問題一覧
1
Fe-C系平衡状態図において、おーすてないとの炭素固溶限は4.3%である
×
2
オーステナイト域に加熱した鋼を、等温変態曲線のノーズ直上の温度で等温保持すると上部ベイナイト組織となる
×
3
等温変態曲線のノーズ温度における変態開始線までの時間は、過冷オーステナイトが安定している鋼ほど長い
〇
4
鋼を理想焼入れした時、中心部が100%マルテンサイト組織になる丸棒の直径を理想臨界直径という
×
5
物理蒸着法(PVD法)は、高温加熱やスパッタリングなどの物理的方法で物質を蒸発し、製品の表面に凝縮させて、薄膜を形成する処理である
〇
6
ショットピーニングにおけるピーニング強度は、実用上、アルメンアークハイトによって評価する
〇
7
シャルピー衝撃試験において、シャルピー衝撃値は、衝撃時の吸収エネルギーが小さいほど大きくなる
×
8
日本工業規格Jisでは、常温でオーステナイト組織でない鋼の結晶粒度の顕微鏡試験方法として、浸炭粒度試験方法と熱処理粒度試験方法を規定している
〇
9
鍛造加工は、材料の加熱温度によって、熱間鍛造、温間鍛造、冷間鍛造等に分類される
〇
10
ボール盤は、座ぐり、中ぐり及びリーマン通しの加工には利用できない
×
11
日本工業規格JISの「機械製図」によれば、想像線には細い破線を用いる
×
12
抵抗が同じ導線を流れる電流の大きさは、電圧に反比例する
×
13
1kWの電熱器を100Vの電源で使用する場合、5Aのヒューズが適切である
×
14
大気汚染防止法関係法令によれば、ばい煙が発生する熱処理用加熱炉では、硫黄酸化物ばいじん等の排出基準が規定されている
〇
15
1050℃から焼入れしたSKD11を180~200℃で焼戻しすると残留オーステナイトは100%分解する
×
16
SKH51を切削工具用として使用する場合の熱処理は、等温変態曲線におけるベイナイト変態域を利用したオーステンパである
×
17
露点とは、雰囲気中の水分が凝縮し始める温度で雰囲気ガスの管理に用いることができる
〇
18
真空熱処理では、一般に酸化しやすい鋼ほど低真空で良い
×
19
日本工業規格JISの「金属熱処理設備-有効加熱帯および有効処理帯試験方法」によれば、コンベヤ式などの連続式箱型加熱設備の保持温度測定位置は、炉の寸法に関係なく、三ヶ所である
×
20
水溶液焼入れ剤は、高濃度になると冷却能が向上する
×
21
冷間塑性加工を行った鋼は、再結晶温度以上に加熱したとき、加工度の違いによって結晶粒が粗大化することがある
〇
22
日本工業規格JISの「鋼-結晶粒度の顕微鏡試験方法」では、オーステナイトの結晶粒度を測定する場合、炭素含有率が0.25%を超える炭素鋼には適用できないと規定している
×
23
残留応力の測定方法として、X線の回折現象を利用した方法がある
〇
24
ベイナイト組織において、上部ベイナイトでは、フェライト晶の境界にFe3Cが析出 する
〇
25
連続冷却変態曲線によって、銅の焼入性を評価することができる。
〇
26
日本工業規格(JIS)によれば、臨界冷却速度において、マルテンサイトが初めて生じ る最小の冷却速度を上部臨界冷却速度という。
×
27
工具鋼では、焼入れ前のミクロ組織として炭化物が不完全な球状化を呈している と、焼入時の変形や割れの原因になることがある。
〇
28
吸熱型変成ガスの主成分は、CO2、H₂及びN₂である。
×
29
熱処理品の防錆処理の一つとして、マンガンや亜鉛などを含むりん酸塩浴中に浸漬 する化成処理がある。
〇
30
バッチ式炉の炉温制御を比例動作で行う場合、昇温終了後の炉温は、常に設定温度 と等しくなる。
×
31
ブリネル硬さ試験では、鋼の場合、一般に、10mmの超硬合金球の圧子と試験力 2.94kNが用いられる。
×
32
日本工業規格(JIS)の「鋼の非金属介在物の顕微鏡試験方法」では、鋼の非金属介在 物について、A系介在物とB系介在物の2種類に大別している。
×
33
超音波探傷試験は、主に表面の割れやきずを検出する方法であり、内部欠陥の位置 や大きさについては検出することができない。
×
34
日本工業規格(JIS)では、ティグ溶接について、「電極にタングステンを、シールド ガスにイナートガスを用いて行うガスシールドアーク溶接。」と規定している。
〇
35
オーステナイト系ステンレス鋼は、フェライト系ステンレス鋼と比べて、被削性が 非常に優れている。
×
36
鋼の電気抵抗は、一般に、合金元素量の増加とともに小さくなり、さらに昇温に伴 って減少する。
×
37
最大加熱能力が90kWの電気抵抗炉を用いて、昇湿に1時間、指定温度に3時間保持 した場合、消費電力量は360kWhである。
×
38
大気汚染防止法関係法令によれば、ばい煙には、「燃料その他の物の燃焼に伴い発 生するいおう酸化物」も含まれる。
〇
39
日本工業規格(JIS)では、鋭敏化熱処理について、「オーステナイト系ステンレス鋼の 粒界腐食試験を行うために、500~800℃の温度範囲に加熱して、粒界腐食に鋭敏な 組織状態にする熱処理。」と規定している。
〇
40
鋳鉄の黒鉛化焼なましは、700~750℃で加熱後除冷する
×
41
雰囲気熱処理作業において、露点とは、雰囲気ガスの温度を圧力一定のもとで下げ ていくとき、水蒸気が凝縮し始める温度のことである。
〇
42
バーンアウトとは、変成炉や浸炭炉内に蓄積した遊離炭素を炉内に適量の空気を送 入して燃焼除去する操作である。
〇
43
硝酸系塩浴は、炭素や有機物が混入すると爆発を起こすことがある。
〇
44
熱処理欠陥である焼割れの原因の一つとして、マルテンサイト変態による引張応力 が挙げられる。
〇
45
焼入れによる変形の防止方法の一つとして、抜け穴や捨て穴を付けたり、肉薄部分 に粘土又は当て金などを付けることによって肉厚の均一化を図り、加工材料の冷却 速度を均一にする方法がある。
〇
46
熱処理後、残留オーステナイトがマルテンサイト変態によって膨張し最終的に収縮 することを、一般に、経年変化という。
〇
47
残留応力の測定方法の一つとして、X線の回折現象を利用して測定する方法があ る。
〇
48
日本工業規格(JIS)の「鋼の火花試験方法」によれば、炭素鋼火花の特徴(炭素破裂) として、炭素量(%)が多くなるほど流線と破裂の数が減少する傾向にあることが挙げ られる。
×
49
鉄一炭素系平衡状態図において、オーステナイト単相城とオーステナイト+セメンタタ イトの二相城との境界温度はA3線である。
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50
オーステナイト域に加熱した鋼を、等湿変態曲線のノーズ直上の温度で等湿保持する と、上部ベイナイト組織となる。
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51
マルテンサイト変態時に残留するオーステナイトの結晶構造は、体心立方晶である。
×
52
鋼を理想焼入れしたときに、中心部が100%マルテンサイト組織になる丸棒の直径を、理想臨界直径という。
×
53
工具鋼では、焼入前のミクロ組織に層状や網目状炭化物が残留すると、焼入時の変形や割れの原因になることがある。
〇
54
物理蒸着法(PVD法)は、高温加熱やスパッタリングなどの物理的方法で物質を蒸発し、 製品の表面に凝縮させて、薄膜を形成する処理である。
〇
55
熱処理品の防錆処理の一つとして、マンガンや亜鉛などを含むりん酸塩浴中に浸漬する化成処理がある。
〇
56
熱処理炉の炉温制御を比例動作で行う場合、昇温終了後の炉温は、常に設定温度と等 しくなる。
×
57
超音波探傷試験は、内部のきずの位置を検出することができる。
〇
58
磁粉探傷試験を行う場合、磁界の方向は、試験面に直角にする。
×
59
日本産業規格(JIS)によれば、ティグ溶接では、電極にタングステンを、シールドガス にアルゴン等を用いる。
〇
60
オーステナイト系ステンレス鋼は、フェライト系ステンレス鋼と比べて、被削性が優 れている。
×
61
フライス盤加工の仕上げ面粗さは、一般に、送り速度を速くすると粗くなる。
〇
62
日本産業規格(JIS)の機械製図では、線の種類として、実線、破線及び一点鎖線の3種 類と規定されている。
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63
湿気やじん埃の発生する場所で電動機を使用する場合は、全閉型が適している。
〇
64
共析鋼を焼入れしてマルテンサイト組織にしたものを焼戻しすると、およそ300℃か ら中間炭化物が析出してくる。
×
65
吸熱型ガス変成炉を用いて還元性の保護ガスを生成する場合、空気混合比(Air/Gas) はプロパンガスよりもブタンガスの方が小さい。
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66
日本産業規格(JIS)の「鋼の脱炭層深さ測定方法」では、全脱炭層深さ、フェライト脱 炭層深さ、特定残炭率脱炭層深さ及び実用脱炭層深さの4種類が定義されている。
〇
67
Fe-C系平衡状態図において、フェライトの炭素固溶量は最大で0.21%である。
×
68
同一鋼種において、オーステナイト結晶粒が大きいほど焼入性がよい。
〇
69
工具鋼では、焼入前のミクロ組織において炭化物の球状化が不完全であると、焼入時 の変形や割れの原因となる場合がある。
〇
70
吸熱型変成ガスの主成分の一つは、CO」である。
×
71
ショットピーニングにおけるピーニング強さは、一般に、アルメンアークハイトで表 される。
〇
72
R熱電対は、プラス側導体が白金ロジウム合金、マイナス側導体が白金である。
〇
73
ブリネル硬さ試験では、鋼の場合、一般に、10mmの超硬合金球の圧子と試験力 29.42kNが用いられる。
〇
74
超音波探傷試験は、主に表面の割れやきずを検出する方法であり、内部欠陥の位置や 大きさについては検出することができない。
×
75
ダイカスト鋳造品は、砂型鋳造品に比べ、一般に表面肌がきれいである。
〇
76
オーステナイト系ステンレス鋼は、一般に、被削性が悪い。
〇
77
マシニングセンタは、フライス削りはできるが、穴あけ加工やねじ立て加工はできな い。
×
78
50Hzで使用していた誘導電動機を60Hzで使用すると、単位時間当たりの回転数は多 くなる。
〇
79
水質汚濁防止法関係法令では、排水の汚染状態について基準を定める有害物質には、 カドミウム及びシアン化合物が含まれる。
〇
80
SKH51を切削工具用として使用する場合の熱処理は、等温変態曲線におけるベイナ イト変態城を利用したオーステンパである。
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81
1050℃から焼入れしたSKD11を180~200℃で焼戻しすると、残留オーステナイトは ほとんど消失する。
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82
冷開塑性加工を行った鋼は、再結晶温度以上に加熱したとき、加工度によっては結晶 粒が粗大化することがある。
〇
83
残留応力は、超音波探傷試験で測定できる。
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84
鉄一炭素系平衡状態図において、オーステナイトの炭素固溶限は4.32%である。
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85
マルテンサイトを600~650℃で焼戻しして得られるソルバイトは、粒状に析出成長 したセメンタイトとフェライトの混合組織である。
〇
86
純鉄には融点以下の1392℃℃℃と911℃℃に固相の結晶構造が変化する変態点があり、911℃ 以下は面心立方晶、それ以上1392℃までは体心立方晶となる。
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87
日本産業規格(JIS)の「鉄鋼用語(熱処理)」によれば、臨界直径について、「与えられた 条件下での焼入れによって、その中心部において50%マルテンサイト組織をもつ長さ 3d (dは直径)以上の丸棒の直径。」と規定している。
〇
88
工具鋼では、焼入前のミクロ組織に層状や網目状炭化物が残留すると、焼入時の変形 や割れの原因になることがある。
〇
89
鋼においては、焼ならしよりも、焼なましの方がパーライトの層間隔が狭い。
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90
ロックウェル硬さ試験では、球面や曲面の硬さを測定する場合、曲率ごとに測定値を 補正する必要はない。
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91
鋼表面の焼割れは、磁粉探傷試験で検出することができる。
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92
日本産業規格(JIS)の「鋼の非金属介在物の顕微鏡試験方法」では、鋼の非金属介在物 について、グループA系とグループB系の2種類に大別している。
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93
砂型鋳造部品は、ダイカスト鋳造部品よりも鋳肌が優れている。
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94
普通鋼に比べてステンレス鋼は、熱伝導率が高く、切削加工性に優れた被削材である。
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95
電源トランスの出力電圧は、1次コイルと2次コイルの巻数比に無関係である。
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96
最大加熱能力が90kWの電気抵抗炉を用いて、昇温に1時間、指定温度に3時間保持し た場合、消費電力量は360kWhである。
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