異常症
25
血中の尿酸値が(7.0mg/dL)以上の状態 を指す。
高尿酸血症
26
高尿酸血症が原因で(尿酸結晶)が析出し、(急性関節炎)を起こす疾患である。
痛風
27
(甲状腺機能亢進症)の原因疾患であり、(甲状腺ホルモン)の合成過剰により全身の代謝が亢進した状態を生じる。
バセドウ病
28
甲状腺に自己免疫疾患による慢性の(炎症)が起きたもので、(慢性甲状腺炎)ともいう
橋本病
29
ビタミンA欠乏症
夜盲症
30
ビタミンB1欠乏症
脚気
31
ビタミンB2、B6欠乏症
口角炎、舌炎、口内炎
32
ビタミンC欠乏症
壊血病
33
ビタミンK欠乏症
血液凝固異常
34
ビタミンD欠乏症
骨軟化症、骨発育障害
35
ビタミンD過剰症
高カルシウム血症、高カルシウム尿症
36
血液中のヘモグロビンの濃度が低下すること
貧血
37
正常では出血しない程度の軽い刺激により、また刺激なしに出血する閾値の低下、または、血管損傷や手術で過剰に出血する量や持続時間の増加のこと
出血性素因
38
骨髄中で造血幹細胞や前駆細胞などの未熟な白血球が自律的に増殖し、血液、骨髄、その他の臓器に浸潤する腫瘍性疾患
白血病
39
本来は体を守る働きをするリンパ球がリンパ組織内で悪性化し、無制限に増殖する悪性腫瘍である
悪性リンパ腫
40
Bリンパ球の分化過程の最終段階にある形質細胞が腫瘍性に増殖する疾患で、形質細胞腫ともいわれる
多発性骨髄炎
41
脳を養う血管の塞栓・虚血による脳の壊死
脳梗塞
42
脳実質内への出血であり、高血圧が原因であることが多い
脳出血
43
多くは脳動脈瘤が破裂して、脳表面を包むくも膜の下に出血するもの
くも膜下出血
44
振戦・固縮・無動(3大症状)+姿勢保持障害(4大症状)
パーキンソン病
45
ヘモグロビンの材料である鉄が不足し、赤血球をつくれない。鉄不足の原因は経口摂取不足や慢性出血などである
鉄欠乏性貧血
46
ビタミンB12や葉酸の不足により、赤血球のDNA合成に異常をきたし分化が阻害される
巨赤芽球性貧血
47
骨髄系幹細胞の発育不良が原因で、赤血球、白血球、血小板のすべてが減少し、汎血球減少症となる
再生不良性貧血
48
赤血球に対する抗体ができて、赤血球が血管内で溶けたり、脾臓で捕捉されて壊れたりする
溶血性貧血
49
基礎疾患が原因で貧血が生じる
二次性貧血
50
嚥下機能障害によって発症した肺炎
誤嚥性肺炎
51
バセドウ病と橋本病を合わせて
甲状腺疾患