問題一覧
1
がん(その他、自己免疫疾患、臓器移植など)の治療で、特有あるいは過剰に発現している、特定の標的(分子)を狙い撃ちにしてその機能を抑える薬剤により治療する方法を( )という。
分子標的治療
2
「まったく動けない。自分の身のまわりのことはまったくできない。完全にベッドか椅子で過ごす。」状態は、PS(パフォーマンスステータス)の( )に相当する。
4
3
膵液に含まれる酵素のうち、( )はデンプンを麦芽糖に分解する。
アミラーゼ
4
健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見 られる状態を( )という。
フレイル
5
小児に好発する腎腫瘍はどれか。
Wilms(ウィルムス)腫瘍
6
造影 CT において造影剤が静脈から筋膜で囲まれたような部位で大量に漏れた場合、周囲の組織や血管・神経などを圧迫し、( )症候群を来す恐れがある。
コンパートメント
7
胃液の作用でないのはどれか。
炭水化物の分解
8
1969 年に英国でハンスフィールドらにより( )が開発され、1973 年にラウターバーにより( )が開発された。
CT, MRI
9
粘液水腫は( )の機能低下による。
甲状腺
10
消化酵素の( )は脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解し、 ( )は蛋白質をポリペプチドに分解する。
リパーゼ, ペプシン
11
日和見感染を来しうる疾患・病態を挙げよ。
悪性腫瘍, 膠原病, AIDS, ステロイドや免疫抑制剤使用, 抗菌剤の長期連用, 臓器移植, 放射線治療
12
病院内の医療情報全体を統括し、包含するシステムのことを( )(略語可)という。
HIS
13
結核の診断は、喀痰検査、( )反応、QFT(クオンティフェロン)検査などにより行われる。
ツベルクリン
14
二次性高血圧のうち腎動脈狭窄によるものを、( )高血圧という。
腎血管性
15
高齢者に多い疾患を三つ以上挙げよ。
骨粗鬆症, 認知症, ロコモティブ症候群
16
診療放射線技師は、放射線を人体に照射したときは( )を作成し、指示した医師又は歯科医師の署名を受けなければならない。
照射録
17
( )モデルは、潜在的原因や現場の非安全行動による即発的なエラーが偶然的に重なることで、潜在的な危険要因が顕在化するという組織的事故の発生経緯の概念を示したものである。
スイスチーズ
18
副腎の皮質と髄質から分泌されるホルモンをそれぞれ挙げよ。 皮質:( )( ) 髄質:( )
アルドステロン, コルチゾル, カテコールアミン
19
( )症は、右室流出路狭窄、心室中隔欠損、大動脈騎乗、右室肥大を 伴い、 ( )心陰影が見られるチアノーゼ性心疾患である。
Fallot四徴, 木靴型
20
医療事故防止活動のひとつとして 5S 運動がある。これは、整理・ ( )・ 清掃・ ( )・しつけを全員参加で徹底する活動である。
整頓, 清潔
21
( )とは、肺が何らかの原因により、ある程度以上の含気減少と容積減少を来した状態である。
無気肺
22
高度な或は特殊な放射線治療の方法を 6 つ挙げよ。
原体照射, 強調変調治療, 定位放射線治療, 画像誘導放射線治療, 小線源治療, 重粒子線治療
23
飛沫感染するのはどれか。2つ選べ。
ノロウイルス, インフルエンザウイルス
24
三大死因を挙げよ。
悪性新生物, 心疾患, 老衰
25
肺塞栓症の危険因子はどれか。
長期臥床
26
感染対策として、まず手始めは( )である。
手指衛生
27
入院で対処する重症患者を受け入れる地域の基幹的な病院を( )医療機関という。
二次
28
診療放射線技師法第 24 条第 2 項の(2)についての 2015 年の改正で拡大した業務は、 1.静脈路に造影剤注入装置を( )する行為(静脈路確保のためのものを除く。)、 造影剤を投与するために当該造影剤注入装置を操作する行為並びに当該造影剤の投与が終了した後に( )及び( )を行う行為 2.下部消化管検査のために肛門にカテーテルを挿入する行為並びに当該カテ ーテルから( )及び( )を注入する行為 3.画像誘導放射線治療のために肛門にカテーテルを挿入する行為及び当該カテーテルから( )を吸引する行為
接続, 抜針, 止血, 造影剤, 空気, 空気
29
救命や高度な医療技術を提供できる大学病院など大規模な病院を( )医療機関という。
三次
30
診療放射線技師法の「放射線」とは、1.アルファ線及びベータ線、2.ガンマ線、3.100 万電子ボルト以上のエネルギーを有する( )線、4. ( )線、5.その他政令で定める電磁波又は粒子線である。
電子, X
31
慢性腎臓病の主な原因として、( )、( )、( )などが挙げられる。
高血圧, 肥満, 糖尿病
32
肺がんで上昇することのある腫瘍マーカーを 2 つ書け。
CEA, SCC抗原
33
医療事故を防止するためには「人は誤りを犯す」を前提に、「誤り」に対する( )の責任の追及よりも、「誤り」に対する原因を究明し、その防止対策を立てていくことが極めて重要である。
個人
34
( ) (略語可)とは、病院内の医療情報全体を統括し、包含するシステムと情報をやり取りしながら放射線部門内の医療情報を管理するシステムのことである。
RIS
35
1 か月にかかった医療費が一定額を超えた場合、申請すれば( )により一定の自己負担額を超えた分が支給される。
高額療養費制度
36
Stanford 分類の( )型は、上行大動脈に解離があるものである。
A
37
健康保険証を持っていれば全国どこの医療機関でも受診できること、すなわち( )のシステムにより、病気や怪我で容易に医療サービスを受けることができる。
フリーアクセス
38
認知症の症状でないのはどれか。
躁状態
39
生理的に重要な下位ホルモンの血中濃度は、それ自体が上位ホルモンの合成分泌を制御することによって調節される。これを( )制御という。
フィードバック
40
( )病では、黒質緻密層のドパミン神経細胞の変性が見られ、安静時振戦、筋硬直、無動、視線反射障害などを来す。
パーキンソン
41
副腎髄質より発生する褐色細胞腫は、( )を分泌し、血圧上昇の原因となる。
カテコールアミン
42
造影 CT において注射部位として( )が推奨され、なかでも右尺側皮静脈がよいとされる。
肘静脈
43
肺癌の代表的な組織型は、( )、( )、( )、大細胞癌である。
腺癌, 扁平上皮癌, 小細胞癌
44
休日や夜間における外来診療(入院の必要がない)で済む救急患者に対応する救急医療を( )救急医療という。
一次
45
膵臓から分泌されるホルモンを挙げよ。
インスリン, グルカゴン
46
抗生物質の長期使用が菌交代現象を来す恐れのある病原体を挙げよ。
クロストリジウム・ディフィシル菌, カンジダ, 耐性黄色ブドウ球菌
47
一過性脳虚血発作とは、局所脳虚血症状が( )時間未満に後遺症なく回復するものをいう。
24
48
診療放射線技師の業務で行えないのはどれか。2つ選べ。
医師又は歯科医師の指示の下に放射線照射器具を人体に挿入して照射を行える。, 在宅医療では医師又は歯科医師の具体的な指示がなくても放射線を人体に照射できる。
49
リスクマネージメントの方法で誤っているのはどれか。
ミスは個人の責任としてとらえ再教育を徹底する。
50
患者の PS で「歩行可能で、自分の身の回りのことはすべて可能だが、作業はできない。日中の 50%以上はベッド外で過ごす。」はどれか。
2
51
痛み刺激など、様々な要因により一過性の徐脈や血圧低下を来し、失神発作に至る病態を( )という。
血管迷走神経反射
52
疾患とその原因となるホルモンの組み合わせで正しいのはどれか。
Basedow(バセドウ)病----サイロキシン
53
平成22年の我が国におけるがんの罹患と死亡とで正しいのはどれか。
女性では乳癌の罹患者数が最も多い。
54
医療行為によって、患者さん・家族に障害もしくは不利益を及ぼしたもの(医療事故)を( )という。
アクシデント
55
新生児・幼若乳児では、( )欠乏による血液凝固障害に注意が必要である。
ビタミンK
56
次の部位の悪性腫瘍で頻度の高い組織型を書け。 膵臓:( ) 大腸:( ) 腎臓:( ) 子宮体部:( ) 子宮頸部:( )
腺癌, 腺癌, 腎細胞癌, 腺癌, 扁平上皮癌
57
眼底カメラの画像で、視神経乳頭は黄斑の( )にある。
鼻側
58
心筋症には、 ( )型心筋症、拡張型心筋症、拘束型心筋症がある。
肥大
59
次の部位の悪性腫瘍で頻度の高い組織型を書け。 脳:( )( ) 頭頚部:( ) 肺:( )( ) 乳腺:( ) 食道:( ) 胃:( ) 肝臓:( ) 胆嚢:( )
神経膠腫, 転移性腫瘍, 悪性リンパ腫, 扁平上皮癌, 小細胞癌, 腺癌, 扁平上皮癌, 腺癌, 肝細胞癌, 腺癌
60
入院を必要とする重症救急患者に対応する救急医療を( )救急医療という。
二次
61
生理的に重要な下位ホルモンの血中濃度は、それ自体が上位ホルモンの合成分泌を制御することによって調節される。これを( )制御という。
フィードバック
62
認知症には、アルツハイマー病、( ) 、血管性認知症、前頭側頭葉変性症などがある。
レビー小体型認知症
63
死の 3 徴候とは。
自発呼吸の停止, 心拍の停止, 瞳孔が開く
64
病院・診療所・助産所の開設・管理・整備の方法などは( )法に規定されている。
医療
65
患者に提供した医療行為ごとに報酬を支払う制度を( )制度といい、患者が何の病気であったか(診断群分類)によって診療報酬が決まる制度を( )診断群分類 制度という。
出来高払い, 包括評価
66
診療放射線技師法で、「診療放射線技師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、( )又は( )の指示の下に、放射線を人体に対して照射することを業とする者、とされている。
医師, 歯科医師
67
( )細胞は抗原を察知し、形質細胞へ分化して抗体を産生する。
B
68
( )は、神経皮膚症候群のひとつで、てんかん、精神遅滞、顔面の 皮脂腺腫、大脳皮質・白質・上衣下病変、腎血管筋脂肪腫などが見られる。
結節性硬化症
69
介護保険におけるサービス種類別費用は、( )が約 49%と最も多く、 次いで施設が約 35%、地域密着型が約 11%を占めている。
在宅
70
大葉性肺炎では均等な浸潤影が、気管支肺炎では斑状の浸潤影が見られ、その中に( )を伴う。
空気気管支像
71
一件の大きな事故・災害の裏には、29 件の軽微な事故・災害、そして 300 件のヒヤリ・ハット(事故には至らなかったもののヒヤリとした、ハッとした事 例)があるとされる。これを( )の法則という。
ハインリッヒ
72
後縦靭帯骨化症では、椎体の( )に沿って石灰化が見られる。
後面
73
罹患数が最も多い癌は、男性では( )で、女性では( )である。
前立腺, 乳房
74
( )出血は脳動脈瘤の破裂によるものが最も多い。
くも膜下
75
AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、γ-GTP、T-Bil、D-Bil、ALP などは( )機能を評価する生化学検査である。
肝
76
訴訟のうち、個人の争いごとの解決を図るものを( )訴訟といい、国家刑罰権が発動されるものを( )訴訟という。
民事, 刑事
77
医療行為によって「ヒヤリ」としたり「ハッ」としたり(ヒヤリ・ハット) したものの、患者や家族に障害もしくは不利益を及ぼさない有害な事象のことを( )という。
インシデント
78
肺転移を来すことの多い腫瘍を 5 つ挙げよ。
乳癌, 胃癌, 肺癌, 腎癌, 食道癌
79
抗癌剤治療の効果判定に用いられる 4 つのカテゴリーを書け。(略語可)
PR, CR, SD, PD
80
尿酸、尿素窒素、クレアチニンなどは( )機能を評価する生化学検査である。
腎
81
TNM 分類の T は( )の大きさと進展度、N は( )への転移の状況、M は( )の有無を表す。
原発巣, 所属リンパ節, 遠隔転移
82
胸腔内の炎症により液体が貯留したものを( )といい、それが膿性のものを膿胸という。
胸膜炎
83
1895 年にヴィルヘルム・コンラート・( )が X 線を発見した。
レントゲン
84
造影剤を投与した際にアレルギー反応を起こしやすい呼吸器疾患のひとつに( )がある。
気管支喘息
85
2021 年の診療放射線技師法の改正により、造影剤を使用した検査において 診療放射線技師が行える行為として、抜針および止血を行う行為に加えて、( )する行為が可能となった。
静脈路を確保
86
診療データの電子保存に求められる条件として、( ) 、( )、( )がある。
真正性, 見読性, 保存性
87
小児に最も多い悪性腫瘍は、( )である。
白血病
88
下垂体から分泌されるホルモンを挙げよ。 前葉:( )( )( )( )( )( ) 下葉:( )( )
副腎皮質刺激ホルモン, 甲状腺刺激ホルモン, 成長ホルモン, プロラクチン, 黄体形成ホルモン, 卵胞刺激ホルモン, バソプレシン, オキシトシン
89
糖尿病の代表的な合併症として、( )症、腎症、神経障害がある。
網膜
90
TBLBとは( )のことで、BALとは( )のことである。
経気管支肺生検, 気管支肺胞洗浄
91
( )病は自己免疫により甲状腺ホルモンが過剰に合成・分泌される疾 患である。
バセドウ
92
多数の者の健康診断を一時に行う場合において、医師又は歯科医師の立会いの下に診療放射線技師は、100 万電子ボルト未満のエネルギーを有するエックス線を照射する胃集団検診および( )を行うことができる。
胸部CT検査
93
脳出血の好発部位を 5 か所挙げよ。
被殻, 視床, 橋, 小脳, 皮質下
94
種々の原因で胸膜腔に空気が貯留した状態を気胸というが、空気により心臓等が圧排され循環障害を生じたものを( )という。
緊張性気胸
95
重大な医療事故は発生した時には、現場ではまず( )処置に全力を尽くし、併せて連絡と応援を仰ぐ。
救急救命
96
国民は皆、医療保険に入る権利と義務を持っており、「健康だから医療保険には入らない」という選択は許されない。これを( )制度という。
国民皆保険
97
( )病は若年者に好発する原因不明の慢性炎症性腸疾患で、腹痛・下痢・ 体重減少・発熱などを来す。
クローン
98
食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等が発症・進行に深く関与している疾患を総称して( )という。
生活習慣病
99
最も頻度が高く、鉄剤補充により改善する貧血に( )貧血がある。
鉄欠乏性
100
視床下部から放出されるホルモンには、副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン、 成長ホルモン放出ホルモン、( )放出ホルモン、性腺刺激ホルモン放出ホルモンがある。
甲状腺刺激ホルモン