問題一覧
1
マズローの欲求階層説の5段階のうちの下位4つの欲求。不足しているものを周囲の人や物によって満たそうとする欲求。
欠乏欲求
2
①感覚を生じさせる最低限の刺激の強さ ②感覚を生じさせる最大限の刺激の強さ
刺激閾, 刺激頂
3
左右それぞれの眼に映る網膜像がわずかに異なること
両眼視差
4
輻輳や両眼視差に代表される◯◯手がかり
両眼性
5
肌理、陰影、遮蔽、線遠近法等に代表される◯◯手がかり
単眼性
6
錯覚のうち、特に ①視覚で生じるもの ②聴覚で生じるもの
錯視, 錯聴
7
フロイトが創設した学派
精神分析学
8
「理性」 親や周囲から教えられたしつけやルール
超自我
9
ワトソンが主張した、研究対象は客観的観察が可能なものにすべきという考え方
行動主義心理学
10
網膜の視細胞(光受容細胞)の1つ。明るい場所で色覚に関与。
錐体
11
2次元の網膜像から奥行きを認識するとき、左右それぞれの眼球が内側に回転すること
輻輳
12
同種の刺激を変化させたとき、その相違を感知できる最小の刺激差
弁別閾
13
ヴェルトハイマーやコフカ、ケーラーらによる心理現象全体は要素に還元できないという考え方に基づく心理学
ゲシュタルト心理学
14
ヒトの行動が、「何かが欲しい」「ほめられたい」など周囲からの刺激によって生じる場合の動機づけ
外発的動機づけ
15
認識された対象の性質や関係が、刺激の客観的性質や関係と異なる現象
錯覚
16
複数ある情報から、適切な情報に注意を向けること
選択的注意
17
騒がしい場面でも、相手の話だけを優先的に聞きとることができること
カクテルパーティー効果
18
網膜に映る大きさが変化しても、同じ大きさに見えること
大きさの恒常性
19
理性と動物的本能との間で現実的な折り合いをつける役割をもつ
自我
20
外界の刺激が与えられたときに、その刺激の入力パターンを解析することで、それがなんであるか認識すること。前は「鋳型照合モデル」だと考えられていたが、現在は「特徴抽出モデル」が有力
パターン認識
21
情報処理のプロセス ①情報に基づいた処理がまず行われ、より高次なレベルへと処理が進んでいく ②すでに持っている高次な情報をもとに情報を処理する
ボトムアップ処理, トップダウン処理
22
意識と無意識の間にあり、努力によって意識化できる部分
前意識
23
もともと楽しいと感じていた行動に対して報酬が与えられると、内発的動機づけか低下してしまうこと
アンダーマイニング効果
24
セリグマンの実験で明らかになった。動物や人に統制不可能な課題を課すと、解決のための努力が結果に結びつかないため、何をしてもだめだという諦めが生じ、後で簡単に解決できる課題が与えられても解決しようとしなくなること。
学習性無力感
25
動機や欲求が、何らかの妨害要因によって阻止されている状態
欲求不満
26
複数の動機や欲求が、ほぼ同じ等しさで同時に存在し、行動の決定ができない状態
葛藤
27
欲求不満、葛藤のような状態で、心理的な適応状態に保つためにとる行動
防衛機制
28
内省などにより深く考えることによって心を探求する心理学
哲学的心理学
29
ライプチヒ大学に世界初の心理学実験室を創設した人
ヴント
30
弁別閾は刺激の強さに比例するとされる法則
ウェーバーの法則
31
感覚の主観的な強さは刺激強度の対数に比例するとされる法則
フェヒナーの法則
32
刺激を受けとることによって生じる単純な過程や経験。外界の刺激をそのまま受け入れるプロセス。
感覚
33
感覚より高次で複雑な過程や意識内容。記憶や意識に基づいて解釈し、理解する。
知覚
34
「動物的本能」 欲求や感情
エス
35
感覚の種類。五感のほか、自己受容感覚、平衡感覚、内臓感覚がある。
感覚モダリティ
36
「知りたい」「面白そう」など行動すること自体が報酬になって働く場合の動機づけ
内発的動機づけ
37
網膜の視細胞(光受容細胞)の1つ。暗い場所で明暗に関与。
桿体
38
学習とは( ① )によって生じる比較的( ② )的な( ③ )の変化である
経験, 永続, 行動
39
パブロフによって行われた犬の実験で発見された。不随意的に誘発される反応が変化していく過程。
レスポンデント条件づけ
40
パブロフの犬実験とは、エサのような( ① )とメトロノームのような( ② )をくり返し提示することで、これまで①で生じていた無条件反応である唾液分泌を、②の提示のみでも生じるよう学習した実験である。
無条件刺激, 条件刺激
41
パブロフの犬実験において、条件刺激に対する唾液分泌を( )という。
条件反応
42
レスポンデント条件づけを応用して開発された、恐怖症のような症状に対して、リラックスした状況で徐々に恐怖の対象に慣れさせていく心理療法
系統的脱感作法
43
( ① )条件づけは、( ② )箱と呼ばれる実験箱に閉じ込められた空腹のネズミが、偶然レバーを押すとエサが出るという経験をくり返すことによってレバーを押す頻度が増加するようになるという学習である。
オペラント, スキナー
44
オペラント条件づけにおける、先行条件・行動・結果という連鎖
三項随伴性
45
行動を起こしたことで、その直後に生じる環境変化によって将来的に行動の頻度が ①増すこと ②減ること
強化, 弱化
46
行動の結果として ①刺激が出現する場合 ②刺激が消失する場合
正, 負
47
①ネコの問題箱実験によって、失敗と成功を繰り返しながら学習が進んでいくことを発見した人 ②このような学習過程
ソーンダイク, 試行錯誤
48
ケーラーはチンパンジーを用いた実験で、失敗や成功を繰り返さなくても、頭の中で解決の見通しを立てて瞬時に学習されることを発見した。これを( )学習という。
洞察
49
他者の行動を見て間接的に経験することで成立する学習
社会的学習
50
社会的学習のうち、 ①モデルを観察するだけで成立する学習 ②観察後にモデルの行動を実行照合し、直接報酬を与えられるなどによって成立する学習 ③②の有名な実験
観察学習, 模倣学習, バンデューラによるボボ人形の実験
51
車の運転、自転車に乗る、楽器を演奏する、ボールを投げるなど、運動技能を習得していく学習
知覚運動学習
52
記憶の基本的な働き3つ ①覚える ②覚えたものを忘れないように蓄えておく ③蓄えた情報を必要に応じて思い出す
記銘, 保持, 想起
53
想起の方法 ①覚えた情報をそのまま思い出す ②選択肢から選ぶような、覚えた情報と同じ情報が提示されたときに確認できる
再生, 再認
54
記憶は段階的に、感覚登録器、短期貯蔵庫、長期貯蔵庫の3つの情報を入れておく場所があると考えられており、記憶の( )モデルという
多重貯蔵
55
感覚登録器、短期貯蔵庫、長期貯蔵庫に蓄えられている記憶をそれぞれ( ① )( ② )( ③ )という
感覚記憶, 短期記憶, 長期記憶
56
最初の方と最後の方で覚えた情報を思い出す成績が高くなること
系列位置効果
57
系列位置効果において ①最初の方の成績が良くなること ②最後の方の成績が良くなること
初頭効果, 新近効果
58
①視覚についての感覚記憶 ②聴覚についての感覚記憶
アイコニックメモリー, エコーイックメモリー
59
短期記憶は感覚記憶で注意を向けられた情報だけが運ばれたものである。ここに蓄えられる容量は( ① )と言われ、このひとまとまりの単位を( ② )という。
7±2, チャンク
60
覚えておきたいと思った情報を心の中で何度も唱えること
リハーサル
61
情報を覚えておきながら、それと同時に考える・計算するなど、一時的に情報を保ちつつ認知的処理を行う記憶
作動記憶
62
長期記憶は大きく2つに分けられる ①ことばを使って表現できる事実についての記憶 ②言語化することが難しい
宣言的記憶, 非宣言的記憶
63
宣言的記憶はさらに2つに分けられる ①単語があらわす内容や概念、文法など ②個人が過去に経験した出来事に関する記憶
意味記憶, エピソード記憶
64
エピソード記憶の中でも特に、自分自身の出来事についての記憶
自伝的記憶
65
非宣言的記憶のうち、ピアノの演奏、自転車の乗り方など、技能に関する記憶
手続き記憶
66
決まった時間に薬を飲む、友達と待ち合わせをするなど、まだ起こっていない未来に関する情報の記憶
展望記憶
67
記憶を思い出せないこと
忘却
68
エビングハウスが実験により示した、忘却は一日目に急速に進行するがそれ以降はゆるやかになるという関係をグラフで描いた曲線
忘却曲線
69
これまで思い出せなかった情報が、ある情報をきっかけに思い出せることがあるという現象
TOT現象