問題一覧
1
SWOTとは何を意味するか?
S(Strength) 強み W(Weakness) 弱み O(Opportunity) 機会 T(Threat) 脅威
2
バーナードの唱えた組織の3要件とは何か?
①共通目的 ②貢献意欲 ③コミュニケーション
3
機能別組織の主なメリットは何か?(3つ)
①専門性発揮により効率化を図れること ②業務集中による規模の経済を発揮できること ③命令系統の明確化で、トップは全社的意思決定に集中できること
4
機能別組織の主なデメリットは何か?(4つ)
①全社的マネジメント人材育成が困難なこと ②部門横断や情報共有が困難なこと (組織内人事交流の停滞) ③機能間調整が多く、トップの意思決定が遅れること (環境変化や顧客ニーズへの対応が遅れる) ④利益責任の所在が不明確になること
5
事業部性組織の主なメリットは何か?(3つ)
①事業部業績明確化によりモラール向上すること ②次世代経営幹部を育成しやすいこと ③環境変化に応じた迅速な対応がしやすいこと (トップの負担軽減)
6
事業部制組織の主なデメリットは何か?(3つ)
①組織や設備の重複によりコストが増加すること ②短期的判断・短期的利益追求になりやすいこと ③事業部間の競争激化により人事が硬直化すること (事業部間コンフリクト/セクショナリズムの発生)
7
マトリックス組織の最大の狙いは何か?(1つ)
範囲の経済性(シナジー)の追求 ※関連多角化の推進に有効
8
マトリックス組織の主なメリットは何か?(1文で)
人的資源と情報の共有ができ、変化や課題に柔軟に対応できること
9
マトリックス組織の主なデメリットは何か?(2つ)
①ワンマンツーボスによる混乱が生じること(組織内コンフリクト) ②権限と責任が不明確であること
10
組織管理の5原則は何か?
①専門化の原則 ②命令統一制の原則 ③統制範囲(管理の幅)の原則 ④権限・責任一致の原則 ⑤例外の原則
11
例外の原則とは何か?
経営者(管理者)は例外的な業務の処理や戦略的意思決定に専念すべきという原則
12
統制範囲(スパンオブコントロール、管理の幅)を拡大するための方法は何か?(4つ)
①管理者の例外処理能力向上 ②下位メンバーのスキル・判断能力の向上 ③作業の標準化 ④スタッフ部門の新設など構造構築
13
「官僚の逆機能」として主なものは何か?(2つ)
①訓練された無能 ②目標の置換
14
「訓練された無能」とはどのような状態か?
行動の標準化や規則遵守により、意思決定パターンが硬直化する状態
15
「目的の置換」とはどのような状態か?
規則を固守することが組織メンバーの目標になる状態
16
官僚制の逆機能への主な対処法は何か?(2つ)
①組織構造のフラット化 (→権限委譲による統制範囲の拡大) (→裁量拡大による自立性の向上) ②プロジェクトチームやマトリックス組織の導入
17
強固な組織文化があることの主なメリットは何か?(3つ)
①一体感を醸成しやすい ②コミュニケーションが円滑になること ③組織目標(目的)を共有しやすいこと
18
強固な組織文化があることの主なデメリットは何か?(3つ)
①変えるのが困難なこと ②集団浅慮(グループシンク)を生むこと ③戦略と一致しない場合、障害になること
19
多角化に活用できるものは何か?(4つ)
①保有する技術・ノウハウ ②既存事業の副産物 ③余力のある副産物(遊休設備) 余力のある人材・組織(組織スラック)
20
人的資源管理や人事施策の主な5つの切り口は何か?
①サ:採用 ②ハ:配置(配属/異動) ③ホ:報酬(賃金) ④イ:育成(教育) ⑤ヒ:評価
21
新卒採用の主なメリットは何か?(2つ)
①固定観念が無いため、自社の価値観や社風に適応する人材に育てやすいこと ②多様な業務に精通した将来の管理者候補として長期的視点で育成しやすいこと
22
中途採用の主なメリットは何か?(3つ)
①即戦力になること ②教育コストを抑えられること ③外部の知識やノウハウを獲得できること
23
人事評価制度にあるべき3つの要素なは何か?
①透明性、②納得性、③公平性
24
成果主義導入の主なメリットは何か?(4つ)
①モチベーションの向上につながること ②優秀人材を確保できること ③人件費を抑制できること ④若手従業員の不満につながること
25
成果主義導入の主なデメリットは何か?(4つ)
①短期的な思考や目標に陥りやすいこと ②従業員同士での協力意識が薄れること (個人主義の助長につながること) ③評価の公平性の担保が難しいこと ④内発的動機付けが損なわれること
26
年功主義の主なメリットは何か?(2つ)
①長期的に働く動機となり、離職率の低下すること ②長期的な視点での社員教育ができること
27
年功主義の主なデメリットは何か?(2つ)
①人事評価の納得性が低く、若手のモラールが低下すること ②人件費が増加し、企業収益を圧迫すること
28
目標管理制度の主なメリットは何か?(2つ)
①個人目標達成のためのモラール向上を図れること ②公平性・透明性・納得性を高めやすいこと
29
目標管理制度の主なデメリットは何か?(3つ)
①目標の調整が難しいこと (組織目標と個人目標をリンクさせることが条件) ②組織目標よりも個人目標が優先されること ③短期的成果の追求につながりやすいこと
30
シニア社員活用の主なメリットは何か?(2つ)
①経験やノウハウを活用できること ②再雇用に伴い雇用コストを低減できること (低賃金で労働力を確保できること/人件費の低減)
31
シニア社員活用の主なデメリットは?(2つ)
①消極的な組織文化が醸成されうること ②人事の硬直化が起こりうること
32
非正規社員活用の主なメリットは何か?(2つ)
①人件費を低減できること ②雇用調整をしやすいこと
33
非正規社員活用の主なデメリットは何か?(2つ)
①ノウハウの蓄積が難しいこと ②責任のある仕事を任せづらいこと ※どちらも低い定着率が背景
34
非正規社員のモチベーション向上のための主な取り組みは何か?(3つ)
①正社員登用制度の導入 ②職場リーダー制度の導入 ③等級別賃金制度の導入
35
同族経営の主なメリットは何か?(2つ)
①意思決定が迅速なこと (トップダウンで、機動力のある経営ができること) ②長期的視点での経営計画が立てられること
36
同族経営の主なデメリットは何か?(2つ)
①ガバナンスが弱まりやすいこと (=会社の私物化) ②能力不足の人材が経営者になりうること
37
コア技術戦略とはどのような戦略か?(一文で)
技術的に特定分野に集中し、そこから多様な製品開発や市場展開を図る戦略
38
コア技術戦略のメリットは何か?(一文で)
技術優位性を獲得しつつ、集中のリスク分散を図れること
39
イノベーションのジレンマとは何か?(一文で)
顧客に支持され、要望に対応するために「持続的イノベーション」に邁進し、「破壊的イノベーション」に対応できないこと
40
製品のコモディティ化とは何か?(一文で)
製品間の機能・品質・ブランド力などに違いがなくなり、製品の規格化や標準化が進むこと
41
製品のコモディティ化の結果、どのようなことが起きるか?(一文で)
製品の差別化が困難になり、価格競争の末、利益が上がらないほど価格が低下する
42
アウトソーシングの主なメリットは何か?(3つ)
①外部の専門家を活用することで、業務効率化や品質向上を図れること ②自社の経営資源をコア業務に集中できること ③外部活用によるコスト削減(変動費化)を図れること
43
アウトソーシングの主なデメリットは何か?(2つ)
①ノウハウを自社内に蓄積できないこと ②技術情報の漏洩リスクがあること
44
M&Aで買収する側の主なメリットは何か?(3つ)
①シナジー効果の発揮または弱みの補強 ②低コストでの経営資源獲得 (事業構築や人材育成の時間を買うこと) ③サプライチェーンの効率化 (垂直型統合の場合など)
45
M&Aで買収する側の主なデメリットは何か?(3つ)
①組織文化の融合が難しいこと (派閥や対立の発生) ②不良再建が事後に発覚するリスクがあること ③人員整理や組織再編のジレンマが生じること
46
M&Aで売却する側の主なメリットは何か?(3つ) ※事業売却を含む
①従業員の雇用を確保できること ②コア事業に集中する資金が得られること ③不採算事業の切り離しができること
47
M&Aで売却する側の主なデメリットは何か?(3つ) ※事業売却を含む
①従業員のモラールが低下すること ②リストラ対象にされやすいこと ③労働条件や労働環境が変化すること
48
買収(M&A)された企業の従業員における、モチベーション低下の要因は何か?(3つ)
①異なる組織文化 ②処遇の変化(配置転換・権限縮小) ③人員整理
49
「両利きの経営」とは何か?(一文で)
「新たな事業機会の発掘(探索)」と「既存事業の深掘り(深化)」の両方をバランス良く推進すること
50
バランススコアカード(BSC)の4つの視点とは何か?
①財務の視点 ②顧客の視点 ③内部プロセスの視点 ④学習と成長の視点