問題一覧
1
哀鳴啾啾
鳥や虫の悲しそうに鳴く鳴き声のこと。
2
鬼哭啾啾
恐ろしく不気味な気配のこと。
3
哭岐泣練
心がけや習慣次第で、人は悪人にも善人にもなるということ。
4
鴉雀無声
周囲に動くものもなく、静まりかえった様子のこと。
5
鴉巣生鳳
無能の親から頭の良い子どもが生まれること。または、貧しい家から聡明な人がでること。
6
彩鳳随鴉
女性が身分の劣る男性に嫁に行かされること。また、そのことに不満を持つこと。
7
遏悪揚善
悪い行いには罰則を与えて禁止し、善い行いには褒賞を与えて奨励すること。
8
蛙鳴蝉噪
うるさいだけで役に立たない議論や、余計な表現が多い稚拙な文章のこと。
9
罵詈雑言
乱暴で品のない言葉を使って、相手のことを悪く言うこと。または、その言葉のこと。
10
罵詈讒謗
乱暴で品のない言葉を使い、相手のことを悪く言うこと。
11
讒諂面諛
他人の悪口を言って、相手に媚を売ること。
12
阿諛傾奪
権力者に媚びて他人を失脚させ、地位などを奪うこと。
13
阿諛追従
相手に気に入られるために、お世辞を言ったり相手の言うことに従ったりして機嫌を取ること。
14
阿諛便佞
相手の気に入るように口先だけのうまいことを言って、調子を合わせること。
15
奸佞邪知
性格がひねくれていて、悪知恵がはたらくこと。
16
奸智術数
悪い知恵や策略。悪だくみ。
17
醜悪奸邪
容姿が醜くて、心に悪意が満ちていること。または、そのような人のこと。
18
阿轆轆地
物事がつまづいたり、止まったりせずに進んでいくこと。 または、詰まることなく、次から次へと言葉を発すること。
19
一裘一葛
この上なく貧しい暮らしのたとえ。
20
肥馬軽裘
身分が高く財産がある人の服装。または、常にとても富貴な様子。
21
羊裘垂釣
世間から離れてのんびりと暮らす隠者のたとえ。
22
狐裘蒙戎
高い地位を持っている人が権力を悪用して、国家が乱れること。
23
狐裘羔袖
全体は立派だが、一部に問題があること。
24
晏嬰狐裘
高い身分にありながらも倹約に努め、職務に励むこと。 人の上に立つ者の心得を説いた言葉。
25
白璧微瑕
非常にすぐれた人や物に、わずかな欠点があること。
26
宮車晏駕
天子が死ぬこと。
27
晏子高節
脅しや暴力に屈しない気高い志のこと。
28
蚤寝晏起
夜は早い時間に寝て、朝は遅い時間まで寝ていること。 赤子や幼児の様子をいう。
29
安閑恬静
問題や心配事などがなく、ゆったりとした静かな様子のこと。
30
虚静恬淡
私心や私欲が全くなく、心が落ち着いていていること。
31
無欲恬淡
さっぱりとしていて、欲がなく、物事にこだわらないこと。
32
恬淡寡欲
物事にこだわらず、さっぱりとしていて、欲望が少ないこと。
33
文恬武嬉
世の中が平和なことのたとえ。
34
按図索驥
実際には役に立たない意見ややり方のたとえ。
35
驥服塩車
すぐれた能力を持った人が、能力に見合わない低い地位にいたり、誰でも出来るような仕事をさせられること。
36
渇驥奔泉
勢いが非常に激しいことのたとえ。 または、書の筆遣いに力強さと勢いがあって素晴らしいこと。
37
騏驥過隙
一瞬の出来事のこと。または、時の経過が非常に速いことのたとえ。
38
牛驥同皁
すぐれている人と愚かな人が同じ待遇を受けること。
39
蒼蠅驥尾
普通の人でも賢者の指示に従って行動すれば、功績をあげることが出来るということ。
40
老驥伏櫪
老いても昔と同じように大志を抱き続けること。
41
攀竜附驥(鳳)
力のある人に付き従うことで、自身も出世すること。
42
攀轅臥轍
立派な人が官職を辞めないことを望んで引き留めること。
43
帷幄上奏
君主制国家において、帷幄機関である軍部が君主に軍事事項を上奏すること。
44
伊尹負鼎
大きな望みのために、卑しい身分に身を落とすこと。
45
金塊珠礫
贅沢を極めること。
46
胡漢陵轢
中国の漢民族と異民族が争うこと。
47
樗櫟散木
役に立たない人や物のたとえ。
48
銷鑠縮栗
意気がなくなり、恐れて小さくなること。
49
孤影悄然
一人だけしかいなくて、しょんぼりと寂しい様子。
50
風岸孤峭
威厳があり、人と馴れ合わない性格のため、角が立ってしまい孤立していること。
51
春寒料峭
春になって暖かくなった後に寒さが戻ってきて、春の風が冷たく感じること。
52
意気銷(消)沈
元気をなくして気分がしょんぼりすること。
53
意気沮(阻)喪
意気込みがくじけて、やる気や元気がなくなること。
54
衣錦尚絅
才能や徳を見せ付けないように隠すこと。
55
眼光炯炯
目が鋭く光る様子。すべてを見透かしているようで、人を圧倒する目のこと。
56
為虎傅翼
もとから強い力を持っているものが、さらに力をつけること。
57
菜圃麦隴
野菜や穀物を育てる農地、野菜畑や麦畑のこと。
58
得隴望蜀
人間の欲望は尽きることがないということ。
59
漠漠濛濛
はっきりと見えず、ぼんやりとしている様子。
60
意識朦朧
意識がぼんやりとはっきりしない様子のこと。 意識がなくなる手前の状態のこと。
61
酔眼朦朧
目の焦点が合わないほど酒に酔い、ぼんやりとしか辺りを見ることができない様子。
62
酔歩蹣跚
酒に酔って足元が定まらずにふらつくこと。
63
渭樹江雲
遠くにいる友人を気遣うこと。
64
渭浜漁父
古代中国で太公望と呼ばれ、活躍した呂尚のこと。 または、優れた能力をもつ人物のたとえ。
65
虚融澹泊
悟りの境地のこと。
66
意匠惨憺(澹)
物事に工夫を凝らすために、いろいろな苦労をすること。
67
苦心惨憺(澹)
心を砕きながら、さまざまな苦労や努力を重ねること。
68
経営惨憺(澹)
いろいろなことに苦心して、心を悩ませながら計画して営むこと。
69
韋駄天走
極めて足の速い人。また、速く走る様子。
70
韋編三絶
同じ書物を何度も読むこと。 または、学問に励むことのたとえ。
71
佩韋佩弦
自分の短所の改善に努めること。 または、自分の性格を改めて人格を高めるために戒めの物を身につけること。
72
藜杖韋帯
飾り気が無く、慎ましいことのたとえ。
73
一字褒貶
文章を書く際の一字の使い分けで、人を褒めたりけなしたりすること。
74
毀誉褒貶
ほめることとけなすこと。または、ほめる人もいればけなす人もいるという意味から、世間の評判のこと。
75
筆削褒貶
公正で厳しく批評する春秋筆法を評する言葉。
76
一望無垠
一目ではるかかなたまで広々と見渡せること。 広々と見晴らしの良い景色をいう。
77
雷霆万鈞
他の比ではないほどの激しい勢いや力のたとえ。
78
一髪千鈞
極めて危険なことのたとえ。
79
一縷千鈞
極めて危険なこと。
80
縷縷綿綿
中身のない話が長くてしつこいこと。
81
篳路藍縷
とても苦労しながら仕事に励むこと。または、身分が低く貧しい者が様々な苦労をして難しい物事を成し遂げて、事業を始めることのたとえ。または、無駄遣いをしないように、常に気に留めて生活することのたとえ。
82
螻蟻潰堤
取るに足らないような些細なことが大きな問題の原因になることのたとえ。
83
鏤塵吹影
無意味な努力のこと。または、やっても充実感がないことのたとえ。
84
彫心鏤骨
非常に辛い苦労をすること。 または、苦心を重ねて詩文を作り上げること。
85
画脂鏤氷
苦労したわりに大した成果を得られないこと。 または、意味のないことに力を使うことのたとえ。
86
銘肌鏤骨
心にしっかりと刻み込み、決して忘れることがないこと。
87
雕文刻鏤
文章の文字や語句を美しく飾ること。
88
一箭双雕
一つの行動で二つの利益を得ること。
89
談天雕竜
弁論や文章が広大で立派なこと。 または、大きく立派な内容だが、実現することのできない無駄な議論や努力のこと。
90
一攫千金
苦労することなく、一度の機会で大金を手に入れること。
91
一擲千金
惜しむことなく豪快に大金を使うこと。 または、思い切りよく行動すること。
92
乾坤一擲
自身の運命を賭けて、運まかせの大博打をすること。
93
擲果満車
とても人気があり評判がいいことのたとえ。または、容姿が美しい少年のたとえ。
94
乾端坤倪
天地の一番端のこと。
95
霓裳羽衣
薄い絹などで作った軽やかで美しい女性の衣装のこと。または、楊貴妃が得意とした舞曲の名前。
96
虎擲竜挐
英雄と英雄が戦うことのたとえ。
97
竜攘虎搏
力量が互角の者同士が激しい戦いを繰り広げること。
98
竜虎相搏
強い者同士が激しい戦いをすること。
99
獅子搏兎
簡単なことでも全力で取り組むこと。
100
尊皇攘夷
政治的な思想の一つで、天皇を崇拝して、他国の勢力を排除しようとすること。